アメリカドライブ・トカービルからザイオン国立公園へ:アメリカ旅16

2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅行記、↓の続きです。

本編の前にこちらをどうぞ↓(今回は日程が長いため、全旅程の概要を毎回掲載しています)★旅行記掲載終了分にはリンクを貼っています!

~2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅の全旅程~

本日掲載しているのは←★マークの旅程です

往路  :21:05 NH126便 ビジネスクラス
1日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅泊
2日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅

    ラグナビーチ
    アーバイン周辺でショッピング
    友人宅プールとBBQ

 ↓   アーバインからラスベガスへドライブ①
 ↓   アーバインからラスベガスへドライブ②


3日目:ネバダ州ラスベガス
    ラスベガス サイン観光
    ラスベガス ストリップ&ランチタイム
   【ザ ベネチアン リゾート ラスベガス】泊 
    >> ロビー&プール
    >> 客室 
    >> カジノ・飲食店など
    >>フレモント・ストリート観光
    >>人気ベーグル店での朝食
 ↓   ラスベガスからザイオンへドライブ①
 ↓   ラスベガスからザイオンへドライブ②←⭐今日の記事

4日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
5日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
6日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
7日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
8日目:ネバダ州ラスベガス泊

9日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
10日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
11日目:カリフォルニア州サンペドロ泊

*モニュメントバレーはユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯を指しますが、私達の宿泊したホテルがアリゾナ州でした

今回は、ラスベガス~ザイオン国立公園ドライブの後編、ラスベガスから高速道路(interstate 15)ひた走り、ザイオン国立公園近郊(!?といっても近くない)ユタ州・Toquerville(トカービル)で下りたあと…
ザイオン国立公園 South Entranceまでの道のり
(下のマップの西から東へのルート)と途中のランチ、スーパーでの買い物の様子などについてお伝えします!


2023年8月28日(月)。
トカービルで高速を下り、しばらく走ると道路わきの看板には26マイル(約42キロ)との表示が。ここからはすべて一般道でザイオン国立公園へと向かいます。


人里が見えてきました。ず~っと砂漠地帯を走っていて人里が見えてくると何だかホッとする。


高速出口から10キロほど走ると小さな町に出たので、道路わきに車を停めてランチのお店をググって探したところ(とはいえ「探す」というほどの選択肢もないけど、笑)何やらものすご~くGoogleのレビュー評価の高いインドレストランを発見!(本日時点で改めて見ると、809件の口コミがあり★4.9!)
さっそく行ってみることに。

★ Red Fort Cuisine Of India
150 N State St, La Verkin, UT


暑い時間帯だったからなのか、お店の周りにも人気がなくて、パーキングにもそんなに車も停まってなくて…本当に開いているのかな!?と半信半疑でお店に行くと開いてた!

しかも何組も先客あり。


しかも田舎町のレストランなのにおしゃれで広くてビックリ。


その上、カレーもかなり本格的で美味しかったです。
カレーは1つ16.95ドル(この日のレートで約2484円)。

ごはんもナンも両方あるのはカレーをオーダーするとごはんが付いてくるとメニューの一番下に書いてあったのを見逃し、店員さんに「ナンはいる?」と聞かれて、カレーをオーダーしてもルーだけなのかと思い(アメリカでは結構このパターンがあるので)ナンをオーダーしちゃったから。

でもね、ナンもこのごはんもすごく美味しくて両方食べてみて正解でした!

濃厚なマンゴーラッシー(4.95ドル=約725円)も美味しくて、大満足。

このカレー屋さん、東京にあっても再訪したいくらいの実力店でした。

ランチ後、通りがかりに見つけていたスーパーに立ち寄ることに。
ザイオン国立公園は初めてだったので、大型スーパーがあるうちに食料品を買出し。

Davis Food And Drug
495 N State St, La Verkin, UT 84745 アメリカ合衆国


まずはバナナ。


スナックのコーナー。


あったあった、お目当てのこれ↓「Chex mix」のチェダー味(写真右下のオレンジの袋)

これ、色んな種類のクラッカーが入っていて美味しいんです♪
アメリカのたいがいのスーパーで売っているので、トレッキング予定がある旅ではよく買っています。

必ず旅ではジップ付き保存袋を持参しているので、こういう大量のスナックを一部袋に移し替えてリュックに入れて持ち歩いています。

あと、日本からは無印の食品類も持参していて↓バームクーヘンなどはリュックに入れてトレッキングで小腹が空いた時に食べてます。

いつもならヨーグルトやレモネードも買うんですが、ザイオンではロッジに宿泊で、部屋には冷蔵庫が無かったので、今回は買えず…。

再び車に乗り込んでザイオン目指します。


岩山の景色が壮観で、助手席から撮影しまくり。


大自然の中にぽつんとあったギフトショップ。


独特な岩山を眺めながら進んでいき…


「Welcome to Zion National Park」の看板を見つけました!


