2022年12月 那覇空港 国内線・ANAスイートラウンジ

今回は、昨日(2022年12月25日)に利用したばかりの、那覇空港ANAスイートラウンジをご紹介していきます。(※最初の2枚の入口の写真だけは以前撮影したものです)

2022年12月26日時点のWebの情報によれば、ANAスイートラウンジがあるのは羽田空港伊丹空港新千歳空港、福岡空港、那覇空港の5空港のみです。

こちらの入り口から中へ。

ANA Suite Lounge @ Naha Airport, Japan


エントランス内に入ってすぐの様子。

ANA Suite Lounge @ Naha Airport, Japan


ラウンジ内↓
隈研吾氏監修により、「一期、一会」をコンセプトにデザインされたラウンジで、壁は、ウォールナットの木を使用した「大和壁」なのだそうです。

写真はラウンジの奥から手前方向を撮影したものですが、写真奥にドリンク・フードのカウンターがあります。


じゅーしーおにぎり、青菜おにぎり


チーズパン


何パンか不明^^; チョコマーブルパン?ぽいです。
あとはお馴染みのすなっくみっくすおつまみ


ブルーシールアイス3種。(2年前は5種あったのに、ここ最近は3種みたい…)


コーンスープ、ビーフコンソメスープ、お味噌汁


ワインはフランスのTourelle de Tholomies Colombard SauvignonとTourelle de Tholomies Syrah Carignan、日本酒は「千の福」
ハードリカー類も知多などいつものラインナップですが、沖縄なので【琉球泡盛 菊之露 V.I.P.ゴールド】がありました。


サントリー角ハイボールに、
ビールの種類は、 沖縄なのでオリオンビールに…

左からアサヒプレミアム生ビール 熟撰エビスビールプレミアムモルツキリン一番搾りプレミアムでした。


ティーバッグは、スリランカ最古の紅茶ブランド、【George Steuart Tea(ジョージ スチュアート ティー)】の、ロイヤルディライト、ヴィンテージアールグレー、イングリッシュブレックファスト、クイーンズチョイス、ミックスフルーツのほか、
伊藤園】の煎茶ほうじ茶などがありました。


コーヒーマシーン。
ANAオリジナルブレンドANAオリジナルダークロースト(どちらもブラジル産コーヒーがベース)。もちろんラテも作れます。


キューサイの青汁


ジュース類。沖縄らしいラインナップで、さんぴん茶、グアバジュース、シークワーサージュースがあり、下段はトマトジュースとミルクです。

以上です!


2021年9月・那覇空港 国内線・ANAスイートラウンジ

今回は、2021年9月18日(土)に利用した、那覇空港のANAスイートラウンジについてご紹介します。

2021年10月9日時点のWebの情報によれば、ANAスイートラウンジがあるのは羽田空港、伊丹空港、新千歳空港、福岡空港、那覇空港の5空港のみです。

こちらの入り口から中へ。

ANA Suite Lounge @ Naha Airport
ANA Suite Lounge @ Naha Airport

ラウンジ内の様子です。

ANA Suite Lounge @ Naha Airport

シルバーウィークの初日に那覇を発つ人は少ないらしく、夕方のラウンジの利用客は数えるほどでした。

ANA Suite Lounge @ Naha Airport
ANA Suite Lounge @ Naha Airport

ドリンク類は、
イギリスの紅茶ブランド【AHMAD TEA(アーマッドティー)】5種、伊藤園のほうじ茶、煎茶、JAFTEAのバーボンバニラ&ルイボスとカモミールドリーム


さんぴん茶、グアバジュース、シークワーサージュース

ソフトドリンクは上記のほか、お茶、ソーダ、ジュース類用のマシーンにコーヒーやラテなどのマシーンがあります。


ビールは沖縄らしいオリオンビール、エビス、プレミアムモルツ、キリン一番搾りプレミアムのラインナップ…がいつもはありますが、この時(2021年9月18日)は緊急事態宣言下だったのでビールサーバーは休止中でした。
休止中のサーバー前で、ビジネスマンらしきおじさんが2人で悲しんでいました(T_T)(T_T)

私はビール派ではないので、気になりませんが、仕事の後の一杯を楽しみにしているビジネスマンの方はさみしいでしょうね…。

おにぎり明太子、マグロ、しそ昆布の3種。


パンは2種ありました。



ブルーシールアイスは以前は5種あったのですが、この時は3種のみの、チョコシークワーサーソルベ、あと一つ忘れました^^;…でした。


この他、ANAのオリジナルおかきがありました。

私はアイスラテ、


シークワーサーソルベに紅茶をいただきました。


主人はホテルの歯ブラシを使い捨てにしたらしく、手元に歯ブラシが無かったので、受付で歯みがきセットをもらっていました。



ラウンジを出て、搭乗口近くへ行きましたが、想像以上に人が少なくて搭乗口付近の椅子もこんなに開いていました。
今、コロナ禍でグループ1から順に搭乗順を振り分けられますが、乗客が少ないため、一気に3グループ入れるほどでした。


エコノミーもこんなに空いてました!B787のエコノミーの中央列はほぼ乗客無し!
乗客は窓際席に集中していたので、飛行機のドアが閉まってすぐに、中央の最前列(座席前が広いので)に移動してしまいました。こんなに空いている飛行機に乗ったのは初めてかも…!

以上で沖縄旅のレポートは終了です!

次回は、この旅で利用した行きの羽田空港のスイートラウンジについてお伝えします。


★関連記事★
2020年7月 那覇空港 国内線・ANAスイートラウンジ

2020年7月 那覇空港 国内線・ANAスイートラウンジ

2020年7月15~18日は、主人と沖縄を旅していました。
※沖縄が独自の緊急事態宣言を発令する前のことで、7月16日夜にGo To キャンペーンから東京が対象外になることが決定されました

沖縄旅については後日ブログにアップしますが、
今回は2020年7月18日に利用した、那覇空港のANAスイートラウンジについてご紹介します。

2020年9月11日時点のWebの情報によれば、ANAスイートラウンジがあるのは羽田空港、伊丹空港、新千歳空港、福岡空港、那覇空港の5空港のみのようです。

今回はその中の、2019年9月3日からリニューアルオープンされているという、那覇空港ANAスイートラウンジをご紹介していきます。


那覇空港ANAスイートラウンジ入り口。


こちらの通路を入った奥へ。


ラウンジ内の様子。
隈研吾氏監修により、「一期、一会」をコンセプトにデザインされたラウンジで、壁は、ウォールナットの木を使用した「大和壁」なのだそうです。

ではでは、ドリンクとフードについて写真と共にご紹介しますね。
(ラウンジは空いていましたが、ラウンジ内で写真を撮るのが、いつも申し訳なく思ってしまい…しかし、ブログのためにも写真を撮りたくて、フードやドリンクを取りに行く主人に付いて行ってコソコソと写真を撮りました^^;)

