ナパ旅行☆その5~最古のワイナリー訪問と美味しいベーカリー~

今回は、アメリカ、カリフォルニア州の
① ナパバレー最古のワイナリー
② ヨントビルの美味しいベーカリー&スイーツ店

をご紹介します。



2017年9月6日(水)。
ナパバレーの北端、カリストガ(Calistoga)のホテルからナパへと車を走らせ、セントヘレナにある、ナパ現存するナパのワイナリーでは最古の一つ、ベリンジャー・ヴィンヤーズ(Beringer Vineyards) へ行きました。


ワイナリー目指して大走っていて、「Beringer Vineyards」の看板がある!と思って行った場所がツアーの場所ではないぶどう畑の付属の建物だったらしく、周りに人もいなくてツアーの建物がどこか分からず迷ってしまい、ツアーぎりぎりの時間にたどり着きました。

Beringer Vineyards
2000 Main St, St Helena, CA

ワイナリーの敷地は広く、絵になるおしゃれな建物や

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お花おっぱいの素適なお庭が広がっていました。

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ワイナリーツアーは私達2人のほかにもう1組のカップルがいただけで、4人に対し1人のガイドさんが付いてのツアーでした。

現在このベリンジャーのワイナリーは、もっと近代化して実際は別の場所にワインセラーがあり生産をしているのだそうですが、昔使われていた場所を使ってワイナリーツアー、『Legacy Tour』を行っているのだそうです。

このワイナリーができたのは1876 年。
現在もなお運営されているワイナリーの中でも最古の一つということで、National Register of Historical Placesと California Historical Landmarkにも指定されています。

ワイナリーツアーはこちらの建物で行われ、

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1877年に穴を掘ってワインセラーを作ったことからか、建物には1877の文字のプレートが付いていました。

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いざワイナリーツアーへ。

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ツアーではワインセラーの歴史や創業者から現在の社長の話、実際にワインを飲みながらのテイスティングの方法や樽での発酵の話などを聞きましたが、英語のリスニングが難しかった・・・^^;

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それでも、ワイナリーは行ったことがあってもワイナリーツアーはこの時初めての経験で、歴史あるワイナリーの昔のワイン造りの様子が見えてとても楽しい経験でした。

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ワイナリーを出て、友達おすすめのランチを食べるために車ですぐのヨントビル(Yountville)という町まで移動しました。
(下記はGoogleマップに一部加筆したもの)

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移動の途中、ナパらしい葡萄畑の風景が広がります。

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この前の記事で紹介したナパのワイン列車(Napa Valley Wine Train)の線路が車道のすぐ横にあり、線路越しにワイン畑を眺めていると・・・

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観光客を乗せたワイントレインが車のすぐ横を走り抜けていきました。
列車も私たちの車もお互いに走っているのでピンボケ写真ですが^^;

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車窓からの景色を楽しんでいると、20分ほどであっという間にヨントビル(Yountville)に到着しました。

お目当てのお店はここ!Bouchon Bakery(ブション ベーカリー)

Bouchon Bakery
6528 Washington St, Yountville, CA

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このヨントビル店舗のほか、ニューヨーク、ラスベガスなどまだ店舗数が限られていて、ナパのワイナリーの会員にもなっているグルメな友人から、ライトなランチを食べるならここがおすすめ!!と、教えられたベーカリーです。

店内には魅力的なパンやスイーツがいっぱい!!

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迷ってしまうところですが、友人が絶対に食べたほうが良いと強く主張していた2品、
クロワッサンサンドとエクレア、
さらに見ていてとてもおいしそうだから食べたくなったマカロン(結構大きい)をオーダーしました。

クロワッサンサンドはお願いするとその場でプレスしてトーストしてくれました。

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イートインスペースは無いのですが、すぐ横に小さなお庭があり、そこで買ったものを食べることができます。

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オシャレなお皿で頂いたわけではないので、写真の見栄えがそんなに良くないですが、
全部美味しかったです!!!

