【万平ホテル】のカフェテラス…軽井沢旅1

今回から、2020年7月6日(月)~8日(水)の2泊3日で旅した、長野県の軽井沢旅についてお伝えしていきます!

今回は、軽井沢の老舗ホテル【万平ホテル】カフェテラスについてご紹介します。

実は万平ホテル、軽井沢と言ったら…という感じでとても有名なホテルではありますが、私達夫婦ともに訪れたのはこれが初めて。
と言うのも、夏の軽井沢は混雑するというイメージがあって足が遠のいていました。そんなわけで、今回初めて軽井沢のメインの場所(若いころは軽井沢の外れの方に行ったことは数回ありますが)を訪れる旅となりました。

万平ホテル
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925

あいにくの小雨でしたが、たくさんの緑に囲まれた素敵な建物です。

1894年(明治27年)に【亀屋ホテル】がとして開業したのが現【万平ホテル】の開業と位置付けられているそうですが、現・万平ホテルの前身は江戸時代後期の旅籠【亀屋】だそうで、非常に歴史の深いホテルです。


写真の中央がホテルのエントランス部分で、

エントランス向かって左側がカフェです↓。
晴れていればテラスを利用したかった~!

カフェテラスは大きなガラス張りの窓で、天気がよければ日差しもたっぷり入って来そう。


カフェの入り口はホテルのエントランスの中にあるので、いざホテルロビーへ。


バー↓。昼間なので空いていませんでしたが、入り口のドアとカーテンとか、レトロな雰囲気ですよね。


お目当てのカフェテラスはエントランス左手奥にあります。


午前中の早めの時間に到着したため、私達以外に数組のお客さんがいる程度でした。
ソーシャルディスタンスがとられたテーブル配置です。


主人はグリルサンドイッチコーヒーをオーダー。


私は、特別コラボレーションメニュー、「ダンドワ」との特別コラボレーションのワッフルです。

ワッフル生地をいただきながら、本場ベルギーでいただいたダンドワのワッフルを思い出しました。外が香ばしくカリっと焼きあがっているのに、中がしっとり…。
下のワッフルの上にはミルクティーアイスクリームが載っています。

メゾン・ダンドワは、1829年にブリュッセルに創業したベルギー最古の焼き菓子店で、ワッフルが人気です。私も本場ベルギーのメゾンダンドワにも行き、焼きたてのワッフルをいただきました!
(その時の記事はこちら
ベルギーでは1日最低1ワッフル(多い日は2ワッフル)食べて、美味しかったなあ…。ビールも美味しかったし…

話を戻すと、私はこの万平ホテルのカフェテラスでワッフルをチョイスしましたが、アップルパイやフレンチトーストも(いやむしろそっちの方が)美味しそうだったので、次回はぜひそちらも試してみたいです。

あとは「ダイニングルーム」でのブレックファーストやランチも魅力的…。
次回こそはお天気の良い日に訪れたいものです。再訪したい素敵な場所でした!

ベルギー・ブリュッセルで名店のワッフル&グランプラスの夜景

今回は、
① ベルギーワッフルがおいしい、ブリュッセルのワッフル人気店
② 知ってた?(私は知らなかった^^;)ベルギーワッフル2種類のタイプとその違い③ ブリュッセルで軽めのご飯を済ませたいなら・・・ピタサンド(ギロ)!
についてご紹介します。

2018年4月30日(月)。
夕方。

大荒れだったオーステンデ(オステンド、Ostend) (その時の記事はこちら)を出て、車で一時間少々かけてブリュッセルへ戻りました。
(下記はGoogleマップに一部加筆したもの)

下の写真は、帰りのドライブで車窓越しに見た、
ブリュッセルにある世界で5番目に大きい教会
National Basilica of the Sacred Heart in Koekelberg です。

National Basilica of the Sacred Heart in Koekelberg
1083 Brussels, Belgium

実は後からこの教会が世界で5番目の教会だと知り、通りかかったときは何の建物かわからなかったのですが、一見して特別感があり、これは写真に撮っておいた方が良さそうな建物だな・・・と思い、とりあえず写真に収めていました^^;




宿泊していたホテル Radisson Blu Royal Hotel Brussels に戻り、ホテルから歩いてグランプラス周辺へ。

この時点でまだお腹が空いていなかったのですが、絶対にブリュッセルで食べておきたいワッフルがあったのです。

小便小僧の横のワッフル屋さんはインスタ映え間違いなし!・・・なのですが、




私が行きたかったのは、数々のサイトでベストワッフルと称される老舗のワッフル店、
『Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)』

