沖縄旅10・元フレンチシェフが作るおしゃれな沖縄そば【Okinawa Soba EIBUN】

沖縄旅9・地元で愛される、美味しい沖縄そばの店【沖縄そば専門店 与那原家】」の続きです。
前回に引き続き、またまた沖縄そばのお店ですが、今回は同じ沖縄そばでも、元フレンチシェフによる独創的な沖縄そばのお店【Okinawa Soba EIBUN(オキナワ ソバ エイブン)】についてご紹介します。

2021年9月18 日(土)。
朝食はコンビニのパンで軽く済ませ、早めのランチで沖縄そばを食べに行こう!ということに。

今回ご紹介のお店は、オープンが2016年と比較的新しく、元フレンチシェフによるおしゃれ進化系沖縄そばで大人気となっているお店です。

場所は国際通りのドンキホーテから500メートルほど入ったところにあり、アクセスしやすい場所です。


★ Okinawa Soba EIBUN (オキナワ ソバ エイブン)
沖縄県那覇市壺屋1丁目5−14

上の写真は、列が落ち着いてから写真撮影しましたが、11時半ごろに私達が到着したときは、もっとたくさんの人がお店の前で並んでいました。
しかし、ウェイティングリストに名前を書いておけば、電話をかけて呼び出してくれるようで、近くのパーキングで車を停めて車内で待っている人もいました。
なので実際には見た目よりたくさんの人が待っていることになります^^;

私達は少し離れたパーキングに車を停めていたので、お店の前で30分くらい待ちました。


お店の外観は、バーやカフェのよう。一見、沖縄そば屋さんに見えませんよね!?


店内もおしゃれなカフェのようでした。

女性一人でも入りやすい雰囲気です。


以下がメニューの一部です。
ベーシックな「沖縄そば」「軟骨ソーキそば」から

「牛もやしそばパクチーまみれ」「辛牛もやしそば」など、独創的なものまであります。


私は暑い中待っていたので、冷たいおそばが食べたくなり、冷やしナンバー1人気メニューという「特製冷やしジュレダレぶっかけまぜそば」の生麺にしてみました。

ちなみに、沖縄の製麺所と半年かけて開発したオリジナルの沖縄そば麺は4種類あり、トッピングも豊富にありましたよ!
トッピングも味玉とかネギ増しのほか、よもぎパクチー焼きチーズなど珍しいものがありました。


こちらは主人がオーダーした「釜玉ぶっかけ沖縄まぜぞば」に軟骨ソーキトッピング
軟骨ソーキは別盛りかおそばに載せるかも選べます。

写真だとお肉のボリューム感が伝わりにくいのですが、かなりの大きさの立派なお肉で、主人も満腹になっていたようです。

こちらが私のオーダーした「特製冷やしジュレダレぶっかけまぜそば」

名前の通り、普通のそばつゆのほかにジュレダレがついていて、それらがコシの強い麺に絡んで美味しいです。またレモンを絞っていただくので、ダイスカットされたしっかり目の味付けの煮豚にと爽やかさをプラスし、夏らしいさっぱりとした味わいになります。

食べていて美味しいカツオ出汁かな??と思って、後から調べてみたところ、
CALENDOkinawaというサイト(https://calend-okinawa.com/food/foodshopnavi/soba-eibun2017-7.html)のインタビュー記事を見つけ、店主さんが、
「基本のスープだけはしっかり作ろうと。飲み干せるスープを目指しています。豚ガラは、煮立たせずに弱火でコトコトと脂を取りながらじっくり8時間ほどかけて煮出しています。カツオと昆布は、和食の一番だしの取り方ですね。カツオ節は最後にたっぷり入れて、エグミが出ないうちにさっと引き上げるんです」
とおっしゃっていました。

豚ガラ+カツオ+昆布の旨味なんですね。

お店のスタッフさんもみなとても感じよく、私の「特製冷やしジュレダレぶっかけまぜそば」は、柚子胡椒が合いますよ!と教えてくれました。

また、テーブルには各種調味料があり、メニューにもそれらの説明がされていますので、味変を楽しみながら食べるのも良いですよ!

食べログ情報によれば、夜はまた違ったメニューになるそうです。夜メニューも食べてみたい、と思えるお店でした。

沖縄旅9・地元で愛される、美味しい沖縄そばの店【沖縄そば専門店 与那原家】

沖縄旅8・【残波岬】で絶景サンセット」の続きです。
今回は美味しくて2度目の来店となった沖縄そばのお店についてご紹介します。

2021年9月17 日(金)。
残波岬でLINEメッセージを後輩に送信しました。

というのも、私の昔の職場(大学の研究施設)の後輩ちゃんが、今は琉球大学で免疫学系の研究をしていまして…

このコロナ禍のご時世、東京から沖縄に来て、会おうというのも先方が嫌がるかなと思うと申し訳なく…
とはいえ、今年の年賀状で昨年の沖縄の写真を送ったところ、「沖縄にいらしてたんですね」との返信があり、何も言わずに帰るのも水臭いかなと思い…