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とにかくその中でも美味しかったのはクロワッサンサンド
クロワッサンの焼いた香ばしさとバターの香りが芳醇で、中のチーズも分厚い。

エクレアの中はチョコと生クリーム。チョコの味が上質。

マカロンも今までの私の中のベストマカロンで!!
Salty Caramelマカロンを食べたのですが、私はピエール・エルメのより、このマカロンの方が好きでした。中のクリームがとにかく大量で、あのマカロンの何とも言えない食感・お味共にこれまで食べたどのマカロンより美味しかったです。

ブション(このお店)があまりにも美味しくて、思わず翌日も行こうと思ってしまったくらいでしたが、せっかくの旅なので、ほかも試そうとそれはやめておきました(笑)
でも、それくらい気に入ったお店です。

ベーカリーの横の庭を挟んでビストロもありましたよ。
本当にこのクロワッサンサンドの味が忘れられないわ・・・



次回もまだまだナパの別のワイナリー巡りの様子をお伝えします!

カリストガ(ナパの北)のホテル・Indian Springs Calistoga ☆ その1

今回は、
アメリカ、カリフォルニア州カリストガ(ナパの北)の 泥浴スパ付きのホテル、
インディアン スプリングス(Indian Springs Calistoga) の、ホテル施設と客室
について詳しくお伝えします!


2017年9月5日(火)。
ナパのディナーの後は、ナパから北へ40分ほど走り、ナパバレーの北端、カリストガ(Calistoga)のホテルへ。
(着いたのは夜だったので、↓の看板とホテル外部の写真は別の日に撮影したもの)

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上の看板の写真からもうかがえるように、
カリストガと言えば温泉が有名で、特にその中でも有名なのが泥浴なんです!
ということで、ナパに行くなら泥浴体験できるカリストガの宿に泊まろう!というのが理由でこのエリアに宿泊を決めました。

今回この日の夜から2泊したホテルは、泥浴スパ付きのホテル、
インディアン スプリングス(Indian Springs Calistoga)
(泥浴体験についてはまた別の時に記事アップしますね)

★ Indian Springs Calistoga
1712 Lincoln Avenue, Calistoga, CA

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ホテルの敷地は広大で、こちらが入り口からのホテル敷地の眺めです。

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私達が泊まったのはこちらの建物内の一室で、1階建ての細長い形に客室が連なっています。

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客室はエントランスから客室ごとに仕切られています。
ここが私達の部屋のエントランスで、右手前は温泉の湧水(?)のようなものが付いていて、音と水の流れる動きに癒されました。

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こちらが客室。ホワイトとブルーを基調とした、落ち着いたマリンテイストのお部屋でした。

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ちなみに私達の部屋は、料金的には一番安い価格帯の部屋ではなくて、ヒルビューのお部屋を選んだのですが、全然部屋からの眺めが良いわけでなくて、道路に近くて若干道路からの騒音が気になり(交通量がさほど多い道路ではなかったのですが)、フロントスタッフにお願いしてより道路に遠い部屋を変えてもらいました・・・。
想像と違い、窓があるものの部屋からの眺望は無くてちょっとがっかりでした。


でも良かったのはホテルの部屋を出てすぐのところにこんなスペースがあり、他に利用者もいなかったので、ほぼプライベートスペース同然で心地の良い噴水の音を聞きながらくつろげたことです。

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さらにお部屋タイプは大人数ならこんなコテージタイプもあり、素敵でしたよ!
ワイワイ外のテラスでお酒を飲んでいるグループがいたりして、楽しそうでした。

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ホテルの広大な敷地は緑いっぱい。

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たくさんの憩いの場所があり、お気に入りの場所でくつろぐことが出来ます。

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私達の訪れた時は暑いシーズンでしたが、こちらは寒い季節用の暖炉スペース。

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あと面白いのは、庭に卓球台や色んなゲームが置かれていたところ。 私達もこちらのゲームで盛り上がりました。

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こちらはプール。

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建物がレトロですが、なんと1910年に建てられたプールで、100%間欠泉の水(geyser water)が使用されているそうです!
水温は季節により異なるそうですが、約33度から38度の間とのこと。


横に長くて写り切らない・・・。こちらは大人も子供も利用できるプール。

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間に休憩&暖炉スペースを挟んで、

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アダルトプールがあります。

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ホテルは設備も整い、部屋内も敷地内も満足で快適でしたが、ただ唯一、あのロケーションでヒルビューと言うのだけはやめてほしいと思ました・・・。ビューと言うほどのビューではなかった!
でもそれを除いては大変満足でした。


さて、このホテルに滞在2日目となる
2017年9月6日(水)。

朝は歩いてすぐのスーパーに朝食を買いに行き、外のテーブルでカリストガの空気を感じながらいただきました。

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朝食を食べていた外のテーブルのすぐ横に噴水があって、そこにかわいい小鳥がやってくるのを見るのも大きな楽しみの一つでした!