こちらはソフトドリンク類お水、炭酸水、ペプシ、ペプシゼロ、ジンジャーエール、デカビタC、オレンジジュース、緑茶、ウーロン茶のマシーンがあり、
その横に単独でキューサイの青汁もありました。


ティーバッグは、スリランカ最古の紅茶ブランド、【George Steuart Tea(ジョージ スチュアート ティー)】の、ロイヤルディライト、ヴィンテージアールグレー、イングリッシュブレックファスト、クイーンズチョイス、ミックスフルーツのほか、
イギリスの紅茶ブランド【AHMAD TEA(アーマッドティー)】のアールグレー
伊藤園】の煎茶ほうじ茶がありました。

他のお客さんが利用中だったため、写真はありませんが、このほかにコーヒーマシーンがあり、エスプレッソやラテなども飲めます。

こちらはビールサーバー。
沖縄らしいオリオンビール、エビス、プレミアムモルツ、キリン一番搾りプレミアムのラインナップ。


ビールサーバーの右手にはサントリーの角ハイボールもありました。
(ビールもハイボールも普段飲まないため、写真を撮ったものの認識していなかった私…)


ハードリカーのコーナー↓
SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao
メーカーズマーク (Maker’s Mark) バーボンウイスキー
SUNTORYウイスキー 知多
赤ワイン『シャトー・ラグラーヴ・オーベル 2016 カスティヨン・コート・ド・ボルドー』
白ワイン『タリケ ダーレンベルグ・ザ・スタンプジャンプ ソーヴィニオン・ブラン』

というラインナップ。
(↑この白はソーヴィニオンブランが好きだからと羽田スイートラウンジで飲んだけれど、私の好みでは無かったもの)


お次にフード類。
おかきミックスの『すなっくみっくす おつまみ』に鮭と梅のおにぎり
おにぎりも取るときに他のおにぎりに触れないようにするためか、ソーシャルディスタンシング置き!?


パン2種。


そしてスイーツ好きには嬉しいのが、沖縄のブルーシール アイスクリーム 5種!
↓アイスメニューが冷凍庫の横にあり、

冷凍庫には、バニラ、チョコレート、ストロベリー、マンゴー、シークワーサーソルベが。


私はアイスカフェラテに、ブルーシールのシークワーサーソルベをいただきました。

↑写真手前に写っているものも、ラウンジで供されているスイーツ『Lemon8』という、レモンの酸味がアクセントのチョコクランチです。
ラウンジで人気のお菓子なのか、頂こうと思ったらカゴの中が空だったので、スタッフの方にお願いして補充していただきました。

以上でラウンジレポートはおしまいです!
沖縄旅については、また改めて今後のブログで詳しくお伝えしますのでお楽しみに^^

☆関連記事☆
2020年7月 羽田空港 国内線・ANAスイートラウンジ

デンバー→ロサンゼルス・恐怖のフライト!?

今回は、 前回の記事の続きで、怖い思いをしたデンバー→ロサンゼルス間のフライトについてお話ししたいと思います。

前回の記事でお伝えしたように、
遅延していたデンバー発ロサンゼルス行き、ユナイテッド航空機
私達はロサンゼルスで乗り換えて、成田へ行く予定となっていました。
ハリケーンによるトラブルで、急に招集されたユナイテッド航空のCAは、若い男性、若い女性、ベテラン女性の3名でした。

1時間20分の搭乗時間遅延の末、ついに搭乗が始まりました。

しかし、機内に入りホッとしたのも束の間…
20代後半~30代前半と思しき白人男性が、軽く握りしめた両手で顔の下半分を覆いながら、3列+3列の飛行機の通路をしきりに前後に行ったり来たりしています。
(↓のイラストの様な感じです。イラストはフリー素材からダウンロードしています。)

その彼は、機内をうろうろしながら、あちこちのオーバヘッド・コンパートメント(頭上の荷物入れ)を開けまくり、さらには他人の座席内に入り込んで座席の下をのぞき込んだりと、とても落ち着かない様子…

その行動は明らかに異常で、それを見た私は (薬物中毒か、何かの病気かで) 「この人絶対にヤバい人だ…!」と思いました。

彼のうろうろは止まらず、こちらにも近づいて来たりしていたので、何か危害を加えられたら怖い…と思いながら、その場の状況を見ていました。

しばらくすると”SECURITY(セキュリティ)“とプリントされたベストを着た、いかついお兄さんが機内に入って来て、何やらその男性と話しはじめ…

その後、セキュリティの男性は、男に自身のスーツケースを持って機外に出るよう指示したようで、男はセキュリティに連行されて、飛行機の外へ出て行きました

”いったい何が起きたのか…?でも、とにかくヤバい人が出て行って良かった…”と思っていると、ホッとしたのも束の間、
例の男が再び機内へ戻って来たんです!!!

私は心中で「戻って来たのか~~~い!」とツッコミをいれていました。
”何でこんな怪しい人が機内に戻って来れるのよ!?? 怖いよ~” と、愕然…。

すると、彼以外はとっくに離陸態勢で全員着席しているのに、男は戻るや否や再び通路や座席をうろつきまくり、片っ端からオーバヘッド・コンパートメントを開けたり閉めたりし始めたんです。
その様子は狂気じみていました。

そうこうしていると、今度は機長が男性のところにやって来て、またその人と何やら話し込み始めました。
それを眺めながら私は、「ああ…お願い…この人がこの飛行機から出て行ってくれますように…」と祈る思いでした。

すると、今度は機長が彼にスーツケースを持って出て行くよう指示、今度は機長に連行されて彼は機外に出て行きました

それを見て、ホッとした私達夫婦。
彼の席の周りの乗客たちも何事なのかと怪しんでいました。

”あの人、本当に一体何だったの!?、でも、怪しい人がついに出て行ってくれてとにかくホッとしたわ…” と安堵。

しかーーーし、またまたその男性が機内に戻って来たんです!!!

