北京旅の思い出10・冬虫夏草!&ハイアットの飲茶

北京旅の思い出9・什刹海を散策」の続きです。
今回は、私が北京を訪れた時、北京ダック以上に思い出に残ったお料理…【冬虫夏草】のスープグランドハイアットの飲茶についてです。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

北京最後の夜は、北京駐在の主人の友人が高級中華レストランへ連れて行ってくれました。
おしゃれでインテリアもモダンで、当時ブログを休止していなければもっと写真を撮ったのでしょうが、当時はSNS用に写真を撮ることは今ほど市民権も得ていないし、高級店過ぎて写真撮影を遠慮し、撮った店内はこれ一枚のみでした(;;)


お店の雰囲気もさることながら、供されるお料理すべてが美しく、一流のお味でした…!

写真にはないですが、飲めない主人をよそに友人と二人でこれまた高級な紹興酒もいただいてしまいました(^q^)


そして、このディナーでいただいた冬虫夏草とアワビのスープ
ご存じの方も多いと思いますが、冬虫夏草の名は「冬は虫なのに夏には草になっていた」という生態に由来しています。

冬虫夏草菌は オオ コウモリガ属の幼虫に寄生し、感染後に形成された子実体と虫との複合体のことを言うそうです。日本で流通している多くの冬虫夏草は、残念ながら本物ではないそうです。

中国では、チベットなどが原産のオオコウモリガの幼虫に寄生する天然のOphiocordyceps sinensisのみを「冬虫夏草」と呼び、その他の虫に寄生するキノコ類を「虫草(ちゅうそう)」と呼び分けているようです。(参考:Wikipedia)

前置きが長くなりましたがこれがその冬虫夏草とアワビのスープ
アワビが入っているので、旨味が濃厚なスープで、色も黄金で美しかったです。
写真の中央上方に写っているのが冬虫夏草です。

冬虫夏草を食べるなんてまたとない激レア体験だったのですが、ちょっと怖い感じもしてこわごわ味わってみた覚えがあります。ただ、スープ全体のお味が染みているからか、ハッキリ味はこうだ!と言えない記憶です。

混ぜた後に撮った(失礼…!)ジャージャー麺。

このあと、友人の運転手さんの車で、「ラブホテルのような見た目の一見ボロいホテルの屋上に、実はおしゃれで居心地のいいルーフトップバーがある」ということで、そこに行き、もう一人北京に駐在している主人の友人も来てくれ(体調不良で熱があったのに!)、4人で盛り上がったのでした。(とても良いバーだったのに、写真が無くて残念…!)

そして、最後の北京グルメとして主人と言ったのがグランドハイアット北京の飲茶です。

ここでの写真も3枚しか残っていませんが、空間も心地よいし、スタッフさんの対応も良く、飲茶も素晴らしく美味しかったです。

以上で、薄れていた思い出を頼りに、ユルく振り返ってきた北京旅行記は終了です。
普段のブログ記事と異なり、店舗名などの詳細の記載がないことが多かったシリーズにも関わらず、お付き合いくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました!

北京旅の思い出9・什刹海を散策

北京旅の思い出8・世界遺産【万里の長城】へ」の続きです。

今回は、北京の西北端に位置する、北京市民のオアシスともいわれる、什刹海(じゅうさつかいえき、じっさつかいえき/シーチャーハイ)についてご紹介します。

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什刹海は西海、後海、前海の3つの湖から成っていて、湖の周りを散策できるようになっていました。

このあたりは北京の中心街とは違って、人もそこまで多くなく、湖もあるのでゆったり散策できます。

湖沿いを歩いていて見つけたのが、中国らしい外観のスターバックス

こんな特徴的で素敵な建物のスタバなのに、調べてみたところ閉店してしまったそうです…。

私達夫婦も湖畔の中華料理屋さんでランチをいただきました。(またしても主人がガッツリ写っている写真で申し訳ない^^;)

美味しそうな見た目ですが、味を覚えていない…。でも特に美味しかった記憶も、まずかった記憶もないなあ…^^;


