ロッキーマウンテン国立公園10・エステスパーク・小川の真横のカフェ

今回は、アメリカ、コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園に隣接する町、
エステスパークにある、小川の真横のかわいいカフェについてご紹介します。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

本日のこれまでのルートはこちら。
(下はグーグルマップに加筆したものです)
前回の記事では下のマップ【9】のForest Canyon Overlook という展望スポットまでを記事にしました。


公園からいったんロッジに戻り30-40分お昼寝をしてエネルギーチャージ。
>>ロッジについての詳しい記事はこちら

お部屋の前には例のウサギさんもいました。かわいい。


ロッジを出て、エステスパークの町へ。

あらかじめ調べていて行きたかったカフェ【Coffee on the Rocks】へ向かいました。


なぜ【Coffee on the Rocks】に行きたかったかというと、↓池のほとりにあるから♪

しかし!残念ながらお店はクローズしていました。本来はオープンしているはずの曜日と時間に訪れたのですが臨時休業のようでした。(ちなみに翌日再び訪れましたが、やはり休みでした)

池にはカモやカナダ雁がいて、鳥たちの憩いの場になっていました。


私達夫婦は主人の方が元々鳥が大好きで、その影響で私も鳥好きになったのですが、池のほとりにはたくさんの鳥の羽とフンが落ちていたのが主人は嫌だったらしく、私が大好きなカナディアングースの写真を喜々として撮っていたら、主人に「早く行こうよ。」と急かされました…


お目当てのカフェは他にも調べてあったので、次なる候補のカフェ、【Kind Coffee】へいってみることに。
(↓のマップはGoogleマップに加筆したもの)

Kind Coffee
470 E Elkhorn Ave, Estes Park, CO

こちらのカフェはオープンしていました。
カフェの表側の写真です。Kind Coffeeは、20年もの間営業している老舗コーヒー店だそうです。


店内席もアウトドア席もあります。

このカフェ、さきほどのマップからもわかるように、裏には美しい小川が流れているんです~!
↓写真左手に小川があります。


小川に沿ってベンチもあり、木々の緑と小川があり、とても気持ちの良い場所です。


川のせせらぎを聴きながら、オーガニックコーヒーをいただき、リラックスタイムを過ごしました。

ちなみに、この町、エステスパークにはスターバックスもあります。
行きたい気持ちもあったのですが、ローカルのカフェ優先で行きたくて、今回は行く機会を逃しましたが、とてもオシャレなスタバでしたよ!


カフェタイムの後は夕暮れ時…
朝と同様に夕暮れは動物と出会えるチャンスが多い時間帯です!!

この後は再び動物ウォッチングに出掛けましたので、次回はその様子についてお伝えします。

ロッキーマウンテン国立公園9・ブルーの湖&トレイルリッジロードからの絶景

今回は、アメリカ、コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園の
ブルーの湖、Poudre Lake
展望スポット、Forest Canyon Overlook
・トレイルリッジロードから見えるロッキー山脈の絶景
についてお伝えします。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

本日のこれまでのルートはこちら。
(下はグーグルマップに加筆したものです)
前回は下のマップの【7】と【8】の間にある展望スポットまでを記事にしました。


上のマップ【8】に到着した私達夫婦。トレイルリッジロード沿いにあるブルーの湖【Poudre Lake】です。

Poudre Lake / プーダー湖

Poudre Lake はMilner Passという場所のすぐ横にあり、パーキングもあります。

この日の青空を反射してか、湖面は深いブルーで、木々や草の緑とのコントラストが美しく、湖水も綺麗です。



再び車に乗り込み、トレイルリッジロードをロッジ方面へ向けて戻っていきます。


↓の写真を見ると、トレイルリッジロードがどんなに大自然の中を通り抜ける道なのかお分かりになると思います^^


↓こういう眺めを見ると、まさにロッキー山脈…山が脈々と連なっているんだなあ…と実感できます。

トレイルリッジロードは絶景を堪能できるものの、断崖絶壁沿いのところもあって、景色は良いけど怖い…という場所が何か所もあります。


少し走るとまた展望台が現れました。

Forest Canyon Overlook (このページ上部のマップの【9】)
Forest Canyon Overlook, 1043 Trail Ridge Rd, Estes Park, CO 80517

