今回はアメリカ・カリフォルニア州モントレー(Monterey)から、同じくカリフォルニア州のピズモビーチ(Pismo Beach)までのドライブルートの景色 についてご紹介します! このルートの目玉は何といってもビッグ サー (Big Sur) と呼ばれるエリア。 このエリアの海岸沿いの美しい景色や壮大なビクスビー橋(Bixby Creek Bridge)は、いくつもの車のCM撮影にも使われているほどなんです。 今回のドライブルートは以下の通り。 (下のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)
Drive Map
2018年9月4日(火)。 モントレーでランチを終え、いざこの日の最終目的地、ピズモビーチへ向けて出発~!
ところで、ビッグ サーには「ここからここまでがビッグ サーです」という具体的な境界が無い のだそうで、 Wikipediaによると、“その多くの定義ではカーメル川から南にサンカルポフォロ・クリークまでの海岸線90マイル (140 km) で、内陸のサンタルシア山脈東部丘陵までの幅約20マイル (32 km) の地域である “ とのこと。 しかし、ドライブ当日にはそのことを知らなかった私達は、てっきりビッグサーの端と端に「Big Sur」という看板があると思い込んでいたので、車を走らせながら、 私「どこからビッグ サーが始まるの?」 主人「もうそろそろかねえ」 とか 「看板ないけどもう入ってるんじゃないの?」 なんて悠長な会話をしておりました(苦笑) ということで、今振り返れば、下の写真はすでに ビッグ サー に突入してから撮られたものと思われます。
モントレーでは晴天だったのに、なぜか曇天・・・。 曇っているので、写真からは「絶景のドライブルート」と称賛されているビッグ サーのその景色の魅力が伝わりにくくて非常に残念なのですが、それでも海岸線に続く道を走るのは気持ちが良いもの♪ 特に助手席専門の私はカメラ片手にブログ用の写真を撮影しようと、景色を堪能しつつ、撮影もしながらのドライブ。
Big Sur
曇っていると海も灰色で映えないけど・・・(-_-) 下の写真はGranite Canyon Bridge(グラニテキャニオンブリッジ) (記事上部マップの【2】)。 ★ Granite Canyon Bridge 25934-25998 Cabrillo Hwy, Carmel-By-The-Sea, CA 93923, USA
Granite Canyon Bridge
霧の中の道を進んでいきます。
Big Sur
Andrew Molera State Park(アンドリュー モレラ 州立公園) の看板が見えてきました。 (記事上部マップの【3】)。 ★ Andrew Molera State Park 45500 CA-1, Big Sur, CA 93920, USA
Andrew Molera State Park
ここから10-20分程度南へ走ると、もう無いと思っていたビッグ サーの看板 がありました!! ビッグ サーのエリアの定義ははっきりとないものの、プファイファー ビッグ サー州立公園 の入り口の看板としてありました。 ここは絶対に抑えておきたい記念撮影スポットですよね! 看板の手前に車を停めるスペースがあります。 ★ Pfeiffer Big Sur State Park Sign
Pfeiffer Big Sur State Park Sign
休憩がてら寄ろうと思っていたBig Sur Bakery(ビッグ サー ベーカリー) 。 (記事上部マップの【4】) ★ Big Sur Bakery 47540 CA-1, Big Sur, CA 93920, USA
Big Sur Bakery
駐車場が広くない中、運よく停められたので中に入ってみたものの、とても混雑していたうえに、この時点では数種類陳列されていたパイとかデニッシュなどがそんなに食べたいとは思えなかったので、何も買わずに出てしまいました。 代わりに行ったのがこのあと通りがかりに見つけたこちらのお店。 ★ Cafe Kevah California 1, Big Sur, CA, USA
Cafe Kevah
天気が良かったらとても眺めの良いロケーションのはずなのですが、この日のテラス席からの眺めはこの通り( ̄▽ ̄)
Cafe Kevah
霧で視界悪し・・・。ほとんど眼下には何も見えない。 残念・・・・・。
Cafe Kevah
カプチーノを飲んだけど、味は特に美味しくは無し。 でもここでかわいい鳥さんを間近で見られました。
California scrub jay
カケスの一種、 California scrub jay です。
California scrub jay
青色があざやかで尾が少し長めでかわいいです。 カフェを出て再び海岸線を走ります。
Big Sur
そして・・・、ついに来ました!! Big Surと言えば!のスポット、 Bixby Creek Bridge (ビクスビー橋)。 橋の南側にパーキングがあります。 ★ Bixby Creek Bridge (ビクスビー橋)
Bixby Creek Bridge, Big Sur
橋の南側にあるパーキングからの眺めがこちらです。
Bixby Creek Bridge, Big Sur
晴れていたらもっと美しい色合いでしょうが、この写真からでも海の青さが少しでも伝わると嬉しいです・・・。 ビクスビー橋 (Bixby Creek Bridge) から少し南側にあるビュースポットからの眺め。 引きでビクスビー橋全体が見えるのでおすすめ写真スポットです。 写真だと見えにくいとは思うのですが、肉眼ではちゃんと橋が見えます。
Big Sur
同じ場所からズーム撮影した写真がこちら。素晴らしい景色!
Bixby Creek Bridge, Big Sur
トンネルを抜け、
カーブに富んだ海岸線を走っていると、
またビュースポットのパーキングを見つけたので、車を停めてみました。 そこからの眺めがこちら。
このパーキングでアメリカ人にすらも人気だったのがこちらの動物。 私は誰でしょう?
正解は・・・California ground squirrel (カリフォルニアジリス) です。
California ground squirrel
白いマフラーみたいな首元の白い部分と、胴体のドット模様、目の周りがぐるりんと白いのがチャームポイントです。 沢山の人が訪れるビュースポットに住んでいるこのリスちゃんたちは、かなり人慣れしていて、おねだり上手。(野生動物に食べ物を与えるのは禁止されています)
California ground squirrel
アメリカ人はリスをネズミと同じようにしか思っていない、って聞くのですが、ここでは人気者で、ちゃっかり観光客からえさを貰っていました。 餌を与えてはいけないのに・・・あげる人がいるから、おねだりすると餌をもらえることを覚えちゃってこうなってしまうんですよね・・・。 おねだりポーズはかわいいけど・・・ さらに走って、通りがかりに見つけたトイレ休憩スポットで一休み。何という名前のドライブインなのかはわかりませんが、無料トイレのほかにカフェ営業もしているようでした。(私達は訪れたのが遅めの夕方だったために時間外でした)
再びさらに走って、
下の写真の看板が (記事上部マップの【6】) 見えてから走ること約5分。
向かって左手(山側)の小山の側面にこんなアート(?)を発見しました。
よく見るとイーグルらしき鳥の下に「OCS」の文字がありました。
ネットで調べてみたもののはっきりわからず確証はないのですが、この辺りSan Luis Obispo (サン ルイ オビスポ) には カリフォルニア軍アカデミーのキャンプ場があり、 Officer Candidate Schoolの略がOCSだから、それを示すマークなのかなあ・・・と思っています(あくまでも私の推測です)。 ここまで来たら、この日の最終目的地であるピズモ ビーチ (Pismo Beach) まであと少し! 次回はそのピズモ ビーチ編です。