それを見た私は 「また戻って来るのか~~~い!」 と、さっきより強めのツッコミを入れずにはいられませんでした。

この時点で、ただでさえ1時間20分搭乗が遅延していた飛行機が、この揉め事のせいで、さらに20分以上の遅延となっていました。
これによって乗り換えが間に合わない可能性がさらに高くなり、焦るやら、怖いやら …。

しかし、彼のうろつきは止まらず、”このままじゃ離陸できないよ…”と思っていると、今度は若い女性CAが彼の元へ行き、彼の話を聞いてあげている様子で「うんうん、分かった…」と言いながら彼をなだめている様子でした。

彼の周りの席の人達も、この状況に不穏なムードに…

”お願い、飛行機から降りてちょうだい~~~”と祈る私。

しかし私の願いはむなしく、CAさんは彼をなだめて何とか着席させ、彼を乗せた飛行機がついに離陸することになってしまいました

無事に離陸は完了したものの、シートベルトサインが消えたとたん、またしても機内をうろつき、手当たり次第にオーバーヘッド・コンパートメントを開けたり閉めたりしていました

それを見ていたもう一人のベテラン女性CAが今度は彼の元へ行き、再び席に着かせ、しばらく彼の話を辛抱強く聞いたり、なだめたりしている様子でした、

その様子を観察しつつ、この人が暴れ出したりして機内で何か事件でも起こって、デンバー空港に戻ったり、別の空港に緊急着陸でもしたら、乗り換えに間に合わないどころじゃ済まないわ…
とハラハラする私達。
飛行機に間に合わないならまだしも、事件に巻き込まれるのでは?という恐怖心の方が膨らんできていました。

そんな中、しばらくするとベテラン女性CAが彼の元を離れ、機内アナウンスを流し始めたのです。
”何事か!?”とアナウンスに耳を傾けると、
「どなたか、グレーのバックパックを見かけませんでしたか?乗客の皆様は各自、座席の下をご確認下さいますよう、お願いいたします。」とのこと。

それを聞いた私は、
”ある訳ないよ~!だってヤバい人の言っていることだし…!!”
…と思っていたら…

・・・・・・・・!!!!!

彼の席の通路を挟んで反対側、彼の斜め前くらいの席の乗客が挙手し、
「ありました!」
と、言うではありませんかっっっ@@!


この日の私の3度目のツッコミは”ホントだったんか~い!”ですよ^^;

え!じゃあ妄想とか、頭がおかしい人とか、そういう事ではなく、彼は実在するバッグを探していたのね…とビックリ。
彼のうろつきは、失くしたバッグを必死に探しているゆえの行動だったんです

機内の英語アナウンスでは”Backpack” という表現でしたが、実際、見つけた乗客から彼に手渡されたバッグは、もっと小さくて貴重品程度しか入らないような、斜め掛けして背負うような小さいバッグでした。

彼に荷物が渡されると、これまで私達と同様に不安な様子で事態を見守っていた周囲の乗客達から、レーザーラモンHG顔負けの(←古い…)「フォーーーーー!」という大歓声と共に、拍手が沸き起こっていました…

さらにさらに、彼の元へアナウンスをしたベテラン女性CAが現れると、彼とハグをしていました。

この日の私の最後のツッコミは ” 欧米か!” ですよ(笑)。

これにて恐怖のフライトについては一件落着
バッグの見つかった彼は、もううろつくこともなく、私達もついに安堵したのでした。ああ、生きた心地がしなかった…。
ここまでくるのに40分は経過していたと思います。

きっとセキュリティや機長や周囲の誰もがヤバい人の妄想、と思っていた彼の主張を、ベテラン女性CAが最終的には信じて、機内アナウンスを流し、解決に至ったのでしょう。
思い起こせば、前回の記事で書いたように、急遽寄せ集められたCAさん達だったのですが、素晴らしい対応でした。


…さて、そんな私達を乗せた飛行機はその後、 ロサンゼルス国際空港に着陸したものの、遅延していたため乗客達は焦っていました。

みな飛行機のドアが開くのを首を長くして待っているようで、通路で今か今かとドアが開くのを待ち構えている乗客ばかり。

近くの乗客数名と話したところ、
「もう俺は、乗り継ぎフライトが遅れていない限り、完全に間に合わない…」とか「ダメだ~」とか嘆いていました。

「私達も間に合わないかもしれないんです…」と話していたら、LA乗り継ぎを良く知るアメリカ人男性が、飛行機降りたらこういうルートでダッシュするといいよ、俺はもう間に合わないけど頑張って、と声を掛けてくれました。

飛行機のドアが開くと、そこから私達は猛ダッシュ!ロサンゼルス国際空港内を大きなスーツケースを転がしながら走り抜け、ANAのチェックインカウンターへ息を切らしながら到着。

すると、なんと乗り継ぎのフライトもハリケーンの影響で遅れていたため、余裕で間に合い、ラウンジで飲食もする時間までありました。

これにて、無事に帰路へ。
私達の2019年のカリフォルニア→コロラド旅が終了。

最後の最後に怖い思いをしたけど、結局はただの珍事件で良かった…
しかも、アメリカらしいハッピーエンドを迎え、ブログのネタになりましたしね\(^o^)/


次回は、
2019年カリフォルニア→コロラド旅の旅スケジュールまとめ編
です。

————————————————

おととい沖縄旅から帰って来ました。
本記事のブログのヘッダーの写真は、デンバー旅のフライト時のものではなく、おとといの沖縄旅の写真です。
沖縄旅については、おいおい記事にしていきます~^^

デンバーでフライト遅延…その訳は!?

今回は、私達夫婦が経験したアメリカ・コロラド州・デンバー空港でのフライト遅延、(そして次回の記事では、それに続く機内でのちょっと怖い事件)についてお伝えします!


