絶景!富士からの美しい湧水【柿田川公園】(修善寺旅2)

「柿田川湧水でコーヒー!【喫茶 蔵】(修善寺旅1)」の続きです。
今回は、 日本の秘境100選 の1つであり、 「地質鉱物」枠で国の天然記念物に も指定されている柿田川湧水を眺められる静岡県の【柿田川公園】についてご紹介します。

柿田川公園
静岡県駿東郡清水町伏見71番地の7
※有料駐車場(200円)あり(2022/3/15時点での料金です)

前回ご紹介した柿田川湧水で淹れるコーヒーのお店【喫茶 蔵】から目と鼻の先にあります。

公園の広さとしては、大人であればじっくり回っても1時間もかからない程度で、今回先を急いでいた私達は、湧水が見られる展望台2か所に絞って訪れたため、滞在時間は30分程度でした。


2022年2月25日(金)。

園内に入るとすぐに、遊歩道沿いに早咲きの桜を見つけました。桜の木の周りには、ヒヨドリやシジュウカラ、メジロなどもやって来ていましたよ。

早咲きの桜は満開で見ごろでした。

この後、沼津でランチを控えていた私達は先を急いでいたので、湧水が見れる第2展望台を訪れました。

こちらが 第2展望台をから眺める湧水の風景です。

富士山に降る雨や雪は年間約25億トンほどで、それが地中へと浸み込み、地下水(伏流水)となって流れ、やがて湧き水として地表に現れてくるのだそうです。

富士の湧水は、ここ柿田川湧水のほか、忍野八海、陣馬の滝、湧玉池、白糸の滝などがあるそうです。

写真だと伝わりづらいのですが、写真(上と下どちらも)中央あたりの瓢箪のような形の砂になっているところから、こんこんと美しい水が湧き出ています。

この美しい湧水のほとりに、黄色い小鳥が水を飲みに(?)来ていて、
私達はかなりじっくりと湧水を眺めていたのですが、その間中、ずっととどまっていました。

平日の柿田川公園は空いていて(コロナ前、土曜日に来たら混んでいました)、展望台には私達夫婦のほか、関西弁のおばさま二人連れがいただけだったのですが、おばさま方が「こんなところに住めて幸せな鳥やわ」(←合ってるかな?私の関西弁の記憶…!?)とおっしゃっていて、思わず目が合って笑いあってしまいました。

次は、第2展望台から歩いてすぐの第1展望台へ。

この丸い穴の底から水が湧いているのが、周りの砂が柔らかく動いていることで分かります。

この何とも言えないブルーが神秘的でとても美しいです。
実物も本当にこの色です。

私達はここを訪れるのは2度目でしたが、それでもやはりこの美しい姿を目の当たりにすると、感動しました。
間もなくして先ほどのおばさま方もやって来て、初訪問のようで、感嘆の声を漏らしていました。

今では信じられないかもしれませんが、かつてこの柿田川は魚も生息できないほど汚染されていて、地元有志の方々の根気強い努力により、再びこの美しさを取り戻すことができたそうですよ。

取り戻した美しい湧き水を後世まで残したいですね。

次回は沼津グルメ編です!

柿田川湧水でコーヒー!【喫茶 蔵】(修善寺旅1)

今回から先月末(2022年2月)に旅した静岡県伊豆市修善寺旅についてお伝えします!
いつも旅直後に記事を作成できないくらいブログ未アップの旅ネタが溜まっていて、1年位前の旅を振り返ることが多いのですが、たまには記憶が新鮮なうちにブログ記事アップしようと思い、昨月の旅をご紹介していくことにしました。
(ちなみに、いつもは旅の出来事を忘れないようにノートや携帯のメモに記録を残しております。)

2022年2月25日(金)。

主人の運転で東京の自宅を出て、修善寺を目指します。

とはいえ、いきなり修善寺まで行くのではなく
① 高速を降りたらドライバーのためにも休憩
② 沼津で海鮮ランチ
③ 伊豆半島の道の駅に立ち寄り
④ 修善寺へ

という計画でした。

運よくお天気に恵まれ、東名高速を走りながら富士山をしっかりと眺めることができました。

何度もこのルートを通っているのに、ふだん意識していなかったのですが、冬だから(?)カーナビの富士山も雪を被っているんですね。

沼津インターで高速を降り、こちらの道を走っていると【沼津グルメ街道】との看板がありました。


修善寺までの通り道からできるだけ逸れないで、道すがらに良いカフェがないかなぁ~とGoogle検索していたときに見つけたのが、かの富士山の雪解け水が湧き出る名水で有名な柿田川湧水の目と鼻の先にあるこちらのカフェでした。

★ 喫茶 蔵
静岡県駿東郡清水町伏見86
Phone:055-975-0400
※お店の前に数台駐車可能なスペースあり。柿田川湧水の駐車場は広いですが、200円の駐車料金がかかります。(最新の情報は店舗にご確認下さい)

こちらの立派な蔵は、紙を保存するためのものだったそうで、それを当時の趣を残しつつ、カフェにしたそうです。

そして…事前にネットの情報で「運が良ければ会えます」との看板猫ちゃんが…いました!!

