ルクセンブルグ旅行記 3☆グルメ・後編

2018年4月28日(土)。
ルクセンブルグの夜。

ディナーは ルクセンブルグ在住の日本人駐在員・Tさん おすすめのルクセンブルグ料理レストラン、『Restaurant Um Dierfgen』 へ。
Tさんがあらかじめ予約を取っていてくれました。

Restaurant Um Dierfgen
6 Côté d’Eich, 1450 Luxembourg

Restaurant Um Dierfgen

ルクセンブルグのお隣、 ドイツでは春と言ったらシュパーゲル!!!
シュパーゲル(Spargel)とは白アスパラガスのことで、4月中旬から6月中旬くらいの間の期間限定で楽しめる、ドイツの人たちが旬を楽しみに待っている食材なのです!
この時期、マーケットや田舎町の道端の露店でシュパーゲルを売っている風景があちこちで見受けられます。

・・・ということで前置きが長くなったんですが、この時期ならでは、旬のお味!のシュパーゲル料理を2品セレクト。

シュパーゲルのポタージュ

シュパーゲルのポタージュ


茹でシュパーゲル。

茹でたシュパーゲル

ポタージュも濃厚で美味、茹でたシュパーゲルも美味しいです!!柔らかくて春の香り&お味でした。写真には写っていないのですが、オランデーズソースが付いてくるので、それをつけて食べると相性抜群です!


そしてメインにはTさんの一押しメニューその1、
タルタルステーキ(ビーフタルタル;Beef Tartare )。

Beef Tartare

タルタルステーキはWikipediaによれば、
”生の牛肉または馬肉を、粗いみじん切りにし、オリーブオイル、食塩、コショウで味付けし、タマネギ、ニンニク、ケッパー、ピクルスのみじん切りなどの薬味と卵黄を添えた料理” のことを指すらしいです。
上の写真だと玉ねぎのくし切りの下にタルタルステーキ本体が隠れてしまっていて見にくいですが・・・^^;(そして店内が暗く、写真がうまく撮れていない)

タルタルステーキはルクセンブルグだけの名物というより、Wikipediaで調べたところ、ヨーロッパで食べられている料理だそう。

ちなみに、このドイツのハンブルグで、タルタルステーキを焼いて食べたものがハンバーグの起源らしいですよ!



Tさんの一押しメニューその2、 ほぐしたチキンのパイ包み。
たっぷりかかったホワイトソースも美味しい。

チキンのパイ包み



お隣ドイツの名物料理でもある、子牛のカツレツ、シュニッツェル

シュニッツェル


このほかにも子供用にフレンチフライなどを頼みましたが、それも美味しかったです。


ルクセンブルグとドイツのお料理はお隣同士とあって共通するものも多いのだな、と感じました。

住んでいる友達の紹介のお店だけあって、どれも美味しく、ローカルのお料理が食べれたので『Restaurant Um Dierfgen』はおすすめですよ!
ルクセンブルクらしいお料理を食べたい方は是非どうぞ!



明けて2018年4月29日(日)。ルクセンブルグの『HOTEL Le ROYAL』 に宿泊していた私たちは(ホテルについての記事はこちら)、朝ご飯を食べようと、歩いてすぐの旧市街地の中心部へ。

しかし、日曜日の朝のため、覚悟はしていたものの、開いているお店を見つけるのが大変・・・。最終手段として考えていたマクドナルドですらオープンしていませんでした。
マックですら開いていないのは予想外のことで、小雨の降りしきる中、旧市街をあちこち歩いて見つけたお店は、日本でもお馴染みの『PAUL』でした。

Boulangerie PAUL Place d’Armes
3 Avenue Monterey, 2163 Luxembourg

Boulangerie PAUL Place d’Armes

ルクセンブルグ料理ではないけれど、朝から美味しいパンがいただけるお店を見つけられて良かった!

ということでPAULでの朝食。私はレーズンデニッシュとフレッシュオレンジジュースをいただきました。

Breakfast @ PAUL


これで1泊2日のあっという間のルクセンブルグ旅行もおしまい。Tさんご夫婦の案内のおかげで、効率よくルクセンブルグの見どころやお料理を楽しむこともでき、ホテルも快適でした。
また、何より日本から海外へ進出して活躍している友人ご夫婦と、その土地で会うというのはやはり特別な思い出になりました。


この後、ルクセンブルグからベルギーへとドライブしたので 、次回はベルギー編です!

