世界遺産【デインツリー国立公園】をドライブ&ウォーキング:ケアンズ旅8

2024年ゴールデンウィークのオーストラリア・ケアンズ&ポートダグラス旅↓の続きです。

今回は、旅4日目の午前(↓黄色ハイライト)デインツリー国立公園の続きについてです!

世界遺産で広さ約1,200平方キロメートルデインツリー国立公園。今日は公園内のドライブとウォーキングについてです。


2024年4月29日(月)お昼過ぎ。クロコダイルクルーズ(上のマップの【1】)を終えて、公園内を北上して行きます。

なんですがね、その前に公園を北上するにはデインツリー川を渡らないといけなくて、しかも橋がないためフェリーで渡るんです!
(実は…下調べをあんまりしてなくて、直前に知ったんだけど、苦笑)

フェリー乗り場の数十メートル手前にゲートがあり、ここでお支払い。
往復で47オーストラリアドル(この日のレートだと1ドル100円強)だったので、なかなかのお値段…。


前の車に付いて行くと、左手前に川が見えて来た。


え!?乗るフェリーってどこにあるの?って思っていたら、そのまま前の車に付いて行って詰めるように案内されたところ、この橋みたいに見えているものが、船の形はしていなくてもフェリーでした。感覚としては乗った橋で車を停車して、地面がそのまま川の上をスライドしてる、みたいな。


橋を渡って間もなくすると、片側通行の箇所があり…。確か、この前年に来たハリケーンの影響だとかで、ケアンズ~ポートダグラス~デインツリー間のあちこちで片側通行があって、その片側通行の距離がかなり長い場所が多くて、ここでも20分以上待たされました。


そんなこんなしながら、ようやくついた展望スポット↓

★ Walu Wugirriga Lookout(別名:Mount Alexandra Lookout)
164 Cape Tribulation Rd, Cow Bay QLD 4873, Australia(ページ上のマップの【2】)


広大な熱帯雨林の向こう側には、ポートダグラス側の海が見えています。

ここの展望台出口でも片側通行の長~~~い待ち時間に遭い、空腹になって思わず日本から持参した無印のバームクーヘンを車内で食べる私達。


お次に向かったのは、私が一番楽しみにしていたここ↓だったんだけど…。

★ Daintree Discovery Centre/デインツリー ディスカバリーセンター
Turn off, Tulip Oak Road, Cape Tribulation Rd, Cow Bay QLD (ページ上のマップの【3】)

アメリカでいう、国立公園のビジターセンターかと思い、行ってみたものの有料の施設で、しかも入場料が大人1人39ドル!!!しかも中に何があるか受付で聞いたところ、キャノピータワーという人口の展望台と遊歩道があるくらいで、あとは「運が良ければ野生のヒクイドリ(カソワリー)が見れます。」だって…。

ちなみに、私達は入場料が39ドルと知って、やんわりと「中に何があるの?」って受付で聞いたけど、次に来たドイツ人大家族は、高校生くらいの年齢の女の子が入場料について聞いた後、「それで、あなたたちはどんなサービスを私達に提供してくれるの!?」とハッキリ聞いてました。さすがだわ~

で、私達もその家族も入場料の価値を見出せず、入らないで引き返しました。

ちなみに受付手前(無料ゾーン)にはちょっとしたセルフのカフェとギフトショップがあります。

ということで、ディスカバリーセンターのスタッフさんに園内の他の見どころを解説してもらい、さらに北上することに。

★ Madja Boardwalk/マジャ ボードウォーク
LOT 10 Cape Tribulation Rd, Cape Tribulation QLD (ページ上のマップの【4】)

オリバークリーク周辺の約1.2キロのループ状のトレイル。公式HPによると車いすでもアクセスできるとのこと。


園内で今も多くの古木を保存している場所のひとつだそうで、森林の美しさを存分に感じられました。


最後に向かったのは、

★ Kulki Boardwalk/クキー・ボードウォーク
Cape Tribulation Rd near, Rulers Rd, Cape Tribulation QLD(ページ上のマップの【5】)


ほぼ平坦な600メートルのショートトレイル。ビーチに出れるということで、歩いてみました。


途中で海に下りれそうだったので、砂浜に行ってみたら、


満潮?だったのかな??手前まで海水が来ていてこれ以上奥には行けませんでした。奥が海。


トレイルの最終地点からの海の眺め。
私達の旅の何日か前に嵐?大雨??だったみたいで、その影響でここだけでなく海がずっと濁ってたんです。なので海の色が茶色っぽい。

ここまで来るのにホテルから113キロ走って来たのよ~!!
なのに、それにしてはねぇ…という感じでした。(※個人の感想ですっ!)
もちろん帰りも来た道を引き返します

最後、帰りに立ち寄ろうと思ってやめたカフェの店先で、幸せの蝶と言われる「ユリシス」を見つけ、間近で見れました!