什刹海の一帯は、昔ながらの街並みがあり、小さなお店がこんな風に軒を連ねています。

観光客向けのお店もたくさんあり、散歩を楽しみながら色々なお店を覗いて歩くのも楽しいですよ。

次回の北京編は最終記事、北京で最も思い出に残ったグルメについてです~

北京旅の思い出8・世界遺産【万里の長城】へ

北京旅の思い出7・北京ダックの名店【利群烤鴨店】へ」の続きです。

これまでの北京旅で訪れてきた世界遺産は…(その時の旅行記事にリンクしています)
故宮博物院
頤和園(いわえん)
天壇(てんだん)
でしたが、今回はそんな北京から行ける世界遺産の中でも、というか中国の中でも最も有名な世界遺産【万里の長城】(八達嶺長城)へ訪れた時の旅行記です。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます


北京のニューオータニに滞在していた私達ですが、ホテルから万里の長城へ行ったのではなく、どこかの人気観光地で(どこか忘れてしまった!)タクシーに乗り、その場所から高速を使って1時間以上かかった記憶があります。

ちなみに北京市から万里の長城(八達嶺長城)へは、GoogleMapで見てみると以下の通り。
距離は約80キロ、所要時間は1時間程度です。

万里の長城はご存じの通り広範囲に存在しますが、八達嶺長城は観光地として最も整備がされていて交通の便が良く、ツアーなどの観光客が多い場所です。

ところで、スマホが無い当時、どうやってタクシー運転手と行き先や値段の交渉をしたかというと、客引きのタクシー運転手さんの持っていた、大きめの単語帳が大いに役に立っていました。

タクシー運転手さんもお客さんをゲットするために色々と自分なりの工夫をしているらしく、私達がタクシーを探している外国人だとわかると、
「行き先は万里の長城ですか?」
とか、
「料金は〇〇元です」
などなど
必要な情報が書かれた大きめの単語帳を運転手さんが次々見せてくれ、適正価格だったので交渉成立!
今ではスマホのGoogle翻訳があるけど、10年前はそんなアナログな手段で交渉をしたのが懐かしい…

さて、万里の長城へ着き、まずはトイレに行った私。
大人気観光地なので、広くてまずまず綺麗なトイレがあったのですが、私は日本式にすべてのトイレ個室の手前で待って、 空いたトイレに入ろうと並んでいたら、
何人もの中国人に続々と割り込まれ、なかなかトイレに入れないっ…! / (-_-)\
一生トイレに入れないか!??と思われましたが(笑)、私も本気を出して空いたトイレに猛突進し、ついに入れたのでした!

前置きが長くなりましたが、ここからは万里の長城の景色をご紹介していきます。
万里の長城の歴代で建造された距離は一説によると50,000km中国国家文物局の発表によると、そのうち現存するのは21,196 km ですから(「AllAbout旅行」の記事より)、目の前のこの場所から見えないくらい遠くの山々まで、とんでもないスケールでこれが続いているのかと思うと、圧倒されました。

壮大なスケールとこれを建設したという悠久の歴史に思いを馳せつつも…
現実はというと、この日も中国の連休だったため、万里の長城は中国人観光客で大混雑…。

もうどこを歩いも人だらけ。


眺めの良い場所で撮影したくても、人に囲まれまくって全然良い写真にならなかったです^^;


私が無知なだけだったのかもしれませんが、万里の長城って結構な急坂と歩きにくい階段(そりゃそうですよね、歴史ある建築物ですし)で、歩いていて「怖い…転んだら大変なことになりそう」と思うことがしばしばありました。

そんなわけで、万里の長城へは絶対にスニーカーで行くことをおすすめします。


万里の長城の建築期間は、紀元前770~221年(春秋時代)、当時の主権者によって境界として作られてから明代までの、約2000年以上というのですから、規模も歴史も莫大ですよね…


そして、万里の長城と言えば私が思い出す「面白くない」思い出がありまして…
それがこの乗り物【スライダー】

上の写真はスライダーに乗る直前のものですが、主人がこれに乗ってみたいと言い、並んだらとんでもない行列で、並んだ以上途中で諦めるのもしゃくなので並んだのですが、乗るまでに結局1時間くらい並んだ記憶があります。

私はそんなに興味がなく、待ち時間も長いので待っている途中でケンカになった記憶があります。

しかも、このスライダー、想像以上に一気に上から下へと下ってしまい、待ち時間が長いわ、一気に下るわ、待ち時間が長かったせいで景色を堪能する時間も激減し、行きのタクシーの運転手さんとの待ち合わせのために急がなければならなくなり、ものすご~~~く主人に腹が立った記憶があります( `Д´)ノ

