2007~2019・ゴールデンウィークの旅先リスト

みなさまゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか…?

旅好きの方々にとって今年の自粛は辛かったのではないでしょうか。私達夫婦はも旅に出れず寂しかったです。

医療従事者の方々をはじめ、仕事の性質上出勤をしなければならない方々のリスクや精神的なストレスを考えたら、旅に出られないことくらいでストレスを感じてはいけないわ…と思ってもおりますが、正直、どこかに行きたくてたまりません。

しかし今は外出を我慢し、近所の散歩やバルコニーでご飯を食べる…などの気分転換でやり過ごしています。

とは言え、散歩に行ってもどこの公園も混んでいて…( ̄▽ ̄)
都心は公園が限られているので、どうしても人が集中しがちです。

3日前は珍しく家から少し足を延ばして芝公園まで散歩に行ったのですが、ベンチはすべて埋まっていて、その上レジャーシートを広げて4人でおしゃべりしている女性グループまで見かけましたよ(@@)!

昨日は天王洲アイル近辺を散歩してみたのですが、ここもまた人が多くて…
公園のベンチには座らないようにテープが貼られていたのに、テープは破かれ、無残にベンチの下に剥げ落ちていてベンチには平然と人が座っていました。

どちらも公園に居る人たちは観光客ではなくて近所の人のようでしたが、想像以上に公園に人が多いことに嫌になり、滞在時間ほぼゼロで、そそくさと立ち去りました。

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さて、本題ですが、おとといの夕飯の時に、主人が一枚の紙を持っていました。
そこには、主人がエクセルに記録していた過去の旅のうち、ゴールデンウィークの旅のみが抜粋して手書きで書かれていて、「夕食時の話題に、過去の旅を振り返ろうと思って」と主人。

なかなか良い持ち込み企画じゃない~(*^^*)
ということで、旅に出れない今年は、過去の旅を振り返ってみました。

下に我が家の過去のゴールデンウィーク旅の旅先リストとその要約を掲載しますので、どうかシェアさせて下さい。
※旅先ごとにリンクを貼っています。ここ数年のものは個人ブログの記事リンク、過去のものはアメブロへの記事リンクとなります。


2007年 中国・上海
昔過ぎてブログの記事無し
初めての中国。中華料理やマッサージを満喫。中国雑技団も観賞。

Waitan in Shanghai

2008年 台湾・台北
昔過ぎてブログの記事無し
旅の直前に風邪で発熱するも、グルメを満喫。台湾式シャンプーを初体験。

Taiwanese shampoo

2009年 USA・NY(居住)
2010年 USA・NY(居住)

2011年 中国・北京
ブログ休止中につき記事無し
万里の長城を訪れる。カンフーショーも観賞。駐在中の友人と会い、美味しい中華レストランで人生初めての冬虫夏草を食べる。

2012年 USA・カリフォルニア州レドンドビーチサンタバーバラなど→ネバダ州ラスベガス
NY在住時の親友夫婦がレドンドに引っ越したため、友人を訪ねる。一緒にラスベガスに行く。私以外の3人はカジノに夢中なため、私は一人でラスベガス観光^^;


2013年 USA・ ラスベガスグランドキャニオンセドナラフリンレドンドビーチ
ラスベガスとグランドキャニオンは1泊づつでセドナメインの旅。ラフリンという小さなカジノシティが超レトロな町並みで、深く印象に残っています。

Santa Barbara

2014年 USAカリフォルニア州 テメキュラレドンドビーチフロリダ州キーウエストエバーグレイズ国立公園フォートローダデール
充実の内容だった旅。テメキュラでワイナリー巡り、憧れのセブンマイルブリッジを渡りキーウエストをドライブ。エバーグレイズ国立公園と思い出のロクスハッチー国立保護区で野生のワニに再会。

2015年 ドイツ・ロマンティック街道オーストリア・ブレゲンツ→スイス・ツークルツェルンブリエンツ・インターラーケンドイツ・バーデンバーデンフランス・ストラスブールドイツ・バイデルベルク
初めてのヨーロッパドライブ旅。要約が難しいけれど、ロマンチック街道の小さな町は可憐で美しく、スイスではルツェルンに住む友人を訪ねつつ、美しい山脈や田園風景を堪能。ドイツのバーデンバーデンで温泉体験。ストラスブールでは美味しいランチを食し、ハイデルベルグでは哲学の道をお散歩。

Neuschwanstein Castle

2016年 USAカリフォルニア州 レドンドビーチハンティントンビーチロングビーチマンハッタンビーチカールスバッドサンディエゴ
サンディエゴメインにカリフォルニア州のビーチシティを巡る旅。カールスバッドのお花畑とサンディエゴは主人にとって人生初の海外旅行で訪れた思い出の地。サンディエゴで宿泊したホテル【Paradise Point Resort & Spa】内レストランで食べたスイーツが暫定私のNo.1スイーツ in USAです!