パーキングから歩いてすぐのところに見晴らし場所があり↓、壮大なロッキー山脈の風景を大パノラマで堪能できます。

山は緑の木で覆われていますが、雪がところどころ残っています。


Forest Canyon Overlook からは、に岩を粉砕して道を切り拓いたという場所、【Rock Cut】 (このページ上部のマップの【2】) が遠くに見えます。(Rock Cutについての詳しい記事はこちら


上の写真のクローズアップがこちらです↓

ロッキーマウンテン国立公園の旅はまだ続きますが、
次回は公園のすぐ近くの町、エステスパークの町の様子とかわいいカフェについてご紹介します。

ロッキーマウンテン8・公園の看板と記念撮影&トトロみたいなリス

今回は、アメリカ、コロラド州
・ロッキーマウンテン国立公園の公園看板撮影スポット
・公園内の風景
トトロのようにかわいいキンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)
についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

本日のこれまでのルートはこちら。
(下はグーグルマップに加筆したものです)

グランドレイクビレッジ(上のマップの【5】)で、ランチに美味しいハンバーガーを食べた後は(その時の記事はこちら)、再び公園へ戻りました。

戻る時に、まだ一度も出会えてなかった、公園名の書かれた看板を見つけました!
(上のマップ【6】のあたり。ほかにも設置しているところはあると思います)

来園記念に国立公園でスタンプ帳にスタンプを押すのも趣味ですが、公園の看板の写真を撮るのももちろん大好きです!

ここでも↓の写真と看板と共に主人と写真を撮り合っていたら、近くにいた優しい家族が、「写真撮りましょうか?^^」と声をかけてくれ、二人一緒に記念撮影できました。

Entrance Sign of the Rocky Mountain National Park

Rocky Mountain National Park


ふたたびロッジ方面へ向けてトレイルリッジロード(Trail Ridge Road) を 走ります。

↓は、名もない場所ですが、見える限りかなた遠くまで広がる草原の風景に惹かれて撮影しました。

Rocky Mountain National Park


紫のお花が咲いていました。

Rocky Mountain National Park


こちらも名もない場所。木々や草原の緑が眩しくて、小さな美しい水場もありました。

Rocky Mountain National Park


Holzwarth Historic Site / ホルツワース史跡

Rocky Mountain National Park

ホルツワースという一家が、 1917年にここ、カウニーチバレーに引っ越し、公園を訪れた人のための観光牧場を営んでいたそうです。

Rocky Mountain National Park

昼過ぎのこの時間は、朝の寒さが嘘のように真夏の暑さで、トレイルも日陰の無い暑そうな場所だったので、すぐに車に乗り込みました。


公園内をしばらく走っていると、駐車場付きのビュースポットがあったので、立ち寄ってみました。眼下には、緑あふれる連なる山々の間に、平原が広がっているのが見えました。

Rocky Mountain National Park


そして、このビュースポットで見かけたのが、人馴れしているキンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)
この感じは、過去にきっと人から餌をもらったことがあり、それを期待している雰囲気です^^
でも国立公園で(そうでなくてもでしょうが)野生動物への餌やりは禁止です。人馴れしているリスちゃん達はおねだりポーズもかわいくて、思わず何かあげたくなるのですが、動物のためを思って我慢我慢…

Golden-mantled Ground Squirrel

二本足で立ってお腹がぷっくりしていてトトロみたい。
目の周りの白い縁取りや胸元の毛並みのフサフサっぷりが愛らしいです。


次回は、公園内の美しい湖をご紹介します!