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こちらはその一部ですが、また次回以降続きの記事でホテルで見られた鳥たちをご紹介していく予定です^^

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次回はナパバレーグルメ&観光、ナパ最古のワイナリーなどについてご紹介します!

>> このホテル内レストランでのディナーとホテルで見られるかわいい鳥たちについてはこちらの記事をどうぞ!

ナパ旅行☆その4~絶対おすすめのグルメスポットとレストラン~

今回は、
ナパで絶対おすすめのグルメスポット2つ、
① おしゃれなマーケット、【オックスボウ パブリック マーケット
美味しくてオシャレ!ナパに行ったら是非訪れてほしいレストラン【レストラン アット CIA コピア
についてご紹介します!



2017年9月5日(火)。
アメリカ、カリフォルニア州、ナパ。
夕方。

まだ予約したディナーまで時間があったので、ナパおすすめスポットして評価の高い、
オックスボウ パブリック マーケット(Oxbow Public Market)へ行ってみました。
横にパーキングがあるのですが、大人気でパーキングもほぼ満車に近かったです。

マーケットと言えども、屋根付きのおしゃれな外観の建物です。

★ Oxbow Public Market / オックスボウ パブリック マーケット
610 1st St, Napa, CA

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中も外観と同じくとてもおしゃれで、こんな風にずらりとショップが並んでいます。

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食べ物だけじゃなくてこんなかわいいキッチンアイテムも売られていました。

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色々なショップを覗きながら歩くのが楽しい~。

地元のブリュワリーのビールバー。

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こちらは寿司カウンター。ウニの形の照明がかわいい。

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買ったものを食べられるイートインスペースもあります。
その奥右手はオイスターバー。左手奥はチーズ&ワイン&ビールのバーです。

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色々とおいしそうなものが目に飛び込んできて食べたかったのですが、このあとディナーの予約をしていたので何一つ食べないで我慢しました!


お土産にも持って帰れそうなハチミツ専門店や

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パッケージングされた食品のコーナーもあります。

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主人はここでナッツを自分へのお土産に買っていました^^

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ちなみにこんな日本の調味料も売られていましたよ!

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このOxbow Public Marketはとってもおすすめ!!
食べて良し、お土産買うにも良し、見るだけでも楽し!!ですよ♪

私達はこの時、ディナーを控えていて何も食べれなかったことが残念でたまらず、実はこの旅の最後に再びランチを食べに立ち寄ったので、また今後再びご紹介いたします。



さて、魅惑的な食材がずらりと並んでいたOxbow Public Marketで何も食べず、ひたすらお腹を空かせて向かったのが、CIAです。

アメリカの『CIA』といっても、「中央情報局」ではなく・・・
もう一つ有名な『CIA』があるんですよ!!!

それは
The Culinary Institute of America
の方のCIAです。
世界最高レベルのプロフェッショナルな料理教養と技術教育を提供する事を使命としている専門大学で、準学士または学士レベルの学位を付与するプロフェッショナル・スクールなのです。(参考:ウィキペディア)

つまりCIAはお料理学校なのですが、そこに教育の一環として運営さている併設のレストランがあり、おいしいと評判なのです。

CIAはニューヨークに本校があり、NYに住んでいた時に帰国直前に行きました。
その評判は高く、大人気だったので半年前から予約を取って行き、とてもおいしかった思い出があります。

そして、CIAがナパにも分校があり、併設のレストラン(THE RESTAURANT AT CIA COPIA)もあると知り、事前にオンライン予約していました。



こちらが、そのCIAのレストラン、THE RESTAURANT AT CIA COPIA
外観もとても素適で、期待が高まります。


THE RESTAURANT AT CIA COPIA / レストラン アット CIA コピア
500 1st Street, The Restaurant at CIA Copia, Napa, CA

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帰国直前に訪れたため、このブログの記事にできなかったCIAのニューヨーク本校は、敷地がとてつもなく広くて、建物も大邸宅のような巨大さだったのですが、ここはかなり小規模です。

ですが、とっても素敵な建物で、看板上のオブジェの2人がワインを掲げているのがナパらしい感じ。

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わくわくして中に入ります。

こちらはレストラン部分手前の前室スペース。
バーがあり、順番待ちなどができる場所のようです。

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こちらはレストランのお席スペースです。

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調理する様子を見ながらお食事ができるカウンター席もありました。

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私達は早めの時間に予約していたので、写真にはたくさん人が写ってはいませんが、しばらくすると満席になっていました。

まずはメルローワインでお食事スタート!!