Coronado Bridge

2017年 USAニューヨーク →マサチューセッツ州ケープコッドボストンロードアイランド州ニューポート
住んでいた街、ウエストチェスターマンハッタンを再訪。ボストンではかつてお世話になった英語の先生と再会。ニューポートで宿泊したB&B【Marshall Slocum Inn】がとても可愛くて、朝食も美味しかった。

Times Square

2017年 USA カリフォルニア州モントレー→ピズモビーチ→サンタクルーズ
モントレーでは野生のラッコが見えるホテル【Monterey Plaza Hotel & Spa】に宿泊。憧れのビッグ・サードライブから、ローカルムードあふれるピズモビーチサンタクルーズ。3つのビーチシティ巡りの旅。

Santa Cruz

ゴールデンウィーク以外の旅行ではアジアやヨーロッパにも行っているのですが、ゴールデンウィークの方が夏より長く休みが取れるので、アメリカドライブ旅が多い傾向にあります。

歴代のGW旅の中で、ベスト1を選ぶとしたら2014年のフロリダです!
2度目のフロリダで初めてのキーウエスト。海に架かるセブンマイルブリッジ から両サイドに広がる海の眺めは最高で、橋を車で走り抜けた爽快感は何とも特別でした。また、大の猫好きの私は【ヘミングウェイの家】で、幸運を運ぶと言われる6本指のかわいい猫ちゃんたちに会えたのも、ほっこりする思い出です。

Seven Mile Bridge
Polydactyl cat @ Hemingway Museum

ああ…早く旅に出たいです!
次回旅する時は、旅することのありがたさを強く感じることでしょう…


アメブロの旅ブログは、2008年以降の古い旅記事をすべて掲載していますが、ヤフーブログから引っ越したため、行先リストをあまり整理できていなくて見づらいという欠点があります。申し訳ないです…m(_ _)m
ここ数年の旅に関しては本個人ブログに見やすい国別・旅先別リストを作成しています。
併せてどうぞよろしくお願いいたします!

ベルギー・「絵のような街」ディナンで伝統のスイーツを食す!

今回はベルギーのかわいらしい街「ディナン」の

① 美しい景色
② 伝統のスイーツ
③ ベルギーと言えば・・・のスイーツ、ワッフルがおいしいカフェ


を中心にご紹介していきます。



2018年4月29日(日) 。

ルクセンブルグのホテル、 HOTEL Le ROYAL』 (ホテルについての記事はこちら)を出て、ベルギーを目指して走ります。
(下のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)

ルクセンブルグを出発してしばらくすると、ベルギーとの国境が見えてきました。

ルクセンブルグ / ベルギーの国境

こちらが国境。ここから先がベルギーです。国境はゲートのようになっているものの、特に何も無くスルっと通過していきました。

ルクセンブルグ / ベルギーの国境

この日の最終目的地はベルギーの首都、ブリュッセルなのですが、その途中に休憩がてら立ち寄れる街を探していたところ、ディナン(Dinant)がよさそう、ということになりました。
(下のマップはGoogleマップに一部加筆したもの)

高速を走っていると、ディナンの看板が出てきました。

高速を降りて、ディナン方面へ。




ディナンの中心部が近づいてきました。 断崖絶壁と大きな岩に両側を挟まれた道路にびっくり!岩の左側はムーズ川 (Meuse River)が流れています。

この隙間を抜けていきます。

岩の間を通り抜け、少し走ると街の中心地らしきものが見えてきたので、路上パーキングで車を停めて、川沿いを歩いてノートルダム教会の方へ歩いてみました。

ディナン ・”シャルル・ド・ゴール橋”

ムーズ川にかかるシャルル・ド・ゴール橋を渡ると、川越しにノートルダム教会 (Collégiale Notre-Dame de Dinant)、川沿いの大きな岩の上には城砦(シタデル;Citadelle)、川沿いに連なったカラフルな建物・・・と、美しい風景が広がります。

地球の歩き方に『“絵のような町”という形容が少しもオーバーでない』と、ディナンについて書かれていますが、その言葉に違わず、本当に素敵な街並みでした。

ディナン、ムーズ川とノートルダム教会

シャルル・ド・ゴール橋(Charles de Gaulle Bridge)を渡っているときに気が付いたのが橋の両脇に並ぶサックスのオブジェでした。

下の写真のように、両脇に色々なカラーと模様のサックスがずらりと並んでいるのです。

なんでサックスなんだろう・・・?と、思ったものの、この時点ではあまり気にしていなかったのですが・・・


この後、カフェを探してぶらぶらと歩いていると、ムーズ川沿いに見つけたカフェがこちら。
このカフェの名前にも 『Côté Sax』と、サックスが付いている!

