ロッキーマウンテン国立公園16・テラスが素適なカフェ

今回は、
アメリカ・コロラド州
ロッキーマウンテン国立公園の美しい景色
・エステスパークの町のテラスが素適なかわいいカフェ

についてお伝えしていきます。


2019年 9月3日(火)。
アメリカ、コロラド州 ・ロッキーマウンテン国立公園。

前々回前回の記事ではコロラドリバートレイル(↓のマップの【4】)でのトレッキングについてご紹介しましたが、17.6キロの山道を歩いてすっかり疲れ切った私達は、来た道を戻っていきました。
(本ページ以下の地図2つはGoogleマップに一部加筆したものです。)


来た道を戻る…と一言で言っても、トレイルリッジロード(Trail Ridge Road)からの眺めは壮観で、

車窓からの景色に見飽きることはありません。


ロッキーの山間のくねくねと曲がった道を走って行きます。こんな風に、私は助手席からの道の写真を撮るのが大好きです。


過去の記事でも紹介しているロックカット(ロックカットについての記事はこちら)が見えて来ました。 ロックカットは岩を砕いて道を拓いた場所で、両脇に岩がまだ残っています。


14:30ごろ、宿泊していたロッジ(ページ上部のマップ【1】)へ一旦戻ると…


またまた私達のロッジのお庭に、例のうさぎさん↓が居てくれました~ヽ(♥o♥ )ノ
(ロッジ&ロッジにかなりの確率で居る、かわいいうさぎさんについて、詳しくはこちら

何回会っても嬉しい、野生の野うさぎさん。
最初に会った時は、もっとよそよそしく逃げ腰だったけど、何度も会ううちに逃げようとはしなくなった気がしました^^
私達のロッジのお部屋は、もはや「うさぎ付き部屋」と謳っても良いのでは!??


ロッジのジャグジーにゆっくりと入りながら、バスタブから見える小川の景色を楽しみ、30分ほど昼寝をした後は、エステスパークの町へ行きました(↓のマップの【5】)
町でのお目当ては、カフェ♪


近くのパーキングに車を停めて歩いて行くと、小川に架かる橋から、お目当てのカフェが見えて来ました。


Inkwell & Brew
150 E Elkhorn Ave, Estes Park, CO

店舗入り口の向かって左側にテラス席があって、そこがとても素適なんです。

このお店も、できるだけ川から近いロケーションが気に入り、事前にネットでチェックしていたお店です。
お店の前にはゆとりのある遊歩道があり、その横は小川です(*^^*)

2人でコールドブリュー(Slow Brewed Coffee)をオーダーすると、フレンドリーなスタッフさんに「あ~、ちょうど無くなりそうなところだから2人分あるかな??」と言われ、私が主人に向かってファイティングポーズをとると笑われました。

でも、もう一度残ったコーヒーの量を見てくれて、「Shortサイズなら2人分できます!ぎりぎり良いタイミングだったね!」と言われ、そうすることに。


店内席もありますが、もちろんテラス席でコーヒーをいただきました。


テラスにはセンス良くお花がたくさん飾られていて、とってもかわいかったです。
お花にはハチドリも来ていました。

この前ご紹介した【Kind Coffee】 も良かったですが、ここもおすすめです!
ちなみにこのお店【Inkwell & Brew】から【Kind Coffee】は 小川沿いに歩いてすぐの場所にあります。


カフェを出て少し周りを歩いてみると、パブがあり、生バンド演奏をしていました↓
ここで一杯飲みたい気持ちもあったのですが、昨日に引き続き今日も夕暮れ時の動物ウォッチングに行く気満々だったので、我慢…(飲むと眠くなりやすいし、だるくなるから)

少々エステスパークの町を散歩したら、

町中にある大きなスーパー(Safeway)へ行き、瞬間接着剤とお水を買いました。
なぜ瞬間接着剤なのか?と言いますと、主人のトレッキングシューズの先端が少しだけ剥がれてきて、くっつけないと危ないので、早々に買ったのです^^;
ところで、写真は撮らなかったのですが、さすがはロッキーマウンテン国立公園近くのスーパー!スーパーにはおいしそうなBBQ用お肉がずらりと売られているし、お酒の種類もかなり豊富で、ロッジのお庭のコンロでBBQするのも楽しいな、と思いました。


再びロッジに戻って、夕暮れ時の動物ウォッチングの支度をしたら、再び公園内へと向かいます!