ここはひとつ、「今来てま~す!」と、突然メッセージを送った方が、向こうも急だから対応できなかったとの言い訳ができるしと、あえての急なメッセージにしました。

すると、金曜日の夕方だったからか間もなくて後輩ちゃんから返信が来て、
「まだ仕事中ですがもうすぐ終わるので、良かったらうちにも遊びに来てください。」との返信が。

5年以上会っていなかったので、即「行く~!」と返信し、彼女の家からもまあまあ近く、一度食べてから是非もう一度行きたいと思っていた沖縄そばのお店で待ち合わせすることにしました。

残波岬からお店までは40キロくらい。
急いで向かっても渋滞でお店のラストオーダーに間に合うかギリギリでしたが、とにかく向かうことに。

お店は緊急事態宣言下で、20:00閉店でしたが、ぎりぎり19:30に到着できました!

※以下は前回訪問時の写真と共にお伝えします。

★ 沖縄そば専門店 与那原家
沖縄県島尻郡与那原町与那原1040


閉店間際に撮影したので、この店内写真は人が写っていませんが、

大人気店のようで、昼間訪れた時は満席に近かったです。

しかも場所が観光地でもなく、普通の幹線道路沿いにあるからか、あたりを見回すと地元のお客さんがほとんどの様子でした。

メニューの一部はこちら。


前回オーダーして感動的に美味しかった【軟骨ソーキそば あっさり】

金色のそばつゆはカツオの旨味が効いたダシで、とっても美味しく、お肉もすご~く柔らかで美味しく、味付けも良く最高に美味しかったです。
これを食べたら今まで食べたソーキそばって何だったの?というくらい別の食べ物かくらい美味しかったです。

こちらは前回主人がオーダーした【軟骨ソーキそば こってり】。こちらは豚骨のスープ。
主人は私の選んだあっさりとこってり、どちらも同じくらい美味しいと言っていましたが、私の好みは断然あっさりの方です。
が、ネットの評判を見ても好みによるそうで、こってりが好きという方ももちろんたくさんいます^^


そして…、今回オーダーした【沖縄そば あっさり】
そばつゆは【軟骨ソーキそば あっさり】と同じだと思いますが、やっぱり軟骨ソーキのお肉が載っている方が私は断然美味しいと思いました。


こちらは後輩ちゃんがオーダーした【野菜天ぷらそば】の2つのうち1つを主人が沖縄そばに載せた写真。
なんと【野菜天ぷらそば】にはこの大きさの天ぷらが別皿に2枚載ってきます。
あまりの多さに「食べれない…」となった後輩ちゃんが、主人に1枚くれました。

この天ぷら、見た目より(失礼!)食べてみると予想をはるか上回る美味しさで、衣の香ばしさとしっかりめの野菜の味付けが絶妙で、おそばにマッチしていました。
でも、天ぷらそばは確かに美味しいのですが、天ぷらをおそばに載せてしまうと、おつゆの美味しさが天ぷらのインパクトで損なわれて、おつゆを美味しく味わえないかと思いました。

あれこれ食べてみて、私の個人的な感想として絶対的に1番美味しくて、次回は絶対これを食べる!と思っているのは、【軟骨ソーキそば あっさり】です!!!
お肉もおつゆもどちらもパーフェクトに美味しいので、ぜひ皆さんにお試しいただきたい味です。

沖縄そば専門店 与那原家】おすすめのお店ですよ!

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ちなみにこの後、後輩ちゃんの家にお邪魔し、つもる話で大盛り上がりしました。
後輩ちゃんは、せっかく沖縄に住むなら…と、海が見えるお部屋に住んでおり、最近では趣味でコーヒーに凝っていて自家焙煎までしている(!)らしいです。
研究者によくあることですが、何しても研究したくなっちゃうんですよね、笑。

知床旅22・ウトロでは貴重なカフェ&バーで、食後の一杯♪

知床旅21・ミシュラン・ビブグルマン掲載ラーメン店【波飛沫】」の続きです。
今回は、知床では貴重な存在のバー【Cafe and Bar 334】についてお伝えします!

2020年7月28日(火)。
ラーメンを食べた後、このままホテルに帰るのはさみしかったので、カフェ兼バー【Cafe and Bar 334】に立ち寄ってみました。

Cafe and Bar 334
北海道斜里郡斜里町ウトロ東172(北こぶし知床 ホテル&リゾート内、1階)

バーは北こぶし知床 ホテル&リゾート内にあり、宿泊者以外ももちろん利用可能です。

こちらのバーはセルフスタイルで、先にレジでオーダーとお支払いをすると、その後、テーブルまで運んで来てくれます。

ドリンクは一部例外はあるものの、ほとんどが700円でした。生ビール、サワー、ワイン、日本酒、ウイスキー、カクテル、果実酒がありました。

フードメニューはナッツや唐揚げなどなどのおつまみ系に、パスタ、カツカレー、鮭いくら丼の3種のお食事系がありました。一点、残念だったのはスイーツがアイス(数種類)しかなかったことです。(※2020年7月28日時点での情報です)