ルクセンブルグ旅行記 2☆グルメ&観光・前編

今回は、
ルクセンブルグ (Luxembourg)の

ルクセンブルグ観光とお土産スポット
ルクセンブルグ王室御用達パティスリー
-『オーベルワイズOBERWEIS)』
-『ナミュール(Namur)』

をメインにお届けします。

2018年4月28日(土)。 ダックレース(その模様はこちらの記事へ)を楽しんだ後は、ルクセンブルグに駐在している日本人の友人T夫妻の案内で街歩きをしながら観光へ。




下の写真はノートルダム寺院。 ルクセンブルクを代表するカトリック大聖堂。

入場は無料なので、中に入ってみると、ミサ行っていたらしく、多くの人が集まっていました。ステンドグラスが見事です。




こちらは友人が「ここルクセンブルグの”霞が関”だよ。コンパクトでしょう。」と案内してくれた場所。
本当に思ったよりコンパクトで驚きです。
確か一番手前の建物が首相官邸でその左隣が財務省だと言っていました。( ・・・ と思う、確か・・・)
いずれにせよ、ここが霞が関とは!!日本と比べると大分かわいくてピースフルな感じ・・・。



お次に神奈川県とほぼ同サイズのルクセンブルグの貴重なおみやげ物ショップへ。
あまり目立たない外観なので教えてもらわないと通り過ぎそう。

★ Luxembourg House
2 Rue de l’Eau, 1449 Luxembourg

私たちは特に何も買わずに覗いただけでしたが、ルクセンブルグのお土産が欲しい人にはかわいい雑貨やTシャツ、食品系までそろっているのでお勧めのショップですよ。



下の建物は大公宮 (Palais Grand Ducal)。
大公の執務室兼迎賓館としても使われているそうです。

この美しい門扉に刻まれた図柄はルクセンブルグ伯の紋章だそうです。


ルクセンブルグ中心部の街の一角。

元NY在住のTさんの奥さんによると、ちょっとお友達とお茶するようなお店もあまりなく、つまらない・・・とお嘆きでした。
確かに街は小さくて、何度か歩けば何がどこにあるかすぐに把握できちゃいそうなサイズでした。


ぜひとも訪れていただきた写真撮影に最適な美しい眺めだったのが、このボックの砲台(Casemates du Bock)あたりから見下ろす街並みです。
ルクセンブルグの古い街並みと要塞群は世界遺産に登録されています。

ボックの砲台からのアルゼット川の眺め1
ボックの砲台からのアルゼット川の眺め2




歩き回って一同お腹が空いたところで、お待ちかねのスイーツタイム!
ルクセンブルグ王室御用達パティスリー だという、 『オーベルワイズOBERWEIS)』 へ。

OBERWEIS
16 Grand-Rue, 1660 Luxembourg

1階がショップ、2階からがカフェスペースとなっているのですが、カフェスペースが満席。友人夫妻がまだ小さい子供も二人連れていたので、並んで待つのも申し訳なく、カフェの利用は断念しましたが、

1階のショップにはお土産としても持ち帰りが可能な魅力的なチョコレートがたくさん!!

私は下の写真の左手のトリュフチョコレート詰め合わせと

下の写真の右手前から二番目にちらっと写っているチョコレートクリーム入りビスケットを買いました。

チョコレートはもちろん美味でしたが、ビスケットも中のチョコクリームのみならず、ビスケット生地がおいしくて、絶対にまたいつか買いたい一品です。

最後に、オーベルワイズのショーウィンドウに飾ってあったケーキ。
優しい色合いとキュートなお花や動物がかたどられていて、見ているだけで楽しくなります。




さて、オーベルワイズに入れなかったので、その次に向かったのは、こちらも王室御用達、 ルクセンブルグ大公国、最も古い歴史を持つというパティスリー、『ナミュール(Namur)』

Namur (Confiserie-patisserie)
27 Rue des Capucins, 1313 Luxembourg

ナミュールはオーベルワイズに比べると店舗自体は小さめで、ケーキも夕方だったために売り切れ気味でしたが、チョコレートはずらりと並んでいました。

こちらでケーキを持ち帰って友人宅でお茶をすることになり、

奥様がご自宅で素敵なお皿にケーキを載せてくれました。
ナミュールのエクレアとモンブランです。どちらも美味しかったです。

オーベルワイズとナミュールどちらもおすすめです!
2つのパティスリーは徒歩3分というご近所同士なので、せっかくなら両方とも行くのがよいと思いますよ!

