ロッキーマウンテン国立公園・その3・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【中編】マッシュルームロックへ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】についてお伝えします。

※先日の記事で”ロックカットトレイル”とお伝えしていましたが、ロックカットはトレイルヘッドにある岩部分を指しているだけで、トレイル名は上記”ツンドラ コミュニティーズ トレイル”でした。なのでトレイル名を訂正しました!

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。

View from the Tundra Communities Trail

これがツンドラの景色なんですね…。

「ツンドラ」って小学校の社会科で習った記憶がありますが、ツンドラの定義は、
ツンドラとは、地下に永久凍土が広がる降水量の少ない地域のことである。凍原、寒地荒原と訳す”(Wikipediaより)
とのこと。

さらに、 ”ツンドラとは本来、サーミ語・ウラル地方の言語で「木がない土地」を意味する”(Wikipediaより) のだそうで、確かにここでの景色には木は全くなく、背の低い草に覆われた土地か岩場でした。

View from the Tundra Communities Trail


トレイルを進んでいくと、右手に大きな岩が見えてきました。

Tundra Communities Trail

トレイルはなだらかな登りが続き、岩が見えている場所がトレイルの終点で、トレイル内で最も高度が高い場所です。

さらに歩みを進めると、だんだんと岩が近づいて来ました。

Tundra Communities Trail


岩はマッシュルーム ロック(Mushroom Rocks)という名前だそう。

Mushroom Rocks


確かにトレイル左手の岩がマッシュルームに見えますよね。

Mushroom Rocks

マッシュルームロックの方に向かって、さらになだらかな登りを歩いて行くと、大人なら上れる程度の大きな岩があり、先客のハイカーさんがそこに上って景色を楽しんでいたので、私達も後から交代で真似して上ってみました。

View from the Tundra Communities Trail
View from the Tundra Communities Trail

ここからの眺めは最高で、「ロッキーマウンテンに来たぞ~!!」と叫びたくなります。

View from the Tundra Communities Trail

幾重にも山が連なる雄大な景色…。何キロ先の山まで見えているのだろう?

View from the Tundra Communities Trail

このツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)は、ここで折り返しで、トレイルヘッドから、マッシュルーム ロックまでが約885メートル往復で約1.8キロのトレイルです。

トレイルの始点の高度は3,691メートル最も高い場所がこの終点近辺で3,744メートル だそうで、 富士山の山頂(剣ヶ峰)・3,776メートルに近い高さなんですね!

私達はマッシュルームロックの近くでおやつを食べて休憩し、再び今来た道を戻り…帰りにマーモット以外の可愛い動物を発見しましたので次回にご紹介します!

ロッキーマウンテン国立公園・その2・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【前編】かわいい動物に遭遇!

前回に引き続きロッキーマウンテン国立公園についてお伝えします。

今回は、トレイルリッジロード(Trail Ridge Road) 沿いの
① ロック カット(Rock Cut)という見所
② ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)のトレッキング

についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

この日は早朝に宿泊していたロッジを出発し、道すがらでも動物を見かけながら【ロックカット】へ。

ロック カットは、1929から1933年にかけて、岩をドリルと爆破で壊し、道を作ったことによって、ツンドラ地帯へ車両が通行可能となった…という場所です。道を作るにあたり、作業員達はできるだけ地形を壊さず保護するように作業場近くの岩を覆ったりといった注意を払ったそうです。

ロック カットは、トレイルリッジロードを走っていると、こんな風に岩が道のところだけえぐられています。

Trail Ridge Road at Rock Cut
トレイルリッジロード at ロックカット

Rock Cut in Rocky Mountain National Park
Rock Cut in Rocky Mountain National Park

このロック カットから200メートルほど北西のところにパーキングがあり、そこから歩いてすぐの場所に【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】 のトレイルヘッドがあります。


7:40にトレイルヘッドに到着したため、私達の他に数組のハイカーしかおらず、早朝の気持ちよい静謐とした空気感の中、人生初のロッキーマウンテン国立公園で1番最初のトレッキング開始~~!