2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州。

プレーリードッグを見た後はデンバー空港へ。

この時、大型ハリケーン「ドリアン」 が、フロリダあたりに上陸していました。「ドリアン」 はフロリダ上陸前に観測史上最強の勢力でバハマに上陸し、甚大な被害をもたらしていて、デンバー滞在中にCNNを観ていたところそのニュースでもちきりでした。

とはいえ、フロリダ州とコロラド州、そんなに影響はないかと思っていました。

が!空港に着くとハリケーンの影響はあらゆるフライトに影響を与えていて、ロサンゼルス行きのフライトも1時間の遅延となっていました。
しかし、話はまだ続きます

で、この時点では1時間の遅延がわかったので、旅の最後の最後までローカルグルメを満喫しようと、デンバー空港のダイナーのようなお店に入りました。

このブログ記事で何度かお伝えしているように、コロラド州は、全米1のビール生産量
ドリンクのメニューを見ると、生ビールの種類が9種類と豊富!
さすがデンバー。空港のダイナーとはいえ素晴らしい品揃え。

私はコロラド州・フォートコリンズの Odell Brewing Company の90 Shilling Ale をチョイスしました。

普段はワイン派の私でも、その美味しさが分かる豊かな香りのアンバーエールでした。これくらい美味しいビールなら日本でも飲みたい気持ちになるんですけどね^^

…とこの時点では、フライト遅延を飲んで過ごすという(主人は飲めないので私だけ)悠長な感じでいましたが、ダイナーを出て搭乗ゲートへ行くと、搭乗時間を過ぎても全く搭乗アナウンスが流れない…

なんだか嫌な予感…

不安な気持ちで待っているとアナウンスが流れてきました。
アナウンスが「何かの理由で遅延する」と言っているのは分かったんですけど、何の理由かの部分が二人とも聞き取れず、主人が搭乗口のスタッフに聞きに行こうとしたら、その近くにいた親切なおじさんが教えてくれたらしい。

それによると、フライト遅延の理由は
飛行機自体はデンバーにもう到着したけれど、搭乗するCAがいない
ということらしい!!!

それを主人から聞いた私は、思わず主人に「え?じゃあデンバーに着いたときに搭乗してたスタッフは?」と言うと、
主人曰く、「アメリカだし、労働時間の問題とかあるんじゃない!?」だって…

この時の私達は、
デンバー→ロサンゼルス乗り換え→東京(成田)
の予定で、ロサンゼルスでの乗り換え時間を約3時間とっていたのですが、もうこの時点で、すでに1時間以上遅延、さらに遅延となるとLAで乗り換えに間に合わない可能性が高くなるという状況でした。

この年のGW旅行では、クアラルンプールで痛恨の乗り継ぎ失敗を経験しているし、「もうそんな目に遭いたくないよ~!」という気持ちでいっぱいに。

で、すぐに飛行機に乗れるCAがいないからフライトが遅延するという、この状況。

主人と2人、「いないCAをデンバー空港に呼び出して搭乗(登場?、笑)させるのに、どれだけかかるのか???」という話から、
「どこからCAは来るのか?」
「そんな簡単に集まるの??」
「1時間とかで集められるの?そう簡単には来れなくない?」
なんて話し始めて20分…

ゴロゴロとキャリーケースを転がしながら、CAの制服姿の3人が搭乗口に向かっているではありませんか!

(゚ω゚*) σ !!「あ、あの人達じゃない!??」

なんと、20分位でCAさんが来たんです!

主人はそれに喜びつつも
「なんだか早く集まり過ぎで、ちゃんとしたCAさん達かね?」
と言う…
そしてこの発言を後に感慨を持って振り返ることになろうと、この時だれが知っていただろうか?(それについては次回の記事で)

そんなわけで、私達のネガティブだった予想に反して、1時間20分の搭乗遅延で飛行機に乗り込むことになりました。

ホッとする私達…
しかしそれはつかの間の安堵だったのである!!!

次回「デンバーからロサンゼルス・恐怖のフライト!?」編に続きます。

ベルギー・ブリュッセルで名店のワッフル&グランプラスの夜景

今回は、
① ベルギーワッフルがおいしい、ブリュッセルのワッフル人気店
② 知ってた?(私は知らなかった^^;)ベルギーワッフル2種類のタイプとその違い③ ブリュッセルで軽めのご飯を済ませたいなら・・・ピタサンド(ギロ)!
についてご紹介します。

2018年4月30日(月)。
夕方。

大荒れだったオーステンデ(オステンド、Ostend) (その時の記事はこちら)を出て、車で一時間少々かけてブリュッセルへ戻りました。
(下記はGoogleマップに一部加筆したもの)

下の写真は、帰りのドライブで車窓越しに見た、
ブリュッセルにある世界で5番目に大きい教会
National Basilica of the Sacred Heart in Koekelberg です。

National Basilica of the Sacred Heart in Koekelberg
1083 Brussels, Belgium

実は後からこの教会が世界で5番目の教会だと知り、通りかかったときは何の建物かわからなかったのですが、一見して特別感があり、これは写真に撮っておいた方が良さそうな建物だな・・・と思い、とりあえず写真に収めていました^^;




宿泊していたホテル Radisson Blu Royal Hotel Brussels に戻り、ホテルから歩いてグランプラス周辺へ。

この時点でまだお腹が空いていなかったのですが、絶対にブリュッセルで食べておきたいワッフルがあったのです。

小便小僧の横のワッフル屋さんはインスタ映え間違いなし!・・・なのですが、




私が行きたかったのは、数々のサイトでベストワッフルと称される老舗のワッフル店、
『Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)』

Maison Dandoy のオープンは、なんと1829年ですから、そのワッフルの歴史の深さに驚きです。

Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)
Rue Charles Buls 14, 1000 Brussels, Belgium

夜でしたが店内はワッフルを買う人でくねくねした行列がびっしりとできていました。

買い方はブリュッセル・ワッフルリエージュ・ワッフルかをまず選び、その後トッピングを選ぶ・・・というもの。

ちなみに、
ブリュッセル・ワッフルは長方形の形で、生地が軽めのふわっとした柔らかい食感、甘さが控えめ
リエージュ・ワッフルはずっしり系。中にパールシュガーが入っていてしっかりした生地感
です。
私はベルギーに行くまでワッフル・・・と言ったら、後者の リエージュ・ワッフルのイメージしかなかったです。


私はブリュッセル・ワッフルを選び、トッピングはブラウンシュガーにしてみました。
今までトッピングと言えば、チョコレートソースやメープル、バナナ・・・という経験しかなかったのですが、これまで試したことのないブラウンシュガーに初トライです。