ロッキーマウンテン国立公園7・麓の町、Grand Lake Villageでハンバーガー

今回は、アメリカ、コロラド州
・ロッキーマウンテン国立公園を出てすぐの麓の町、Grand Lake Village
・Grand Lake Village にある美味しいハンバーガー屋さん

についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

お昼の時間になり、お腹が空いてきた私達夫婦は、カウニーチ ビジターセンター のレンジャーさんに教えてもらった近くの町でランチを食べることにしました。

この日のこれまでのルートは下記の通りですが、
(地図はGoogleマップに加筆したものです)

カウニーチ ビジターセンター(上のマップの【3】)を出発した私達は、グランドレイクビレッジ (上のマップの【4】) へ向けて出発。


ビジターセンターを出て5分ほど走ったところで、町の看板が見えてきました。

Grand Lake Village


さらに少し走ると、町並みが見えて来ました。

Grand Lake Village / グランド レイク ビレッジ

町の中心部の道路沿いに車を停めて、何を食べようかなとぶらぶらし…


大人気だったこちらのハンバーガーショップで食べることにしました。

Squeaky B’s
1000 Grand Ave, Grand Lake, CO

店内はハンバーガーを求める人で既に少し行列していて、5分程度並びました。

こちらはバーカウンター席で空いていますが、他の店内席やパティオ席は混雑していたので、撮影を遠慮しました。

おしゃれな店内ですよね。

私達はオールナチュラル・アンガスハンバーガーを1つずつに、ポテトをシェアしました。とても美味しくて、ロッキーの山間でこんなに美味しいものが食べられて大満足でした。

このお店、調べたところによるとアイスクリームやシェイク、フロートも美味しいようなので、おやつに訪れるのも良さそうです。



食後は少し町歩きをしてみました。
↓の写真左手のイートインできるベーカリーも大人気で、多くの人で賑わっていました。

ベーカリーの手前の道を左に曲がると、湖が見えて来ました。

Grand Lake

湖の上に魚のような形の雲が浮かんでいました。
湖周りをトレッキングしようと思ったのですが、主人曰く「思ったより水質が綺麗じゃない」とのことなので^^;、トレッキングはやめることに。

ふたたび町をぶらつきます。
町は小ぢんまりしていますが、ところどころにレストランやカフェ、お宿が立ち並んでいます。


目に付いたのがこちらの巨大な木彫りのクマさん。
クマさんのあるお庭は、クマさん左下の小さな看板によれば、Grand Lake Hardwareという会社(?)が営業時間中だけ一般に公開しているお庭だそうです。


クマさんは「WELCOME」の看板を持っていて、右下の木の看板には、「クマに餌をあげたり撫でたりしないで下さい」とジョークが書かれていました^^


グランドレイクビレッジは、山歩きに疲れたら、ランチを食べたり、カフェタイムを楽しむのに良い町です。のんびり、ほのぼのとした雰囲気が味わえますよ。

次回は再びロッキーマウンテン国立公園内の風景についてお伝えします。

ロッキーマウンテン国立公園6・カウニーチ ビジターセンターへ

前回に引き続き、またまたアメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園内のビジターセンターついてお伝えします。

今回は、小型のビジターセンター、
Kawuneeche Visitor Center(カウニーチ ビジターセンター)
そこで見かけたリス2種について
ご紹介します。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

アルパインビジターセンターを出て40分、33キロほど走ると【Kawuneeche Visitor Center】の看板が見えて来ました。


Kawuneeche Visitor Center / カウニーチ・ビジターセンター
16018 US-34, Grand Lake, CO

トイレ休憩がてら、立ち寄ってみることに。

ところで、朝の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル】では寒くて手がしびれていたのに、この時間になると気温が30℃くらいになり暑くなってきました。
やはり山の気候は寒暖差が激しいですね。


カウニーチ ビジターセンター内の様子。
手前中央に公園のジオラマがあり、左手がレンジャーさんのいるカウンター。小さなショップも併設していて、写真奥には動物の剥製などががあり、ちょっとした博物館になっています。


