NY・昔住んでいたWestchesterでコロナ感染者多発

日本のニュースで報じられる前から、感染者がじわじわ増えていることは知っていましたが、ついにアメリカ、ニューヨーク州のウエストチェスター郡ニューロシェルが新型コロナウイルスの感染者が多発したため、「封じ込めゾーン」 になってしまいました…

実はこのブログ、私達夫婦のアメリカ(ニューヨーク州のウエストチェスター)生活のスタートがきっかけで始めたものなので、今回の件を単なる他国の出来事とは思えず、ことの経過がとても気になっています。


ウエストチェスター郡はみなさんが良く知るマンハッタンの北に位置し、電車で30分(もしくはそれ以上)くらいの場所にあり、日本企業の駐在員の方々が約9000人も暮らしている場所なんです。
(下の2つの地図はGoogleマップに一部加筆したもの)



私が住んでいたのはホワイトプレーンズ(White Plains)というところで、今回の封じ込めのエリア中心、ニューロシェルのユダヤ教教会【Young Israel of New Rochelle】(封じ込めエリアは中心から半径1マイル[約1.6キロ]) から、元住んでいた場所まで車で15分の距離です。

このニューロシェルが、米国内の症例の中で「おそらく最大規模のクラスター」になっているとのこと。

ちなみに、封じ込め中心地のすぐ東側にあるママロネック(Mamaroneck)も、懐かしくて2017年に旅行で訪れました。(その時の記事はこちら

2時間前にアップデートされた、ニューヨークタイムズのオンライン版をチェックしたところ、
・マンハッタンのセントパトリックデー・パレードは延期
・ニューヨーク市立大学とニューヨーク州立大学は、3月19日からほとんどの授業をオンラインで実施
だそう。

また、CNNの最新ニュースによると、アメリカの感染者数は1267人、うちニューヨーク州が216人で、 ワシントン州の373人に次いで多い人数となっています。


私がウエストチェスターに住んでいたのは、2009年1月26日から2010年10月2日の1年8か月の間と短い間ですが、ウエストチェスターは第二の故郷と思うくらい愛着のある場所です。
ついにWHOがパンデミック宣言を出しましたが、日本もアメリカももちろんのこと、世界のウイルスの鎮静化と人々の暮らしの正常化を祈るばかりです…