今回は、
ルクセンブルグ (Luxembourg)の
◆ かわいいくてユニークなイベント『ダックレース(Duck Race) 』
◆ ルクセンブルグ産のお酒『クレマン(クレモンとも言われる、Crémant)』
についてご紹介します。
2018年4月28日(土)。
ルクセンブルグのホテル ル ロイヤル(HOTEL Le ROYAL) にチェックインした私達は(その時のブログ記事はこちら)、友達との待ち合わせ前にランチにでかけることに。
ホテルのコンシェルジュに聞いて、ホテルから歩いて5分程度の場所のビル内に飲食店があるからそこがおすすめ・・・と言われ、行ってみました。
目的のビルに行ってみたものの、複数の小ぢんまりしたレストランが入っていたので、コンシェルジュがどこを薦めたのかわからないまま迷った挙句、結局このお店、 『Getty BAR』に入ってみました。
(下のマップの【2】。マップはGoogle Mapに一部加筆したもの)
★ Getty BAR
56, GRAND RUE, 1660 LUXEMBOURG
昼から飲もうと(笑)、私はモヒートもちゃっかりオーダー。
ラザニアとトマトソースのタリアッテッレをいただきました。
お味は普通かな・・・。可もなく不可もなかったといった感じでした。
一旦ホテルに戻り、
ルクセンブルグに駐在している日本人の友人、Tご夫妻とロビーで久しぶりにお互いの夫婦そろっての再会!!お子さん2人も一緒に来てくれました。
今回の旅の目的の一つは『T夫妻が住んでいるうちにルクセンブルグに行こう!』だったので嬉しい再会となりました。
ここからはルクセンブルグ駐在員のTさんのガイドでルクセンブルグ観光へ。
街の中心部近くでマーケットが開かれていて、
ヨーロッパの物ではなさそうな謎の置物なども売られていました^^;
下の写真右手の建物はお城かと思ったら、銀行なのだそう。
さて、この日はルクセンブルグの一大イベント、『ダックレース2018(Duck Race 2018)』が行われるということで、Tさんが会場となる場所(このブログ記事上部のマップ【3】)へ案内してくれました。
ネットのダックレース情報ページによると、場所はより詳しく言えば下記の通りで、ペトリュッス・バレー(の川・ペトリュッス川)で行われています。
The 17th edition of this popular event will take place this coming Saturday 28 April 2018 in the Petrusse Valley, at rue Saint-Quirin, near the minigolf.
ダックレースが一体どんなものなのか、何の知識もないまま会場へ行くと、Tさんが「あの袋の中にレース用のダックが入っているんだよ」、と教えてくれました。
指さした先を見てみると・・・
ええ~~~@@!???
あの袋にっ!???アヒルが入っているの?嘘でしょ!?
上の写真の黒い横断幕の後ろに透けて見えてる白いビニール袋。
こんな袋にアヒルが袋詰め!?動物虐待じゃない!!!・・・と思ったら、
おもちゃのアヒルだった・・・。(´▽`) ほっ。
このおもちゃのレース用のダックは、事前にネットで購入できるのだそう。Tさんはこの年は買わなかったものの、前年は何匹かレース用ダックを購入したとのこと。
会場のペトリュッス川付近は、この一大イベントを見に来たたくさんの人々で賑っていました。
上の写真にも小さく写っている白いケース。この中には過去のレースの勝者の人のダックちゃんたちが展示されているようです。
ダックさんたちはそれぞれデコられていて、それがまた可愛いい。
レースのスタートまでに少し時間があったので、Tさんがイベントで出店していたお酒、 『クレマン(クレモンとも言われる、Crémant)』 を紹介してくれました。
クレマンはスパークリングワインのことだそうで、 ルクセンブルグ、フランス、ベルギー産があるそうです。
この時は『POLL-FABAIRE LUXEMBOURG』という、ルクセンブルグのお店が出店していたので、
人生初クレマンで乾杯☆
そうこうしているうちに、まだ見ぬダックレースが一体どんなふうに行われるのか、私はいま一つ理解できていないまま、レース開始時間になりました。
Tさんに案内されるがままに人波をかき分けてスタート地点近くの川を覗いてみると、なんと、さきほどの袋に入っていた大量のダックがペトリュッス川を下っているではありませんか!!!
こちらがダックの先頭集団(笑)。
観客たちは老若男女、笑顔を浮かべながらレースを見守っていて、みんな楽しそう。
ダックの先頭集団を写真に収めようとみなスマホを片手に熱心に写真撮影をしていました。
さらに先頭から遅れをとった大量のダックが川一面に拡がりながら下っていき、川はすっかり黄色に染まりました。
この時点で、まだ私はどうやってレースの勝敗を決めるのだろう??と疑問のまま。
Tさんがここから川を下ったダックレースのゴール地点を案内してくれました。
これがゴール地点!!
ゴールに大量に群がるダックたち。とっても微笑ましくて可愛らしい光景です。
レースの勝敗は、このダック一匹一匹にそれぞれ識別コードが付いていて、
「自分の買ったダックが勝った!」というのは、レース後にそのコードで識別されることにより、ダックの購入者がわかるんですって!!
こんな大量のアヒル隊長が実際の川を下る様子を見る機会なんて、なかなか見れないユニークな光景でしたし、 何よりとってもかわいいイベントにほっこりした気持ちになりました。
次回もルクセンブルグ編です。 ルクセンブルグ観光とグルメについてご紹介します。