「知床旅14・知床八景【知床五湖】地上遊歩道を歩く~中編~」の続きです。
今回は、知床八景【知床五湖】のうちの「二湖」と「一湖」、高架木道周辺の風景をご紹介します。
>> 高架木道散策、を知床五湖の「五湖」「四湖」、「三湖」については各リンクをご覧下さい!
2020年7月28日(火)。正午過ぎ。
ガイドさん率いる、知床五湖地上遊歩道(大ループ・全周3.0km)を歩く、我々グループ(ガイドさん含め5人)は、「二湖」へ到着しました。
三湖周辺では一瞬青空が見えたものの、再び雲に覆われてしまい、どんよりとした風景になっています。
これはトドマツの1年目の幼木だそうです。
1年目ってまだこんなに小さくて弱々しいのですね…。
トドマツは、エゾマツと並んで北海道を代表する針葉樹で、秋にはマツボックリが実りますが、その成長は成長期には早くなるものの、幼木期は遅いらしく、樹齢3年でまだこんなに小さいんですって↓ 幼木はかわいいですね。元気に大樹に育ってほしいなぁ~。
こちらが大ループ散策の最後の湖「一湖」です。
一湖の湖畔にいた蛍。
写真の右端には、高架木道が見えています。一湖のところで地上遊歩道から高架木道へ上がります。
地上遊歩道はこの時期ガイド付きツアーのみの開放、高架木道は一般開放しているので、その境目には回転扉でしっかりと区切られ、高架木道から地上遊歩道には出られないようになっていました。
高架木道から望む「一湖」。
本来なら知床連山が一湖の向こう側にずらりと見えるのに、この日はあいにく麓しか見えなかったです…。
ちなみに、この前日に高架木道を歩いたとき(それについての記事はこちら)には、全く同じ場所から、こんなにしっかりと知床連山が見えていたんですよ~!!
今度は晴れた日に地上遊歩道散策を楽しみたいですが、前日に高架木道だけでも歩いておいてよかった…。
五湖からフィールドハウスへと向かう途中に、高架木道からシカが見えました。
この日の前日には高架木道付近でのヒグマの目撃があったので、熱心に辺りを見渡しながら歩いてみたのですが、このとき見れたのはシカのみでした。
さて、以前の記事でもご紹介していますように、知床の以下の8つの景勝地が「知床八景」とされていますが、この時点で4か所訪問済みとなりました。
✓オシンコシンの滝(訪問済み)
✓オロンコ岩(遠景>>今後に近景の記事もアップ予定)
・夕陽台
✓プユニ岬(訪問済み)
・フレペの滝
・知床峠
✓知床五湖(高架木道 ・地上遊歩道[前編])
・カムイワッカの滝
次回は、この後、またまたヒグマに遭遇!したので、それについてお伝えします。