今回は、アメリカ、カリフォルニア州、ナパの北に位置するカリストガ、
そのカリストガ名物のマッドスパ
について体験記をご紹介します。
セントヘレナにあるホワイトホール・レーン・ワイナリーでワインを飲みまくり、かなり酔っぱらった状態でホテルに戻って、事前から予約していたカリストガ名物のマッドスパ(mud spa, 泥浴)へ。
※飲酒してのスパは危険です^^; 真似しないでくださいね…m(_ _)m
カリストガ(Calistoga)はマッドスパで有名だということで、行く前からマッドスパを体験することは旅の一つの目的でした。
こちらが宿泊していたホテル、【Indian Springs Calistoga】のスパ施設の建物です。
★ Indian Springs Calistoga
1712 Lincoln Avenue, Calistoga, CA
>>ホテルについての記事はこちらからどうぞ
建物の外観や受付はホテルのその他の施設同様、素敵な感じなのですが、スパ施設の中は意外と古めかしくて質素な感じ・・・。
(以下のスパ内写真は主人が携帯で撮影してくれた男性エリアものですが、女性のマッドスパエリアもほとんど同じ造りでした)
私達が体験したマッドスパはMineral Bathというコース。
一番安くて(とはいえ80ドル)、シンプルなコースです。
まず女性用更衣室で着替え、裸にバスローブでスパエリアへ移動。
マッドスパ エリアの手前で素っ裸になり、シャワーを浴びたら、下の写真の泥の入った浴槽へ誘導されます。
泥のたっぷり入った浴槽へ横たわると、女性スタッフが私の上に泥をどんどん載せていき、すっかり泥の中に頭以外が埋まる状態となります。
泥は想像以上にずっしりと重たくて、小石もちょっと混ざっていました。
泥が重たいので、泥に埋まると自分では全く身動きが取れなくなってしまうのですが、「何かあったら呼んでね」と言い残し、私は一人泥の中へ取り残されて、スタッフの女性はどこかへ行ってしまいました。
私の場合は私以外に他にお客がおらず、誰もスパエリアにいなくなってしまったので、身動きが取れないまま取り残され、さっきまでワインを飲みまくっていた私は、温かい泥の中でお酒がぐんぐん体内に回るのを感じて「大丈夫かな…!?倒れないかしら…」と心配になりました。
泥内に放置状態で10分ほど放置されました。
幸い、その間私は具合が悪くなることなく、スタッフに泥の中から救出してもらい、シャワーを浴び、バスタブエリアへ案内されました。
バスタブに浸かる前に、↑写真にもテーブルの上に写っている、バスタブ横の小さなテーブルに置いてあるキュウリ&シトラスウォーターを飲ませてくれ、喉が乾いたら飲んでね、とピッチャーごと置いて行ってくれました。
バスタブのお湯はここのインディアン・スプリングの間欠泉水(geyser water)で、リッチなミネラルと塩分を含んでいるお湯とのことです。
しかし、このガイザーウォーターの温度がぬるくて、せっかく泥で温まったのに体が冷えてきてしまいました。
後からの主人に聞くと、主人の場合は横の蛇口から熱いお湯がでるので、それで自分で調整したらしい。私が説明を聞き逃したのかも・・・?
このバスタブに10-15分くらい浸かったあとは、半個室になっているこちらのエリア ↓ の一室の
特に豪華でもない、診療所のベッドのような、このベッドに横たわり
ブランケットをかぶせてもらい、目にはきゅうりの輪切りを載せられてクールダウン15分。
(っていうか私はすでにぬるい湯温でクールダウン終わってたけど・・・)
これでカリストガ名物、マッドスパ終了ー!
ほとんど放置だったのに、これで80ドルは正直高いな、というのと、温泉大国の日本人にとっては特段リピートしたいほど気持ち良いものでもなかったのですが、とても興味深く楽しい体験になりました!
旅先でその土地の名物ものを実体験するのは貴重な人生経験ですからね^^
カリストガはこのホテルでなくてもマッドスパを体験できる施設がほかにもありますので、カリストガを訪れたら一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
正直、このホテルのスパは内容とお値段のバランスを考えると、今回の体験一回で、リピートは無いな、と思いますが、今後カリストガに行ったら、別のスパはどんな感じか体験して比較してみるのも面白いかな、と思っています^^