秋の京都旅4・【天龍寺】の紅葉~竹林へ

2022年秋の京都旅、↓の続きです。

今回は、京都・嵐山駅からも近い、天龍寺の紅葉、天龍寺のすぐ裏の竹林などの風景を中心にお伝えします。

2022年10月30日(日)。
桜もちを食べた後は人波に押されるようにして天龍寺へと向かいました。

嵐山駅周辺は人が多いですねー!とはいえ、まだ外国人観光客はコロナ前に比べたら少ないはずなので本来はもっと混むのでしょうね…

天龍寺勅使門。もみじがグリーンから濃いオレンジにグラデーションになっていて綺麗でした。

2022 Tenryu-ji, Kyoto


天龍寺
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町6

2022 Tenryu-ji, Kyoto


雲龍図を目当てに訪れたのですが…
なんと入場券売り場のところに「本日はイベントのため12時以降拝観となります」というような貼り紙がされていました(;;)

時計を見たら12:10だったので、受付にいた方に「12時過ぎていますが、そろそろ入れますか?」と聞いたところ、「まだいつから入場できるかは不明です。」と言われ、「あの…でもここに12時以降って書いてありますが…(もちろんソフトに聞きましたよ)何時ごろから入れそうですかね?」と尋ねると、「何時から、とかそういうことではないので、ハッキリ申し上げられません。」と先方もソフトにご説明していました。

ということで、残念ながら雲龍図はあきらめ、庫裏(くり、上の建物)の正面玄関に置かれた「達磨図」を外から鑑賞しました。
とはいえ玄関の目の前に置かれているので、しっかりと見ることができましたよ!

2022 Tenryu-ji, Kyoto


この 「達磨図」は禅宗の初祖、達磨大師を描いたものだそうですが、スーパー歴史無知(!)な私でもどこかで見たことがある…

2022 Tenryu-ji, Kyoto

残念ながら雲龍図は見れませんでしたが庭園の方は入場可能だったので天龍寺の庭園へ。
庭園へ向かう途中で【大方丈】と呼ばれる建物の前を通りかかると…

例のイベントとやらの後片付けをしている様子で、もしかしたら貴重な瞬間…??
何のイベントだったのか今しがたHPで調べたら「開山毎歳忌 半斎」とありました。…と言われても?、読み方すら分からないけど…^^;

2022 Tenryu-ji, Kyoto

なんと壁にはかなり歴史を感じる僧侶の御方々と思しき掛け軸が掛けられていて、それを外しているところでした。

2022 Tenryu-ji, Kyoto

外している方の足元にはすでに外したと思われるたくさんの掛け軸が。
掛け軸に描かれている僧侶はこのお寺のゆかりの歴代の方々なのでしょうかね…?
何やら有難い感じのする掛け軸にお目に書かれて運気が上がりそうです!!

天龍寺の【曹源池庭園】

2022 Tenryu-ji, Kyoto

思ったより紅葉が楽しめて、すでに濃いオレンジに色付いているもみじが見受けられました。

2022 Tenryu-ji, Kyoto

曹源池庭園は王朝文化の優美さと武家文化の荒々しさを巧みに融合した庭なのだそうです。

2022 Tenryu-ji, Kyoto
2022 Tenryu-ji, Kyoto


庭園を鑑賞して、ふと庭園を臨む 【大方丈】 の方を見ると…あ!あそにも!…
庫裏にあった「達磨図」と似ている掛け軸が掛けられていました。その横の生け花もお見事…。

2022 Tenryu-ji, Kyoto

ここでもイベントの片づけが行われていて…↓
この様子を見た主人と私は、「こういう場所で『何時からって言えない』っていうのって、こういう人々の丁寧な手作業の様子を見たら理解できるね^^ これを見たら『何時ごろから入れそうですか?』って聞くことが無粋だってわかるわ…」と話しました。

2022 Tenryu-ji, Kyoto

日本の伝統文化の守るためにも、今後もこの素晴らしいお寺やその催しを継承していただきたいです。

ところで、まるで空いているような写真ですがそんなことはなく、写真左手には庭園を撮影するたくさんの観光客が小さく写っています。なるべく人を入れないで撮るのが大変でした。

2022 Tenryu-ji, Kyoto
2022 Tenryu-ji, Kyoto


天龍寺を出て裏の竹林へ。
こちらも大人気で若い観光客を中心に人がたくさん歩いていました。

少々人気(ひとけ)が無くなるのを待ってやっと取れたこの写真^^;

この竹林で外国人観光客に写真をお願いされました。彼らも私達を撮ってくれるというのでお願いし、おかげで珍しく2人の旅写真を手に入れました(*^^*)

次回の京都旅に続きます!
次回は嵐電とランチ、金閣寺編です。

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ところで、先週から今日まで怒涛の1週間でした( ̄▽ ̄)
私の翻訳業ですが、先週の水曜日に締め切りの原稿があり、これがまた急遽京都に旅行に行ったものだから思ったようにはかどっていなくて…締め切り前日は深夜まで原稿を書き、寝たのが1時でした。

