ワシントンDC旅5:スミソニアン①【国立自然史博物館】へ

2024年9月27日(金)~10月4日(金)のアメリカ・ワシントンD.C.旅行記、↓の続きです!

2024年9月29日(日)。

ホテルから徒歩でスミソニアン博物館群の1つ、国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)へ。

ホテルを出発して歩きます!


10分ほど歩いたところで見えて来た!(写真奥)


途中で見かけたパトカー。3台縦列で停まってる。


ここにも3台パトカー。ワシントンDCは首都だから警備も万全!?
やっぱりアメリカの中で一番安全な都市なのかな??

そうそう、この前日、私達が到着した日も、やたらパトカーを見かけると思ったら、Uberのドライバーさんがマクロン大統領が来てたんだよ、って教えてくれた。


ちなみにそのドライバーさんから「どこから来たの?」と聞かれ、日本からと答えると、「日本は街がきれいなんだってね」って言ってくれて、「DCもキレイでしょ?でもこれは夜中に(自治体が?)一生懸命掃除しているからなんだよ。日本はそんなことしなくてもきれいなのは教育の差だね。」と言ってくれましたよ!誇らしいね✨

さて15分程度歩いて…到着!

★ 国立自然史博物館 / National Museum of Natural History

上の正面からの写真は見学後に撮ったもので、

私が入ったのはこの裏手から↓

最初裏手だと思っていなくて、人気(ひとけ)がないなぁ~って思ってたわ。

このロタンダ(円形広間)に来てアフリカゾウの剥製を見た時、あ~そうだった、こうだったわ~と以前来た時のことを思い出しました。

ここ国立自然史博物館は、映画『ナイト ミュージアム2』の舞台にもなった場所。

実は前回2009年11月にここに来た時、ワシントン記念塔の入場予約時間が迫ってて、たった30分しか見学できなかったんです↓(私の過去のアメブロ記事にリンクしてます!)
『ワシントンD.C.旅行☆その3 ~スミソニアン編~』

そんなわけで、もちろん当時は不完全燃焼だったので、今回はじっくり見るぞ!と気合十分!

このロタンダのゾウにもちゃんと説明書きがあり、2010年~2012年間だけでもおよそ10万頭のアフリカゾウが象牙を得るための不法な狩猟により殺されているとのことです。


ゾウの剥製は巨大で圧巻!まつ毛まで付いてた。


フロアマップ。


まずは哺乳類の展示室へ。


普通の剥製のみならず、


躍動感があっていい♪


私達夫婦がアメリカのサンフランシスコ近郊の【ポイント・レイズ国立海浜公園】でお尻だけ見たかもしれないボブキャットの剥製に、


イエローストーン国立公園で見たバッファロー、アメリカやカナダの国立公園で見たピカ(ナキウサギ;写真手前)も。


実物大のキリンやカバも大迫力!


いつかは野生を見たい、オーストラリアのキノボリカンガルー💕


私が一番興奮したのはヒトの起源の展示室

以前30分しか時間がなかった時に、ここに来たけど、展示内容がより魅力的に進化してた

これは約70万年から5万年前にインドネシアのフロレス島で生きていたとされる、ホモ・フロレシエンシス(愛称「ホビット」)を再現した人形。身長は107センチ程度だったそう。ホビットはすでに石器を造って使用してて、小型の象や大型の齧歯類を狩り、コモドドラゴンとも戦っていたと言われているからすごい!

↑リアルでしょ~!?

あと一応サイエンティスト端くれの私が興味深かったのは、このコーナー。
古代の人がどんな怪我や病気になっていたかの展示。

ワシに襲われたり(左上)、クロコダイルに嚙まれたり(右上)、ビタミンAを過剰摂取により出血死したり(肉食で動物の肝臓とかを食べていたため)、頭蓋骨に矢が刺さったり(刺さったけど推定35~45歳まで生きてたらしい)。

写真では紹介しきれないけど映像コーナーも面白く、ヒトの起源のコーナーは一番じっくり見学。ここは何度来ても飽きない!また行きたい!!