途中、ヒクイドリ(カソワリー)注意の看板があり、ワクワクして辺りを見回してみたけど、結局まったく見れなかった…


もうお腹ぺっこぺこでホテルへの帰り際、Mossman(モスマン;ページ上のマップの【6】)の町の


スーパー【Woolworths】に立ち寄ることに。


かなりの大型スーパー。ここならポートダグラスからもそこそこ近いので、憧れの長期滞在をするなら、ここに買出しに来てもいいかななんて妄想がふくらむ♡


とりあえず車内で食べられるお菓子を買って、


車内でチョコとチップスを食べました。どちらも当たりのお菓子で美味しかった!チョコはこの前、アメリカのワシントンD.C.の空港でも見かけました。

とまあ、私達夫婦的には、う~んもう行かなくていいかな~という感想を持ってしまったデインツリー国立公園でした。

次回は再びポートダグラス編です!

世界遺産【デインツリー国立公園】でリバークルーズ:ケアンズ旅7

2024年ゴールデンウィークのオーストラリア・ケアンズ&ポートダグラス旅↓の続きです。

今回は、旅4日目の午前(↓黄色ハイライト)ポートダグラスの街歩きとデインツリー国立公園についてです!

2024年4月29日(月)、朝。

朝食を食べにホテルの裏口を出ると、虹が出ていました!朝からラッキーな気分。ちなみに写真右手の建物は今回の私達の旅で最終選考候補にまで残ったホテル【Regal Port Douglas】で、こちらのホテルもなかなか良さそうでした。


朝の散歩はすがすがしくて気持ちが良い~。特に雨上がりで空気が澄んでました。
この日はこちらのベーカリーカフェへ(写真左手)。


★ Grant Street Kitchen
Shop 4/5, Corner Grant St and, Macrossan St, Port Douglas QLD 4877


おしゃれなお店♪


ショーケースには美味しそうなパイ、サンドイッチ、サラダなどが並んでいて、ドリンクもコーヒーやスムージーなどがありました。


私はアボカドスマッシュとホットコーヒー。


主人はベーコンエッグロールBBQソースとホットコーヒー。

主人は想像以上にヘビーなパンが来てちょっと驚いていたけど、美味しかったそう。
逆に私のはあっさりし過ぎてちょっぴり物足りず。でもここ、パンのクオリティが高くて、他にも美味しそうなパンがたくさんあり、また行ってみたいと思えるお店でした。

朝食後は、少し遠回りをしてホテル周辺を散策してからホテルへ戻ることに。
すると、ホテルからほど近い裏通りの木々に大量のコウモリが!!!
この↓写真から伝わりますかね?黒い丸みを帯びた影がすべてコウモリなんです!100羽くらいはいた感じで、その多さにびっくり。鳴き声もギャーギャーうるさいくらい。


アップでもう一枚。この写真の中だけでも12羽います。

ちなみに私の会社員(研究開発部のとき)時代の同僚である大親友は、大のコウモリ好きで、なんとなんとbat detecter(コウモリ探知機)を手作りできるというワークショップ(!)に東京から奈良まで日帰り旅行で行ったほど。

そんな彼女にコウモリの写真を送ったら羨ましがられました(笑)。早々羨ましやましがる人っていないよね!

さて、ホテルに戻って身支度を整えたら、この日はデインツリー国立へ!
ホテルから最初の公園内の行き先までは約55キロ。


デインツリー国立公園へ向けてドライブ。


デインツリービレッジの看板が見えてきました。デインツリー国立公園は、世界遺産に認定されている約1,200平方キロメートルという巨大な公園


最初に向かったのは、デインツリー川リバークルーズ会社の受付。デインツリー川には野生のワニが生息しているので、それを見に行くクルーズ船に乗ります

ところで、アメリカの国立公園だと園内のショップやアクティビティは国立公園が経営しているイメージだけど、オーストラリアは違うみたいで、国立公園内でも民営のアクティビティやキャンプ場、カフェなどがあって、だいぶアメリカの国立公園のイメージと違いました…