だいぶ降りてきてしまったところで撮影した写真がこちら。

ネットではスライダーをおすすめしている方もいらっしゃいますが、私の個人的な意見ですが、足腰が丈夫であれば、じっくりと景色を楽しみながら歩くことを強くおすすめします。

正直、スライダーのせいで万里の長城は十分に堪能しきれず、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
でも一度行けば満足で、もう再訪はしなくても良いかな…とも思ってしまう場所ではあります。

ちなみに余談ですが、タクシーで北京市に戻る途中、高速道路で事故があり、横転したトラックからたくさんのニワトリが高速道路を歩き回っているという大惨事に遭遇しました。日本で報道する中国ニュースでいかにも報道していそうな光景を目の当たりにし、そのことも万里の長城の観光と共に強い印象に残っています^^;

北京旅の思い出7・北京ダックの名店【利群烤鴨店】へ

北京旅の思い出6・世界遺産【天壇】へ」の続きです。

以前の記事(「北京旅の思い出1・世界遺産【故宮博物院】と北京で食べる北京ダック」)でも北京で食べた北京ダックについてご紹介していますが、今回は別のお店で、北京ダックの専門店で食べた北京ダックについてご紹介します!

※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

北京の夜。
タクシーでお店近くまで移動。
写真の奥に見えているのは毛主席記念堂


天安門広場


正陽門箭楼↓。西洋門を守るための矢倉として建てられたそうです(またまた主人の映り込んだ写真のみしかない…^^; しかもなぜトレッキング以外ではふだんバックパックなどを背負わない主人が、この北京旅ではこの姿なのかも覚えていない…)


前門大街(ぜんもんだいがい)。 明や清の時代から続く歴史的な商店街だそうで、 「北京の浅草」 とも呼ばれているそう。
上の写真の正陽門から天橋路口までの南北およそ1キロメートルにわたり店舗が連なっています。

この 前門大街は中国の方にとっても観光地らしく、写真を撮っている中国人を多く見かけました。

目指すお店はここから徒歩十数分のところにある、北京ダック専門店です。

しかし、この賑やかな通りとは全く異なる、こんなところに北京ダックの有名店があるの!?本当!???と不安になるような、地元の人しか通らないようなうらぶれた裏道住宅街を通り、お店に到着。

★ 利群烤鴨店
11 N Xiangfeng Hu Tong, Dongcheng, Beijing

上の写真の左側の提灯の下が入り口です。入り口の脇に薪が高く積まれていました。
お店のあるエリアといい、お店のボロい見かけといい、不安しかない(主人は全然平気でしたが)けど入店。

しかし、このお店にしたのも、口コミ評価がすごく高かったからなんです。
あと実際に訪れたこともある主人の友人の「美味しい」という勧めもあってこちらにしました。

店内はそう広くなく、もちろん中もボロっちくて(失礼!)食堂のような雰囲気。
お隣のテーブルには欧米人ファミリーの観光客らしい3人がいましたが、それ以外は中国人客でした。


年季の入った釜で、さきほど入り口で見た薪で直火で北京ダックをローストしています。
むむむ…!これは期待できる~!


焼きあがったダックを削いでいます。


こちらが北京ダック~\(^o^)/

ツヤツヤの表面は見事にこんがりしていました。
で、ここのは身が多めに皮についていましたが、皮がちゃんとパリっとこんがり焼けているので、これはこれですご~く美味しかったです。

もちろんネギ、タレ、巻くための皮もあり、他のメニューもオーダーしましたが写真が残っていません(-_-)

この雰囲気と言い、直火焼き用の釜といい、その美味しさと言い、かなり印象に残ったお店です。ローカルムードを味わいながら、本格的な美味しい北京ダックを味わいたい方は是非訪れてみて下さいね。




北京旅の思い出6・世界遺産【天壇】へ

北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる」の続きです。

今回は、故宮(紫禁城)、頤和園と並んで北京市の世界遺産である【天壇(てんだん)】についてご紹介します。
→ 故宮(紫禁城)についての記事はこちら
→ 頤和園についての記事はこちら

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

天壇は1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 現存する中国最大の祭祀建造物でも をWikipediaで調べますと…