看板脇の岩山の風景が、ああザイオンまで来たな、という色合いでテンションが上がる~!

…と思いきや、まだ国立公園の入口はこの少し先でした。

さらに車を走らせると…


ザイオン国立公園入口付近は、レストランやショップ、宿泊施設などが立ち並ぶ町になっていました。


すると…前方に第一動物発見!!!


鹿が道路を横断していました。かわいい~!さっそく動物に会えてうれしい。


そしてついにザイオン国立公園のsouth entranceにたどり着きました。

次回は公園内の様子についてお伝えします!

ラスベガスの朝食は人気ベーグル店で・アメリカ旅14

2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅行記、↓の続きです。

本編の前にこちらをどうぞ↓(今回は日程が長いため、全旅程の概要を毎回掲載しています)★旅行記掲載終了分にはリンクを貼っています!

~2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅の全旅程~

本日掲載しているのは←★マークの旅程です

往路  :21:05 NH126便 ビジネスクラス
1日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅泊
2日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅

    ラグナビーチ
    アーバイン周辺でショッピング
    友人宅プールとBBQ

 ↓   アーバインからラスベガスへドライブ①
 ↓   アーバインからラスベガスへドライブ②


3日目:ネバダ州ラスベガス
    ラスベガス サイン観光
    ラスベガス ストリップ&ランチタイム
   【ザ ベネチアン リゾート ラスベガス】泊 
    >> ロビー&プール
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    >> カジノ・飲食店など
    >>フレモント・ストリート観光
    >>人気ベーグル店での朝食←⭐今日の記事
4日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
5日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
6日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
7日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
8日目:ネバダ州ラスベガス泊

9日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
10日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
11日目:カリフォルニア州サンペドロ泊

*モニュメントバレーはユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯を指しますが、私達の宿泊したホテルがアリゾナ州でした

今回は、ラスベガスの朝食に訪れた人気ベーグル店(チェーン店で2023/126時点で全米に682店舗あり)と、ラスベガスドライブの風景をお伝えします。

2023年8月28日(月)。ベネチアンの客室から見る、ラスベガスの朝の風景。


この日は次なる目的地、ザイオン国立公園へ向けて旅立つ日。
朝8:30ごろにホテルをチェックアウトし、まずは朝食を食べに行きました。

ホテルを出発してすぐ見えたのが、客室からもその頭がちらっと見えてい観覧車【High Roller(ハイ・ローラー)】。高さ167.6メートル、158.5メートルで、2021年までは世界最大だったのですが、今ではドバイの観覧車に抜かれたらしいです。


ホテル(ベネチアン)から車で走ること15分程度。こちらにやって来ました。

★ Einstein Bros. Bagels
2880 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109


お店のパーキング(無料)からは、有名なホテル群のあるラスベガス ストリップが写真奥に見えています。


店内。


ベーグルがたくさん~!しかもお店で焼いていて、店内奥にはキッチンがありました。


メニュー。ドリンクもコールドブリューやラテなど充実。ベーグル屋さんですが、手前のショーケースにはクッキーやマフィンも。


2人ともsignatureメニューからオーダー。
主人はSanta Fe Egg White Sandwichというベーグルサンド。ベーグルにはハラペーニョサルサクリームチーズが塗られ、具は、平飼いの卵の白身(オーダーした本人は白身だけって気が付いていないと思う、笑)ターキーソーセージ、チェダーチーズ。


私のはFarmhouse Egg Sandwhichというベーグルサンド。ベーグル自体は焦がしチーズ、ベーグルにはカントリーペッパークリームチーズが塗られていて、具は平飼いの卵(私のはちゃんと黄身もあり!)ベーコン、ハム、チェダーチーズ。

どちらもベーグル生地、具ともに美味しかったけど、私のベーグルの方がより美味しかった!
しかも一緒にオーダーした100%フレッシュオレンジジュースも良かったです!