ブリュッセル・ワッフル、ブラウンシュガーのトッピング @メゾン・ダンドワ

このブラウンシュガーのトッピング、私はとっても気に入りました!
ブラウンシュガーの甘さはザ・砂糖という感じではなく、優しい甘さで、ワッフルにベストマッチ。『メゾン・ダンドワ』の美味しいベルギーワッフルの生地感をソースなどで湿らせずに、その軽い生地感をそのまま楽しめるのがすごく良かったです!
おすすめのトッピングですよ。
トッピング選びも大成功し、念願だった美味しい老舗ワッフルを食べられて、また一つブリュッセルでしたかったことを実現させました!!
これが今回のベルギー旅のワッフル、3ワッフルめとなりました。
(1ワッフル目はこちら、2ワッフル目はこちらをご覧ください^^)

私達は今回時間がなかったのでカジュアルな上記店舗のお店の片隅にあるテーブルで立ち食いしましたが、この店舗から目と鼻の先に、素敵なイートインスペースを備えた店舗がもう一店舗ありますので、ゆったりと素敵な空間でワッフルを楽しみたい人はそちらの店舗がおすすめです。(実は私もそちらに行きたかったのですが、時間がなくて断念しました・・・)
下記がその住所です。

★Maison Dandoy – Galeries
Galerie du Roi 2, 1000 Brussels, Belgium



さて、主人はこの日、おやつにホットチョコレートを飲んだだけだというのに、ワッフルを2度も食べた私は(!)お腹が空くわけもないのですが、ライトな夕食でも食べようと(「でも夕食は食べるの!?」というツッコミが聞こえてきそう)向かったのはこちらの通り、Rue du Marché aux Fromages (マルシェ・オー・フロマージュ通り)

今、下の写真の左側に見えているビアバーも大人気店で、雨が止んでいるときは外も席に人がびっしりでしたが、私達のお目当ては、この通りに多いと『地球の歩き方』に紹介されていたピタ (Gyro)を売っているお店でした。

Rue du Marché aux Fromages (マルシェ・オー・フロマージュ通り)

それらしいお店が何軒かある中で、どこにしようか探していると、店先に立っていたおじさんがフランス語の写真メニューを親切に英語でしてくれたお店に入ってみることにしました。

★Plaka (ギリシャ料理店)
Rue du Marché aux Fromages 6, 1000 Brussels, Belgium

Plaka (Greek Restaurant) in Brussels

おじさんは親切に世話を焼いてくれ、調理スタッフにも私たちのオーダーメニューをフランス語で伝えてくれ、さらに私がお肉の写真を撮っていると、写真を撮りやすいようにフレームアウトしてくれたり、主人にお肉用のナイフを持たせて記念撮影させてくれたりと温かいおもてなしでした。

ここは写真メニューもあるので、指さしオーダーも可能なお店だと思います


こちらがピタの中に入るお肉。

Plaka (Greek Restaurant) in Brussels

主人がナイフを持ち、大きな塊肉の横に立ったいるところ。(主人は某社のコンパクトになる旅には便利なダウンを着ていてダサいが、せっかくなので写真を掲載( ̄▽ ̄))

Plaka (Greek Restaurant) in Brussel

イートインもできましたが、私達はテイクアウトし、ホテルへ持ち帰って緑茶と共にピタ(ギロ)をいただきました。

Gyro @ Plaka (Greek Restaurant) in Brussel

これで4ユーロくらい。中にはお肉はもちろんトマトやキュウリなどのお野菜がた~っぷり。白いソースは ザジキ(ジャジキ)ソースと言われるもので、ギロピタに添えられるソースなのですが、そのソースも美味しかったです。
このお店はおすすめです!!

こちらはテイクアウトの帰り道に撮影した、 La Grand-Place (グラン・プラス)の夜景です。

La Grand-Place

紺碧の夜空に柔らかい光で照らしだされた市庁舎とギルドハウスの風景が幻想的です。

La Grand-Place





翌2018年5月1日(月)。
ブリュッセル最後の朝。ホテル近所のカフェで、ベルギー、ラストスパートのリエージュ・ワッフル。

Brussels Waffle & Food
Rue de la Montagne 74RDCH/RDCH, 1000 Brussels, Belgium

Brussels Waffle & Food
Brussels Waffle & Food

これでベルギー4ワッフル目達成!
朝からワッフルが食べられるお店があるのは、さすがブリュッセルですよね。

waffle @ Brussels Waffle & Food
coffee @ Brussels Waffle & Food

これにてベルギー、ブリュッセル滞在3泊4日で4ワッフルを食べ終え、次なる目的地であるオランダへと向かいす。



次回はあのゴーダチーズで有名な、オランダのゴーダ編です!

ベルギー・ブルージュでワッフル&大荒れのオーステンデ

今回はベルギー、

①ブルージュの美しい景色
②ブルージュのかわいいカフェのワッフル
③ちょっぴりオーステンデ

についてご紹介します。

2018年4月30日(月)。
午後。

朝ブリュッセル(下記マップの【1】)を出て、ゲント【2】でゲントで名物ランチを食べた私たちは(それについての記事はこちら)、ゲントから車でブルージュ【3】へと向かいました。
(下記のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)

途中、目に入ったスーパーでチョコレートのお土産を買いながら、1時間程度でゲントからブルージュ(Bruges)に到着。私は二度目、主人は初めての訪問でした。

ブルージュの街並みの中でもひときわ目立つ存在なのが、この鐘楼(Belfort)です。

ブルージュの鐘楼

鐘楼はヨーロッパでも5本の指に入る美しさという広場、マルクト広場(Markt)に位置しています。

ブルージュ・マルクト広場
ブルージュ・マルクト広場


ブルージュは人気の観光地で、観光客向けのおみやげ物屋さんなどもあるのですが、その中でも以前立ち寄って印象に残っていたのが、このお店、『Rococo』です。

ここは、以前義母とツアーでブルージュを訪れた際にも立ち寄った、かわいらしいレース用品店です。

Rococo
8000, Wollestraat 9, 8000 Brugge, Belgium

Rococo

店内に入ると、見ているだけでときめく可愛いレースがたくさん!
以前、義母はここで写真中央あたりに写っているレースの入った銀のお皿を買い、自宅のリビングに今でも飾っています。

Rococo 店内

私もここで小さなレース入ったの木製のスタンドを自分用と義母用のお土産に買いました。

Rococo 店内

店員さんもとても親切に対応してくださり、気持ちの良いお買い物ができました。レース好き、かわいいもの好きの方には必見のおすすめ店ですよ!