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)

トレッキングの服装(寒がりの私の場合):
トップスはヒートテック長そでインナー+Tシャツ+長そで薄ニット+ダウン
ボトムスはヒートテックタイツ+トレッキングパンツ+コロンビアの厚手靴下
手袋も着用(それでも手が寒さでしびれる)

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

ロッキーマウンテン国立公園内の初トレッキング!!と、意気揚々と主人と二人で歩き始めたのですが、なんと私はたった数十歩歩いただけで息が上がり、ゼーハーしてきました。

実はこの時点でスポーツジムに2年半位行っていなくて、まったく何のエクササイズもしたいなかった私。

肩で息をしながら、”体力落ち過ぎだわ…。こんなことでは、週1、2回、5キロ以上走っている主人に怒られる!こんな歩いてすぐに疲れたとか主人に言い出せない…、どうしよう…”
と焦り、恐る恐る主人の方を見たら…
なんと主人も肩で息をしてゼーハーしていたんです!!!

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

後で調べると、
私達の宿泊していたエステスパークの高度は2,293メートル
ここ、ツンドラ コミュニティズ トレイル ヘッドの高度は3,691 メートル海水位に比べ、酸素が35%少ないのだそうです。

エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。



エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park
Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

しばらく歩いて後ろを振り返ると、先ほど車で走って来たトレイルリッジロードの奥はさらにたくさんの山々が連なっているのが見えました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


さらに歩みを進めると…動物を発見!!
さて、ここで私のブログ恒例の「動物探しクイズ」です!
下の写真のどこに何がいるでしょうか?
どこにいるかは簡単に探せるかと思いますが、何の動物かはちょっと難しいかも!?

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中にマーモット(グランドホッグ)がいる、でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

↑もそもそしていると思ったら、
↓今度は走り出したマーモット。

Marmot in Rocky Mountain National Park


大の動物好きの私達ですが、マーモットはその中でもトップクラスに好きな動物♪
このロック カット トレイルは、初日にエステスパーク・ビジターセンターのレンジャーさんから「マーモットが見れる可能性が高い」と聞いたので真っ先に訪れたのですが、期待通りに会えてとてもうれしかったです。


後姿もまあるいお尻がかわいい。

Marmot in Rocky Mountain National Park


さて、「動物探しクイズ」第2問です。
下の写真のどこにマーモットがいるでしょうか?

Marmot in Rocky Mountain National Park

正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

画質が下がりますが ↑の写真をアップにしてみると、2本足で立って下を向いていました。そんな恰好で何しているの~??

Marmot in Rocky Mountain National Park


最初に見つけたマーモットの写真を撮ってから、さらに歩くと、なんと私達の目の前をまた別のマーモットが「キー」と鳴きながら横切り、写真を撮ろうと急いでカメラを構えようとしていたら、なんとすぐ目の前で立ち止まってくれました。

Marmot in Rocky Mountain National Park


しかも、サービス精神旺盛なマーモットだったのか、私達を恐れる風もなく、2本足で立ってポージングもしてくれました!

Marmot in Rocky Mountain National Park

太い胴体に、だらりんと垂らした両手がかわいくて、この愛嬌のある姿がたまらなく愛らしいです。しかも写真を良く見たら目を閉じていました。
人間の存在はお構いなしに、日光浴!??

Marmot in Rocky Mountain National Park

しかも、このマーモットの近くには、ほかにも6-7匹のマーモット達がいました
一か所(数メートル四方)でここまで多くのマーモットを見たのは、初めてです。
(これまでイエローストーン公園、オリンピック国立公園、マウントレーニア国立公園などなど各地でマーモットを見てきました)
ここのマーモットはこれまで聞いた鳴き声よりハスキーな声で「キー」と鳴き、その低めのトーンが愛らしかったです。


本日の記事の最後の写真は、ロッキー山脈を見渡せる、岩の上に立つマーモットです。

Marmot in Rocky Mountain National Park

こういう光景を見ると、いつまでもマーモットが平和に元気で暮らせるよう、子孫を残していけるよう、自然を大切にしくては…と、強く思います。


この【ツンドラ コミュニティーズ トレイル】ですが、私達は7:40にトレイルヘッドを出発して、行き(マッシュルームロックで折り返した)は多くのマーモットを見たのですが、帰りの8時台後半~9時前半にはトレイル周辺に一匹もいませんでした
マーモットをご覧になりたい場合は、朝のトレッキングがおすすめです!