こちらがワニクルーズ会社の受付。2社並んでいましたが、ポートダグラスの観光案内所であらかじめ聞いたところ、2社の価格もサービスも大して変わらないよ、ということでした。

さて、クルーズ受付に到着したのが10:45。無料パーキングと公共トイレもありました。

右側↑のクルーズ会社の船はちょうど行ってしまったばかりだったので、15分後にクルーズ船が出るという、こちらのワニさんが目印のCrocodile Express社のクルーズ船に乗ることに。両社、受付前に次のクルーズ船が何時発なのか書いてあるので、待ち時間が少ない方を選ぶとよいかも。

上の写真のワニの口の中に入って(主人に、「こんなところで写真撮ったってしょうがないでしょ。」と冷たくあしらわれつつ)写真撮影した後、船の出発待ち。

クルーズ船の料金はこちら(Crocodile Express社公式HPより、2024/11/25時点の情報)。クルーズ時間は1時間です。レートは今もこの旅の時もだいたい1オーストラリアドル=100円強でした。

私達は下のマップの右側・Daintree Gateway(ケアンズやポートダグラスから行くと近い方)のクルーズ船に乗りましたが、チケットを買うと、もう1カ所も翌月まで乗れるみたいでした(※詳しくはツアー会社にお問い合わせ下さい)


待合いにいたワンコがかわいかった。このワンコさん、お店の子か観光客の子か分からなかったけど、一緒に船に乗ってました♪


こちらが私達の乗るクルーズ船。

月曜だったけど、船には12人ぐらいが乗りこんで、ほぼ満席な感じでした。同乗した10代前半の男の子がガラ&しつけが悪くて、船内をうろうろ歩き回ったり、クルーズ船に乗っているのに船内でゲームしたりしてて、ゲームするならクルーズ船に乗るなっ!ってゲンコツ食らわせたかったわ(笑)

こんな感じの基本的には川幅が広~いデインツリー川をクルーズしていきます。


途中でお隣のクルーズ会社の船(?)とすれ違い。あちらの船の方が横幅が大きそう。私達の船は2人掛け×6列くらいで横幅が狭いけど、その分みんな良く景色が見れるメリットもあり。


そして…野生のワニ(クロコダイル)さん、いましたよ!
と、ここで久しぶりの生き物探しクイズ!!

問題です!下の写真のどこにワニがいるでしょう?

問1)


問2)


出会ったワニさん順に写真を紹介したけど、2問目の方が簡単でしたよね?

正解は・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

ピンクの枠で囲んだところにワニがいました~!

でも…1時間のクルーズで見れたのがこの2匹だけでした…。どちらも小さくてガッカリ!!!
でもガッカリしていたのは私達だけ?他のツアー客たちは割と満足気でした。
大きなワニちゃんに会えるかどうかは運次第ですよね~!!

しかもうちの主人ったら、1匹目のワニのところにクルーズ船が長々といたことから、「こんな小さなんサイズのワニのところで長々解説しているなんて、これはこの先も期待できないよ。」と言い…
本当にそうでした!

野生のワニと言えば、アメリカ・フロリダ州の国立野生生物保護区【Arthur R. Marshall Loxahatchee National Wildlife Refuge 】(ロクスハッチー)にいた、大きな野生のワニ!
➡それについての記事はこちら(私のアメブロブログにリンクしています)

あとは、同じくフロリダのマイアミにある世界遺産のエバーグレーズ国立公園(Everglades National Park)にいた大きな野生のワニ!
➡それについての記事はこちら(私のアメブロブログにリンクしています)

アメリカですでに野生のワニとの出会いの大興奮を味わっちゃっていた私達は、小さなクロコダイル2匹が物足りなく感じてしまったのでした…

野生動物との遭遇は運次第なので、こればっかりはね…

でも、だからこそ絶対に見れる動物園とは比べ物にならないくらいワクワクするし、リアルジャングルクルーズというだけでも楽しいものです!
何より、飼育されていない野生の姿を見れることが、動物好きな私達としては嬉しいのです!

また、運が良ければそのほかにも可愛い鳥やヘビなども見れるみたいですよ!

次回はデインツリー国立公園の後編です。

※上記の記事はあくまでも個人の取材に基づいていおり、記載事項について誤りがある場合もあることをあらかじめご了承下さい(詳しくは当サイトの免責事項をご覧下さい)。