注目すべきはこのホワイトボード!
今日の動物の目撃情報が書かれていました!!
エルクは宿泊していたロッジの近くに出現しているようです。

レンジャーさんにこの周辺の情報を尋ねると、この近くにGrand Lake Villageという小さなダウンタウンと、湖のトレイルがあるとのこと。

マップに印を付けてくれました。

そろそろランチタイムなので、この日のランチはこの ビジターセンター近くのGrand Lake Village のダウンタウンで探すことにしました。


ビジターセンターを出てすぐの所にいたリスちゃん。
縞模様が背中だけでなく顔にも入っているので、チビシマリス(Least Chipmunk)だと思います。


こちらはビジターセンターの看板近くにいたリスちゃん。
こちらはさきほどのリスより一回り大きい、キンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)です。


こちらも↑の写真と同じリスちゃんです。

そぉ~っと近寄ったら、逃げずに石の上でじっとしていて、写真を撮らせてくれました。
つぶらな瞳と胸周りの毛並みが何ともかわいいです。


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先日、ブログでちらっと触れた母の手術(がんが強く疑われる、大腸回盲弁付近のクラス4の腫瘍)ですが、本日無事に終了しました。
お見舞いのコメントを下さった方、どうもありがとうございました。

ロッキーマウンテン国立公園5・アルパイン ビジターセンターへ

今回は、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園の中でも大型のビジターセンターであり、公園を訪れた際には是非行っていただきたいおすすめの
アルパイン ビジターセンター(Alpine Visitor Center)
についてお伝えしていきます。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル】 のパーキングに9:40に戻り、アルパインビジターセンターに向けて出発!
(下はGoogleマップに一部加筆したものです)

>>ツンドラ コミュニティーズについては、[1] [2] [3]からどうぞ


雪が残る山を車窓から間近に見ながらドライブ。

Rocky Mountain National Park

この日、朝のトレッキングで寒がりの私はしっかりと防寒し、
トップスはヒートテック長そでインナー+Tシャツ+長そで薄ニット+ダウン
ボトムスはヒートテックタイツ+トレッキングパンツ+コロンビアの厚手靴下
そのうえ手袋も着用していたのですが、それでも寒さで手がしびれました。
こんなに雪が残っている場所ならばそれも納得ですよね…


ツンドラコミュニティーズトレイルから6.6キロほど走って、ビジターセンターに到着。

Alpine Visitor Center / アルパイン ビジターセンター
Alpine Visitor Center, Trail Ridge Rd, Grand Lake, CO

Alpine Visitor Center

アルパイン ビジターセンターは高度3,595メートルに位置するビジターセンターで、毎年メモリアルデー(5月最後の月曜日)ごろにオープンし(今年は新型コロナの影響もあり不明ですが)10月中旬には寒冷な気候のために閉鎖されます。

Alpine Visitor Center

入り口とその対面の奥側がが大きなガラス張りになっていて、解放感あふれるビジターセンター。

Alpine Visitor Center

国立公園で是非活用していただきたいのがビジターセンターです!
無料のマップがもらえたり、レンジャーさんに目的の景色や動物が見れるトレイルを教えてもらったり、「本日の動物目撃情報」なども得られるので有効活用しない手はないです!