分かりにくいので、↓の写真に♡印を付けました。
かわいい黒猫ちゃんがお店のメニューの前で店番(!?笑)をしていましたよ~。

とても愛想の良い猫ちゃんで、私が撫でてあげると嬉しそうにしていました。

開店間もない時間に訪れたら、まだ中は開店準備中のようで雑然としていたのですが^^;、お店の方に「開いてますか…?」と尋ねると、「開いてますよ。」と親切にご返答いただいたので、店内へ。

中はまだあれこれ片付いていないようだったので、店舗の一角だけ撮りました。

私達が店内に入ると、すぐに猫ちゃんも店内に入ってきました。

お店のメニュー(の一部?)がこちら。

私達はお目当ての湧水コーヒーをオーダーしました。

コーヒーができるのを待っていると、お店の方もお湯を沸かしている間なのか、店内を片付け、開店準備をしていました。
そんな間、猫ちゃんが主人の足元にやってきて、訴えかけるように見上げてきました。すると、お店の方がすぐにやってきて、「人懐こくてすぐに膝の上に乗っちゃうんですよ^^;」と言いながら、猫ちゃんを抱き上げてストーブの前に椅子を置いて特等席を作り、そこに猫ちゃんを置いていました^^

これがその時の様子です。

猫ちゃんもこのロケーションには文句ないらしく、そのまま特等席に落ち着くことにした様子。


店内をきょろきょろしつつ待つことしばし…
待っている間に目ざとく見つけたのが「自家焙煎工房 石垣珈琲」の箱です。同じ清水町にこの珈琲豆屋さんがあることはチェックしていたので、ここのコーヒー豆を使っているんだ~と、期待。

こちらが、湧水コーヒーです。

味わってみて…我が家は家では深煎りのコーヒーを飲むので、こういう深煎りではないコーヒーも良いなあと思いました。
良い意味ですっきりしていて1日に何倍も飲めるような味わい、でもフレーバーはちゃんとある…味わいでした(コーヒーにそんなに詳しくないのであまりちゃんと説明できないですが)。

ところで猫ちゃんはもう一度主人の膝の上を狙いにやってきて、お店の方に見つかり(笑)、お店の外に行くように促されていました。

ちなみにこの日は開店間もなかったからかもしれませんが、お店を回しているのはお一人で、とても感じのよい男性で、猫ちゃんのことも可愛がっていましたよ。

美味しいコーヒーをいただいて、お店の外に出ると、ふたたびメニューの看板の下で日向ぼっこをしている猫ちゃんを見つけました。

しっかり日が当たって気持ちがよさそうに目を細めていました^^

かわいい猫ちゃんに癒され、良い旅のスタートが切れました!

次回は柿田川湧水の風景をご紹介します。




伊東旅2・熱海ビーチビューの海鮮ランチ【でん助茶屋】

伊東旅1・熱海のお気に入りカフェへ【コーヒーハウス茶々】」の続きです。

今回は、静岡県熱海市の
・熱海港が一望できる【でん助茶屋】のランチ
・お宮の松と「貫一お宮之像」~熱海サンビーチ~ムーンテラス~熱海親水公園の風景

についてお伝えします。


2021年3月26日(金)。
ランチを食べに向かったのは、ホテルサンミ俱楽部別館にあるこちらのお店。

海のお食事処・でん助茶屋
静岡県熱海市東海岸町14-66(ホテルサンミ俱楽部別館内)
※最新の情報は公式HPでご確認をお願いいたします

コロナ禍真っただ中だったため、空いた時間に行こうとオープン時間少し前(11半前)に行きましたが、既にお客さんが待っていたうえ、予約のお客さんも数組いました。

でも、予約なしでもすんなり入れました。

店内の写真を撮り忘れましたが、広々していてソーシャルディスタンスはしっかり確保でき、窓際の席に案内された私達は、こんな風に↓熱海のビーチを一望することができました!