次回は、ツンドラ コミュニティーズ トレイルの続きです。

ロッキーマウンテン国立公園・その1・いざ公園へ!&朝の動物たち

今回からロッキーマウンテン国立公園編をスタートします!
初回の今回は、ロッジから【ロック・カット】と呼ばれるトレイルヘッドまでのドライブルートからの景色とその途中で見かけたかわいい野生動物たちをご紹介します!


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・エステスパークの朝。

朝食は、行きに立ち寄ったスーパーで買ったヨーグルトを食べました。

私はフロリダのキーウェストを思い出しながらの「キーライム味」。ほど良い酸味があり さっぱりして美味しかったです。


ロッジを出ると、私達のロッジのお庭には、例のウサギちゃんがこの朝もいました。


ロッジを出発、ロッキーマウンテン国立公園のFall Riverエントランスを目指し、その後はパーク内の【ロック カット(Rock Cut)】というトレイルヘッドを目指して走ります。(下の地図はGoogleマップに一部加筆したものです)

この時点ではまだロッキーマウンテン国立公園の地図が手に入っていなかったのですが、エステスパークビジターセンターを訪れた時に簡易版の地図をもらい、レンジャーさんから「ロック カットの近くのツンドラコミュニティーズトレイルでマーモットが見れる可能性が高い」と聞いていたので、公園内に入ったら、まずはそこを目指すことにしていました。

雲はあるけど、なかなかの良いお天気!
青空が見えています。


ロッキーマウンテン国立公園・フォールリバー入り口・料金所(Rocky Mountain Fall River Entrance, Toll Station)が見えて来ました!!!

どの国立公園に行っても、パークのゲートではワクワク感が高まります!

このエントランスで入場料を支払います。
車1台、1-Dayパスは25ドル7-Daysパスは35ドルです。(2020/4/27時点)
その他の他にも1人いくら、などの料金設定があります。
(詳しくは[https://www.nps.gov/romo/planyourvisit/fees.htm]からどうぞ)

私達は7-Daysパスを購入。


エントランスやビジターセンターでもらえるのがこの国立公園マップ。

Rocky Mountain National Park Map

アメリカの国立公園は全て、このスタイルのマップで統一されていて、同じ画家さんの作品によるもののようです。マップの表紙には、それぞれの公園の景色が美しくリアルに描かれています。

Rocky Mountain National Park Map

最初のうちは何も考えずに各公園でもらうマップを捨ててしまっていたのですが、近年の物は集めています。

Rocky Mountain National Park Map

また別の機会に改めて、このマップのことを含めた「アメリカの国立公園の楽しみ方」を別途記事にしたいと思います。


パーク内に入って少し走ると、シカを見つけました(♥o♥)
背中に斑点があるのでまだ子供のシカのようです。優しい顔立ちで耳が大きくて、くりくりした目がかわいいです。


こちらはリス。 恐らくキンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)です。
お花に寄り添い、ぷっくり膨らんでいるお腹が愛らしいです~!!


トレイルリッジロード(Trail Ridge Road)】を走りっていくと、
朝の澄んだ空気にくっきりとロッキー山脈の景色が広がっています。
9月2日だというのに、雪が残っています。


今度は車道脇に2匹のシカがいました。車に気を付けるんだよ~!


ロッジから31キロほど走ったところで、本日の最初の目的地【ロック カット(Rock Cut)】に到着です。

いよいよここから、人生初のロッキーマウンテン国立公園でのトレッキングを開始します!

次回に続きます^^

コロラド州・エステスパークのかわいいオーナメント屋さん

前回の記事に引き続き、ロッキーマウンテン国立公園への玄関口ともいえる町、
アメリカ・コロラド州・エステスパークについてご紹介します。

今回は、エステスパークの街歩きで見つけたかわいいオーナメントショップについてです。

2019年9月1日(日)。
アメリカ、コロラド州・エステスパーク、初日の夜。

レストラン【Flavors of The Rockies】でアイスを食べた後は、少し町をぶらぶら歩いてみました。

最近こういう地方の町に行っても、H&MとかZARAとかがあったりしてガッカリするのですが (H&MやZARAは嫌いということでは無く、町のオリジナリティという点で) 、ここはそんなこともなく、ローカルショップが立ち並んでいて風情があり、かわいい町でした。