そして、ビジターセンターでの私のもう一つのお目当てがスタンプ
2014年から開始しした趣味なので、それより以前に訪れた公園のものは無いのですが、アメリカの国立公園のビジターセンターにはスタンプがあって、 この”Passport To Your National Parks“というスタンプ帳に収集できるようになっています。

”Passport To Your National Parks”

私は2014年のエバーグレイズ国立公園の園内ショップでこのPassportを見つけて購入して以来、スタンプを集めています。

スタンプ収集家は「スタンパー」と呼ばれているようで、私は以前サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジでスタンプを押していたら、スタッフの方に”Oh! You’re a stamper!”と声をかけられたことがあります^^

冊子には各国立公園のマップや解説なども掲載されていて、読み物としても充実しています。アメリカ国立公園ファンの方にはとってもおすすめですよ!
各公園のショップなどで購入可能です。

このアルパイン ビジターセンターで押したスタンプは下記の2種類。
ちゃんと”Rocky Mountain Region”というページがあり、そこに押印スペースがあります。

”Passport To Your National Parks”

↑の左手のスタンプを上下逆に押してしまった…。

↓が正しい方向に画像を回転させたものですが、
文字はインクが薄くてハッキリしない部分があるものの、”Rocky Mountain National Park”の文字は確認でき、スタンプのイラストは恐らく国立公園レンジャーさんの帽子だと思います。

そして、特筆すべきはこのビジターセンターからの景色です。
連なるロッキーの山々と池の様な水場が見え、抜群の眺めが楽しめます。

View from Alpine Visitor Center


アルパイン ビジターセンターの隣には
公園の非営利パートナー組織、the Rocky Mountain Conservancyが運営するギフトショップ、トレイルリッジ ストア&カフェがあります。

Trail Ridge Store & Cafe / トレイルリッジ ストア&カフェ

Trail Ridge Store & Cafe

ショップの奥にはトレイルがあり、人気のようで登っている人がたくさんいました。ビジターセンターからの眺めが最高だったので、このトレイルにも興味がありましたが、私達は先を急ぐので登らず、ショップの中へ。

Trail Ridge Store & Cafe

私が国立公園内のショップで、見つけたら必ず買う物がありまして…
それがこのポケットガイド ”A Pocket Naturalist Guide“です。
公園または地域ごとにシリーズがあり、今回買ったのはロッキーマウンテン編です。

”A Pocket Naturalist Guide”

持ち運びに便利なサイズで、著作権の問題があるのでしっかり掲載しないことにしますが、その土地で見られる動物(確か植物版もあると思います)がオールカラーで図鑑になっています。

”A Pocket Naturalist Guide”

上の写真は哺乳類のページですが、裏側には蝶、魚、爬虫類と両生類、鳥類があります。
これを片手に、見た動物をあれこれ同定するのが至極の楽しみ…

ショップはお土産物はもちろん、雑貨類や公園や自然に関係する書籍、

Trail Ridge Store & Cafe


スイーツなども売っています。

Trail Ridge Store & Cafe


ここは奥にカフェがあり、

Trail Ridge Store & Cafe


イートインスペースの窓からはロッキーマウンテンが眺められます。

Trail Ridge Store & Cafe

朝早起きした甲斐あって、午前10時過ぎにカフェに入るときはこんなに空いていましたが、数十分後はカフェがほぼ満席でした。
私達はここで冷えた体を温めるため、コーヒーをいただきました。

ビジターセンターも午後に通りかかった時は、満車になっていたので、前回ご紹介した【ツンドラコミュニティーズトレイル】と併せて早めの時間帯に行くのがおすすめです。

>>ツンドラ コミュニティーズについては、[1][2][3]からどうぞ

次回に続きます。

ロッキーマウンテン国立公園・その4・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【後編】かわいい野生のナキウサギ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】で見られる、かわいいナキウサギについてお伝えします。
>>同トレイルで見れるマーモットについてはこちらの記事からどうぞ
>>同トレイルにあるマッシュルーム ロックについてはこちらの記事からどうぞ

ナキウサギ、実は日本にも生息しているので、ロッキーマウンテンでなくても見られますよ!ちなみに今回ご紹介するのはアメリカ ナキウサギ、日本に生息しているのはエゾ ナキウサギです。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)


トレイルの折り返し地点となるマッシュルーム ロックから、来た道を戻ります。


すると…、見つけました!!アメリカン ピカ(アメリカ ナキウサギ)です!
口に草をくわえて運んでいる後姿です。

↓の写真はカナダのバンフ国立公園で撮影したピカなのですが(その時の記事はこちら←アメブロの過去記事にリンクしています)、ピカはこんな風に草をくわえるのです。

ピカは噛み切った草を口にくわえて岩の隙間に運び、冬の食料を貯蔵します。

草をくわえてせっせと運んでいる姿はとても愛らしいのですが、実はピカさん、その可愛い姿からは想像できない一面もありまして…
…なんと死んだ鳥の脳も食べるんです!!