Maison Dandoy のオープンは、なんと1829年ですから、そのワッフルの歴史の深さに驚きです。

Maison Dandoy(メゾン・ダンドワ)
Rue Charles Buls 14, 1000 Brussels, Belgium

夜でしたが店内はワッフルを買う人でくねくねした行列がびっしりとできていました。

買い方はブリュッセル・ワッフルリエージュ・ワッフルかをまず選び、その後トッピングを選ぶ・・・というもの。

ちなみに、
ブリュッセル・ワッフルは長方形の形で、生地が軽めのふわっとした柔らかい食感、甘さが控えめ
リエージュ・ワッフルはずっしり系。中にパールシュガーが入っていてしっかりした生地感
です。
私はベルギーに行くまでワッフル・・・と言ったら、後者の リエージュ・ワッフルのイメージしかなかったです。


私はブリュッセル・ワッフルを選び、トッピングはブラウンシュガーにしてみました。
今までトッピングと言えば、チョコレートソースやメープル、バナナ・・・という経験しかなかったのですが、これまで試したことのないブラウンシュガーに初トライです。

ブリュッセル・ワッフル、ブラウンシュガーのトッピング @メゾン・ダンドワ

このブラウンシュガーのトッピング、私はとっても気に入りました!
ブラウンシュガーの甘さはザ・砂糖という感じではなく、優しい甘さで、ワッフルにベストマッチ。『メゾン・ダンドワ』の美味しいベルギーワッフルの生地感をソースなどで湿らせずに、その軽い生地感をそのまま楽しめるのがすごく良かったです!
おすすめのトッピングですよ。
トッピング選びも大成功し、念願だった美味しい老舗ワッフルを食べられて、また一つブリュッセルでしたかったことを実現させました!!
これが今回のベルギー旅のワッフル、3ワッフルめとなりました。
(1ワッフル目はこちら、2ワッフル目はこちらをご覧ください^^)

私達は今回時間がなかったのでカジュアルな上記店舗のお店の片隅にあるテーブルで立ち食いしましたが、この店舗から目と鼻の先に、素敵なイートインスペースを備えた店舗がもう一店舗ありますので、ゆったりと素敵な空間でワッフルを楽しみたい人はそちらの店舗がおすすめです。(実は私もそちらに行きたかったのですが、時間がなくて断念しました・・・)
下記がその住所です。

★Maison Dandoy – Galeries
Galerie du Roi 2, 1000 Brussels, Belgium



さて、主人はこの日、おやつにホットチョコレートを飲んだだけだというのに、ワッフルを2度も食べた私は(!)お腹が空くわけもないのですが、ライトな夕食でも食べようと(「でも夕食は食べるの!?」というツッコミが聞こえてきそう)向かったのはこちらの通り、Rue du Marché aux Fromages (マルシェ・オー・フロマージュ通り)

今、下の写真の左側に見えているビアバーも大人気店で、雨が止んでいるときは外も席に人がびっしりでしたが、私達のお目当ては、この通りに多いと『地球の歩き方』に紹介されていたピタ (Gyro)を売っているお店でした。

Rue du Marché aux Fromages (マルシェ・オー・フロマージュ通り)

それらしいお店が何軒かある中で、どこにしようか探していると、店先に立っていたおじさんがフランス語の写真メニューを親切に英語でしてくれたお店に入ってみることにしました。

★Plaka (ギリシャ料理店)
Rue du Marché aux Fromages 6, 1000 Brussels, Belgium

Plaka (Greek Restaurant) in Brussels

おじさんは親切に世話を焼いてくれ、調理スタッフにも私たちのオーダーメニューをフランス語で伝えてくれ、さらに私がお肉の写真を撮っていると、写真を撮りやすいようにフレームアウトしてくれたり、主人にお肉用のナイフを持たせて記念撮影させてくれたりと温かいおもてなしでした。

ここは写真メニューもあるので、指さしオーダーも可能なお店だと思います


こちらがピタの中に入るお肉。

Plaka (Greek Restaurant) in Brussels

主人がナイフを持ち、大きな塊肉の横に立ったいるところ。(主人は某社のコンパクトになる旅には便利なダウンを着ていてダサいが、せっかくなので写真を掲載( ̄▽ ̄))

Plaka (Greek Restaurant) in Brussel

イートインもできましたが、私達はテイクアウトし、ホテルへ持ち帰って緑茶と共にピタ(ギロ)をいただきました。

Gyro @ Plaka (Greek Restaurant) in Brussel

これで4ユーロくらい。中にはお肉はもちろんトマトやキュウリなどのお野菜がた~っぷり。白いソースは ザジキ(ジャジキ)ソースと言われるもので、ギロピタに添えられるソースなのですが、そのソースも美味しかったです。
このお店はおすすめです!!