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以下は主人と2人でオーダーしたお料理。

ガスパチョ
素材のトマト自体がおいしい。濃厚で味付けもすばらしい。

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いちじくサラダ
お目にかかったことが無いくらい立派ないちじくが惜しみなく入っていました。今まで食べたいちじくの中で一番おいしくて食べごろでした。とろとろの食感のいちじくがルッコラやナッツドレッシングと相まってたまらなく美味しかった。

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タンドーリスパイスの効いたカリフォルニアトラウト。
薄味好きの私でも、思ったよりスパイスと味が弱めでしたが、魚の焼き加減がパーフェクトでした。

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鶏もも肉のクリスピー焼き
皮目香ばしくこちらもパーフェクトな焼き加減。付け合わせの野菜も新鮮ですごく美味しい。

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Chocolate Chip Trifle
チョコは少々甘めですが、チョコとホイップクリームが層になっていてふんわり♪上に載ってるキャラメル味のメレンゲのお菓子がとてもおいしい。

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Roasted Peach Clafoutis
生地がしっとり~。たっぷりのピーチ入りであっさりめ。バニラアイスクリームとの相性が最高!

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お味も素晴らしかったですが、食材のクオリティーも高かったです。
また、さすがはお料理学校!?だからか、オーダー時に相談すると、お料理の説明を詳細にして下さいました。

ここは私達の「絶対にまた行きたいレストランリスト」入りです!!
お味、サービス、雰囲気、すべてにおいて素晴らしくおすすめのレストランですよ!



次回はナパバレーの北の端温泉地、カリストガ(Calistoga)編です。

ナパ旅行☆その3~乗車しないけどワイン列車駅見学~

今回は、
乗車しなくても雰囲気を無料で味わえ、かの有名なワイン列車も(タイミングが合えば)見れる、
アメリカ、カリフォルニア州、ナパのワイン列車駅(Napa Valley Wine Train Station)
についてお伝えします。



2017年9月5日(火)。

アメリカ、カリフォルニア州、ナパ。
街からほんの少し外れたところにある、ナパのワイン列車駅(Napa Valley Wine Train Station)へ行ってみました。

ナパと言えばワイン、そしてワイン列車!!
今回は乗車はしませんが、20年位前、アルクの英語教材でナパのワイン列車についての記事とリスニングがあって、その時から憧れていました・・・。



ナパのワイン列車駅(Napa Valley Wine Train Station
1275 McKinstry St, Napa, CA

駐車場を降りて駅の建物に行ってみると、記念撮影にうってつけの看板を見つけました。

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さっそく私もこの看板と記念撮影♪

駅の横には展示用?と思われる列車があったので、これも写真を撮って

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駅のホームへ行ってみると、なんと運よく本物のワイン列車がホームに入って来ました!!!
しかも車掌さんが笑顔で手を振ってくれ、私達も笑顔で手を振り返しました。
憧れの列車が走っている実物が見れてうれしい~。

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列車から乗客が下りて来て、車掌さんと満面の笑みで握手を交わしていました。
微笑ましい光景です。

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こちらはホームから見た駅の外観です。

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駅のに入ってよいものかと思いながらも、中に入ってみると・・・
中は広々~。別に誰が入ってこようと乗客か否かはスタッフは誰も気にかけて無いようで、普通にこの待合いの建物に入れました。

正面が列車のチケットを買うカウンターのようです。

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中には待合用のソファーがあったり、お土産物コーナーがあったり、下の写真左手奥はワインバーのようになっていました。

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展示されていたワイントレインの写真の正面には、先ほど入り口にあったのと同じロゴが描かれていました。
昔のワイン列車の写真ですかね・・・??

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ワイン列車には乗りませんでしたが、列車とも写真が撮れて大満足し、楽しい観光ができました。

次回はナパのグルメスポット案内です!!