上の写真や下のGoogleマップ地図の界隈がエステスパークの町の中心部で、ショップや飲食店で賑わっています。
ここから約8キロほど北西に行くとロッキーマウンテン国立公園の入り口です。

町をぶらついていると、前回の記事でご紹介したアイスクリーム屋さんからほんの少し歩いたところに、かわいいお店を見つけました。

Simply Christmas
129 W Elkhorn Ave, Estes Park, CO

訪れたのが9月だったので、店名に「クリスマス」は付いているけれど、ショーウィンドウにはたくさんのハロウィンの置物が並んでいて、ああ…アメリカの秋だなあ~という雰囲気です。


お店の中に入ると、まだまだハロウィングッズがたくさん。
ハロウィンのオーナメントで飾られたツリーもあります。


そして、店名の通りクリスマスのアイテムもびっしり。


サンタさんの置物も豊富な品ぞろえで所狭しと並んでいました。

このお店の来店記念に何か買いたくて、私は松ぼっくりからリスが2匹顔を出しているオーナメントを買いました^^

お支払いをしている時、レジの女性から「どこから来たの?」と声をかけられたので「東京からです。」と答えると、「日本から来たのね~。昔、日本の長野に住んでいる子と友達だったんだよ~」なんてお話ししてくれました。
こういうちょっとした交流にも心が温まります…


買い物を終えて、お店の外へ出ると、すっかり日が暮れて空には月が浮かんでいました。

次回からロッキーマウンテン国立公園編です!

アベノマスク&恩師からのハガキが届く

昨日、アベノマスクが我が家に到着しました。

このマスクに関しては、このマスクにかけたマスク事業費、さらにはこの事業そのものの是非に関して色々と思うところがありますけど…。

それは他ブログでも論じられていることなので、ここにはあえて何も書きません^^;

コロナの惨禍にはこういう出来事があったなあ…と、後々のために記録を残したく、この記事を書きました。


届いたマスク、うわさ通りサイズがちょっと小さめですかね。

私の顔のサイズは普通(か、普通よりちょっと小さめだと自分では図々しく思っている…)なのですが、それでも大きさが少々物足りない感じが…

普段自撮りなんてしないのですが(アメブロのプロフィール写真以来^^;)、こちらも後世への記録用にと思い自撮りしてみました。

そして、マスクと一緒にポストに届いていたのが、恩師からのハガキでした。

私が大学卒業して間もなくから10年以上在籍していた大学の研究所の教授で、今は退官して静岡で悠々自適な生活を送られています。

ハガキによると、昨今のPCR検査の話題がきっかけで夢に私が出てきたそうです。

今や誰もが聞いたことがある「PCR」法は、検査に使われるだけではなく、医薬・生物学系の研究室などでは広範に用いられる手技です。
今回のようにコロナ感染者から 検体採取をする操作はPCRの手技には含まれないため、PCRという手技そのものの実験操作は簡易で、研究初心者でも出来るようなテクニックしか必要とされません。
私も数えきれない回数はやったことがある、かなり身近な手法です。
(それもあって、研究員時代の同僚となぜPCRの検査を多く処理できないのかについて話したりするのですが、恐らくは最初の被験者からの検体採取のところが一番律速になっているのでは、と予測しています←あくまでも医療従事者としてのプロの意見ではなく、サイエンティストとしての予測に過ぎませんが…)

また、世間では検査数が少ないことに対して批判も多いのですが、PCRは通常の実験においても偽陽性や偽陰性が生じます。これはPCR以外の実験手法でも珍しいことではありませんが…

先日、神戸大の岩田健太郎教授がTV出演の際に、PCRの精度は30-70%で(今回の新型コロナのPCR検査を特定して行っているのかPCRという検出方法全般を指しているのかは言及してなかったですが、私の経験から感じていた精度より低くてちょっと驚きでした)、仮に希望者全員がこの検査を受け、「陰性」の人が自分は大丈夫だと行動自粛を行わず、もしそれが「偽陰性」だったら、感染者数を増やすリスクにるながる、という旨のことをおっしゃっていました。
それを聞いて、この先生の好き嫌いは別として、確かに「大人数をPCRすればよい」という単純なことでもないと納得…