天壇(てんだん)は、明朝から清朝にかけて、皇帝が天に対して祭祀(祭天)を行った宗教的な施設(祭壇)である。敷地面積は約273ha。

とのことです。

主人がガッツリ映り込んだ写真しかなくて申し訳ないのですが^^;、後ろに写っている白い建造物が『圜丘壇(かんきゅうだん)』で、皇帝が天を祭るための儀式(豊作祈願や雨乞いなど)を行う場所だそうです。

圜丘壇(かんきゅうだん) の3段の層は、上から天上界、人間界、地獄界を表現しているそう。


これまた私が写り込んた写真しかなく(-_-)、 『圜丘壇』 の一番上、つまり天上界から見下ろす天壇周辺の風景です。


こちらは『皇穹宇(こうきゅうう)』と呼ばれる建造物で、歴代皇帝の位牌を安置している宮殿です。


こちらが天壇の中で最も有名な建造物の一つ、『祈年殿(きねんでん)』です。1420年に建設されて以降、毎年正月になると歴代皇帝がこの祈年殿に訪れて五穀豊穣を祈った場所です。


この3段になっている基壇は、天上、雲上、地上を表しているそう。


どこを見ても繊細で美しい細工が施されていて、色鮮やかです。


皇乾殿(こうかんでん)』1420年に建設され、祈年殿に祀られた神の供養が行われた場所です。


中国は故宮博物院も頤和園もそうでしたが、どこも有名な観光地がとんでもなく広い…!!

どこへ行っても想像上にかなり歩き回ります。

歩き疲れて喉も乾いてホテルのラウンジ(どこのホテルか忘れましたが)でいただいた中国茶とタピオカ入りお汁粉。

次回の中国旅記事では、天安門広場と北京ダックの名店についてご紹介します。





北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる

「北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ」の続きです。

今回は、
北京式羊肉のしゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】ランチ

についてお伝えします。

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※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

2011年ゴールデンウィークの北京旅。
この日のランチは、 北京式羊肉のしゃぶしゃぶ 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 を食べたいと、天壇の近くの有名店(だったと思う)へ行きました。

こちらが(といってもブログ休止中につき、肝心の鍋が写っているのはこの一枚だけで、お鍋の中身が写っていません(-_-) )お目当てだった 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】

最初のお肉は通常の盛り付けでしたが、お代わりした次の羊肉は薄切りのお肉がくるっと巻いてあり、見事なまでに綺麗に積みあがっていました。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 ってどんなお料理だったっけ?とネットを調べていたところ、「東京ディープチャイナ」というサイトに解説を見つけ、そうそう、そういえばそうだったわ~!と消えかけていた(いや、消えていた?)記憶がよみがえってきました。

東京ディープチャイナ」 のサイトに掲載されていた、羊肉を普及させようと消費者主導で活動している羊齧協会の菊池氏によりますと、 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】
「ほぼ味のない薄いスープ(正統派はただのお湯)に申し訳程度に棗(ナツメ)や枸杞(クコ)などの中国スパイスが浮き、そのスープに、白菜の漬物である「酸菜」や春雨や羊肉を入れ、濃厚なゴマダレにつけて食べる料理」とのことです。

もしかしてただのお湯(または地味なビジュアル?)だったから鍋の中の写真を撮っていなかったのかも…。

その代わり、ごまタレの写真はしっかり残っています↓

この時はお鍋を食べる前にコーンスープと点心も食べていたのですが…

くるくるの羊肉のお代わりが、店員さんのミスで忘れられていたようで全然来なくて、店員さんを呼んで、メニューを指さし、「これが来ていないよ!」とジェスチャーで示したのですが、新しい注文と間違えられそうになり(間違えられそう、というのは店員さんが伝票に新たに書き加えようとしていたのでそう予測できた)、簡単な英語で主張してみたものの、店員さんはまったく英語が分からず、どうしよう??ととても困ってしまいました。

ちなみに2011年当時はスマホでもなかったので、Google翻訳も使えなかったし…

しばし、店員さんは中国語、こちらは英語で問答したものの、まったく意思疎通ができずに困惑していたら…
お隣のテーブルで食事をしていた若い女性が、英語で話しかけてくれ、何が起きたか聞いてくれました。事情を説明すると、彼女が通訳をしてくれ、そのおかげで無事にくるくる羊肉のおかわりを食べることができました\(^o^)/

優しいサポートに感謝です。
こういう経験は中国に限らず旅先で何度かあって、私も絶対に困っている外国人がいたら助けよう、といつも心がけていて実践しています。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 は 美味しくて、2人でものすごい勢いでペロリと食べてしまいましたよ!