海洋の展示室へ。


一番目を引くのがタイセイヨウセミクジラ (North Atlantic Right Whale)の剥製

近くに立っている人と大きさを比べてみて!すごいでしょ!?

このクラゲも大きかった。つくづく、クラゲって不思議でインパクトがあるビジュアルよね。宇宙人がこんな風にイメージされるのが、なんか分かる…


小腹が空いたからカフェで何か飲もうかなと地上階のアトリウムカフェを覗きに行ったら…

缶ジュースが5ドル(この時のレートで727円くらい)したので買うのやめ、仕方ないから持参した水を飲んだ💦

ちなみに入場時に手荷物検査があったけど水はOKで、ボトルに無料でお水を汲めるコーナーもちゃんとあります。

アトリウムカフェにいるサメも大迫力!近くにいる人と大きさを比べてみて!!

口の中も良く見えて、噛まれたら痛いに決まっている三角の歯がビッシリ!

ジョーズを思い出した。


化石の展示室へ。


迫力満点のTレックス。これが一番巨大だったと思うけど、ほかにもたくさんあり。


鉱物と宝石の展示室『ホープダイヤモンド』。

私の大の苦手な昆虫の展示室はリニューアル中でした(もし展示してたら一応見ていたけど、きっと凝視できずに目を細めて駆け足だったと思う💦)

この他にもいろいろざっと一通りは見て、最後にロタンダを撮影。

アフリカゾウの後ろ姿。写真奥が正面入り口。


正面入り口の上、2階から撮影したロタンダ。

以上、この日の前半過ごした国立自然史博物館レポでした!

展示内容、展示方法、展示数が充実していて、とにかく素晴らしい。小さな子供から大人まで絶対に楽しめる、おすすめ観光スポットです!!!

この後は博物館の外でランチを食べて(笑)次の目的地へ!次回に続く♪

~関連記事~

映画『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』のロケ地、かわいいカフェ【Serendipity3】

今回は、ニューヨークが舞台のアメリカ映画、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』(2001年)
『素晴らしき日』(1996年)
のロケ地カフェについてご紹介します。

今の時期…クリスマスが近くなると思い出す場所があります。
それはNYに住んでいた2009年、寒~~~いNYのクリスマスイブに主人と訪れたデザートカフェ【Serendipity3】です。

カフェの名前が 【Serendipity3】 、映画の原題が『Serendipity』なのですが、Serendipityとは、アルクオンライン辞書によれば、
「別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能」
語源:イギリスの作家ホレス・ウォルポールが1754の書簡で使った造語。次々に予期せぬ発見をする”The Three Princes of Serendip”というペルシャの童話から作ったもの
だそうです。
ロマンティックな言葉ですよね!

実は映画をそんなに観ない私は、アメリカの旅番組で「クリスマスに行きたい場所」特集で紹介されていたのを観てこのカフェの存在を知りました。

※以下、2009年当時に撮影した写真のため、画質が悪いです^^;

Serendipity3
225 E 60th St, New York, NY


この看板の3人が、 “Serendipity”の語源となったペルシャの童話のプリンス達なのでしょうかね?

クリスマスイブだったからなのか、いつも人気なのかは不明だったのですが、お店の中にも外にもたくさんの人が並んでいました。
店内で店員さんに順番待ちリストに名前を書いてもらい、待ち時間を尋ねると45分と告げられました。すごい人気ぶり…

待ち時間を聞いて一瞬萎えた私でしたが、意外にも主人が「せっかく来たのだから待とうよ!」と、意外にも気概を見せてくれたので(笑)、それなら、ということで待つことにしました。

入店すると人がいっぱい…!写真を撮っている人もちらほらいました。
店内の装飾がカラフルでとってもかわいいです。

お店はふだんも装飾がかわいらしいらしいですが、クリスマスの時期には特別なデコレーションがされてこのような店内になっているようです。

ああ~今行ったら、もっとカメラの性能も良くてかわいい写真が撮れるのになぁ~と思いますが、仕方ない…

私達は残念ながらこの時2階席だったのですが、人がいっぱいで入場制限していたぎゅうぎゅうの1階席にはキラキラしてかわいい大きなツリーがあり、よりいっそう素敵でしたよ。
もしもクリスマス時期にこのカフェに訪れたら、待ち時間が長引くのを覚悟の上、1階席を希望するのも(可能かは不明ですが)より一層満喫できるかと思います。