話がPCRに逸れちゃいましたが、コロナで気も滅入りがちな時に、恩師が自分を思い出してハガキを送って下さったことがとても嬉しく、ほっこりした気持ちになりました。

こういう時だからこそ、日頃連絡を取っていない人に思い切ってハガキを送る、メールを書く、というのは素敵なことですね(*^^*)

私も先生にお返事を書き、最近連絡を取っていない友人にもメールを送ってみたいと思います。

コロラド州・エステスパークのアイスクリーム屋さん

前回の記事に引き続き、ロッキーマウンテン国立公園への玄関口ともいえる町、
アメリカ・コロラド州・エステスパークについてご紹介します。

今回は、エステスパークの街歩きで見つけたアイスクリーム屋さんについてご紹介します。

2019年9月1日(日)。
アメリカ、コロラド州・エステスパーク、初日の夜。
レストラン【Waterfront Grille】でエステス湖を眺めながらディナーを食べた後は、車でエステスパークの町の中心部へ。
(下記はGoogleマップより引用)

エステスパークの町の中心部は、【Waterfront Grille】から約3.3 km、車で5分程度でした。

視界の奥には日暮れの太陽にロッキーの山々が照らされていて、雄大な自然を感じます。

エステスパークの町の中心部は、お土産物屋さんなどの雑貨屋さん、レストランやカフェ、スイーツショップ…など、ローカルの小さなお店が立ち並んでいて街歩きが楽しいです。

また、町の中心部は駐車場もあちこちにあり、車を停めるのに困ることはありませんでした。
私達はこの時、34号沿いの路上パーキングに車を停めて街を歩きました。

町は日曜日だったので人でも多く、賑わっていました。


町をぶらついていて目に入って来たのがこちらのアイスクリーム屋さん、

Flavors of The Rockies
101 W Elkhorn Ave, Estes Park, CO

ちょうど食後でアイスクリームが食べたかったので入ってみました。


アイスクリームが種類豊富なのはもちろん、レモネード、コーヒーなどのドリンク類も売っていました。


また、レジの前にはファッジ(fudge) も10種類くらい売っていました。

ファッジは砂糖、牛乳(練乳)、バターを熱して溶かし、かき混ぜて冷やし固めたお菓子で、チョコレートやメープルシロップ、カラメルなどを混ぜたものなどもあります。

ファッジって日本ではそんなに馴染みが無いと思うのですが、私の元上司のアメリカ人もファッジが大好きで、ふだん無口な彼が、ある時急に私に「何で日本にファッジが売ってないんだろう…ファッジ食べたいなぁ~」と言っていたのが印象的です。


さて、私達が買ったアイスはこちら↓
左が主人のココナッツ&マカダミアなんとか(忘れた…)
右が私のColorado Mud。「コロラドの泥」という意味の州名が付いたアイスに興味があり、これにしました。

Colorado Mud は、モカ味のアイスクリームにチョコレートソースがたっぷり練り込んであって、とっても美味しかったです。

次回は、街歩きの続き、かわいいオーナメント点についてお伝えします。

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GW明け、私の母は癌の疑われる悪性腫瘍の切除術を受けるのですが、昨日は母の病院へ手術説明を聞きに行かなければならず、久しぶりに山手線に乗りました。
帰りが5時ごろになってしまい、夕方の山手線に乗るのは以前勤めていた会社の通勤以来だったのですが、さすがにかなり空いていました。

空いていたからだとは思うのですが、暗黙のルールのように、乗客はみな席は一つ空けにしか座っていませんでしたし、新宿、渋谷、品川の駅ですら乗ってくる人は少なく、ほぼ全員が座れる程度の乗車率でした。

それにも関わらず依然として減少傾向を見せない罹患者数。いつイタリアやアメリカのように爆発的な増加を見せるかと思うと、毎日の患者数の発表をドキドキしながら聞いています。
さらに、お元気な印象しかない岡江久美子さんもお亡くなりになったと電車内TVで知り、とても驚いてショックを受けました。