2人で窓際席に並び、外の景色を眺めながら美味しいベーグルをいただきました。

今、この記事を書くにあたり調べて知ったのですが、この【Einstein Bros. Bagels】は、もともと私の好きなアメリカのパン屋さんのチェーン店、Panera Breadと2021年に合併して同会社になっていました!

お店の外に出ると、かわいい鳥の鳴き声が聞こえ、パーキングの植え込みに可愛い鳥さんを発見。


9:20頃、ベーグル屋さんを出ていざザイオン国立公園に向けて出発!車窓からラスベガスの風景を眺めながら走ります。

右手にはMGM Grandホテル


左手には中世をテーマとしたホテルExcalibur Hotel & Casino (エクスカリバー)。絵本に出てくるお城みたいな外観。


ラスベガス ストリップに来ると、New York New York Hotel&Casinoが。自由の女神もバッチリ見えました。


写真左手が黄金に輝くMandalay Bay Resort And Casino(マンダレンベイ)


そのお隣がLuxor Hotel & Casino(ルクソール)で、ピラミッド型のホテルの前にはスフィンクスも。

ちょっと前の記事でもホテル群をご紹介しましたが、ラスベガスのホテルってそれぞれがテーマがあるものが多く、外観もユニークなので、街自体がテーマパークのようですよね。

な~んて、言っていて帰りのラスベガスで盗難事件に遭うわけですが…

ラスベガスの街ともいったんお別れ(帰りにまた1泊するので)。
ザイオンへgo~!

今回の記事でいったんラスベガス編はおしまい。
次回は、ラスベガス~ザイオン国立公園までのドライブについてです。

(※いったん、別府温泉記を間に挟みます)

【ザ ベネチアン リゾート ラスベガス】宿泊記③カジノ&飲食店ほか施設編・アメリカ旅12

2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅行記、↓の続きです。

本編の前にこちらをどうぞ↓(今回は日程が長いため、全旅程の概要を毎回掲載しています)★旅行記掲載終了分にはリンクを貼っています!

~2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅の全旅程~

本日掲載しているのは←★マークの旅程です

往路  :21:05 NH126便 ビジネスクラス
1日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅泊
2日目:カリフォルニア州アーバイン・友人宅

    ラグナビーチ
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3日目:ネバダ州ラスベガス
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4日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
5日目:ユタ州ザイオン国立公園泊
6日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
7日目:アリゾナ州*モニュメントバレー泊
8日目:ネバダ州ラスベガス泊

9日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
10日目:カリフォルニア州サンペドロ泊
11日目:カリフォルニア州サンペドロ泊

*モニュメントバレーはユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯を指しますが、私達の宿泊したホテルがアリゾナ州でした

前回の記事に引き続き、2023年8月27日(日)に1泊したTHE VENETIAN RESORT(ザ ベネチアン リゾート)についてのご紹介です。今回はホテルの施設、カジノや飲食店についてです!

★ THE VENETIAN RESORT(ザ ベネチアン リゾート)
3355 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV


ザ ベネチアン リゾートはホテルにカジノと大きな商業施設が隣接していて…
先日の記事でご紹介したこちらのゴージャスな廊下を抜けると(下の写真で言うと手前側)、


すぐカジノ。


撮って楽しいカラフルできらびやかなカジノの写真♪


この前も書きましたが、あまりガッツリ撮ってるとセキュリティに怒られる(かもしれない)ので、ササっと撮影しましたが、写真からカジノの雰囲気を少しでも味わっていただけると嬉しいです。


ここは掛け金の高いハイリミットのスロットコーナー。


さて、ホテル隣接の商業施設は、こんな風にたくさんのショップがあり、広大~!


中も迷路のように複雑で、最初の内は自分たちの部屋に戻るのも一苦労したほど。


そんなベネチアンの中でも恐らく一番有名なのはこちらではないでしょうか↓
ゴンドラにも乗れる、Grand Canal。ベネチアの運河を模した場所で、両脇はショッピングエリアです。


店舗数が多いので、ここからはいくつかピックアップしてご紹介しますね。

ゴージャスなスタバ★


スタバは日本にもあるので、私達は滞在中、もう日本から撤退しちゃったLAが本拠地のコーヒーチェーン、The Coffee Bean & Tea Leafでコーヒーを買っていました。


おしゃれなバー。


日本人には暗すぎる(!?)おしゃれなレストラン


何と!ロボットがカクテルを作ってくれるらしいバー!