次回は、 故宮(紫禁城)】、【頤和園 (いわえん)】に続いて、北京から行ける世界遺産【天壇】 についてお伝えします。



北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ

北京旅の思い出3・北京動物園のかわいいパンダたち」の続きです。

今回は、北京にある世界遺産、頤和園(いわえん)観光の思い出です。
>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

頤和園は中国屈指の名園と言われている場所で、その広さは東京ドーム約62個分もあります。

頤和園は敷地の約4分の3が人口湖「昆明湖(こんめいこ)」で、 もとは宮廷で使用する水源の確と共水運のための貯水池の役割だったそうです。

この湖、あまりに広くて写真に収めきれていないです(のちの写真でもう少し大きさをがお分かりになるかと思います)。

私達はこの湖に沿って歩いて、写真奥に写っている 「仏香閣(ぶっこうかく) 」まで歩いて行きました。

私の記憶だと湖沿いに観光客向けのお店が並んでいて、通りがかりの写真館で主人と王朝時代風のコスプレをして写真を撮り、プリントの状態でもらったのですが…

ブログネタにしようと、保管してあるはずの本棚を軽く探したけど見つからなかった(==)

で、その写真の代わりに主人の就職活動ノートが発掘されて(!)、さっき2人でそれを見たところ、主人のあまりにもだらしない記録ぶりに2人で大爆笑しました。

ちなみに学生時代は(私の方が1つ上)、私の方がしっかり者で就職活動ノートも私が記録を付けるようにアドバイスして主人が用意したものなのですが、私のそれとは違い、汚~~~い字で乱暴に書いてあり、最低限、いやそれ以下のことしか記録されていませんでした( ̄▽ ̄)

よくまあ、あんことしてて立派な大人になれたもんだわ^^; 私のおかげねっ←勝手にそういうことにする


あ、脱線してしまいましたが…
頤和園は、清朝第6代皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)が母親の還暦を祝って造営し、 下の写真の「仏香閣(ぶっこうかく) 」も 母の健康と長寿を祈願して建立したそうです。

「母の健康祈願」って…健康祈願のスケールが桁違いですよね?
これだとお母さんも800歳くらいまで生きないと(笑)。

仏香閣には展望回廊があり、そこに行くまではこちらの長い階段を上っていきます。


上るにつれて見晴らしが良くなっていきます。


展望回廊から見下ろす景色。人が小さく見えます。


こちらが、最初にご紹介していた人口湖、「昆明湖(こんめいこ)」 です。 こちらの写真からだといかに広大かお分かりになるかと思います!


こちらは、 頤和園 (いわえん)内にあり、仏香閣(ぶっこうかく)のすぐ北側に位置する 蘇州街(そしゅうがい)。頤和園の中で乾隆帝が最も愛した場所だそうで、中国江南地方の有名観光地で「東洋のベニス」とも呼ばれる、蘇州の街並みを再現している場所です。

蘇州街は東西約300メートルあり、雑貨屋さんなどのショップが立ち並んでいます。

…とまあ、何とか記憶を頼りに頤和園(いわえん)を振り返りましたが、頤和園は広大で、ここ一カ所であらゆる中国らしい景色が楽しめます。景色を楽しむにも歩き回るにも、せっかくならお天気が良い日に訪れるのが良いと思います。

次回へ続きます。

北京旅の思い出3・北京動物園のかわいいパンダたち

北京旅の思い出2・王府井歩きとカンフーショー鑑賞」の続きです。
2015年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

今回は、【北京動物園】で見たかわいいパンダ孫悟空のモデルともいわれる動物、 キンシコウについてお届けします。

北京旅3日目(たぶん)。
この日は北京動物園を訪れました。

北京動物園

動物園では日本人観光客の姿はあまりいなかったように記憶していますが、中国人観光客で混雑していました。

もちろん、動物園のお目当てはパンダ!
動物園の入場圏以外に、パンダを見る場合は別途『大熊猫館』の入場券が必要なので、両方の入場券を買う必要があります。

ところで 『大熊猫館』 「大熊猫」=ジャイアントパンダです^^

中に入ると…いますよ~!笹を食べる後姿がかわいいジャイアントパンダちゃん。お尻がかわいい。

北京動物園でたくさんパンダを見た記憶があったのですが、何頭見たか忘れてしまったので、ネットの情報を調べてみたところ、北京動物園で常時見ることが出来るパンダの数は10頭前後と書かれているサイトがありました。(真偽は分かりませんが)