こちらがその時のランチメニューです。
定食も充実しているし、


海鮮丼や天丼も充実のラインナップ。


どれにしようかすご~く迷ったのですが、ここのお店の一押しメニューは『活きあじフライ定食 』とのこと。

「自慢の活きアジ料理はオーダー後、水槽より揚げてから調理しますので、まさに新鮮そのもの。他ではなかなか味わえない『活きあじフライ』のサクサクふわふわな食感を、ぜひお試しください。」

そう聞いたら、絶対にアジフライが食べたい!
しかしアジのたたきも食べたい…
そいうことで2人とも『あじくらべ定食』にしました。

アジのたたきもアジフライも両方味わえて幸せ~♪
アジフライは本当に身がふわっふわで、衣がサクサクと素晴らしい揚げ加減。すごく美味しくて最高のアジフライでした !
ここはまた機会があればリピートしたいお店です。
人気店なので、予約か早めの来店をおすすめします。

お店を出て、熱海の海岸線をお散歩。
こちらは【貫一お宮之像】。
小説『金色夜叉』の名シーンを銅像にしたものです。

小説の主人公、間貫一のいいなずけだったお宮が、結婚直前に富豪の求婚のダイヤモンドの指輪に目がくらんで富豪に嫁ぐことになり、腹を立てた貫一がこの熱海海岸でお宮を問い詰め、お宮を蹴り飛ばし、復讐のために高利貸しになる…
というストーリー。

高校生の時に読んだけど、詳細はすっかり忘却の彼方…^^;
でも執筆中に作者の尾崎紅葉が亡くなってしまったため未完の作品なんですよね。(紅葉門下の小栗風葉が「終編金色夜叉」として書き継いでいますが)

銅像のすぐ横に、 初代「お宮の松」の切り株が展示されています。

もともとは 「羽衣の松」と呼ばれていた松の木が、横に「貫一お宮之像」ができたことで「お宮の松」として親しまれていたのですが、残念ながら枯れてしまい、現在はその跡地に切り株が展示されています。 今はこの初代「お宮の松」のそばに二代目が植えられています。

お宮の松から目と鼻の先にある、熱海サンビーチ

訪問時は3月だったので人もまばらですが、夏はビーチもこの周辺の道路や飲食店も若者で大賑わい。渋滞もすごくて、夏は行きたくても渋滞に巻き込まれたくなくて、夏休み期間中はあまり行かないようにしています。


さらに少し南に歩くとムーンテラスがあります。海に突き出しているので、先端まで歩いて海を眺めるのがおすすめです。


ムーンテラスからさらに少し南へ歩くと、「熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ」の記事でもお伝えした、港ビューのおすすめスポット、熱海親水公園レインボーデッキ(写真右手)があります。


レインボーデッキから眺める熱海の港の眺めです。
こんな風に晴れた日は特に青空と海、白いボートの眺めが素敵で、気持ちの良い場所ですよ。

次回は伊東へ移動。伊東編をお伝えします!

★関連記事★
熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ

広島・宮島旅11・広島駅近くの和カフェで秋限定パフェ

広島・宮島旅10・瀬戸内海を臨む宇品の海岸線さんぽ」の続きです。

今回は、広島駅近くのおすすめ和カフェについてをメインにお伝えします。


2020年10月25日(日) 。広島県広島市南区元宇品町。

宿泊していた【グランドプリンス広島】(ホテルについての記事はこちら)を出発して、広島駅方面へ。

当然ですが、私が修学旅行で訪れた、うん十年前の広島駅(覚えていないですが)まったく違う風景でしょうから、まるで初訪問のような気分でした。

最初は広島駅から車で少しの川沿いエリアでランチでも…と思い、行ってみたのですが、混雑していて断念。

広島駅に移動して周辺をぶらぶらして、ランチの店を探したのですが、GoToトラベルでどこもランチ行列状態と混雑していて、ランチ難民に(T▽T)

結局、すぐに入れる広島駅直結の商業施設【ekie】の中の、【瀬戸内イタリアン Massa】というお店に入りました。

入店した時点で人は少なかったのですが、かなりお料理が車で待たされ…こちらのランチをいただきましたが、お味は可もなく不可もなく…でした。

食後のデザートにと場所を移動したのは、老舗デパート【福屋】広島駅前店です。

★ 尾道 甘味処 さくら茶屋 (福屋広島駅前店)
広島県広島市南区松原町9-1

店内は広々していて、コロナ禍でも安心のソーシャルディスタンスを保てました。

びっくりしたのはメニューの豊富さ。
秋限定パフェに

レギュラーメニューもこんなに(これは一部です)たくさんありました。

主人は『ぜんざいセット』(セットのドリンクは、抹茶、緑茶、紅茶、コーヒー、オレンジジュース、りんごジュースから選べる)、

私は秋限定パフェから、『マロンパフェセット』にしました。

さつまいものソフトに栗の渋皮付き甘露煮丸ごと1つ、むきぐり嫁、あずき、白玉、わらび餅にアイスクリームがワッフルコーンにのっていて、盛りだくさんの内容でした。

広々していてゆっくりできる雰囲気で、広島駅からのアクセスも良好なので、使いやすいカフェだと思いますよ!

