「知床旅34・サロマ湖と【道の駅 サロマ湖】」の続きです。
今回は、北見市や網走市あたりを訪れたら、ぜひ立ち寄っていただきたい、たくさんの花々とサロマ湖・オホーツク海が見れる絶景スポット、1958年に網走国定公園、2001年に北海道遺産にも選定された、【ワッカ原生花園】をご紹介したいと思います。
2020年7月30日(木)。
いよいよ、この知床旅の最後の観光地となってしまいました。
★ ワッカ原生花園 / Wakka Wild Flower Park
北見市常呂町字栄浦242
駐車場に車を停めて、ネイチャーセンターの建物を目指すと、中は売店や展示物があるコーナーがあり、レンタルサイクルの施設も併設していました。
総合案内には、今咲いている花の一覧があります。
私達の訪れた日に咲いていたのはこちらの花々。40種類弱の花々がリストアップされています!
施設名の【ワッカ】はアイヌ語の「真水」の意味で、「水が湧くところ=WAKKA-O-I」に由来しているそうです。
ここ、【ワッカ原生花園】は、日本最大規模の海岸草原で、その広さはなんと、
幅200~700メートル、長さ20キロメートル、約700ヘクタールにおよぶというから、驚きです!こんなふうにオホーツク海とサロマ湖の水に挟まれた細長い地形で、一本の砂州(海中へ細長く突き出した砂地)になっています。
実は、ここに着いた時点であまり時間がなく、滞在時間は30~40程度しかないことが判明^^;
私達はいそいそと2人乗りの自転車を借り、園内の散策へ向かいました。
私達が選んだコースはざっくり↓のような感じで、ビジターセンターをスタートし、【サロマ湖 第2湖口】の大きな橋まで行って帰ってきました。往復約6.6キロです。
スタートしてしばらくは左手にサロマ湖を眺めながら、
平坦な気持ち良いコースを走っていきます。
ハマナス(左、濃いピンクの花)、エゾフウロ(右手前、うすいピンク)、エゾカワラナデシコ(右、エゾフウロの奥)…などなどが咲いています。草原の向こうにはオホーツク海が見えています。
時間があれば歩きたかったウォーキング専用のコース。小高い丘に登れるようになっていたので、きっと丘の上からはオホーツク海が見渡せるのではないかと思います。
少々登り坂です。ず~っと向こうに目指す橋が見えています。
だんだんと橋が近づいてきました。
橋を渡った先にもまだまだサイクリングロードは続いているのですが、私達は時間がないためにここで折り返し。
橋の上から見る景色は、オホーツク海と
サロマ湖が見渡せて圧巻です。
帰りに飛行機に間に合わないと困るので、この素晴らしい景色に後ろ髪を引かれつつも来た道を引き返します。
もっとゆっくり一つ一つの花を観察したり、写真を撮ったりしたかったのですが…
こちらは、エゾフウロ(左手前、うすいピンク)、ノコギリソウ(中央、うすいピンク)、コウリゾナ(全体、黄色)など。
草原にはありとあらゆる草花が、北海道の短い夏を謳歌してするかのように、びっしりと生えそろっていました。
サロマ湖を正面に見ながら走ります。
ゴールのネイチャーセンターが見えてきました。
今回は駆け足で巡りましたが、ここは時間をかけてじっくりとまた訪れてみたい、本当に素敵な場所でした。
次回訪れるなら、どこかで美味しいランチでも買ってきて、途中のベンチでピクニックしながら、もっと遠くまでサイクリングしてみたいです。
次回はついに北海道知床旅最終編!女満別空港と帰りの飛行機、そして購入した北海道みやげについてお伝えします。