また、昨年の旅行記を書いていて、アメリカの賑やかな町の様子を思い出すたびに、当たり前に平和だったこの光景が今は失われているのだと思うと悲しいです。

早くウイルスが収束しますように…
みんなが好きな時に好きな場所へ行ける日を取り戻せますように…



2020年7月の台湾・ホテルをキャンセル

コロラド州旅行記の途中ですが、今日は7月の旅行のキャンセルについて記録がてら記事にします。

昨年末に予約していたのですが、
2020年の7月23日チェックイン26日チェックアウトで、台湾高雄市の 高雄グランドハイライホテル
(高雄漢來大飯店 / GRAND HILAI HOTEL KAOHSIUNG) を予約していました。

すると4月15日に、Expediaから「エクスペディア ホテル キャンセルの確認」という連絡が予約者である主人あてに来て、期限までにキャンセルすればデポジットの全額が返金されるということでした。

外務省 海外安全ホームページを見てみると、
新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)のページには、

台湾について、

3月19日から,外国人は,居留証,外交,公務の証明,あるいはビジネス上の契約履行等の証明がない限り,一律入境を禁止する。3月24日から4月30日まで,航空機のトランジットを禁止する。”

と記されていました。


従って7月のことはまだ不明ですが…
今の日本の感染者数の状況を考えると、台湾へ入国させてもらえなさそうで厳しそう…と個人的には感じていますが、 航空券(ANA)の予約は一応そのままで、ホテルだけキャンセルしました


昨日のTVニュースによれば、現在も中東地域をはじめとする世界50か国に滞在中の1100人の帰国希望者が日本に帰国できずにおり、うち、350人は帰国予定となったが、残り750人が帰国の目途が立っていないとのことです。

また、在ニューヨーク日本国総領事館の情報によれば、
4月19日から,当地(ニューヨーク) から日本への直行便は原則としてANA の週1便のみ
になっているそうです。


こういう厳しい状況ですので、7月の台湾は無理かなぁ…という覚悟ではいます。


何より今は外出を控え、ご存知のようにブログ記事で昨年の旅行記を発信しています。
また、先日の「おうちで過ごそう」の記事に書いたように、オンライン英会話も続けています。

今は我慢の時ですが…、世界がこのウイルスを克服して、お互いの国を気軽に行き来できる日が一日も早く来ることを祈っています。

コロラド州・エステス湖を眺めながらのディナー

今回は、ロッキーマウンテン国立公園への玄関口、ともいえる町、コロラド州エステスパークにある、エステス湖畔のレストラン【Waterfront Grille】についてエステス湖の写真と共にお伝えします。


2019年9月1日(日)。
アメリカ、コロラド州・エステスパーク、初日の夜。

どこか眺めが良くて、テラス席のあるところで夕食を食べようと、レストランをサーチし、こちらのレストランへ行ってみることにしました。

Waterfront Grille / ウォーターフロントグリル
1700 Big Thompson Ave, Estes Park, CO

レストランはこちらの【エステスパーク・リゾート(The Estes Park Resort)】というホテルの中にありました。

The Estes Park Resort


ホテル内に入ると、山小屋風の木のぬくもりあるインテリアでした。


こちらはレストランの手前にあるバー。


室内席も天井が高く、窓が大きいのでとても開放的な空間でした。


テラス席大好きな私達は、もちろんエステス湖ビューのテラス席を希望しました。
下の写真の向かって右側と奥がテラス席になっていました。


お天気にも恵まれ、青い空の下、湖の色も青くて良い眺めでした。


私達のお席からの眺めです。湖の向こう側にはロッキーの山々が見渡せます。


翌日からの野生動物を探しトレッキングにワクワクが止まりません~!!
シャルドネ片手にご機嫌です。
(ちなみに9/1ですが、夕暮れ時に半袖+カーデという、この格好はちょっぴり寒かったです^^;)


こちらはレストランのメニューの一部ですが、メニューにもロッキーの動物たちが描かれていて素敵です。


何か温かいものをすぐに食べたくて、何かの賞を受賞したという
Award Winning Bison Chiliという、名前にも受賞を前面に押し出している(笑)、バイソンが入っているスープをオーダーしました。

トマトのこっくりしたスープには、トマト、豆、セロリ、ニンジンにバイソンのひき肉などが入っていて、上にはたっぷりめに長ネギが載り、少々ピリ辛。味に深みがあってとっても美味しかったです!

