今回は、フィリピン・セブのホテル、【シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ】のホテルで、2018年7月から始まったフィリピン産のカカオについて学び、味わう、『The Land of Chocolate(ザ・ランド・オブ・チョコレート)』というアクティビティ(チョコレートガーデンツアー)について、たくさんの写真と共にご紹介します。
※要予約、人数限定のアクティビティです。
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★ シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ(Shangri-La’s Mactan Resort & Spa)
マクタン・セブ国際空港から車で約8km
Punta Engaño Rd, Lapu-Lapu City, Cebu, 6015 Cebu
アクティビティの待ち合わせ場所はロビーですが、スタッフさんがホテルの広大な庭の一角にあるカカオガーデンへと案内してくれます。
看板の中を進むと、木立に囲まれたテーブルには、チョコ堪能のためのテーブルがセッティングされていました。自然に溶け込むような木製のテーブルと椅子がいい感じ!
アクティビティには、私達の他にアメリカのワシントンD.C.から来たという大グループが参加していて、どうやらお金持ちご一家と、そのメイドさんご一家グループのようでした。
まずは超美人のスタッフさん(!)がカカオの木について説明してくれます。
お次は、チョコレート作りの行程を説明してくれつつ、体験をさせてくれます。
こちらは実(カカオポッド)から取り出し、発酵・乾燥済みのカカオ豆を焙煎している作業です。
カカオ豆を砕いて、殻と中身のカカオニブに分けます。みんなで手で剥く作業を体験してみました。カカオニブがチョコレートの原料に使われます。
お次はカカオ二ブを摩砕してペースト状にする作業。希望する参加者が交代で作業しました。私も体験させてもらいましたが、力の要る作業です。
摩砕したものは捏ねると泥団子みたいになっていました。チョコレート作りの作業工程を見て、体験して楽しいひとときでした。
さて、お待ちかねのカカオとチョコ試食タイムは、体験したものとは別に用意されたものをいただくのでご安心を…!!
こちらのテーブルにみんなで座り、まずは3種のカカオを味見しました。
スタッフさんの丁寧な解説を聞きながらショコラタイムです。
3種のカカオのホットチョコレートを飲み比べるため、1人に対して3セットのカップが用意されています。
まず最初に、下の写真の茶色いおにぎり型の食べ物は、チョコ味のもち米でできたおにぎりをいただきました。
チョコ味のもち米おにぎり…、と驚きましたが、食べてみると意外に違和感なく、甘さも控えめであっさりしてて美味しかったです。おにぎりは黒砂糖(写真左)、生ココナッツ(写真中央)、チョコレートソース(写真右)をトッピングしながら食べます。
これを頂いている間に、目の前で3種のカカオでホットチョコレートを作ってくれます。
私達が味わったのは以下のフィリピン産カカオ3種で、
① ボホール産:(味の特徴)nutty , woody
② セブ産:thick
③ ダバオ産:acid・
という特徴でした。
本格的なカカオのドリンクとあって、すべてノンシュガーです正直、甘味が欲しい…。
やはり日頃からチョコレートやココアなど、甘味付きでカカオを味わっている習慣があると、カカオの香りと共に、舌が甘みを求めてしまいますね~~~。
ちなみに甘味をプラスしたかったら、さきほどの黒砂糖を入れても良いですよ、と言われました。
ほろ苦さや渋味など、カカオ本来の味わいを堪能できるので、カカオの特徴を学ぶには良いのですが、グルメという意味では美味しいという感じではありませんでした。
でも他のホテルゲストやスタッフさんと交流ができ、カカオについても学べて、とても楽しい体験でした!
ちなみにチョコレートについては過去にも学んだことがあるのです。
アメリカ・ペンシルバニア州にあるキスチョコで有名なハーシーズの【HERSHEY’S CHOCOLATE WORLD(ハーシーズ・チョコレートワールド)』ではアトラクションで、ハーシーズ大学という大学の学生になってチョコのテイスティングを学びました(修了時に学位記まで授与される!)>>記事はこちら※アメブロの記事にリンクします
ベトナムのブンタウでは【BINON CACAO PARK】でチョコづくりの行程を見学しました!>>記事はこちら※アメブロの記事にリンクします
旅先でその土地にまつわるものを学ぶのは、現地の人との交流もできて楽しく、その土地や人に対する思い入れも増して良いですね!
次回に続きます!