中にはドリンクがずらりとあり、その下にはロボットアーム2基が。


ほかにもまだまだオシャレな飲食店がたくさんありますが、フードコートもあります。
ただ、フードコートは小規模ですが…。

私達夫婦はこの日の夕方、一旦ホテルから車で出かけて Fremont Street(フレモントストリート)を観光してきたのですが、フリーモントストリート周辺で行きたい飲食店も見つからず、お腹も減っていなかったのでフードコートで軽めに済ませることに。
(※フリーモントストリートは観光地としておすすめ!アメリカらしさが感じられる、とっても楽しい場所なので、次回の記事で詳しくご紹介します!)


そんなわけで、昼もP.F. Changで中華を食べたのに、夜もこの中華のデリ【PANDA Express】にしました(どんだけご飯が好きなのか!?笑)

【PANDA Express】はそれこそアメリカのどこでも見かける中華デリのチェーン店なんですが、今までたぶん一度も利用したことがない…。というのも、【PANDA Express】の類似店舗みたいなのが他にもいっぱいあって、そういうところで食べた時にあまり美味しくなかったから(苦笑)

メニュー。私達はメイン2つとサイド1つが選べる「PLATE」を1人前のみオーダー。


オレンジチキン(写真右上)がこのお店の代表的なものらしいのでそれと、あと何チキンか忘れた…(写真左上)と、チャーハン。

買ってみて足りなさそうならもう一人前買おうと思っていたのですが、実物見て十分に大きかったので、2人でシェアしました。

余談ですが、このお店の店名の【PANDA Express】、私の前の会社のアメリカ人上司が、ある日独り言で「Panda, panda, panda express…」って言っていたんですよ(笑)
この驚き(面白さ!?)を誰かに伝えずにはいられなくて、同僚のアメリカ人(日本語ペラペラ)にそれを話したら「ヤバくないですか!?」と、ストレスの溜まっているであろう超多忙な上司を心配していました(笑)

話をフードコートに戻して、フードコートの一角にあって、目が釘付けになり、「食べたぁぁぁ~い!」となったのが、このイタリアンジェラート屋さん。

★ COCOLINI(ココリニ)
公式HPはこちら(←このページを開いたとたんに音声が出ますのでご注意を!)

イタリア出身で数々の賞を受賞している有名シェフプロデュースで、ラスベガスに7店舗、ハワイのアラモアナセンターに1店舗展開(2024/1/12現在)しているようです。

ご覧下さい♡カラフルでジューシーでおいしそうな美しいジェラートたち!

映える色合いのフルーツのジェラートが数あるというのに、私が迷った挙句どうしても食べたかったのがやっぱり好きなコーヒーテイスト…ということで、
私はカプチーノ、主人はバターピーカンにしました。

ショーケースではあんなに映えていたのに、フレンドリーなスタッフさんからカップで渡されたものを見ると一気に地味に(苦笑)
これじゃあ、見た目はその辺のジェラートと変わらないんだけど、お味は美味しかったです!!甘さが控えめでコーヒー味が濃厚!アメリカで買うアイスとは一線を画す、本格的な美味しいジェラートでした。おすすめですよ。


その後、主人はカジノへ↓
このスロット、「チャーリーとチョコレート工場」をモチーフにしているものらしい。


別のスロットで主人がちょこっと出た時に撮影した画面。
牙をむいたオオカミが3匹以上画面に出ると当たり!??

私はカジノにはそんなに興味がないので、主人のスロットを覗いたあとは、先に部屋に帰りました。

3回にわたりご紹介した【ザ ベネチアン リゾート ラスベガス】については以上です!

ラスベガスのホテル宿泊はこれが3回目で、

1回目がCheeさんご夫婦と一緒に宿泊した、映画『オーシャンズ11』の舞台にもなったBellagio(ベラージオ)

2回目が南欧モンテカルロにある国営カジノ「Place du Casino」をモチーフにしたホテルMonte Carlo Resort and Casino(モンテカルロ リゾート アンド カジノ)

です(リンクは私の過去のアメブロ記事)。
ご興味のある方は併せてご覧下さいね!

次回は、ラスベガスおすすめの観光スポット、 Fremont Street(フレモントストリート)についてお伝えします!