Peach Whiskey Chicken。鶏の胸肉にピーチウイスキー・バーベキューソースがかかっているお料理。付け合わせはマッシュポテトににんじんとブロッコリーでした。

チキンがパサパサだし、美味しくない~(;;)

Flatbread Pizza。ピザはsausage pestopear gorgonzola か選べたので、前者にしました。

で、この無難な見た目なのに、これも美味しくないんです~( ̄▽ ̄)

あ、でもワインはシャルドネの後カベルネ・ソーヴィニオンをいただきましたが、ワインは美味しかったです…


食事をしている間に、だんだんと日が暮れて来て、山の端が茜色に染まって来ました。


湖面に夕暮れの雲が映っています。

ロケーションは良かったけど、美味しかったのはワインとスープだけ…
これで90ドルです^^;

まあ、ロッキーの雄大な自然ビュー、テラスでお食事、ということで良しとしましょう。
ちなみに、私達のお席のすぐ真下の湖畔の公園で、ヒスパニックのファミリーが持参の食材でバーベキューをしている様子が良く見えたのですが、主人は「ここのレストランの料理より、あれの方が美味しそうだよ!」と言っていました(笑)。

次回は、エステスパークの夜の町の様子をお伝えします。

コロラド州・エステスパーク・小川が目の前!のかわいいロッジ ~後編~

今回は前回の記事でご紹介した、アメリカ・コロラド州・エステスパークにあるロッジの後編として、かわいいだけでなく、機能的なロッジのお部屋内をご紹介します。

Boulder Brook on Fall River
1900 Fall River Rd, Estes Park, CO

Boulder Brook on Fall River


今回は、私達の宿泊したこちらのロッジのお部屋内をご紹介しますね。

Boulder Brook on Fall River

上の写真の反対側の入り口が玄関なのですが、玄関を入るとこんな感じです。

Boulder Brook on Fall River

部屋はこの見えている1部屋とバス、トイレです。
部屋の右手には立派なキッチンが付いています。

Boulder Brook on Fall River
Boulder Brook on Fall River


キッチンには冷蔵庫にコンロにオーブン、

Boulder Brook on Fall River


トースターにコーヒーメーカー

Boulder Brook on Fall River


↓のような調理器具、

Boulder Brook on Fall River

食器洗剤やスポンジ、ふきんやペーパータオルなども完備されていました。

それに、キッチンカウンターに椅子も付いていたので、ソファーのローテーブルではなく、 キッチンカウンターで食事もすることができて便利でした。

Boulder Brook on Fall River


さらに、特にうれしかった設備が窓際のジャグジー付きバスタブ♪

Boulder Brook on Fall River

バスタブの2面が窓に面していて、窓の外にはFall Riverが見えるんです^^
リバービューを楽しみながらバスタイムを楽しめます。

それぞれの部屋の前の小川と草むらも、まるで各部屋のプライベートゾーンのような雰囲気の造りのロッジだったので、滞在中に私達の部屋の外側を歩いている人は 一度も見ませんでしたが、お風呂の窓にはブラインドも付いているので安心です。

この窓際はバスタブのみですが、部屋の入ってすぐ右側(キッチンより玄関側)にバスルームがあり、

Boulder Brook on Fall River
Boulder Brook on Fall River


窓際にはソファーとローテーブルがあり、くつろぎながら大自然を堪能できます。

Boulder Brook on Fall River


外に出れば10歩程度でこの美しいFall Riverがあり、素晴らしいロケーションでした!

Boulder Brook on Fall River

しかも野生のウサギちゃん付き(!?)部屋ですしね。(>>詳しくは前回記事をご覧下さい^^ )

Boulder Brook on Fall River

このロッジは次回も是非泊まりたいと思えるロッジでした!