ラーメン屋さんですでに満腹だったので、ドリンクのみの利用でしたが、「ウトロ産スモークサーモン」、「道産チーズ盛り合わせ」、「道産ウインナ―盛り合わせ」あたりが気になりました^^


中は予想以上に広くて、コロナ禍でも安心でした。(それ以前に空いていた…)
空いていたので、店員さんが「どこでもお好きな場所をどうぞ。」とおっしゃって下さり、


私達夫婦は窓際席(下の写真右奥)にすることに。


ほかにもテーブル席、


さらに奥にはビリヤード台とスクリーンがあり、ソファー席やテーブル席がありました。


知床の夜にキールで乾杯!(主人はお酒が全くダメなのでソフトドリンクですが)

この時、話しかけてくれたスタッフさんがとてもフレンドリーで素敵な方で、私たちが女満別空港への帰り道に通る場所で、美味しい回転寿司屋さんを教えてくださいました!
のちにそこに行ったのですが、さすがは地元おすすめのお店!というすごく良いお店だったので、また今後の記事でご紹介しますね!

次回は、ウトロのおすすめグルメについてお伝えします!

知床旅21・ミシュラン・ビブグルマン掲載ラーメン店【波飛沫】

知床旅20・知床八景【オロンコ岩】へ」の続きです。

今回は、北海道・知床で、【ミシュランガイド北海道2017特別版】で「ビブグルマン」(星の評価からは外れるが、リーズナブルで質が良い、コストパフォーマンスが高いお店)に選出されたというラーメン店、【波飛沫(なみしぶき)】についてご紹介します。

★ 波飛沫(なみしぶき)
北海道斜里郡斜里町ウトロ西176-10

オホーツク海に面して建つ店舗。

お店の横にパーキングがあります。

知床では貴重な飲食店です。(しかもこの前日に某海鮮丼のお店がおいしくなくて失敗していました…)

店内はにぎわっていましたが、コロナ禍ということもあってか、すぐに入店できました。カウンター席と小上がり席があり、私たちは小上がり席に案内されました。

この波飛沫さん、訪問時はミシュラン・ビブグルマン掲載店とは知りませんでした…
で、メニューを見ると各種ラーメンがあるのですが、らーめんには塩、しょうゆ、味噌と3種類もスープがあり、どれがおすすめか店員さんに聞いてみると、
可もなく不可もない接客の店員さんからは「ぜんぶおすすめですよ。」というお答えが。それなら、どれが一番人気なのかと尋ねると、「ぜんぶ同じくらい人気ですよ。」とこれまた困ったお答えが…

しかしのちのちこのお店のことについて調べたところ、お店のメニューか貼り紙かなにかに「当店が初めてのかたは塩からお試しください」的なことが書いてるそうでした。
店員さん、そういう大事なことが書かれているくらいなら言ってよ!と言いたいっ。

なので何も知らない私は味噌ラーメンをオーダーしました。

フツーにおいしいけど…びっくりするほどおいしいとか、さすがビブグルマン!という感じではなかったなぁ…。正直、良くも悪くも、もう印象に残っていないです。

ちなみに、グルメサイトによると、ここの「とろチャーシュー麺」のチャーチューはとても美味しいらしいです!
あと、ラーメンのほかに焼き鳥にも力を入れているそうで、こちらも高評価でした。

焼き鳥以外にも鶏のから揚げ、餃子などなどのサイドメニューもあり、居酒屋としても使えるお店だと思います。下のサイドメニューはその一部です。

私達もラーメンを食べる前に「いももち」をオーダーしました。メニューには、「北海道でこれを知らない人はもぐりと言われるほど、道民に愛されているいももち!」と説明がありました。

裏ごしされたじゃがいもがこんがりと揚がっていて、バターの風味とじゃがいもの黄金んコンビネーションのおいしさ、それにもちもちとした食感がたまらなく美味しいです。

「いももち」の発祥は、まだ稲作の生産技術が発達していない時代に餅をつくる際、もち米の代わりに当時豊富に生産されていたじゃがいもを使ったことがはじまりと言われ、
明治の開拓時代には、開拓者たちの貴重なタンパク源として重宝されたそう。
その後、戦時中や戦後の食糧難の時代にも食べられ、現在では北海道の定番おやつになっているとのことです。(参考:農林水産省HP)

ちなみに、こちらの波飛沫さんの店主は、旭川の「らーめん山頭火」ご出身だそうです。
山頭火のラーメンはニューヨークに住んでいた時、日本に思いを馳せながら食べた思い出がありまして…家から1時間くらいかかるお隣、ニュージャージー州にある大型日本人スーパー「ミツワ」の中のフードコートに「山頭火」が入っていて、日本食を買い物に行きがてら、これを食べるのが楽しみだったのでした…懐かしいなあ…

最後は脱線しましたが、次回の知床旅に続きます!