映画『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』のロケ地、かわいいカフェ【Serendipity3】

今回は、ニューヨークが舞台のアメリカ映画、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』(2001年)
『素晴らしき日』(1996年)
のロケ地カフェについてご紹介します。

今の時期…クリスマスが近くなると思い出す場所があります。
それはNYに住んでいた2009年、寒~~~いNYのクリスマスイブに主人と訪れたデザートカフェ【Serendipity3】です。

カフェの名前が 【Serendipity3】 、映画の原題が『Serendipity』なのですが、Serendipityとは、アルクオンライン辞書によれば、
「別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能」
語源:イギリスの作家ホレス・ウォルポールが1754の書簡で使った造語。次々に予期せぬ発見をする”The Three Princes of Serendip”というペルシャの童話から作ったもの
だそうです。
ロマンティックな言葉ですよね!

実は映画をそんなに観ない私は、アメリカの旅番組で「クリスマスに行きたい場所」特集で紹介されていたのを観てこのカフェの存在を知りました。

※以下、2009年当時に撮影した写真のため、画質が悪いです^^;

Serendipity3
225 E 60th St, New York, NY


この看板の3人が、 “Serendipity”の語源となったペルシャの童話のプリンス達なのでしょうかね?

クリスマスイブだったからなのか、いつも人気なのかは不明だったのですが、お店の中にも外にもたくさんの人が並んでいました。
店内で店員さんに順番待ちリストに名前を書いてもらい、待ち時間を尋ねると45分と告げられました。すごい人気ぶり…

待ち時間を聞いて一瞬萎えた私でしたが、意外にも主人が「せっかく来たのだから待とうよ!」と、意外にも気概を見せてくれたので(笑)、それなら、ということで待つことにしました。

入店すると人がいっぱい…!写真を撮っている人もちらほらいました。
店内の装飾がカラフルでとってもかわいいです。

お店はふだんも装飾がかわいらしいらしいですが、クリスマスの時期には特別なデコレーションがされてこのような店内になっているようです。

ああ~今行ったら、もっとカメラの性能も良くてかわいい写真が撮れるのになぁ~と思いますが、仕方ない…

私達は残念ながらこの時2階席だったのですが、人がいっぱいで入場制限していたぎゅうぎゅうの1階席にはキラキラしてかわいい大きなツリーがあり、よりいっそう素敵でしたよ。
もしもクリスマス時期にこのカフェに訪れたら、待ち時間が長引くのを覚悟の上、1階席を希望するのも(可能かは不明ですが)より一層満喫できるかと思います。

私達の利用した2階席。

1階席には劣るけど、デコラティブでキュートなデコレーションでいっぱいでした。

このカフェ、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』 では、クリスマス前のニューヨーク。買い物客で賑わうデパートで、偶然、同時に黒い手袋に手を伸ばしたジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)が出会う。2人は譲り合っているうちに互いに惹かれ合うものを感じ、”Serendipity3”でお茶をする・・・
というシーンで、
『素晴らしき日』 では、メラニー(ミシェル・ファイファー)が子供たちを連れ、デザートを食べるというシーンで登場するそうです。

私達はここで、「フローズン ホットチョコレート( Frrrozen Hot Chocolate )」をいただきました。
ハリウッドスターをはじめ、たくさんのセレブを魅了しつづけているという、たっぷりのホイップクリームをトッピングした、高さ20cm以上もあるデザートドリンクです。

Frrrozen Hot Chocolateは、一体“フローズン”なのか“ホット”なのか実物が来るまで疑問でしたが、フローズンチョコレートドリンクにたっぷりの生クリームが載ったものでした。

サイズは大きいことは確かですが、当時アメリカに住んで、さんざんアメリカンビッグサイズを見てきたこともあり、そう大きくも見えませんでした(笑)。

お味は意外にも甘さが日本人にも受け入れられる程度で美味しく、クリスマスイブのイベントとして、たとえどんなに甘くてもマズくても(失礼!)記念にFrrrozen Hot Chocolateをいただこう、と思っていた私達にとって期待以上でした♪


このカフェ、トムクルーズ、ニコールキッドマン、ライズミネリー、などのセレブに人気のカフェだとか・・・

しかも、 私はまったく知らなかったのですが、 日本にも2017年に表参道に上陸していたものの、2019年閉店したんですね…

NYのこの店舗は今もありますので(2021/11/30時点)、ぜひご興味ある方は訪れて本場の雰囲気を味わってみて下さいね!