次回は、夕暮れ時の動物ウォッチングとフォールリバービジターセンターについてお届けします。

———————————————————

今日、何気なく見ていたテレビから、ハウステンボスCMが流れてきて「おおっ、これは…!?」と思ったのが、これ↓とそっくりだったハウステンボスの建物。

オランダ・ゴーダ(Gouda)の市庁舎です。
かなり似ていたので、ゴーダの市庁舎がモデルなのかな…
>>ゴーダの旅行記はこちらからご覧になれます^^

ロッキーマウンテン国立公園13・朝の動物ウォッチング

今回は
エステスパーク~ ロッキーマウンテン国立公園内~トレイルリッジロードのルート
で見れる朝の動物たちとドライブ中の風景
についてお伝えします。


2019年 9月3日(火)。
アメリカ、コロラド州・ エステスパーク。

朝に弱い私が頑張って5:45に起床し、急いで身支度を整えて車に乗り込みます。
これも朝の動物たちを見るため!

宿泊していたロッジを出発し (↓のマップの【1】) 、主人の運転で私は車中で朝食のバナナを食べながら、まずはコロラドリバートレイル【4】を目指して本日のドライブスタートです!
>> 宿泊したロッジについての詳細はこちら
(↓はGoogleマップに一部加筆しました)


ロッキーマウンテン国立公園のフォールリバー入り口【2】手前で、早くも数匹のシカさん達が横切る姿を目撃しました!


さらにトレイルリッジロード (Trail Ridge Road)に入ると、車が数台停まっている姿が見えたので、私達も側道に車を停めると、エルクがほんの数メートルの距離のところにいました。

私達は少し遠巻きに見ていましたが、それでも動物園で見るくらいの近さでエルクをじっくり見ることができました。
中には相当エルクに近寄っている人もいて、危ないなあ…と。
先日の記事で、コロラド州でエルクに襲われた人がいた、という話題をご紹介したのですが、やはり普段はおとなしい動物とは言え、一定の距離を保つことが大事ですよね。
野生動物たちともソーシャルディスタンスが必要です^^


いつも動物が出そうな可能性のある場所をドライブする時は、シャッターを即座に切れる体勢をとりながら、車窓から視界を広く保ち、キョロキョロと動物を探す私です。
仕事の時はほんの数メートル、PC作業をしている時はそれこそ数十センチのところに目線をフォーカスしていますが、視界の開けたところで虎視眈々と動物の現れる姿をとらえようとしていると、日頃は使っていない、都会の生活では使うことが無い、忘れていた”ヒト”という動物としてのプリミティブな視覚やハンティング力を思い出して、それを研ぎ澄ましている感覚になります。

そんな風にしている時に見つけたのが、ツンドラ地帯(だと思う、ツンドラコミュニティーズトレイルにも近かったので)にたった一匹で佇む動物の姿でした!

主人に安全な脇道に車を停めてもらい、私一人でカメラを持ってズーム撮影してみました。

エルクはふだん群れで見ることが多いのに、この動物は一匹でいるからカリブー(トナカイ)?と思い、撮影後に調べたらカリブーはシカ科で唯一オスもメスも角を持つとのこと。写真の動物は角が無さそうなことから、メスのエルクのようです。

それにしてもこんな広い草原に見るかぎり一匹でいるなんて、はぐれ者のエルク、アウトロー系の子(笑)なんですかね?
メスだけど、草原にただ一匹佇むその姿はカッコイイです。