ブルージュというせっかっくの美しい街なのに、 この日は 雨が降ったりやんだりというお天気で本当に残念・・・
とはいえ、美しい街並みを楽しんで、このブログにもアップしようと街を歩き回りましたよ~


ブルージュは水の都。この水路の景色も見どころの一つで、水路を巡る観光ボートも人気のようでした。

水路沿いをお散歩していたら・・・

見つけたカモさんカップル。

カモさん達、まったりしているかと思いましたが、間もなくすると泳ぎ始めました。

君たち、こんな美しい街のカモに生まれて幸せだねえ・・・。



そして、もう一店舗ブルージュで再度訪れたかったのが、以前ガイドさんにおすすめ店ということでツアーのフリータイムに義母と行き、ホットチョコレートが美味しかったカフェ、『Tea-room De Proeverie』・・・だったのですが、お店の前は大行列、どれくらい並ぶのか店員さんに尋ねようとしたのですが、余りの忙しさに店員さんは、お店の前にいるお客さん達の存在に気づいているのに無視し、半ギレで働いていました。

仕方がないので断念し、あらかじめ調べていたほかの候補のお店に行こうとしたのですが、ネット情報が間違っていたのかお店は見つからず、そのほか目についた良さそうな感じのカフェに入ろうとするも、どこも満席・・・

諦めかけたその時、通りがかりに奇跡的に主人が見つけてくれたのがこのお店、
The Old Chocolate House』。

The Old Chocolate House
Mariastraat 1a, 8000 Brugge, Belgium

The Old Chocolate House

1階はチョコレートなどを売るショップなのですが、

The Old Chocolate House

小さくて急な階段を上がっていくと、 2階がカフェスペースになっていました。
広くはないカフェスペースは、私たちが入ったらちょうど満席に。入れてラッキーでした!(のちにお客さんが入れ替わったタイミングでなんとか下記の店舗内の写真を撮影^^;)

クラシックなムード漂う店内はとても素敵で、テーブルには愛らしいバラ模様のクロスが敷かれていました。

The Old Chocolate House

主人はホワイトチョコのホットチョコレート

ホワイトチョコのホットチョコレート @ The Old Chocolate House

ベルギーに行ったら毎日ワッフルを食べようと思っていた私は、
ワッフルをオーダーしました。 これが今回のベルギー旅のワッフル、2ワッフルめ。 (1ワッフルめについてはこちら

waffle @ The Old Chocolate House

ちなみにこちらのお店、通りがかりに見つけたのに大当たりだったようで、「人生で飲んだホットチョコレートの中で一番美味しかった」というお店のレビューをのちに目にしました。

しかし、ホワイトチョコレートのホットチョコレートを飲んだ主人、写真のつぶつぶのチョコを自分でホットミルクに入れて作る、というかわいい演出つきのドリンクなのですが、本格的で濃厚すぎたらしく、全部飲めていませんでした(><)
私が「なんでホワイトなの?なんで普通のチョコレートドリンクにしなかったの?」と聞くと、「俺にもわからない・・・間違えた・・・」と言っていました。
一体何を間違えたというのか理解できないけど・・・(-_-)

とは言え、私はブルージュのかわいいカフェに入れて満足でした。



ブルージュを出た私たちが向かったのは、ブルージュからさらに北の街、オーステンデ(オステンド、Ostend)。(下記マップの【4】)
(マップはGoogleマップに一部加筆したもの)

地図のイメージで思っていたより、意外とブルージュから 距離があり 、25キロ位、高速を30分程度走りました。

移動することにより天気が良くなることを祈っていたのですが、何とブルージュよりひどい雨・・・。それどころか暴風が吹き荒れて、かなりの荒れた天気になっていました。

Ostendの街並み

カジノもあるというので、車で前を通りかかってみたのですが、想像していたよりも規模が小さそう・・・。

Ostendのカジノ

このオーステンデ、なぜ訪れたかというと、 『地球の歩き方』 に

”ベルギー最大のリゾート地。海岸には美しいビーチが広がり、カジノなどのリゾート施設も多い”( 『地球の歩き方』要約)
・・・と書いてあったから。

私たちも4月の終わりはまだ寒く、ビーチリゾートの季節でないことはもちろんわかっていましたが、 ネット情報によるとエビ(灰色エビ)も有名だし、Googleマップで調べると、海沿いにはレストランも立ち並んでいるようだったので、
私たち夫婦は「海辺をぶらついた後、おしゃれなレストランで海をながめながらエビのディナーでも食べよう ٩( ‘ω’ )و ٩( ‘ω’ )و 」なんて考えていました。

が、天気は大荒れで外を歩いている人はほとんどおらず・・・
カジノ前の横断歩道を渡るおじさんを見ると暴風で傘がおちょこになっているし・・・

レストランがありそうなエリアに車で行ってみたものの、海岸沿いなので風がいっそう強さを増し、灰色の海は荒れていて、とてもじゃないけど車を降りれる感じではありませんでした。

このまま車に乗ったままブリュッセルへ戻るかどうするか・・・!?
雨だし暴風だし車を降りたくないなぁ~、と思ったのですが、せっかくここまで来たし、トイレも行きたかったし(笑)、海から少し入ったパーキングに車を停め、車の外に出ると二人共傘がおちょこになりました!

寒いし長くは歩けないので、目についた近くの飲食店に入ってみることにしました。

それがこちらのお店、

★ Tearoom-bistro BLINY
Schippersstraat 36, 8400 Ostend, Belgium

Tearoom-bistro BLINY

とてもきれいな店内。

Tearoom-bistro BLINY

さっきのブルージュのスイーツでお腹が空いていない私たちは、ドリンクだけオーダーすることに。
私は、せっかくのベルギーなので普段は飲まないけれどビールを飲もうと、店員女性におすすめのビールを聞いてみると、感じの良い店員さんは笑顔で「私、ビール好きじゃなくて飲まないのよ~」と驚きの回答が返ってきました。こんなビールの美味しい国でもやはり好き嫌いはあるのね・・・。

優しい店員さんは他の店員さんにおすすめを聞いてきてくれ、「女性に人気があるのはチェリービールだよ」、と教えてくれたので、私はそのおすすめを頼みました。

Tearoom-bistro BLINY

写真を撮るころには泡が消えちゃっていましたが、このビールが美味しくて~!!
途中で甘みをプラスしたいときは、グレナデンシロップを足すと良いよ、とも教えてくれました。

これを飲んだらすっかりチェリービールが好きになってしまい、また飲みたい、と思ったけれど、残念ながらこの後は飲むチャンスがなく、ベルギーの思い出の味の一つになっています。

しかも日本から来たという私たちに、店員さんがサービスで美味しいチーズまで持ってきてくれました。優しいお店の方々のおもてなしに感謝です!