私達の利用した2階席。

1階席には劣るけど、デコラティブでキュートなデコレーションでいっぱいでした。

このカフェ、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』 では、クリスマス前のニューヨーク。買い物客で賑わうデパートで、偶然、同時に黒い手袋に手を伸ばしたジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)が出会う。2人は譲り合っているうちに互いに惹かれ合うものを感じ、”Serendipity3”でお茶をする・・・
というシーンで、
『素晴らしき日』 では、メラニー(ミシェル・ファイファー)が子供たちを連れ、デザートを食べるというシーンで登場するそうです。

私達はここで、「フローズン ホットチョコレート( Frrrozen Hot Chocolate )」をいただきました。
ハリウッドスターをはじめ、たくさんのセレブを魅了しつづけているという、たっぷりのホイップクリームをトッピングした、高さ20cm以上もあるデザートドリンクです。

Frrrozen Hot Chocolateは、一体“フローズン”なのか“ホット”なのか実物が来るまで疑問でしたが、フローズンチョコレートドリンクにたっぷりの生クリームが載ったものでした。

サイズは大きいことは確かですが、当時アメリカに住んで、さんざんアメリカンビッグサイズを見てきたこともあり、そう大きくも見えませんでした(笑)。

お味は意外にも甘さが日本人にも受け入れられる程度で美味しく、クリスマスイブのイベントとして、たとえどんなに甘くてもマズくても(失礼!)記念にFrrrozen Hot Chocolateをいただこう、と思っていた私達にとって期待以上でした♪


このカフェ、トムクルーズ、ニコールキッドマン、ライズミネリー、などのセレブに人気のカフェだとか・・・

しかも、 私はまったく知らなかったのですが、 日本にも2017年に表参道に上陸していたものの、2019年閉店したんですね…

NYのこの店舗は今もありますので(2021/11/30時点)、ぜひご興味ある方は訪れて本場の雰囲気を味わってみて下さいね!





知床旅33・絶景!嵐のCMロケ地にもなっている網走国定公園【能取岬】と灯台

知床旅32・美味しくてコスパ良し!網走の【鮨ダイニング 月】」の続きです。
知床半島の旅の続きのため、タイトルには「知床旅33」となっていますが、
今回ご紹介するのは、網走市の絶景スポット網走国定公園【能取岬(のとろみさき)】です!

能取岬は、その美しい風景から、
嵐の『JAL先得・「旅の写真編」』CM(2017年)
堺雅人さん主演の『南極料理人』
また、中国映画『狙った恋の落とし方』
(『非誠勿擾』)
などのロケ地となっています。

能取岬はオホーツク海に面した岬で、網走湖の北あたりに位置しています。


能取岬のパーキングへ向かう途中は、まるで海にダイブしてしまうかのような真っすぐの道を進んでいきます。右手には小さく能取岬灯台が見えています。

Cape Notoro (能取岬)

網走国定公園 能取岬
北海道網走市美岬
無料パーキング、トイレ有り

Cape Notoro (能取岬)

マップを見るだけでは想像しがたいかもしれませんが、とにかく広大…!

Cape Notoro (能取岬)

パーキングから岬の先端の灯台まで歩くのも、なかなかの距離です。

★ 能取岬灯台

Cape Notoro (能取岬)

1917年に建てられた灯台だそうです。

Cape Notoro (能取岬)

モノトーンの灯台が、雲一つない青空に映えています。

Cape Notoro (能取岬)

岬から眺める景色も素晴らしく、下の写真2枚は西側のサロマ湖方面です。

Cape Notoro (能取岬)
Cape Notoro (能取岬)

真夏のこの景色からは想像もつかないですが、冬は流氷が見られるのだそう。寒さに強い方でしたら(私は暑さには強いが、寒さには弱い…)流氷を見渡しにこちらを訪れるのも良いかもしれませんね。

Cape Notoro (能取岬)

無料で楽しめる、とてもおすすめの絶景スポットです!