次回は広島最終編です!

広島・宮島旅10・宇品の海岸線をお散歩

広島・宮島旅9・宮島から高速船で広島プリンスへ」の続きです。

今回は、グランドプリンス広島ホテルの位置する、 広島県広島市南区元宇品(うじな)町の散歩コースと風景をお伝えします。

2020年10月25日(日) 。広島県広島市南区元宇品町。

【グランドプリンス広島】(ホテルについての記事はこちら)に宿泊していた私達は、チェックアウト前の午前中にホテルのある宇品の海岸線を散歩(赤線部分)することにしました。


下の写真はフェリーから宇品を撮影したものなのですが、


赤線部分、ぐるりと歩けるようになっていて、とても気持ちの良い散歩コースでした。


まずは【グランドプリンス広島】の東側からスタート。

ざっくりと印を付けてみましたが、下記のようなコースを歩きました。


海の青いグラデーションがきれい。


すぐに波打ち際に行けるようになっている部分もあり、子供が遊んでいました。
夏だったらビーチサンダルで海に入れますね!


瀬戸内海の風景。


ずうっと遠くに何隻かの船が浮かんでいました。


さて、ここで私のブログ恒例の生き物探しクイズです!今回は2問出題します!!

下の写真のどこに何の生き物が隠れているでしょうか?
(正解はこのページの下にあります)
第1問

第2問


それでは、正解です!
第1問の正解:
赤枠の中に黒ぶち柄のネコちゃんがいる。


第2問の正解:
赤枠の中に鳥(ジョウビタキのメス)がいる。

いかがでしたか~?
今回は比較的簡単でしたね^^

ジョウビタキのメスはお腹がむくむくしていてかわいかったです。


トレードマークんオレンジの尾がチャームポイント♡


宇品の南側から2キロ歩くと広島港にまで行けるそうです。
今回は時間がなくてそこまで歩けませんでしたが、次回ここに宿泊する機会があれば行ってみたいです。

私達はここから山側に入ってみました。

かなりうっそうとした林の中を歩いて行くと…


宇品灯台が見えてきました。

…と、この辺りでチェックアウト時間も迫ってきたので、ここからホテルへ戻りました。

約2キロ程度のコースですが、海岸線の散歩コースが特に気持ちが良くて、時間があれば海沿いにもっとぐるりと歩いてみたいくらい、景色が美しくて歩いていて楽しいコースですよ!

次回は広島駅前のおすすめスイーツ店などについてお伝えします!

広島・宮島旅9・宮島から高速船で広島プリンスへ

広島・宮島旅8・宮島ロープウェーで絶景スポットへ」の続きです。

今回は、厳島神社の風景と宮島~広島プリンスへ高速船での様子などについてお伝えします。

2020年10月24日(土) 。宮島。

宮島ロープウェイの獅子岩駅を後にし、いそいそとロープウェイを降りて高速船乗り場へ。
本当はもっと宮島の鹿さんの写真も撮りたかったのに、そんな時間さえなくなってしまい残念…


この日の厳島神社は、来た時はこんなに潮が引いていたのに↓

昼くらいには潮が満ちてきて、

帰りに通りかかった夕暮れ時には、より水位が上がっていました。

時間と共に変化する厳島神社の風景をもっと丁寧に撮りたかったと名残惜しい気持ちでした。
(特に最後の1枚は、高速船乗り場へと急ぐ途中で焦って撮った1枚です^^;)

急いではいたものの、行きに帰りの高速船のチケットを買っておいたのが救いでした。
(なぜこんな急ぐ羽目になったかというのは前回の記事に書いています。)

宮島行最終高速船に間に合ってよかった~!
こちらの「おやしお号」に乗って、約15キロ、約25分の移動で、グランドプリンス広島に到着します。

Source: Google Map (partially modified by the author)