こちらは先日もご紹介した【ロックカット(Rock Cut)】。岩場を切り拓いて道を造ったという場所です。


ロックカットを過ぎるとアルパインビジターセンターの近くにやって来ます。

アルパインビジターセンターの辺りは高度が3600メートル前後あるので、道の横には残雪が見受けられます。
>>前日に訪れたアルパインビジターセンターについてはこちら


眼前に広がるロッキー山脈を眺めながら、本日最初のトレイル【コロラドリバー トレイル】ヘッドを目指して走っていきます。

次回は、コロラドリバートレイルについてご紹介します!
かわいい動物が登場しますのでどうぞお楽しみに~^^

————————————————————–

ついこの前の日曜日、『世界の果てまでイッテQ!』の番組冒頭を見ていて、思わず「あ~~~!」と叫んでしまいました。

というのも、私達が行ったことがあるバハマの海賊ミュージアム・【Pirates of Nassau】が写っていて、イモトさんが私も撮影した、ミュージアム前の顔はめパネルの前でリポートしていたんです!

イモトさんはミュージアムの中もリポートしていましたが、旅行当時(2009年)と変わらぬ内部の様子にとても懐かしくなりました。

ミュージアムの顔はめパネル、海賊の顔のところに顔を入れることができるのですが、私は海賊をイメージして悪そうな表情を作ったら、仕上がった写真を見た主人に「何このすごい顔~!??」と失笑されました。

旅番組を見ていて、自分の訪れた場所が紹介されるのって嬉しいですよね!

バハマ旅についての旅行記・その1はこちらから
バハマの【Pirates of Nassau】についての旅行記はこちらからどうぞ♪
※私のアメブロの記事にリンクしています

ロッキーマウンテン国立公園9・ブルーの湖&トレイルリッジロードからの絶景

今回は、アメリカ、コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園の
ブルーの湖、Poudre Lake
展望スポット、Forest Canyon Overlook
・トレイルリッジロードから見えるロッキー山脈の絶景
についてお伝えします。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

本日のこれまでのルートはこちら。
(下はグーグルマップに加筆したものです)
前回は下のマップの【7】と【8】の間にある展望スポットまでを記事にしました。


上のマップ【8】に到着した私達夫婦。トレイルリッジロード沿いにあるブルーの湖【Poudre Lake】です。

Poudre Lake / プーダー湖

Poudre Lake はMilner Passという場所のすぐ横にあり、パーキングもあります。

この日の青空を反射してか、湖面は深いブルーで、木々や草の緑とのコントラストが美しく、湖水も綺麗です。



再び車に乗り込み、トレイルリッジロードをロッジ方面へ向けて戻っていきます。


↓の写真を見ると、トレイルリッジロードがどんなに大自然の中を通り抜ける道なのかお分かりになると思います^^


↓こういう眺めを見ると、まさにロッキー山脈…山が脈々と連なっているんだなあ…と実感できます。

トレイルリッジロードは絶景を堪能できるものの、断崖絶壁沿いのところもあって、景色は良いけど怖い…という場所が何か所もあります。


少し走るとまた展望台が現れました。

Forest Canyon Overlook (このページ上部のマップの【9】)
Forest Canyon Overlook, 1043 Trail Ridge Rd, Estes Park, CO 80517

パーキングから歩いてすぐのところに見晴らし場所があり↓、壮大なロッキー山脈の風景を大パノラマで堪能できます。

山は緑の木で覆われていますが、雪がところどころ残っています。


Forest Canyon Overlook からは、に岩を粉砕して道を切り拓いたという場所、【Rock Cut】 (このページ上部のマップの【2】) が遠くに見えます。(Rock Cutについての詳しい記事はこちら