で、水曜日の提出を終えて、「やった~\(^o^)/解放された~!」と喜んで、金曜日は一人で上野の東京都美術館岡本太郎展へ。

ほとんど撮影OKで、岡本太郎氏の生命の息吹を感じるカラフルな色使いや力強いタッチ、個性的な作品の数々を目の当たりにして大感激。

気が付いたら2時間半夢中で鑑賞しました。

前々から一度じっくり鑑賞したいと思っていた岡本氏の作品を人生で初めて堪能しました。

で、家に帰り、金曜日の夕方だし、忙しさからも解放されたし、コーヒー片手にブログでも書こうかな~なんて思っていたら、大学時代の親友からLINEが入り、「A4サイズ5枚のAI翻訳の原稿を月曜日くらいまでにきちんとした英語に直すのって無理だよね…?まだ世に出ていない(治療法の)ガイドラインの内容です だめなら気にしないでね!」とのこと。

え?今金曜日の夕方だけど…
と思ったけど、火曜の朝9時までに提出することにし、仕事を引き受けることに。

ここからが怒涛で、初のクライアント(大学病院の医師)なので専門用語は学会用語集で調べなければならないし、先生自体の日本語が内容を理解しないと読み解けないし…で、調べてからでないと翻訳もできないので大忙し。

昨日は深夜まで(=今日の午前まで)仕事し、今日9時締切の原稿を1時に提出し、寝たのが3時でした〓■●_~~=□○0
でもアドレナリン出過ぎてて睡眠薬を飲んでも寝付けないのよね。

そんなこんなでその後の納品書やら請求書を今日作って送付し、や~っと夕方ふたたび開放モードになりました\(^o^)/
昨日はほんっとに泣きそうになりながら仕事をして、こんなタイトなスケジュールの原稿を受けた自分を後悔していましたが、無事にフィニッシュできて今は充実感でいっぱいです。

主人が京都のミシュラン店でお座敷遊び@【祇園 丸山】

今回は今年の6月に主人が友人と京都に行き、お座敷遊びを初体験したというので、そのレポートです。

お座敷遊びは漠然と「お値段が高い」というイメージでしたが、具体的にいったいどれだけかかるの!?というのがかねてからの疑問であり、今回せっかく主人が体験に行ってきたのでサービス内容と具体的な金額をブログで明示してみようかと思い、この記事を書きました。

ことの発端は、主人が高校時代の同窓会で日本男児たるもの、一度はお座敷遊びを体験してみたいよね、という話題から、友人の一人が「お座敷遊びを体験する京都旅」なるもの企画しよう!、と言い出し、それに参加したことによるものです。

そして今回、主人の友人のツテでミシュラン2つ星の料亭【祇園 丸山】さんにて、6人でお座敷遊びをすることになりました。

祇園 丸山
京都府京都市東山区祇園町南側570−171


夜のお席で、お料理は2万円の懐石コース+飲み物代、それに加えて花代というお座敷遊び代がかかるそうで、時間は2時間でした(後でレシートの写真を出しますね!)。


お料理が美しい…
主人曰く、すべて季節を感じる芸術的な盛り付けだったそう。

お料理の味付けは京都なのでかなり上品で薄味だそうでございます~。

お料理の写真、私なら全部撮りますが、そこは大雑把な性格の主人。お料理の写真は上の3枚しかないそうです(-_-)

舞妓さん、芸妓さん、地方さん(三味線の方)がたがいらっしゃると、名刺代わりの「千社札」というシールを最初のご挨拶時にくれるのだとか。

まずはお食事をしながら会話を楽しむそうなのですが、舞妓さんはまだとてもお若いので、アラフィフのビジネスマン、自営業の主人たちと会話を盛り上げることが難しかったようです。一方の芸妓さんはそのあたりベテランホステス級に慣れているそうです^^

芸妓さんはホステスさんと一緒で延長あり(時給制)で、お客さんのご希望があれば、着物姿のままボーリングに行くこともあるんですって@@!

その後は地方さんの三味線で京舞を披露してくれ、

続いてはゲームの時間。

ゲームは2種で(それ以上だと2時間以上かかり、延長になるそう)、
● とらとら
● 金比羅船船(こんぴらふねふね)

をやったそう。

とらとらはジェスチャー表現を使ったジャンケンだそうで、普通のじゃんけんのグーチョキパーの代わりに、和唐内(やりでつく)、虎(よつんばい)、お婆さん(杖をつく)の3種があり、屏風でお互い見えない状態でスタンバイし、歌に合わせながら屏風から出てきて勝敗を決めるというゲーム。

下の写真が 金比羅船船(こんぴらふねふね) で、香川県の金刀比羅宮をうたった民謡に合わせ、お椀を真ん中において、交互に順番でお椀を取り上げるか、取り上げないかをその都度決めて、お椀が取り上げられたら、相手は手をグーの形、お椀があればグーにしてお椀の上に載せる…というルールで、歌のペースがだんだん早くなるそうです。


最後は記念撮影。


そしてこの時のお席のレシート。
お料理が2万円のコース、飲まない主人はウーロン茶^^;、花代が2時間3人分で15万9596円、
サービス料別で、6人の合計が34万3653円、1人あたり5万7276円でした。

日本の独特の文化ですし、知り合いがいないとなかなか席をもうけることもできないので(ツアーのオプションなどでもあるらしいですが、勝手なイメージとして風情としては個人で呼んで楽しむ方があるような気がする…)、価格自体は高いですが、主人は貴重な体験をしたと満足をしていました。

ブロガーの私にとってはなかなかこういうことをご紹介する機会もないかと思い、今回は詳細をご報告してみました!