10月の夕暮れ時はもう寒いのですが、到着間近に船のデッキに出てみたところ、ちょうど日没する様子を撮影できました。


瀬戸内の空を真っ赤に染めながら、陽が沈んでいきました。
海の上から沈みゆく夕陽を見るなんて…貴重な体験でした。


日没後、空の赤さは地平線に飲まれていき、オレンジからネイビーブルーのグラデーションの空になりました。


グランドプリンス広島の高速船乗り場が見えてきました。
(ホテルについての記事はこちら


この日の夜は、ホテルから車で広島市中区まで出かけ、食べログでの評価がなかなか良かったこちらのお店をあらかじめ予約し、夕食をいただきました。

コロナ禍だったので、個室のお店を条件として選び、あとは口コミが良いお店ということでこちらにしたのですが…

お値段が非常に良心的、個室で安心して食事ができ、お食事の品数が多い(お刺身盛り合わせ、あなご、天ぷら、などなど)点は良かったものの、お味的にはまあ普通で、旅先でわざわざ行くお店というほどではないと感じてしまいました。

コロナ禍でなければ、地元の活気のありそうな居酒屋をその場で探して入ることもできたのですが、この時はワクチンもまだでしたし、そんな気分にもなれなかったので仕方ないですね。

次回は、グランドプリンス広島のある、宇品島の風景をご紹介します。

広島・宮島旅8・宮島ロープウェーで絶景スポットへ

広島・宮島旅7・焼き栗が美味しい!【風籟堂】ほか、宮島のおやつ」の続きです。
今回は、宮島ロープウェイに乗っていく、絶景スポット【獅子岩展望台】をご案内します。

2020年10月24日(土) 。宮島。

すっかり潮が満ちた厳島神社を眺め、

厳島神社 / Itsukushima Shrine

五重塔の横を通り過ぎながら、

五重塔 / The Five-Storied Pagoda on Miyajima


宮島ロープウェイに乗るべく紅葉谷駅へ。
意気揚々と紅葉谷駅へ向かった私達は、 ロープウェイ駅前着くより前に、そのだいぶ手前の階段の時点ですでに長い行列ができていることに驚きました。

旅行から帰ってきて、この周辺にお詳しいブロ友さんから聞いて知ったのですが、 宮島ロープウェイの混雑はいつものことで、乗るなら午前中のうちがおすすめらしいです。

私達が訪れたのは、GoToトラベルまっさかりの土曜日。大混雑は当たり前だったのですね。

この時はそんなことを知らなかったので、混雑ぶりにショックを受けつつも行列に並ぶことに。
しかし、行列は思ったよりなかなか進まず、行列に並んでから乗るまでに40分くらいかかってしまいました。
(今思えば、行列がどれだけ長かったか撮影しておけばよかった…)

紅葉谷駅 / Momiji-Dani Station

やっと紅葉谷駅を出ることになり、ロープウェイに乗ります。

下のマップは、廿日市市観光公式サイトより一部を切り取ったものですが、ロープウェイ駅とその周辺のマップは以下のような感じです。
紅葉谷駅→榧谷(かやたに)駅→獅子岩駅と、登っていきます。

宮島ロープウェイ( 廿日市市観光公式サイトより画像を引用しています)/ Miyajima Ropeway Map


紅葉谷駅から榧谷駅へ向かう途中で見える景色。すでに広島の市街地が一望できて、とっても良い景色です。

宮島ロープウェイからの景色 / View from Miyajima Ropeway


榧谷駅でいったんロープウェイを乗り継ぎます。またここでも乗り換えのために少々並ぶことに…(-_-)

榧谷駅 / Kayatani Station


目指す獅子岩駅が前方に見えてきました。

宮島ロープウェイ / Miyajima Ropeway


榧谷駅~獅子岩駅間の景色も絶景ですが、さらに同じ景色をより高い場所から見られるのが獅子岩駅から降りてすぐのところにある【獅子岩展望台】とその周辺です。

獅子岩駅近くの立看板のマップより(※2020年10月時点)


こちらが獅子岩展望台です。

獅子岩展望台 / Shishiiwa Observatory


獅子岩展望台とその周辺から見える絶景がこちら!

獅子岩展望台からの眺め / View from Shishiiwa Observatory


遠くに見える小島の周りに浮かぶたくさんの船が、白い棒の集合体のように見えるくらい、小さく見えました。

獅子岩展望台からの眺め / View from Shishiiwa Observatory


自分の視力で見える限り遠くまで、瀬戸内の島々が見渡せて、その風景は感動的でした。

獅子岩展望台からの眺め / View from Shishiiwa Observatory


山の向こうには、さきほどロープウェイからも見えていた広島の市街地側も見えます。

獅子岩展望台からの眺め / View from Shishiiwa Observatory

そして、本当ならば、ここからさらに歩いて、見どころを「消えずの火」などの見どころを巡りながら弥山山頂を目指したかったのですが…(マップは、廿日市市観光公式サイトより一部抜粋)