そんなこともあり、たとえ動物園が混んでいても、最前列でじっくりと好きなだけパンダを観察することができました。

今でも覚えているのが、パンダの耳の形ってこんなだったんだ、根元はちょっと細目になっているんだ…と観察しながら思ったことです。

笹に夢中な姿がかわいくて、ず~~~っと見ていた記憶があります。

この「大熊猫与外交」=ジャイアントパンダ外交の図もすっごく印象に残っています。
こうして分かりやすく図解されているのを見るのって興味深いですよね。北アメリカやヨーロッパともパンダ外交をしているんですね~。


こちらのパンダちゃんも笹の茎にかじりつき中。
笹を持つ太い手がかわいい。


みんな笹が好きだよね…笑 この子も笹に夢中。
後ろ姿のキレイなV字柄の白黒の境目、踏ん張って座っている猫背気味の姿が愛くるしい。

観察しながら、「パンダ」っていう名前だけど、哺乳綱食肉目クマ科ジャイアントパンダ属だからクマなのよね…と思ったことも覚えています。
クマの仲間だけどこうして笹に夢中になっている姿がかわいいので、なんだか不思議な気持ちでした。

この子も笹に夢中でしたが…

しばらくすると歩いてくれて、やっと笹に夢中以外のパンダの姿を見ることができました。


北京動物園はもちろんジャイアントパンダ以外の動物もいます。
ただ、私の写真に残っていたのは、以下の2つだけ…

こちらはオナガザル科のキンシコウ(金絲猴)
ガラスが反射してしまい、絵画みたいな写真になってしまった^^;

キンシコウは中国の甘粛省や湖北省、四川省などに生息する固有種で、「西遊記」の孫悟空のモデル とも言われているそうです。

で、なぜか残る1枚がマーラ(だと思う)。珍しい動物ではないけれど、単にかわいいから撮ったのでしょう、苦笑。

以上、北京動物園についてでした。

北京動物園はたくさんのパンダを好きなだけじっくり観察できるのが楽しいです。パンダがお好きな方は是非訪れてみて下さい!

北京旅の思い出2・王府井歩きとカンフーショー鑑賞

北京旅の思い出1・北京で食べる北京ダック」の続きです。
2015年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

今回は、
・故宮博物院(前回の記事の続き)
・王府井周辺の様子
・カンフーショー劇場

についてでです。

前回の記事で、故宮博物院を訪れたことを書いたのですが、記事アップした後に、別のカメラで撮影したなかなか良い景色の写真が出てきたので追加でアップさせてくださいm(_ _)m

★ 故宮博物院


写真の中央にゴマ粒のように映っているのが観光客ですので、いかに故宮博物院が広大かがお分かりになるかと思います。

故宮博物院は中国の国立博物館のうちの1つで、その中でも大きさが最大なのだそうです。

前回の記事でもお伝えしたように、この日は中国も祝日で故宮博物院は大混雑だったのですが、この写真からもその様子が伺えます。

故宮博物院の広場で文字を書くおばさま。長い筆で書いているのに達筆。中国人の方も感心して眺めていました。


ちなみに、私達は故宮博物院に行くのに王府井(ワンフーチン)駅を利用しました。 王府井駅から故宮博物院へは徒歩30分ほどかかりますが、 王府井駅周辺も北京の大人気の観光スポットなので、歩いての移動も飽きずに楽しめました。


王府井小吃街

この【王府井小吃街】と書かれた門の前では、大勢の中国人観光客の方々も写真を撮っていました。

この王府井小吃街の両脇には屋台がずら~っと並んでいて、食べなくてもユニークな中国の屋台フードを見て歩くのが楽しい場所です。
今ならブログネタにとたくさん写真を撮っていたでしょうが、当時はブログ休止中につき、残っていた写真が2枚だけ(;;)

しかもそのうち1枚が何でこの写真!??という、正直何にも面白くないドーナッツの写真でした( ̄▽ ̄)
もしかして、これを食べたのかも…で、記念に撮ったのかもしれません。