次回はエステス湖の見えるレストラン編です。

コロラド州・エステスパーク・小川が目の前!のかわいいロッジ ~前編~

今回も前回に引き続き、ロッキーマウンテン国立公園のすぐ近くの町、アメリカ、コロラド州エステスパークについてお伝えします。

今回は宿泊した施設のご紹介の前編として、宿泊したロッジ(スタイルのホテル? 、エクスペディアのカテゴリーだとホテルに入っているようです)の共有エリアを中心にお届けします。


2019年9月1日(日)。
エステスパーク(←町の名前です)ビジターセンターを訪れた私達は(その時の記事はこちら)その後、この日から3連泊するロッジへと向かいました。

今回宿泊のロッジを選んだ理由は、立地の良さと、バスルームのシャワールームの他に、ジャグジー付きバスタブがあったからなんです。

立地が良いというのは、下記のマップをご覧頂きたいのですが、
エステスパークの町の中心部とロッキーマウンテン国立公園の入り口のちょうど中間くらいに位置し、どちらにもアクセスが良いからです。
(下記はGoogleマップに一部加筆したもの)

ロッキーマウンテン国立公園の「フォール リバー エントランス」まで車で8分!と、早朝の動物観察にも便利な立地が最高です。


そのロッジがこちら。

Boulder Brook on Fall River
1900 Fall River Rd, Estes Park, CO

オフィス棟がこちらで、ここでチェックインをします。

Boulder Brook on Fall River

このロッジ、18歳未満はお断りの大人のためのロッジなんです。

エクスペディアにも下記のように記されています。
”Children younger than 18 are not allowed at this adults-only property. All guests 18 and older are welcome. ”

オフィス棟ではフレンドリーな女性スタッフが温かく迎えてくれました。
オフィス棟の裏手は小川が流れていて、私達のロッジもこの小川の真横です^^

オフィス棟から車でこの橋を渡り、橋の右手奥が私達の宿泊するロッジになります。

Boulder Brook on Fall River


”Welcome”のボードを持った木彫りのクマさんがかわいい。

Boulder Brook on Fall River


見えているロッジは私達の宿泊した棟ではありませんが、こんな風に連なる山々のすぐ麓、という大自然に囲まれた絶好のロケーションの施設です。

Boulder Brook on Fall River


緑が豊かで見えづらいのですが、写真左下のロッジが私達が宿泊した場所です。
宿泊ゲスト3組分が1棟に連なっている建物でした。

Boulder Brook on Fall River


こちらがロッジのお部屋の入り口。ドアの右側がパティオになっていてテーブルと椅子が置かれています。

Boulder Brook on Fall River


パティオの正面側はこんな感じ。私達専用のバーベキューコンロに、ここにもテーブルと椅子があります。

Boulder Brook on Fall River

エステスパークは町中心部に大きなスーパーマーケットがあるので、ロングステイするなら、そこで食材調達してバーベキューの夕飯…というのも良さそうですね!


さて、ここで私のブログ恒例の動物探しクイズです!
下の写真のどこかに動物がいます。さて、どこに何がいるでしょう?
今回はかなり簡単です!

Boulder Brook on Fall River


正解は・・・

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矢印の場所にウサギがいるでした!

Boulder Brook on Fall River


このウサギさん、この場所が好きなのか、部屋に到着した夕方もいて、夜もいて、翌朝もいて、翌日もいて・・・と、時々席をはずすものの(笑)かなりの高確率でここにいました。

Cottontail Rabbit

もちろん野生のウサギです。
コットンテイルラビット(Cottontail Rabbit)かと思います。

Cottontail Rabbit


ロッジ(ホテル?)の室内については次回ご紹介しますが、こちらは先ほどのお部屋の入り口とは反対側です。
部屋から10歩くらいで、美しい小川、フォール リバー(Fall River)です!

Boulder Brook on Fall River

今回の滞在では、残念ながらこの場所では見れなかったのですが(国立公園内では見ましたが)、この小川はエルクの生息域でもあるため、運が良ければロッジのこのお庭にもエルクがやって来るらしいです。
ロッジのHPにもその様子が掲載されていました。


こちらが小川を背にして宿泊したロッジを撮影したものです。
ここにもパティオがありました。

Boulder Brook on Fall River


小川にはこんな鳥さん達もやって来ます。
この子の名前は不明です。(ご存知の方いらしたら、ご教示くださいませ…)


この子は、アメリカやカナダで以前も見かけたことがある、Black-billed Magpie。日本語で言うとカササギらしい。

Black-billed Magpieはしっぽが長くて、かわいいんです。

好きな鳥なので(たいがいの鳥が好きですが)たくさん撮影しちゃいました。
こちらは正面顔。


背中からしっぽにかけて綺麗なブルーの模様が入っているのがチャームポイントです。


次回は、このロッジのお部屋の中についてご紹介します!