弥山周辺マップ( 廿日市市観光公式サイトより画像を引用しています)/ Misen Area Map

何ということでしょう!
・ロープウェイに乗るまでに待ち時間があまりにも長かったこと
・最終の下山ロープウェイの時刻がまあまあ迫っているというのに、下山のロープウェイまで長蛇の列だったこと
・獅子岩駅から麓の紅葉谷駅まで1時間数十分で歩いて下山できるルートが、旅行当時は閉鎖中 (下のマップのX印) だったこと

獅子岩駅近くの立看板のマップより(※2020年10月時点) / Shishiiwa Area Map (As of Oct. 2020)

が理由で、 せっかく40分以上も並んでついた獅子岩駅だったのに、いそいそと写真を撮り、20分弱滞在しただけで再び下山のロープウェイの行列に並ぶ羽目になりました(T_T)

束の間の頂上の絶景を楽しみ、下山のロープウェイに乗り込みます。

紅葉谷駅に到着後、今度は広島プリンス行き高速船の最終便の時間が迫っていることもあり、紅葉谷駅から小走り&早歩きで、高速船乗り場までの道のり約1.7キロを急いだのでした^^;
(ただ、途中で時間に余裕ができて、先日ご紹介した美味しい焼き栗を購入することができました)

皆様も宮島ロープウェイ利用の際は、混雑を前提として、乗車までの待ち時間、最終便のロープウェイおよび船の時間にどうぞお気を付けて下さいね!

広島・宮島旅7・焼き栗が美味しい!【風籟堂】ほか、宮島のおやつ

広島・宮島旅6・宮島表参道商店街でおやつ食べ歩き」の続きです。
今回も前回に引き続き、宮島でのおやつ情報をお届けします!

今回ご紹介するおやつは…
・こだわりのあんこが魅力的なコッペパン屋さん勝谷菓子パン舗
・ユニーク!冷やしもみじまんじゅうの自動販売機
・宮島表参道商店街で歩き疲れたら…コーヒー専門店、【宮島珈琲】
・圧力式製法の焼き栗がとにかく美味!【風籟堂】
です!


前回の記事 でお伝えしたように、宮島表参道商店街をぶらつき、食べ歩く私達。
まだお腹に余裕があったので、おしゃれな外観とその人気ぶりで気になっていたこちらのお店へ。

★ 勝谷菓子パン舗
広島県廿日市市宮島町465-1 

【勝谷菓子舗】としてもみじ饅頭を販売し、かつてはアラモアナショッピングセンターに機械を持ち込み、もみじ饅頭を実演販売したこともある (!) 名店が、店主さんの体調不良で閉店したのち、そのお孫さんがかつてのこだわりの餡のレシピを引き継いでコッペパン屋さんを開いたそうです。

勝谷あんマーガリン、自家製抹茶あんホイップ、広島お好み焼き、昔ながらのナポリタン、海人の藻塩ミルククリーム…などなど、種類が豊富でどれも美味しそうなコッペパンがそろいます。

まだまだ他にもメニューがあり、↓の私達の撮った写真からだと良さが伝わりにくいので^^;、ご興味のある方はこちらの店舗公式HPのメニューをご覧下さいね!

私は、勝谷あんマーガリン(マーガリンがパンの上側に付いていて写真に写っていない…)

主人は 瀬戸内レモンあんとクリームチーズにしました。

テイクアウトのみなので、お店の横のベンチでいただきました。美味しかったですよ。

そして、この 勝谷菓子パン舗 の側面にあった自動販売機に目が釘付けに!
紅葉堂の「冷た~いもみじ饅頭」の自動販売機がありました。

味も6種類取り扱っているほか、3種の詰め合わせボックスもありました!

そして、自動販売機の中には、親切にも一番短い賞味期限を表示までしてくれていました。

広島らしい自動販売機ですね(*^^*)


さて、ずっと食べ歩きしていたので、座って一息つきたくて訪れたのがこちら。

★ 宮島珈琲
広島県廿日市市宮島町464-3

1階はテイクアウトや、イートインの お客さんで大混雑していたのですが、2階は比較的空いていました(こちらの写真は人のいないタイミングで撮影していますが、けっこうお席が埋まっている時間帯もありました)。

私達は2階の一番奥のお席で、商店街の風景を眺めながらゆったりとコーヒーをいただきました。

商店街にはスタバもありましたが、ローカルのコーヒー屋さんを応援したいです!


最後にご紹介するのは、私イチオシの焼き栗のお店!!!
こちらは宮島表参道商店街店と紅葉谷店があり、私達は後者の方に行きました。

★ 風籟堂 紅葉谷店
広島県廿日市市宮島町389-2
(宮島表参道商店街店 : 広島県廿日市市宮島町589-6)

ご覧下さい!この美味しそうな焼き栗を~~~!!!