もう一枚は中国らしいこちらの屋台フード。

サソリヒトデです~。素揚げですよね、たぶん…。
この写真ですら直視できない…。

もちろん小籠包などの美味しそうな屋台フードもたくさんあったので、こちらで色々な屋台フードにチャレンジするのも楽しいと思います。


この日の夕方は、カンフーショーを観ようと、こちらの劇場へ行きました。

★ 紅劇場 / Red Theater

主人公の少年僧が母と別れて山寺に修行に入り、試練を乗り越えて一人前になるというストーリー。
ストーリー仕立てだけれど、カンフーのアクションやダンスなどは大迫力だし、驚くほど素晴らしいカンフーの技術を目の当たりにするのは大興奮で、言葉がまったく分からなくても最初から最後まで十分楽しめました。

ここは私個人的にかなりのおすすめの観光スポットです!

次回の北京記事に続きます。

北京旅の思い出1・世界遺産【故宮博物院】と北京で食べる北京ダック

2022年2月4日(金)から、北京オリンピックが始まりましたね!
せっかくの海外旅行ブログなのに、コロナで海外旅行に行けないため、なかなか海外旅行の記事をアップできず…

今回から、5回に1回のペースで2015年のゴールデンウィークに訪れた中国・北京の旅についてお伝えしたいと思います。

…とはいえ、この時期私はブログを休止しておりまして、もしかしてそのままやめてしまおうかとも考えていたこともあり、この時の旅であまり写真を撮影しなかったうえ、記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきたいと思います。

2015年のゴールデンウィーク。
北京旅1日目。

この旅で利用したホテルは、建国門から徒歩約5分という便利なところにある、 ニューオータニ北京(長富宮飯店) でした。ホテルは満足な記憶なのですが、写真を1枚も撮っていなかったようです(;;)日本のホテルなので、部屋のお風呂等が快適だった記憶があります。

この日のディナーは、当時、主人の友人で日本の新聞記者のOさん、ドイツ大使館職員Mさんが北京に駐在していたため(3人とももともとお互い友人同士)、夕食に招待してくれました。

ホテルから歩いて行ける素敵なレストランで、盛り付けも美しい料理 食べきれないほどテーブルいっぱいにおかれ、中国式のおもてなしに喜びと驚きを感じたことを覚えています。

写真右奥の紫のソースがかかっているものは、確か山芋だったような記憶があります(?)
写真手前のお料理の飾りにはキノコの山みたいなものが鎮座してますね(笑)


中国はこの北京旅が2度目の訪問で、1度目は上海だったので、上海で美味しい北京ダックを食べたことはあったのですが、初訪問の北京で、北京ダックが出てきたときは「本場で食べれるぞ~!」と嬉しくなりました。

そのほか、スープ、

炒めもの、

魚の煮つけ、

シメのジャージャー麺と、

豪華なお料理が盛りだくさんでした。
さすが現地に住む日本人の友人がセレクトしてくれたお店だけあって、豪華で充実した内容の料理というだけでなく、お料理はすべて本当に美味しくて、満腹でもう限界…というまでたくさんいただきました。もちろん、北京ダックも最高でした!

北京旅2日目。
北京市街地の中心部にある故宮博物院へ。
故宮博物院は1987年に世界遺産に登録されています。
見学チケットを買おうとチケット売り場へ行くも、ものすごい中国観光客の数にかなり驚きました。のちに友人から聞いて知ったのですが、日本のゴールデンウィーク中に中国の祝日があり、その日に行ってしまったからでした。

故宮博物院は、中国の歴代の皇帝らによって収集され、北京の紫禁城(故宮)に保管されていた歴史的文化財を保存、展示している博物館です。
こちらの写真の右手下、

アップにすると、人、人、人…なのがお分かりになると思います。
30分か1時間程度並んで(もっとだったかも)ようやく中に入れた思い出があります。


北京に着いて真っ先に空を見て思ったのが、お天気が良くても太陽が見えなくて曇っているような濁った空です。 故宮博物院の空も濁っていますよね。それにそう遠くない建物もくっきりと見えません。

もうかれこれ7年近く前の空ですが、今後はより中国が非化石燃料の割合を増やして、空がクリアになっていくとよいですよね…。


満開で見事に咲きほこる牡丹の花も、青空の下だったらもっと美しく見えるでしょうね。

次回に続きます。