私はそれを海外の動物番組を見て知ったのですが、「あの愛くるしいピカが…!!」
と、知った時はショックでした(◎_◎;)
脳は脂質と蛋白を多く含むことから、彼らにとっての貴重な栄養源なのでしょうね…

ピカは岩が重なり合った場所が大好きなので、↓の写真のようなところにいます。また、高度は約2400~4000メートルの場所と、標高の高いところに住む動物です。
さて、ここで私のブログ恒例「動物探しクイズ」です!下の写真にピカがいますが、見つけられますか??


正解は・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓の写真のピンクの丸で囲んだ部分です♪


草や岩の色合いと似ていて、小さいので見つけにくいですよね。

ピカは時々鳴くのですが、「ピー」というとても愛らしい鳴き声です。
カナダのジャスパー国立公園では鳴いている瞬間を見たのですが、鳴くときはちょっと背中を反らせるんですよ!その姿がまたかわいいんです。
(ジャスパー国立公園のピカについてはこちらからどうぞ←アメブロの過去記事にリンクします)


下の写真は貴重なショットです!なんとピカを真後ろから撮ったもので、走っいる最中で足がすべて宙に浮いています!!


アップにするとこんな感じです(♥o♥)
足の裏や指まで見えます。
しかも、左の陰には、草をくわえているシルエットが写っているんです~!!


岩山の上に立つピカ。そのつぶらな瞳は何を見ているのでしょうか…。


風に吹かれて毛がちょっと逆立っている姿もかわいい。

このピカ、夏でも涼しい冷涼な気候の地であり、かつ、空気自体もキレイでないと、肺にアスペルギルスというカビが生える病気、肺アスペルギルス症となり、命を落としてしまうのです。従って地球温暖化は彼らの生息に大敵です。(ピカに限らず他の動物も然りでしょうが)

このピカのように大自然で生き抜いている動物を見るたびに、はかない動物を存続させ、生物の多様性を維持するためにも、 ゴミはできるだけ発生させない、捨てるときは分別してリサイクルできるものはする、仕事ではできるだけ紙に印刷しないで済ます…など、私一人に出来ることは限られていても、 小さなことから努力しなくては…!!と、痛感します。

ところで、このツンドラコミュニティーズトレイルですが、
私達は7:40着、マッシュルームロックで折り返して9:40に車に戻りました。
行きにはたくさん見れたマーモットですが、帰り道はトレイル付近からいなくなっていて、トレッキングする人も多く賑やかになっていました。
マーモットやピカは朝早い時間の方が見れる可能性が高いかもしれません。


次回以降もまだまだロッキーマウンテンの別のトレイルについてご紹介していきます。

ロッキーマウンテン国立公園・その3・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【中編】マッシュルームロックへ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】についてお伝えします。

※先日の記事で”ロックカットトレイル”とお伝えしていましたが、ロックカットはトレイルヘッドにある岩部分を指しているだけで、トレイル名は上記”ツンドラ コミュニティーズ トレイル”でした。なのでトレイル名を訂正しました!

