「知床旅2・女満別から止別駅舎内ラーメン店へ」の続きです。
今回は、北海道知床旅の、
① 止別駅からオシンコシンの滝までのルート
② 「日本の滝100選」の1つ、かつ「知床八景」の1つでもある、オシンコシンの滝
についてご紹介します。
止別駅(やむべつえき)を出た私達は、オシンコシンの滝を目指して走ります。
この辺りは、見える限りずっと真っすぐな道、国道334号。
右手には海別岳(うなべつだけ)が見えています。
国道334号の知床峠・ウトロ方面へ。
国道334号は途中から海岸線を走るので、どこかに車を停めてじっくり景色を眺めたかったのですが、なかなかそれが可能な場所がなく…、やっと停めて写真を撮れたのが、閉店した様子のカフェの横のこの空き地からの風景でした。
草生い茂る向こう側にはオホーツク海が広がっています。
さらに北へ走ると、国道は海の真横を通るルートになり、よりドライブ中の海の景色を楽しむことができます。
やがて、前方に知床の山々が見えて来ました。
鹿の飛び出し注意の看板に、車道と歩道の境界を示す矢印。北海道らしいです。
止別から43キロほど走って、オシンコシンの滝に到着しました。
★ オシンコシンの滝
北海道斜里郡斜里町ウトロ高原
オシンコシンの滝は、「知床八景」の1つです。
知床の以下の8つの景勝地が「知床八景」とされています。
・オシンコシンの滝
・オロンコ岩
・夕陽台
・プユニ岬
・フレペの滝
・知床峠
・知床五湖
・カムイワッカの滝
無料のパーキングに車を停め、歩いてすぐの滝の入り口がこちらです。
階段を上がらなくても滝が見えますし、少々なだらかな階段を上がれば滝を目の前に見れるので、ご年配者やお子様連れの方々もアクセスしやすい観光スポットかと思います。
滝の名は、アイヌ語の「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」が転じて「オシンコシン」の滝、になったそうです。(Wikipediaより)
では階段を上って、滝へ近づいてみましょう。
短い階段はあっという間に上りきることができ、すぐ近くに滝を眺めることができます。
オシンコシンの滝は、滝の流れが途中から2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれるそうです。
美しく流れ落ちる滝の風景は、青空の青と新緑の黄緑に水の白さがくっきりと浮かび上がって、すがすがしさ満点でした。
オシンコシンの滝は、知床を訪れる多くの方がの車で通るであろう国道334号沿いに位置し、非常にアクセスしやすい場所にありながら、迫力満点の美しい滝を間近に眺めることができるので、おすすめのスポットですよ!