・・・ということで、あっという間にオーステンデ旅は志半ばで終了し、再びブリュッセルへと戻りました。

今回はリゾート地らしい雰囲気を味わえなかったオーステンデでしたが、いつかは夏のリゾートシーズンにリベンジして、海岸をぶらつき、エビを味わってみたいと思っています。


次回は再び、ベルギー・ブリュッセル編です。
ブリュッセルでもワッフル食べてます!

ベルギー・ゲントで名物料理と景色を楽しむ♪

今回はベルギー、ゲントの

①名物料理
②観光スポットの美しい風景
③ファン・アイクの名画『神秘の仔羊』の鑑賞方法

についてお伝えしていきます!



2018年4月30日(月)。 朝。

ブリュッセルを出発して車でゲントへ向かいます。
この日のドライブルートは、

  1. ブリュッセルを出発
  2. ゲント
  3. ブルージュ
  4. オーステンデ
  5. ブリュッセルへ戻る

・・・という予定。

今回の記事では、そのうちのゲントについてお伝えします。
(下記マップはGoogleマップに加筆したもの)

Googleマップの通り、ブリュッセルからゲント間は57キロくらい、45分程度のドライブです。



ゲント(Ghent, ヘントとも日本語で表現されることあり)に到着。
中心部まで徒歩5分程度の少し外れところに車を停め、歩いて街の中心部へ。

ゲントはブリュッセル、アントワープに次ぐベルギー第3の都市だそうで、近代産業都市でありながらも、中世の面影を感じられる建造物が多く残されていました。

軽く観光をしてからランチを・・・と思っていたら、ただでさえ寒いところに雨が降ってきたので、予定より早くランチのお店へ行くことにしました。

『地球の歩き方』に、ゲントの名物はワーテルゾーイだと書かれていたので、この日のランチのお目当てはワーテルゾーイでした。
あらかじめネットでワーテルゾーイの名店を探していたので、予約はしていないものの昼前にお店へ行ってみたところ、予約無しでも入ることができました。

ただ、予約無しで入れたはラッキーだったようで、私たちのすぐ後に来たお客さんは入店を断られていたので、予約がおすすめです

私達が訪れたお店はこちら、

ドゥ・グラスレイ (De Graslei)
Graslei 7, 9000 Gent, Belgium

レストラン『ドゥ・グラスレイ (De Graslei) 』

レストランはレイエ川に面していて、レストランの建物そのものからも歴史が感じられました。

レストラン『ドゥ・グラスレイ (De Graslei) 』 とその並びの建物

雨が降っていたものの(上の店舗写真は食後に撮影したもの)、テラス席は完全にパラソルでおおわれていたので、テラス席にすることにしました。

レストラン『ドゥ・グラスレイ (De Graslei) 』・ テラス席

私達がオーダーしたのはランチメニュー。この日は月曜日だったので、下の写真・左側の平日ランチメニューでした。

店員さんはとても感じがよくて、メニューにあった「本日のスープって何ですか?」と聞いたところ、「Good Quetion!」と言い、答えてくれるのかと思いきや、覚えていなかったらしく、なぜか近くのテラス席に一人で座っていた常連客と思しき女性に「本日のスープって何?」と聞いていました(笑)。

お料理は、初めにスプーンに乗ったアミューズとバケット、オリーブが来て、プラスでオーダーしたワイン。

平日のランチコースの一部 @ ドゥ・グラスレイ (De Graslei)

お次に来たのは本日のスープ、ミートボール入り、トマトスープ。

主人と二人でランチコースにしたのですが、一つはメインにワーテルゾーイ、もう一つはフレッシュサーモンのディジョネーズソースにしました。


こちらがお目当てだったゲントが発祥の地とされるお料理、ワーテルゾーイ(waterzooï )

ワーテルゾーイ(waterzooï)

ワーテルゾーイについての解説を調べたところ、Wikipediaには下記のように紹介されていました。(下記参照は日本語版Wikipediaより)

”ワーテルゾーイ(waterzooï)とは、肉類を茹でた煮汁にクリームと卵黄をいれて作るベルギーの郷土料理。
本来は川魚を使う料理だったが、庶民に手の届く、より安価な材料として鶏肉が使われるようになった。ワーテルゾーイという名称も、「水(から捕れた魚)」と「ごちゃまぜ(残り物の寄せ集め)」から来ているとされる。
ベルギーのゲントが発祥の地とされる。
淡白な肉なら肉類の種類は問わず、鶏肉、兎肉、白身魚などが使われる。 ”

このレストランのワーテルゾーイの具は、ザリガニ、エビ、白身魚(あんこう?)、じゃがいも等が入っていて、クリームシチュー風とは聞いていたのですが、割とさらっとしている感じの質感でした。
色んな魚介類が入っているので、スープには旨味がたっぷりで美味しかったです!

こちらはもう一方のメイン、 フレッシュサーモンのディジョネーズソース 。

フレッシュサーモンのディジョネーズソース

お料理は美味しく、お店の人も感じがよく、ロケーションも中心部に近く、レイエ川に面していて、おすすめのレストランですよ!



ランチ後にちょうど雨が止んだので、ゲントの街歩きをすることに。下の写真はランチを食べたレストランの、レイエ川を挟んだ向かい側、コーンレイ (Korenlei)の景色。ギルドハウス(中世ヨーロッパの商業組合の建物)が立ち並んでいます。

コーンレイ (Korenlei)


写真左手は中世の肉市場、大肉市場 (Groot Vleeshuis)。1406-1410年にかけて建築されたもの。

大肉市場 (Groot Vleeshuis)


1180年の建築、フランドル伯居城(Gravensteen)

フランドル伯居城(Gravensteen)


グラスレイ(Graslei)のギルドハウスの眺め。古いものでは1200年(!)の建物があるそうです。
写真右手のとんがり屋根は1300年ごろに建てられた鐘楼(Belfort)です。

グラスレイ(Graslei)


黒いパラソルの間に見えているのは、旧魚市場(Oude Vismarkt)
屋根の部分には海神ネプチューンの彫像があります。

旧魚市場(Oude Vismarkt)