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。

View from the Tundra Communities Trail

これがツンドラの景色なんですね…。

「ツンドラ」って小学校の社会科で習った記憶がありますが、ツンドラの定義は、
ツンドラとは、地下に永久凍土が広がる降水量の少ない地域のことである。凍原、寒地荒原と訳す”(Wikipediaより)
とのこと。

さらに、 ”ツンドラとは本来、サーミ語・ウラル地方の言語で「木がない土地」を意味する”(Wikipediaより) のだそうで、確かにここでの景色には木は全くなく、背の低い草に覆われた土地か岩場でした。

View from the Tundra Communities Trail


トレイルを進んでいくと、右手に大きな岩が見えてきました。

Tundra Communities Trail

トレイルはなだらかな登りが続き、岩が見えている場所がトレイルの終点で、トレイル内で最も高度が高い場所です。

さらに歩みを進めると、だんだんと岩が近づいて来ました。

Tundra Communities Trail


岩はマッシュルーム ロック(Mushroom Rocks)という名前だそう。

Mushroom Rocks


確かにトレイル左手の岩がマッシュルームに見えますよね。

Mushroom Rocks

マッシュルームロックの方に向かって、さらになだらかな登りを歩いて行くと、大人なら上れる程度の大きな岩があり、先客のハイカーさんがそこに上って景色を楽しんでいたので、私達も後から交代で真似して上ってみました。

View from the Tundra Communities Trail
View from the Tundra Communities Trail

ここからの眺めは最高で、「ロッキーマウンテンに来たぞ~!!」と叫びたくなります。

View from the Tundra Communities Trail

幾重にも山が連なる雄大な景色…。何キロ先の山まで見えているのだろう?

View from the Tundra Communities Trail

このツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)は、ここで折り返しで、トレイルヘッドから、マッシュルーム ロックまでが約885メートル往復で約1.8キロのトレイルです。

トレイルの始点の高度は3,691メートル最も高い場所がこの終点近辺で3,744メートル だそうで、 富士山の山頂(剣ヶ峰)・3,776メートルに近い高さなんですね!

私達はマッシュルームロックの近くでおやつを食べて休憩し、再び今来た道を戻り…帰りにマーモット以外の可愛い動物を発見しましたので次回にご紹介します!

ロッキーマウンテン国立公園・その2・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【前編】かわいい動物に遭遇!

前回に引き続きロッキーマウンテン国立公園についてお伝えします。

今回は、トレイルリッジロード(Trail Ridge Road) 沿いの
① ロック カット(Rock Cut)という見所
② ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)のトレッキング

についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

この日は早朝に宿泊していたロッジを出発し、道すがらでも動物を見かけながら【ロックカット】へ。

ロック カットは、1929から1933年にかけて、岩をドリルと爆破で壊し、道を作ったことによって、ツンドラ地帯へ車両が通行可能となった…という場所です。道を作るにあたり、作業員達はできるだけ地形を壊さず保護するように作業場近くの岩を覆ったりといった注意を払ったそうです。

ロック カットは、トレイルリッジロードを走っていると、こんな風に岩が道のところだけえぐられています。

Trail Ridge Road at Rock Cut
トレイルリッジロード at ロックカット

Rock Cut in Rocky Mountain National Park
Rock Cut in Rocky Mountain National Park

このロック カットから200メートルほど北西のところにパーキングがあり、そこから歩いてすぐの場所に【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】 のトレイルヘッドがあります。


7:40にトレイルヘッドに到着したため、私達の他に数組のハイカーしかおらず、早朝の気持ちよい静謐とした空気感の中、人生初のロッキーマウンテン国立公園で1番最初のトレッキング開始~~!

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)

トレッキングの服装(寒がりの私の場合):
トップスはヒートテック長そでインナー+Tシャツ+長そで薄ニット+ダウン
ボトムスはヒートテックタイツ+トレッキングパンツ+コロンビアの厚手靴下
手袋も着用(それでも手が寒さでしびれる)

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

ロッキーマウンテン国立公園内の初トレッキング!!と、意気揚々と主人と二人で歩き始めたのですが、なんと私はたった数十歩歩いただけで息が上がり、ゼーハーしてきました。

実はこの時点でスポーツジムに2年半位行っていなくて、まったく何のエクササイズもしたいなかった私。

肩で息をしながら、”体力落ち過ぎだわ…。こんなことでは、週1、2回、5キロ以上走っている主人に怒られる!こんな歩いてすぐに疲れたとか主人に言い出せない…、どうしよう…”
と焦り、恐る恐る主人の方を見たら…
なんと主人も肩で息をしてゼーハーしていたんです!!!