こちらはテイクアウトの帰り道に撮影した、 La Grand-Place (グラン・プラス)の夜景です。

La Grand-Place

紺碧の夜空に柔らかい光で照らしだされた市庁舎とギルドハウスの風景が幻想的です。

La Grand-Place





翌2018年5月1日(月)。
ブリュッセル最後の朝。ホテル近所のカフェで、ベルギー、ラストスパートのリエージュ・ワッフル。

Brussels Waffle & Food
Rue de la Montagne 74RDCH/RDCH, 1000 Brussels, Belgium

Brussels Waffle & Food
Brussels Waffle & Food

これでベルギー4ワッフル目達成!
朝からワッフルが食べられるお店があるのは、さすがブリュッセルですよね。

waffle @ Brussels Waffle & Food
coffee @ Brussels Waffle & Food

これにてベルギー、ブリュッセル滞在3泊4日で4ワッフルを食べ終え、次なる目的地であるオランダへと向かいす。



次回はあのゴーダチーズで有名な、オランダのゴーダ編です!

ベルギー・「絵のような街」ディナンで伝統のスイーツを食す!

今回はベルギーのかわいらしい街「ディナン」の

① 美しい景色
② 伝統のスイーツ
③ ベルギーと言えば・・・のスイーツ、ワッフルがおいしいカフェ


を中心にご紹介していきます。



2018年4月29日(日) 。

ルクセンブルグのホテル、 HOTEL Le ROYAL』 (ホテルについての記事はこちら)を出て、ベルギーを目指して走ります。
(下のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)

ルクセンブルグを出発してしばらくすると、ベルギーとの国境が見えてきました。

ルクセンブルグ / ベルギーの国境

こちらが国境。ここから先がベルギーです。国境はゲートのようになっているものの、特に何も無くスルっと通過していきました。

ルクセンブルグ / ベルギーの国境

この日の最終目的地はベルギーの首都、ブリュッセルなのですが、その途中に休憩がてら立ち寄れる街を探していたところ、ディナン(Dinant)がよさそう、ということになりました。
(下のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)

高速を走っていると、ディナンの看板が出てきました。

高速を降りて、ディナン方面へ。




ディナンの中心部が近づいてきました。 断崖絶壁と大きな岩に両側を挟まれた道路にびっくり!岩の左側はムーズ川 (Meuse River)が流れています。

この隙間を抜けていきます。

岩の間を通り抜け、少し走ると街の中心地らしきものが見えてきたので、路上パーキングで車を停めて、川沿いを歩いてノートルダム教会の方へ歩いてみました。

ディナン ・”シャルル・ド・ゴール橋”

ムーズ川にかかるシャルル・ド・ゴール橋を渡ると、川越しにノートルダム教会 (Collégiale Notre-Dame de Dinant)、川沿いの大きな岩の上には城砦(シタデル;Citadelle)、川沿いに連なったカラフルな建物・・・と、美しい風景が広がります。

地球の歩き方に『“絵のような町”という形容が少しもオーバーでない』と、ディナンについて書かれていますが、その言葉に違わず、本当に素敵な街並みでした。

ディナン、ムーズ川とノートルダム教会

シャルル・ド・ゴール橋(Charles de Gaulle Bridge)を渡っているときに気が付いたのが橋の両脇に並ぶサックスのオブジェでした。

下の写真のように、両脇に色々なカラーと模様のサックスがずらりと並んでいるのです。

なんでサックスなんだろう・・・?と、思ったものの、この時点ではあまり気にしていなかったのですが・・・


この後、カフェを探してぶらぶらと歩いていると、ムーズ川沿いに見つけたカフェがこちら。
このカフェの名前にも 『Côté Sax』と、サックスが付いている!