Côté Sax
Rue Adolphe Sax 50, 5500 Dinant, Belgium

Côté Sax

店内に入ると、お店は縦長になっていて、

一番奥まで行くと、ムーズ川が見えるお席になっていました。

こちらのカフェのクレープやワッフルの生地は自家製・・・ということで、
ベルギーと言えば・・・のワッフルとバナナチョコのクレープを主人とシェアしました。

バナナチョコのクレープ
ブリュッセルワッフル

クレープは薄焼き生地でもっちもち!
ブリュッセルワッフルは長方形の生地と軽い生地感が特徴・・・と聞いていたのですが、日本でイメージしていたワッフルより断然軽くてふわっとしていました!
これが今回のベルギー旅のワッフル、1ワッフルめ。

そして何より、クレープとワッフルのチョコレートソースがかなり美味しい!!
さすがチョコレートで有名なベルギーのクオリティーだと感激しました。



・・・さて、お店を出ると、やはり街のあちこちにサックスをかたどったものを見かけるので、さきほどから気になっていたのですが、

観光客らしき人たちがこの像と一緒に写真を撮ってるのを見かけたので、私も真似して一緒に写真を撮り、後から調べてみたところ、こちらが楽器のサックス(サクソフォン)を発明したアドルフ・サックスの生家でした。

アドルフ・サックスの生家

サックスが生まれた町 ・・・だからサックスがあちこちに飾られていたんですね!ちなみにこの生家のある通りはサックス通り (Rue Adolphe Sax)という名前でした。




そして、サックスについては予習していなかったくせに、私がこの街に来る前に目をつけていたのがディナン名物の堅焼きビスケット、
クック・ド・ディナン (couques de Dinant)

日本洋菓子協会連合会の解説によると、その起源は古代ローマにも及び、15世紀のディナンの人々を飢えから救ったという、歴史あるお菓子だそうです。
(下記、斜体文字部分は 日本洋菓子協会連合会の解説を抜粋)

人々を救ったビスケット
クック・ド・ディナンの起源は、古代ローマ人が好んだというライ麦粉にハチミツと羊のチーズなどを加えて作った平たいビスケット。ローマ兵たちの保存食でもありました。中世になりディナンのパン職人が改良し、小麦とハチミツのみで作るようになりました。15世紀半ばディナンがブルゴーニュのシャルル勇肝公により包囲されたとき、この日持ちのする固いビスケットが籠城した人々を飢えから救ったそうです。”



「地球の歩き方」にとてもユニークな形のクック・ド・ディナンの写真が載っていたので、とても気になっていました。

街を歩いていると、ショーウィンドウにクック・ド・ディナンを飾っているお店を数軒見かけたのですが、中でも一番種類が豊富そうで専門店に見えた、このお店に立ち寄ってみることにしました。

Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs
Rue Grande 147, 5500 Dinant, Belgium

Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

ショーウィンドウに並んだ色々な形のクック・ド・ディナン・・・思わずしばらく釘付けになってしまいました。
サックスやお花、動物、景色・・・などなどバラエティーに富んだ形です。
そして、想像していたより1枚のサイズが大きいことに驚きました。 一番小さいものでも男性の手のひらより大きいくらいのサイズです。

couques de Dinant @ Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

私が「地球の歩き方」を見て気になっていたものも発見!
上の写真左手の、丸くて顔の描かれているものです。

店内に入ると、店内にもずらりと クック・ド・ディナン が並んでいました。

couques de Dinant @ Patisserie, Boulangerie et Fabrique de couque Jacobs

お店の女性が二人いらして、とても親切に対応してくれました。
私達がクック・ド・ディナンを食べたことがないとわかると、「とても堅いからかぶりついたらダメよ。まずは手で小さく割って、口の中で最初は溶かしてから食べてね。」と丁寧に食べ方指導もしてくれました。店内にはイートインスペースもあったのですが、

先を急ぐ私達は、一番小さそうな猫が座ったの形のもの(2枚上の写真の中心近くに写っているもの)テイクアウトし、 その後ホテルで食べました。

生地は本当にとっても堅くて、大きさとともに堅さまで想像以上でした。確かにこれにかぶりついたら歯が欠けたり折れたりする人がいそう!?
材料は小麦粉とハチミツのみ、ということで素朴な味わいですが、口の中ではちみつの香りがふわっと香ります。

歴史にはまったく詳しくもない私ですが、 15世紀の人々に思いを馳せながら、素朴なお味を味わいました。


次回はベルギー・ブリュッセル編です!