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

後で調べると、
私達の宿泊していたエステスパークの高度は2,293メートル
ここ、ツンドラ コミュニティズ トレイル ヘッドの高度は3,691 メートル海水位に比べ、酸素が35%少ないのだそうです。

エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。



エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park
Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

しばらく歩いて後ろを振り返ると、先ほど車で走って来たトレイルリッジロードの奥はさらにたくさんの山々が連なっているのが見えました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


さらに歩みを進めると…動物を発見!!
さて、ここで私のブログ恒例の「動物探しクイズ」です!
下の写真のどこに何がいるでしょうか?
どこにいるかは簡単に探せるかと思いますが、何の動物かはちょっと難しいかも!?

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中にマーモット(グランドホッグ)がいる、でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

↑もそもそしていると思ったら、
↓今度は走り出したマーモット。

Marmot in Rocky Mountain National Park


大の動物好きの私達ですが、マーモットはその中でもトップクラスに好きな動物♪
このロック カット トレイルは、初日にエステスパーク・ビジターセンターのレンジャーさんから「マーモットが見れる可能性が高い」と聞いたので真っ先に訪れたのですが、期待通りに会えてとてもうれしかったです。


後姿もまあるいお尻がかわいい。

Marmot in Rocky Mountain National Park


さて、「動物探しクイズ」第2問です。
下の写真のどこにマーモットがいるでしょうか?

Marmot in Rocky Mountain National Park

正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

画質が下がりますが ↑の写真をアップにしてみると、2本足で立って下を向いていました。そんな恰好で何しているの~??

Marmot in Rocky Mountain National Park


最初に見つけたマーモットの写真を撮ってから、さらに歩くと、なんと私達の目の前をまた別のマーモットが「キー」と鳴きながら横切り、写真を撮ろうと急いでカメラを構えようとしていたら、なんとすぐ目の前で立ち止まってくれました。

Marmot in Rocky Mountain National Park


しかも、サービス精神旺盛なマーモットだったのか、私達を恐れる風もなく、2本足で立ってポージングもしてくれました!

Marmot in Rocky Mountain National Park

太い胴体に、だらりんと垂らした両手がかわいくて、この愛嬌のある姿がたまらなく愛らしいです。しかも写真を良く見たら目を閉じていました。
人間の存在はお構いなしに、日光浴!??

Marmot in Rocky Mountain National Park

しかも、このマーモットの近くには、ほかにも6-7匹のマーモット達がいました
一か所(数メートル四方)でここまで多くのマーモットを見たのは、初めてです。
(これまでイエローストーン公園、オリンピック国立公園、マウントレーニア国立公園などなど各地でマーモットを見てきました)
ここのマーモットはこれまで聞いた鳴き声よりハスキーな声で「キー」と鳴き、その低めのトーンが愛らしかったです。


本日の記事の最後の写真は、ロッキー山脈を見渡せる、岩の上に立つマーモットです。

Marmot in Rocky Mountain National Park

こういう光景を見ると、いつまでもマーモットが平和に元気で暮らせるよう、子孫を残していけるよう、自然を大切にしくては…と、強く思います。


この【ツンドラ コミュニティーズ トレイル】ですが、私達は7:40にトレイルヘッドを出発して、行き(マッシュルームロックで折り返した)は多くのマーモットを見たのですが、帰りの8時台後半~9時前半にはトレイル周辺に一匹もいませんでした
マーモットをご覧になりたい場合は、朝のトレッキングがおすすめです!


次回は、ツンドラ コミュニティーズ トレイルの続きです。