ルクセンブルグの旅の記念に上質なチョコレートやクッキー、ケーキなどをこちらの2店でご賞味してみては?



ルクセンブルグのグルメ編、次回に続きます!!

ルクセンブルグ旅行記 1☆ダックレース&ローカルのお酒”クレモン”を飲む

今回は、
ルクセンブルグ (Luxembourg)の

◆ かわいいくてユニークなイベント『ダックレース(Duck Race) 』
◆ ルクセンブルグ産のお酒『クレマン(クレモンとも言われる、Crémant)』


についてご紹介します。




2018年4月28日(土)。
ルクセンブルグのホテル ル ロイヤル(HOTEL Le ROYAL) にチェックインした私達は(その時のブログ記事はこちら)、友達との待ち合わせ前にランチにでかけることに。

ホテルのコンシェルジュに聞いて、ホテルから歩いて5分程度の場所のビル内に飲食店があるからそこがおすすめ・・・と言われ、行ってみました。

目的のビルに行ってみたものの、複数の小ぢんまりしたレストランが入っていたので、コンシェルジュがどこを薦めたのかわからないまま迷った挙句、結局このお店、 『Getty BAR』に入ってみました。
(下のマップの【2】。マップはGoogle Mapに一部加筆したもの)

Getty BAR
56, GRAND RUE, 1660 LUXEMBOURG

昼から飲もうと(笑)、私はモヒートもちゃっかりオーダー。

ラザニアとトマトソースのタリアッテッレをいただきました。

お味は普通かな・・・。可もなく不可もなかったといった感じでした。



一旦ホテルに戻り、
ルクセンブルグに駐在している日本人の友人、Tご夫妻とロビーで久しぶりにお互いの夫婦そろっての再会!!お子さん2人も一緒に来てくれました。

今回の旅の目的の一つは『T夫妻が住んでいるうちにルクセンブルグに行こう!』だったので嬉しい再会となりました。

ここからはルクセンブルグ駐在員のTさんのガイドでルクセンブルグ観光へ。

街の中心部近くでマーケットが開かれていて、
ヨーロッパの物ではなさそうな謎の置物なども売られていました^^;

下の写真右手の建物はお城かと思ったら、銀行なのだそう。



さて、この日はルクセンブルグの一大イベント、『ダックレース2018(Duck Race 2018)』が行われるということで、Tさんが会場となる場所(このブログ記事上部のマップ【3】)へ案内してくれました。

ネットのダックレース情報ページによると、場所はより詳しく言えば下記の通りで、ペトリュッス・バレー(の川・ペトリュッス川)で行われています。
The 17th edition of this popular event will take place this coming Saturday 28 April 2018 in the Petrusse Valley, at rue Saint-Quirin, near the minigolf.


ダックレースが一体どんなものなのか、何の知識もないまま会場へ行くと、Tさんが「あの袋の中にレース用のダックが入っているんだよ」、と教えてくれました。


指さした先を見てみると・・・
ええ~~~@@!???
あの袋にっ!???アヒルが入っているの?嘘でしょ!?

上の写真の黒い横断幕の後ろに透けて見えてる白いビニール袋。

こんな袋にアヒルが袋詰め!?動物虐待じゃない!!!・・・と思ったら、
おもちゃのアヒルだった・・・。(´▽`) ほっ。

このおもちゃのレース用のダックは、事前にネットで購入できるのだそう。Tさんはこの年は買わなかったものの、前年は何匹かレース用ダックを購入したとのこと。

会場のペトリュッス川付近は、この一大イベントを見に来たたくさんの人々で賑っていました。

上の写真にも小さく写っている白いケース。この中には過去のレースの勝者の人のダックちゃんたちが展示されているようです。

ダックさんたちはそれぞれデコられていて、それがまた可愛いい。

レースのスタートまでに少し時間があったので、Tさんがイベントで出店していたお酒、 『クレマン(クレモンとも言われる、Crémant)』 を紹介してくれました。

クレマンはスパークリングワインのことだそうで、 ルクセンブルグ、フランス、ベルギー産があるそうです。

この時は『POLL-FABAIRE LUXEMBOURG』という、ルクセンブルグのお店が出店していたので、

人生初クレマンで乾杯☆

そうこうしているうちに、まだ見ぬダックレースが一体どんなふうに行われるのか、私はいま一つ理解できていないまま、レース開始時間になりました。

Tさんに案内されるがままに人波をかき分けてスタート地点近くの川を覗いてみると、なんと、さきほどの袋に入っていた大量のダックがペトリュッス川を下っているではありませんか!!!