10~12月限定販売という、丸くて立派な栗は、契約農家で品質管理され、薫蒸処理などをしていない無農薬で厳選された新鮮な国産栗だそうです。しかも冷温貯蔵で熟成糖化させているため、甘味が強いんですって!

圧力式新製法で香ばしく焼き上げる、とHPに書いてあったけど↓のマシーンを使っているのかな??

ここの焼き栗、甘くてホクホクしてと~~~っても美味しいうえ、すでにパッカリ開いているので食べやすい点もgoodでした!超おすすめテイクアウトグルメです。

しかも、このお店の『安納芋ソフトクリーム』は、TBSのテレビ番組、『マツコのしらない世界』の、「この夏絶対にはずさないご当地ソフトクリーム」で、全国第5位として紹介されたらしいですよ!

次回は、グルメを楽しんだ後はカロリー消費!宮島の絶景スポット編です。

広島・宮島旅6・宮島表参道商店街でおやつ食べ歩き

広島・宮島旅5・厳島神社へ」の続きです。
今回は、宮島( 広島県廿日市市宮島町)の商店街で食べ歩き編です。

厳島神社参拝のあと、名物だという「あなご飯」を食べようとこちらのお店【あなごめし ふじたや】に来たのですが、すでにお店の前のリストには行列待ちの名前がびっしり…(-_-)
私達もリストに記名して、店舗の左側の待合所で10分程度待ってみたのですが、待合所には座りきれないほどの人、その上なかなか誰も呼ばれず、これを待っていたら順番がいつになるのか分からないので、あなごめしは諦めることにしました。

まさかここまで混んでいるとは思わなかった。恐るべしGoTo…。
今思えば、せっかく午前中に宮島についていたので、早めのお昼にすればここまで混まなかったでしょうね。みなさまもどうぞご参考になさって下さい。

さて、お昼を食べ損ね、どこで食べようかと厳島近辺のご飯屋さんや、宮島表参道商店街を歩いてみたのですが、どこも美味しそうなところはすでに行列していたので、食事はやめにして、 宮島表参道商店街でテイクアウトのものを買って食べ歩こうということになりました。


まず、主人が行きたいと行ったのは焼き牡蠣のお店。焼き牡蠣を売るお店はあちこちにあったのですが、中でも人気店のようだったこちらの「焼きがきじゃけぇ~」の看板が目印、【みやじま華屋敷】の焼き牡蠣店へ。

みやじま華屋敷
広島県廿日市市宮島町531−2

焼き牡蠣もメニューから選べて、
・ぶち旨 特選焼きがき
・ぶち旨 しょう油バター 焼きがき
・ぶち旨 みそバター 焼きがき
・ぶち旨 チーズ 焼きがき
などのほか、焼きホタテや生ビールもありましたよ!

主人は「ぶち旨 みそバター 焼きがき」にしました。立派な大きさの牡蠣ですよね!

私はそんなに牡蠣が得意ではないのですが、こちらは一口味見したところ美味しくて、「私も買えばよかった…」と思ったくらいでした!


お次は…
宮島と言えば、やっぱり「もみじ饅頭」ですよね!たくさんお店があって迷ってしまいます。
こんな風に製造過程をガラス越しに見れるお店もありました。

帰りに2軒のもみじ饅頭屋さんに寄り、持ち帰り用のもみじ饅頭も買ったのですが、その場で私が食べたかったのが「揚げもみじ」

揚げもみじの紅葉堂 弐番屋
広島県廿日市市宮島町512−1

こちらのお店にも行列ができていましたが、割とすぐに手に入り、お店の奥にちょっとした庭とベンチがあって、買った揚げ紅葉を座っていただくことができました。揚げ紅葉まんじゅうは、普段のものとまた違った美味しさで、ぺろっと食べてしまいました。


こちらはしゃもじがずらりと並ぶ木工芸品専門店です。
★ 木工芸品製造元 小林一松堂
広島県廿日市市宮島町470−2

うん十年前の修学旅行のおぼろげな記憶によれば、当時の商店街には紅葉まんじゅうとしゃもじ屋さんが多かった気がします。

宮島にしゃもじやさんが多かったのは、
18世紀に宮島神泉寺で修業をした誓真という名の僧侶が、 稲作、畑作が禁じられ年貢として薪の束を収めていた島民の産業として、 宮島の弁天様にちなんだ琵琶をかたどったしゃもじを考案したことに始まるそうです。