料理学校の東大!?【CIA】でディナーの思い出

今回は、アメリカのCIA…と聞くと、 ハリウッド映画などに出てくる、Central Intelligence Agency(中央情報局)を思い浮かべがちなのですが、もう1つの有名かつグルメなアメリカのCIAについてご紹介したいと思います。


さて…
2021年10月2日で、1年9か月のNY生活から帰国して11年目となりました。
この時期に思い出すのが、NY生活最後の思い出作りの1つとして訪れたレストランです。

初めてそのレストランを知ったのは、確か大学時代の先輩とその友達のグループと一緒にニューヨーク・シティで夕食を共にした時でした。
その場にいたみんなが、「NY州にあるけど遠いから行きづらくて、予約も前々から取らないといけないけれど、すごく美味しいと噂のレストランがCIAの中にある。」と言うのです。

全くの初耳だった私は「CIA???」と聞き返しましたが、「あの映画に出てくるCIAじゃないよ、お料理学校の方だよ。」と教えてもらいました。

ちなみに今回ご紹介するCIAは the Culinary Institute of Americaの略で、世界最高レベルのプロフェッショナルな料理教養と技術教育を提供する事を使命とし、アメリカの料理学校の東大ともいわれています。

それからというもの、ずっと行きたくて気になっていたのですが、同じNY州でも自宅からかなり遠くて、帰国が迫ってきた半年前くらいに予約し、ついに念願かなって行くことに。

今、こうしてGoogleMapを見ると、当時の家から約100キロ北上してますね~!
途中名もない田舎道を延々と走って、記憶ではもっと遠いイメージでしたが。

ついに渡米当初から憧れていたthe Culinary Institute Of America(CIA)に到着。
想像以上に立派で、まるで宮殿のような美しく品格のある建物と庭園に驚くばかり。

「こ…これがお料理学校なの~!??アメリカって何もかもスケールが違うなぁー!」と驚嘆しました。
どの角度からとっても建物が巨大すぎて2010年当時の私のカメラ(今の携帯のように広角レンズも無いですし)には、全容を収めることができませんでした。

CIAはハドソン川のほとりにあり、夕陽に川面がきらめいていました。
ハドソン川は身近な存在だったので、ハドソン川の光景を思い出すと、NYを思い出してちょっと寂しくなります。


確か、学校とレストランは同じ建物内にあり、建物内へ。

(掃除用具がありましたが^^;)学校の廊下とは思えないシャンデリアの照明に重厚感と歴史を感じる木の調度品が目に入ってきました。

CIAはもともと1946年(!)に、NY州のお隣、コネティカット州にThe New Haven Restaurant Instituteとして設立され、この場所には1972年に1,000人の生徒と共に移転したらしく、修道院を買収したそうです。


このガラス両開き扉の向こうは、講義室です。中を覗くと階段講義室になっていて、先生はマイクを使って講義し、熱心にメモを取る生徒の姿が見えました。


こちらも廊下からガラス越しに見えたお部屋ですが、調理実習室ですかね?キッチンツールやキッチンペーパーなどが目に入ってきました。


さらに進むと、左手にはカフェ【Apple Pie Bakery Café】があります。こちらは予約なしで気軽に利用できるカフェですが、今(2021年10月6日現在)はテイクアウトのみとなっているようです。※最新の情報は公式HPでご確認下さい。

こちらがカフェの中の様子。現HPを見ると、内装は↓とは変わったようです。


カフェやレストランの横には中庭があり、学生さんたちが休憩中でした。中庭もおしゃれですよね~。


さあ、いよいよディナーのレストランへ。

the American Bounty Restaurant 
1946 Campus Drive, Hyde Park, NY

クラシックなムード漂う落ち着いたインテリアでとても素敵でした。


こちらが2人で頂いたお料理です。お料理学校の中にあっても、作っているのはプロのシェフですよ!
さすがに11年前のことなので、細かいことは忘れてしまいましたが、どれもとても美味しかったということだけは覚えています。

食事中に若い女の子が「日本人の方ですか?」と話しかけてきたと思ったらここで学んでいる日本人女性でした。

きっと今頃はその子も、中庭で休憩していた学生さんたちも、立派なシェフやパティシエになっているのでしょうね…


ちなみに、CIAのレストランは、ニューヨークのほか、カリフォルニア、テキサスにもあります。(詳しくはこちらのリンクをどうぞ♪)
NYのCIAがとても美味しかったので、実は2017年にカリフォルニア州ナパのCIAレストランにも行きましたよ。
ご興味のある方はこちらの記事をどうぞ。