こちらがダックの先頭集団(笑)。

観客たちは老若男女、笑顔を浮かべながらレースを見守っていて、みんな楽しそう。
ダックの先頭集団を写真に収めようとみなスマホを片手に熱心に写真撮影をしていました。

さらに先頭から遅れをとった大量のダックが川一面に拡がりながら下っていき、川はすっかり黄色に染まりました。

この時点で、まだ私はどうやってレースの勝敗を決めるのだろう??と疑問のまま。
Tさんがここから川を下ったダックレースのゴール地点を案内してくれました。

これがゴール地点!!

ゴールに大量に群がるダックたち。とっても微笑ましくて可愛らしい光景です。

レースの勝敗は、このダック一匹一匹にそれぞれ識別コードが付いていて、
「自分の買ったダックが勝った!」というのは、レース後にそのコードで識別されることにより、ダックの購入者がわかるんですって!!


こんな大量のアヒル隊長が実際の川を下る様子を見る機会なんて、なかなか見れないユニークな光景でしたし、 何よりとってもかわいいイベントにほっこりした気持ちになりました。



次回もルクセンブルグ編です。 ルクセンブルグ観光とグルメについてご紹介します。

ドイツからルクセンブルグへ~ルクセンブルグのホテル『HOTEL Le ROYAL』

2018年ゴールデンウィークにをした下記ルートの旅行:

ドイツ(リンクから該当のブログ記事へ飛べます)

②ルクセンブルグ


③ベルギー

④オランダ

⑤ドイツ

第2回目の今回は、
◆ ①>>② ①ドイツから②ルクセンブルグへのドライブ
◆ ②ルクセンブルグのホテル『HOTEL Le ROYAL』

についてお伝えします。



2018年4月28日(土)。
午前8時50分。ドイツのフランクフルトからルクセンブルグのホテルへ向けて出発!約229キロ、2時間半位のドライブです。
(下の地図はGoogleマップに一部加筆したもの)

旅したのが4月の終わりだったからか、ドライブしていて目に入って来たのが広大な菜の花畑でした。

これだけの規模の菜の花畑は日本ではなかなかお目にかかれないため、ドライブ中に何度見ても何枚も記念に写真を撮りたくなってしまいました。

途中、ドイツによくあるドライブイン『Serways』で休憩を取りつつのドライブ。

休憩のついでに、車が汚れないうちに・・・と、今回の旅のお供のレンタカーと主人で記念撮影もしておきました。




ルクセンブルグへの国境が近づくと、”Luxembourg”の看板が見えて来ました。

下の写真が国境ゲート。特に何も起こらず、ただ通過。

国境を越え、私達夫婦にとって共に初めての
ルクセンブルグ大公国(Luxembourg)へ突入。




こちらがこの日のホテル、ホテル ル ロイヤル(HOTEL Le ROYAL)

ホテル ル ロイヤル(HOTEL Le ROYAL)
12 Boulevard Royal, 2449 Luxembourg

この後ルクセンブルグに在住する日本人の友達夫婦に会う予定になっていたのですが、そのご主人がおすすめしてくれたホテルです。
出張などで来る会社関係者も、こちらのホテルに宿泊することが多いとのこと。

ルクセンブルグはとても小さな国で、国土は2,586平方キロメートル、
よりわかりやすい表現のウィキぺディアによれば、 国土は南北82km、東西57kmで神奈川県程度の大きさなんです。

友人によれば、ルクセンブルグの街の中心部の規模も限られているのですが、このホテルは中心部へも徒歩5-10程度の好アクセスと便利な立地にあります。

下のGoogleマップで言うと、ホテルから南東辺りがショップやレストランで賑わっているエリアでした。

さて、ホテルの中の様子ですが、
ロビー。

たまたま写真を整理していて今気が付いたのですが、下のロビーの写真のテレビに映った女性の顔が鬼気迫っていてスゴイ^^;

ロビーとテラスの様子。

こちらが宿泊したお部屋です。

広さも丁度良く、落ち着いたインテリアで素敵な部屋でした。

バスルーム。

バスタブはまた例の3分の1がガラスで覆われているタイプでした。

ホテルは快適ステイで街へのアクセスも良好で、お部屋もキレイで機能的。とてもおすすめですよ。


次回はルクセンブルグのランチと街歩き、ルクセンブルグの一大イベント「ダックレース」編です!