でも、今ではしゃもじ屋さんは相当少なくなり、 観光客向け飲食店の種類が増えたような印象を受けました。

上の写真のしゃもじやさんも、ご年配のおばあさまが店番をしていましたが、お客さんの姿もなく、大丈夫かな?頑張ってほしいなぁ~と思いました。伝統的な産業は受け継がれていって欲しいものです。


さて、次に行ったのはこちら↓
★ 三遊姫
広島県廿日市市宮島町459

にぎり天(スティック状で食べやすい揚げたかまぼこ)のお店です。
・たこねぎ
・アスパラベーコン
・チーズベーコン
・枝豆
・かに
・青ねぎしょうが
…などなど、どれも美味しそうで迷う~~~

2人で「たこねぎ」を半分ずつ食べることに。

美味しくてもぐもぐと食べていたら、主人に「シカみたい」と言われました^^;

さて、商店街の食べ歩きでトイレに行きたくなったら、こちらが便利ですよ!
★ TOTO宮島おもてなしトイレ
広島県廿日市市宮島町536−1

女性トイレの入り口のもみじのライトアップが素敵。

午前に着いた時はこんなに空いていたのに、午後に利用したら、大行列になっていました。

とても綺麗なトイレで大変ありがたい存在です。

さて、まだ宮島食べ歩きをご紹介しきれていないので、その模様は次回の記事でお伝えしますね!

広島・宮島旅5・厳島神社へ

広島・宮島旅4・高速船でいざ宮島へ、鹿さんとご対面」の続きです。

今回は、日本三景の1つでもあり、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている厳島神社についてです。

2020年10月24日(土) 。
11時くらいに宮島に到着しました。

Miyajima / 宮島

この頃はGoToトラベルキャンぺーン真っ盛りだったので、すでに宮島は大勢の観光客で賑わっていました。

Miyajima / 宮島

石鳥居をくぐり、厳島神社へと向かいます。

Miyajima / 宮島

石鳥居は、20年かけて造られ明治39年に完成。御影石でできていて高さは10mあります。
ここから先が、厳島神社の境内地とされているそうです。

さあ、主人は初めて、私はうん十年ぶりとなる、厳島神社の大鳥居を見よう!
と思っていたら…
大鳥居は絶賛工事中なんですね~~~!! orz_

Large Torii Gate @ Miyajima / 宮島

私達夫婦は工事をまったく知らずに、鳥居を見れることを期待していたので、この景色を目前にして「うそぉ~!ショック~~~!」というリアクションだったのですが、周囲を見渡してもガッカリしている人は誰もいなくて、みんな当たり前のような顔をして写真を撮っています。
え!?みんな知ったたんだ…^^;

本日(2021年11月4日現在)の宮島観光協会HPによりますと、
「令和元年6月17日から大規模な保存修理工事が行われております。
令和3年9月28日現在、修理工事は7割程度まで進んでいるとのことですが、終了時期は未定であり、あと1、2年はかかる見込みです。」

とのことです。

まあ、1875年の建立から146年経っているので、これまでの、そしてこれからの大鳥居の歴史を考えると、この補修工事はほんの一時。かえって補修中の写真は貴重かも、ということで、しっかりと写真に収めてきました(が、いつかまた青い海にくっきりと佇む朱色の大鳥居を見たい…)。

厳島神社にやって参りました。中学時代に修学旅行でここを訪れたのですが、当時から歴女ではなくリケ女だったので、残念ながら記憶も薄い…

Itsukushima Shrine / 厳島神社

この日、午前中は引き潮で、本殿の前あたりを歩いているかたもいらっしゃいました。

Itsukushima Shrine / 厳島神社

厳島神社本殿

Itsukushima Shrine / 厳島神社

朱塗りの廻廊

Itsukushima Shrine / 厳島神社


赤塗りの社殿は平安時代の寝殿造り形式とのことです。

Itsukushima Shrine / 厳島神社
Itsukushima Shrine / 厳島神社


写真中央あたりの丸い池は「鏡の池」。清水が湧き出ていて、潮が引くと(まさに写真を撮った時は引き潮)手鏡のように見えることから、こう呼ばれるそうです。

Itsukushima Shrine / 厳島神社

午前中は引き潮でしたが、午後になると潮が満ちてきて、さっきまで観光客が歩いていた社殿の周囲はすっり海水に覆われていました。

Itsukushima Shrine / 厳島神社

…とまあ、観ている私達夫婦がいかんせん歴史に詳しくない (特に私、主人は普通レベル) ので、この程度の浅~い情報しか記事にできず、本来のあふれる魅力をお伝えしきれなくて心苦しいばかりでございますが^^;、写真から観光気分を味わっていただければ幸いです。

次回は、私の得意分野(苦笑)宮島グルメについてお伝えします。