ルクセンブルグ旅行記 3☆グルメ・後編

2018年4月28日(土)。
ルクセンブルグの夜。

ディナーは ルクセンブルグ在住の日本人駐在員・Tさん おすすめのルクセンブルグ料理レストラン、『Restaurant Um Dierfgen』 へ。
Tさんがあらかじめ予約を取っていてくれました。

Restaurant Um Dierfgen
6 Côté d’Eich, 1450 Luxembourg

Restaurant Um Dierfgen

ルクセンブルグのお隣、 ドイツでは春と言ったらシュパーゲル!!!
シュパーゲル(Spargel)とは白アスパラガスのことで、4月中旬から6月中旬くらいの間の期間限定で楽しめる、ドイツの人たちが旬を楽しみに待っている食材なのです!
この時期、マーケットや田舎町の道端の露店でシュパーゲルを売っている風景があちこちで見受けられます。

・・・ということで前置きが長くなったんですが、この時期ならでは、旬のお味!のシュパーゲル料理を2品セレクト。

シュパーゲルのポタージュ

シュパーゲルのポタージュ


茹でシュパーゲル。

茹でたシュパーゲル

ポタージュも濃厚で美味、茹でたシュパーゲルも美味しいです!!柔らかくて春の香り&お味でした。写真には写っていないのですが、オランデーズソースが付いてくるので、それをつけて食べると相性抜群です!


そしてメインにはTさんの一押しメニューその1、
タルタルステーキ(ビーフタルタル;Beef Tartare )。

Beef Tartare

タルタルステーキはWikipediaによれば、
”生の牛肉または馬肉を、粗いみじん切りにし、オリーブオイル、食塩、コショウで味付けし、タマネギ、ニンニク、ケッパー、ピクルスのみじん切りなどの薬味と卵黄を添えた料理” のことを指すらしいです。
上の写真だと玉ねぎのくし切りの下にタルタルステーキ本体が隠れてしまっていて見にくいですが・・・^^;(そして店内が暗く、写真がうまく撮れていない)

タルタルステーキはルクセンブルグだけの名物というより、Wikipediaで調べたところ、ヨーロッパで食べられている料理だそう。

ちなみに、このドイツのハンブルグで、タルタルステーキを焼いて食べたものがハンバーグの起源らしいですよ!



Tさんの一押しメニューその2、 ほぐしたチキンのパイ包み。
たっぷりかかったホワイトソースも美味しい。

チキンのパイ包み



お隣ドイツの名物料理でもある、子牛のカツレツ、シュニッツェル

シュニッツェル


このほかにも子供用にフレンチフライなどを頼みましたが、それも美味しかったです。


ルクセンブルグとドイツのお料理はお隣同士とあって共通するものも多いのだな、と感じました。

住んでいる友達の紹介のお店だけあって、どれも美味しく、ローカルのお料理が食べれたので『Restaurant Um Dierfgen』はおすすめですよ!
ルクセンブルクらしいお料理を食べたい方は是非どうぞ!



明けて2018年4月29日(日)。ルクセンブルグの『HOTEL Le ROYAL』 に宿泊していた私たちは(ホテルについての記事はこちら)、朝ご飯を食べようと、歩いてすぐの旧市街地の中心部へ。

しかし、日曜日の朝のため、覚悟はしていたものの、開いているお店を見つけるのが大変・・・。最終手段として考えていたマクドナルドですらオープンしていませんでした。
マックですら開いていないのは予想外のことで、小雨の降りしきる中、旧市街をあちこち歩いて見つけたお店は、日本でもお馴染みの『PAUL』でした。

Boulangerie PAUL Place d’Armes
3 Avenue Monterey, 2163 Luxembourg

Boulangerie PAUL Place d’Armes

ルクセンブルグ料理ではないけれど、朝から美味しいパンがいただけるお店を見つけられて良かった!

ということでPAULでの朝食。私はレーズンデニッシュとフレッシュオレンジジュースをいただきました。

Breakfast @ PAUL


これで1泊2日のあっという間のルクセンブルグ旅行もおしまい。Tさんご夫婦の案内のおかげで、効率よくルクセンブルグの見どころやお料理を楽しむこともでき、ホテルも快適でした。
また、何より日本から海外へ進出して活躍している友人ご夫婦と、その土地で会うというのはやはり特別な思い出になりました。


この後、ルクセンブルグからベルギーへとドライブしたので 、次回はベルギー編です!