知床旅10・【知床第一ホテル】宿泊記・お部屋&朝食ビュッフェ編

知床旅9・【知床第一ホテル】宿泊記・共有施設」の続きです。前回に引き続き、ウトロのホテル【知床第一ホテル】についてご紹介します。

知床第一ホテル
北海道斜里郡斜里町ウトロ香川306

前回の記事に書いたように、私達は「7~8月おすすめ・布団敷きはご自身で♪コロナ対策モニタープラン 1,2255円~」というプランを利用して、このホテルに宿泊しました。

リーズナブルなプランでの宿泊だったので、別館(至然館)和室で、定員3名、32平方メートルというお部屋でした。

部屋の入り口を入ると、エントランス部分とお部屋に間仕切りがありました。

エントランスを背にしての部屋の様子です。

窓際にテーブルと椅子があり、テレビ台の横にはポットや茶器、コーヒーメーカー、冷蔵庫、椅子があります。


お部屋には加湿空気清浄機(プラズマクラスター)もありました。


部屋の片隅、お風呂の横に洗面所があります。

浴室。(あ、荷物が写ってしまった…!)

トイレ。

外観は古いのかなと思いましたが、お部屋はリノベーションされていて、機能的で快適でした。

こちらがお部屋からの眺め。ウトロの町が見えました。

お部屋はごくごく普通の和室でしたが、宿泊費も安いし、リノベされていてキレイだったので満足でした。

でも、部屋に荷物を置いて、ご飯を食べに出掛けようと思っていたら、布団を敷きにスタッフの方がやってきて、なぜか宿泊客の立会いの下で布団を敷くシステムらしく、「今から出かけるところなので戻った後にしてもらえますか?」とお願いすると、「3分で終わるのでお待ちいただけますか?」と言われました。出掛けようとする宿泊客を自分が仕事を早く終わらせたいがために引き留めるスタッフに初めて出会いましたよ(苦笑)。
しかも3分では終わらなかった…。バイトの人の様な感じで、ホテルスタッフの対応といった風でもなくて…、少々こういった対応に不満を感じました。


朝食についてですが、朝食はビュッフェで、会場は「マルスコイ」というレストランでした。
入り口でアルコール消毒をさせられます(検温はしたかどうか忘れました)。

入り口で箸を取るのですが、コロナ禍というのに、箸にはカバーが無いし、丸出しで置かれていてビックリ。

お料理は和食と洋食のコーナーに分かれていて、和だと、一般的なおかずのほかに北海道産ワサビ昆布とか、北海道産金時豆などがありました。

洋食は、卵料理にベーコン、フライドポテト、コーンなど…。パンの種類はまあまあありました。

そのほかシリアルやフルーツ。

ヨーグルトなどデザート類など。

この旅の直前に「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」に宿泊していたので、この知床第一ホテルのビュッフェは、お料理の質、お味、プレゼンテーション…などなどの点においてだいぶ劣るように思いました。
また、ビュッフェにおけるコロナ対策の面でも(私達が旅した2020年7月の時点では)、お料理がほとんどオープンエアで置いてあること、ビュッフェのお料理を取る際にゲストに手袋の着用を義務付けていないこと…などなど配慮に欠けている気がしました。

唯一安心だったのは、レストランが非常に広いスペースなので、ソーシャルディスタンスは十分過ぎるくらい保ちながら朝食をいただくことができました。

お料理の内容面でも感染防止策の面でも、知床第一ホテル、もうちょっと頑張って欲しいなぁ…というのが正直な感想でした。

知床旅9・【知床第一ホテル】宿泊記・共有施設

知床旅8・知床八景【オロンコ岩】の夕景」の続きです。今回は、2020年7月の旅で3泊した、ウトロのホテル【知床第一ホテル】についてご紹介します。

知床第一ホテル
北海道斜里郡斜里町ウトロ香川306

この時(2020年7月27日(月))、東京以外は7月22日からGo To Travelが始まっていました。私達が予約したときは、Go To前だったのですが「新型コロナウイルス対策委強化プラン」というホテル独自のキャンペーンを行っていて、私達は「7~8月おすすめ・布団敷きはご自身で♪コロナ対策モニタープラン 1,2255円~」というプランを利用しました。

ホテルはとても規模が大きく、下の写真のベージュ色の2棟がホテル棟です。右側が本館で、私達が宿泊したのは左手の別館(至然館)の方でした。

ホテルの中に入ると(写真奥がホテルのエントランス)、左手にフロント、右手に本のコーナー(写真左手)があります。

本のコーナーは『山口文庫』と呼ばれていて、元新聞記者の山口秀和氏の寄贈によるものだそうです。

エントランス奥のロビーは写真に納まらないくらいの広さで、ホテルが高台にあることから、ロビーからはオホーツク海を見下ろせます。


エントランスを背に、ロビー(写真右手)から左奥へと進んで行くと、

突き当りが『喫茶 潮美』です。
カフェが開いている時間にホテルに居ることが無く、利用できませんでしたが、広々としていて、大きな窓からはオホーツク海が見え、良いロケーションでした。


ロビー階をカフェとは反対側へ進んで行くと…、

売店があります。

売店もかなりの広さでしたが、コロナで販売を縮小しているらしく、置いてあるおみやげも少なめでした。

売店の奥がお風呂です。

お風呂は、人生で入った大浴場の中で一番、ダントツの広さでした。
詳しくはホテルのHPのお風呂のサイトをご覧頂きたいのですが、広~~~い内風呂、露天風呂、寝湯、うたせ湯、ジャグジー、ぬるめの浴槽、サウナ…などお風呂の種類も多彩で、お風呂からの海の眺めもとても良かったです。当日予約のみ受け付けている貸し切り露天風呂が2種あるそうです。

お湯は、「美人の湯」と称される「ウトロ温泉」で、泉質はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩温泉とのこと。

ホテルは「昭和時代の栄華の産物」といった雰囲気に感じました。レトロ感があります。それも悪くはないですけど…。

ホテルはコロナ禍のため、全体的に人が少なくて、レストランは閉鎖しているところも一部あり、ロビー階も省電のために暗い部分があったりと(エコで良いと思いますが)、ふだんなら大勢の人で賑わうであろう場所が、静かな姿であるを見るのは何とも寂しい気持ちでした。

次回はホテルのお部屋と朝食ビュッフェについてお伝えします。