Côté Sax
Rue Adolphe Sax 50, 5500 Dinant, Belgium

Côté Sax

店内に入ると、お店は縦長になっていて、

一番奥まで行くと、ムーズ川が見えるお席になっていました。

こちらのカフェのクレープやワッフルの生地は自家製・・・ということで、
ベルギーと言えば・・・のワッフルとバナナチョコのクレープを主人とシェアしました。

バナナチョコのクレープ
ブリュッセルワッフル

クレープは薄焼き生地でもっちもち!
ブリュッセルワッフルは長方形の生地と軽い生地感が特徴・・・と聞いていたのですが、日本でイメージしていたワッフルより断然軽くてふわっとしていました!
これが今回のベルギー旅のワッフル、1ワッフルめ。

そして何より、クレープとワッフルのチョコレートソースがかなり美味しい!!
さすがチョコレートで有名なベルギーのクオリティーだと感激しました。



・・・さて、お店を出ると、やはり街のあちこちにサックスをかたどったものを見かけるので、さきほどから気になっていたのですが、

観光客らしき人たちがこの像と一緒に写真を撮ってるのを見かけたので、私も真似して一緒に写真を撮り、後から調べてみたところ、こちらが楽器のサックス(サクソフォン)を発明したアドルフ・サックスの生家でした。

アドルフ・サックスの生家

サックスが生まれた町 ・・・だからサックスがあちこちに飾られていたんですね!ちなみにこの生家のある通りはサックス通り (Rue Adolphe Sax)という名前でした。




そして、サックスについては予習していなかったくせに、私がこの街に来る前に目をつけていたのがディナン名物の堅焼きビスケット、
クック・ド・ディナン (couques de Dinant)

日本洋菓子協会連合会の解説によると、その起源は古代ローマにも及び、15世紀のディナンの人々を飢えから救ったという、歴史あるお菓子だそうです。
(下記、斜体文字部分は 日本洋菓子協会連合会の解説を抜粋)

人々を救ったビスケット
クック・ド・ディナンの起源は、古代ローマ人が好んだというライ麦粉にハチミツと羊のチーズなどを加えて作った平たいビスケット。ローマ兵たちの保存食でもありました。中世になりディナンのパン職人が改良し、小麦とハチミツのみで作るようになりました。15世紀半ばディナンがブルゴーニュのシャルル勇肝公により包囲されたとき、この日持ちのする固いビスケットが籠城した人々を飢えから救ったそうです。”



「地球の歩き方」にとてもユニークな形のクック・ド・ディナンの写真が載っていたので、とても気になっていました。

街を歩いていると、ショーウィンドウにクック・ド・ディナンを飾っているお店を数軒見かけたのですが、中でも一番種類が豊富そうで専門店に見えた、このお店に立ち寄ってみることにしました。

Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs
Rue Grande 147, 5500 Dinant, Belgium

Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

ショーウィンドウに並んだ色々な形のクック・ド・ディナン・・・思わずしばらく釘付けになってしまいました。
サックスやお花、動物、景色・・・などなどバラエティーに富んだ形です。
そして、想像していたより1枚のサイズが大きいことに驚きました。 一番小さいものでも男性の手のひらより大きいくらいのサイズです。

couques de Dinant @ Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

私が「地球の歩き方」を見て気になっていたものも発見!
上の写真左手の、丸くて顔の描かれているものです。

店内に入ると、店内にもずらりと クック・ド・ディナン が並んでいました。

couques de Dinant @ Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

お店の女性が二人いらして、とても親切に対応してくれました。
私達がクック・ド・ディナンを食べたことがないとわかると、「とても堅いからかぶりついたらダメよ。まずは手で小さく割って、口の中で最初は溶かしてから食べてね。」と丁寧に食べ方指導もしてくれました。店内にはイートインスペースもあったのですが、

先を急ぐ私達は、一番小さそうな猫が座ったの形のもの(2枚上の写真の中心近くに写っているもの)テイクアウトし、 その後ホテルで食べました。

生地は本当にとっても堅くて、大きさとともに堅さまで想像以上でした。確かにこれにかぶりついたら歯が欠けたり折れたりする人がいそう!?
材料は小麦粉とハチミツのみ、ということで素朴な味わいですが、口の中ではちみつの香りがふわっと香ります。

歴史にはまったく詳しくもない私ですが、 15世紀の人々に思いを馳せながら、素朴なお味を味わいました。


次回はベルギー・ブリュッセル編です!