上の写真のクローズアップがこちらです↓

ロッキーマウンテン国立公園の旅はまだ続きますが、
次回は公園のすぐ近くの町、エステスパークの町の様子とかわいいカフェについてご紹介します。

ロッキーマウンテン国立公園・その4・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【後編】かわいい野生のナキウサギ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】で見られる、かわいいナキウサギについてお伝えします。
>>同トレイルで見れるマーモットについてはこちらの記事からどうぞ
>>同トレイルにあるマッシュルーム ロックについてはこちらの記事からどうぞ

ナキウサギ、実は日本にも生息しているので、ロッキーマウンテンでなくても見られますよ!ちなみに今回ご紹介するのはアメリカ ナキウサギ、日本に生息しているのはエゾ ナキウサギです。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)


トレイルの折り返し地点となるマッシュルーム ロックから、来た道を戻ります。


すると…、見つけました!!アメリカン ピカ(アメリカ ナキウサギ)です!
口に草をくわえて運んでいる後姿です。

↓の写真はカナダのバンフ国立公園で撮影したピカなのですが(その時の記事はこちら←アメブロの過去記事にリンクしています)、ピカはこんな風に草をくわえるのです。

ピカは噛み切った草を口にくわえて岩の隙間に運び、冬の食料を貯蔵します。

草をくわえてせっせと運んでいる姿はとても愛らしいのですが、実はピカさん、その可愛い姿からは想像できない一面もありまして…
…なんと死んだ鳥の脳も食べるんです!!

私はそれを海外の動物番組を見て知ったのですが、「あの愛くるしいピカが…!!」
と、知った時はショックでした(◎_◎;)
脳は脂質と蛋白を多く含むことから、彼らにとっての貴重な栄養源なのでしょうね…

ピカは岩が重なり合った場所が大好きなので、↓の写真のようなところにいます。また、高度は約2400~4000メートルの場所と、標高の高いところに住む動物です。
さて、ここで私のブログ恒例「動物探しクイズ」です!下の写真にピカがいますが、見つけられますか??


正解は・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓の写真のピンクの丸で囲んだ部分です♪


草や岩の色合いと似ていて、小さいので見つけにくいですよね。

ピカは時々鳴くのですが、「ピー」というとても愛らしい鳴き声です。
カナダのジャスパー国立公園では鳴いている瞬間を見たのですが、鳴くときはちょっと背中を反らせるんですよ!その姿がまたかわいいんです。
(ジャスパー国立公園のピカについてはこちらからどうぞ←アメブロの過去記事にリンクします)


下の写真は貴重なショットです!なんとピカを真後ろから撮ったもので、走っいる最中で足がすべて宙に浮いています!!


アップにするとこんな感じです(♥o♥)
足の裏や指まで見えます。
しかも、左の陰には、草をくわえているシルエットが写っているんです~!!


岩山の上に立つピカ。そのつぶらな瞳は何を見ているのでしょうか…。


風に吹かれて毛がちょっと逆立っている姿もかわいい。

このピカ、夏でも涼しい冷涼な気候の地であり、かつ、空気自体もキレイでないと、肺にアスペルギルスというカビが生える病気、肺アスペルギルス症となり、命を落としてしまうのです。従って地球温暖化は彼らの生息に大敵です。(ピカに限らず他の動物も然りでしょうが)

このピカのように大自然で生き抜いている動物を見るたびに、はかない動物を存続させ、生物の多様性を維持するためにも、 ゴミはできるだけ発生させない、捨てるときは分別してリサイクルできるものはする、仕事ではできるだけ紙に印刷しないで済ます…など、私一人に出来ることは限られていても、 小さなことから努力しなくては…!!と、痛感します。

ところで、このツンドラコミュニティーズトレイルですが、
私達は7:40着、マッシュルームロックで折り返して9:40に車に戻りました。
行きにはたくさん見れたマーモットですが、帰り道はトレイル付近からいなくなっていて、トレッキングする人も多く賑やかになっていました。
マーモットやピカは朝早い時間の方が見れる可能性が高いかもしれません。


次回以降もまだまだロッキーマウンテンの別のトレイルについてご紹介していきます。