そして、私がもう一つ楽しみにしていたのが聖バーフ教会(St. Baafskathedraal)に所蔵されているファン・アイクの作品、『神秘の仔羊』の鑑賞でした。

教会は無料で入場できるので、初めは教会の中に入って右奥にある絵を見て本物かと思ったら、それはツアー説明用のコピー画でした。間違えてこちらを見て帰らないように、要注意!!(部屋は格子のような仕切りがあり、一般客は入れなくなっていて、部屋の手前にツアー用コピーとの注意書きが付いています)

本物を鑑賞するのは有料で、教会に入ってすぐ左手にあるチケット売り場でチケットを入手して下さいね。

見たかった 『神秘の仔羊』は、美しい教会の一角の薄暗い場所に展示されていて、さらに神秘性が増す雰囲気でした。日本語の解説を片手に絵の細部までじっくりと鑑賞しました。

ちなみに主人は絵にはあまり興味がないので、かなり早々に絵に飽きて、絵の反対側の人の少ないところで退屈そうに待っていました(苦笑)。



こちらは聖ニコラス教会(St. Niklaaskerk)。

聖ニコラス教会(St. Niklaaskerk )

ゲントの街は中世の面影が随所に感じられ、美しい街でした。

次回はベルギー・ブルージュ編です!

ベルギー・ブリュッセルでベルギー料理とビール♪

今回はベルギー、ブリュッセルのグルメ情報を中心にお伝えします!



2018年4月29日(日)。 夕方。
ベルギー、ブリュッセル。

ブリュッセルと言えば、 「世界で最も美しい広場」 とも称されるグラン・プラス (La Grand-Place) も有名ですが、それに負けず劣らず、もしくはそれよりも!?有名なのが 小便小僧(Manneken Pis) ではないでしょうか?
世界3大がっかり名所の一つ、と、ちょっと不名誉なことも言われている場所でもあります。

私も以前訪れていて、その小ささも知ってはいたのですが、せっかく来たブリュッセル。そこはもう一度彼に会わなければ・・・!と思い、行ってきましたよ~

小便小僧(Manneken Pis)

そして、以前行った時には無かったのか、あるいは気が付かなかったのか、小便小僧と目と鼻の先にこんなワッフル屋さんを見つけました。

食べようかな~と思って中に入り、並んだデコレーションがすごいワッフルたちを撮影してみたのですが・・・

店員の女性の来客応対を見ていたら、すごく無愛想で態度が悪いし、あらかじめ美味しいと評判のワッフルのお店を調べてあったので(次回以降の記事でご紹介しますね)、あえてここで買うのはやめておきました。

ただ、並んでいるワッフルはカラフルで、がっつりデコレーションなので、映える写真は撮れました^^




このあと、私達がディナーに向かったのは、グランプラスに面しているレストラン、 『La Rose Blanche』 。
下の写真の左から2番目の建物です。

La Rose Blanc
Grand-Place 11, Brussels 1000, Belgium

La Rose Blanche

このレストランにしたのは、主人が出張時にブリュッセルのガイドさんから、ベルギー料理のおすすめ店と紹介されて行ったことがあり、牛のビール煮が美味しかったから、というのが理由です。

La Rose Blanche

店内はカウンターにビアサーバーが置かれていて、さすがビールの国、ベルギーといった感じ。

La Rose Blanche 店内

私は普段ビールはあまり飲まないワイン派なのですが、ベルギーに来たらやっぱりビールを試さないことには・・・!と思い、ビールの飲み比べセットをオーダーしました。

もともとビールがそんなに好きではないのですが、このビールを飲んだら美味しくてビックリ!!!
人生でこれまでもブリュワリーのビールを飲んだことがあるのですが、ベルギーで飲んだこのビールが4種類とも美味しくて、私の人生のベストビールとなりました。

ビールのほかにはスープと、メインに
■主人のおすすめの、牛のビール煮『Stew beef with beer sauce, fries』(21.90 €)
■トマトソースのミートボール『Meatballs with tomatoes & shallots』 (16.50 €)
をオーダーしました。


牛のビール煮はビーフシチューみたいな感じ。ビールで煮ているからかお肉がやわらかくて、ルー(?っていうのか?)の味付けもコクとうまみがあって美味しかったです。
ミートボールも大きなミートボールがトマトスープにたっぷり入り、食べ応えありすぎて食べきれなかった・・・。こちらも美味でした!



レストランを出た後、一切お酒を飲めない主人が、「食後のコーヒーが飲みたいよう」、と言うので、宿泊していたホテル 『ラディソンブルー・ロイヤルホテル・ブリュッセル』 (ホテルについての記事はこちら)のロビーラウンジで2次会をすることにしました。

ホテルは中心が吹き抜けになっている造りなのですが、下の写真の右側エリアがバー&ロビーラウンジ、左手側がミシュランの星付きレストランになっています。

ラディソンブルー・ロイヤルホテル・ブリュッセル

ということで、コーヒーを飲みにラウンジへ。

主人がコーヒー、私はカフェラテをオーダーしました。

ほかにお客さんもほとんどいなくて、ほぼ貸し切り状態でした。ホテルのラウンジらしいゆったり感を味わえました。



たまたま食べ物話題ばかりの今回の記事ですが・・・^^;、

明けて
2018年4月29日(月)。 朝。

この日は ブリュッセルから別の街へドライブに行く予定だったのですが、その前に朝食のため、ホテルから歩いてすぐのカフェ、
Brod Brussels』へ。

ホテルはグラン・プラスという一大観光地から徒歩7分の好立地なのですが、早朝かつホテルから近いとなると、意外と開いているカフェも限られていました。

Brod Brussels
Rue d’Arenberg 54, 1000 Bruxelles, Belgium

Brod Brussels』へ。

ホテルはグラン・プラスという一大観光地から徒歩7分の好立地なのですが、早朝かつホテルから近いとなると、意外と開いているカフェも限られていました。

Brod Brussels
Rue d’Arenberg 54, 1000 Bruxelles, Belgium

Brod Brussels

イートインスペースもあったので、店内でいただくことにしました。

Brod Brussels
Sandwich @ Brod Brussels

サンドイッチは野菜たっぷり。ハムとチーズ、ミックスグリーンにグリルしたズッキーニも入っていて、美味しかったです!


この日はこの後ドライブして
ゲント >> ブルージュ >> オーステンデ
を巡りました。
それについては次回へ続きます!