江戸の町を再現!東北自動車道・羽生PA『鬼平江戸処』

日光旅の帰り道、前回の栃木ドライブ記事の続きです。

今回は、時代劇や時代小説で良く知られている、池波正太郎さんの『鬼平犯科帳』とコラボしたという、東北自動車道の上り線、羽生パーキングエリア【鬼平江戸処】についてご紹介します!

羽生パーキングエリア【鬼平江戸処】
埼玉県羽生市弥勒字五軒1686

Source: Google Map, 著者により一部加筆しています

このパーキングエリアは2013年12月19日にリニューアルオープンしたとのこと。

なぜ埼玉県の羽生市でこの江戸の【鬼平江戸処】なの…?と思って調べてみました。

東北自動車道は、江戸時代の日光街道~奥州街道にあたり、羽生PAのそばにある栗橋には江戸時代の栗橋関所があり、江戸の入り口とされていたそうです。
そこで、人情の江戸を表現するにあたり、人情味あふれる人物の代表として、鬼平こと長谷川平蔵に着目し、池波正太郎さんの著作権管理会社と提携して、このパーキングエリアのコラボレーションを実現させたとのことです。
(参考資料:ドラぷらのサイト https://www.driveplaza.com/special/onihei/)

こちらが羽生パーキングエリア【鬼平江戸処】の外観です。
外観は日本橋大通りをイメージした表通りになっているそうで、作品に登場するお店が並んでいるそうですよ。

私も二代目・中村吉右衛門さんの『鬼平犯科帳』の時代劇ドラマは何度も見たことがあるのですが、そこまで詳しくなく…

これらお店はすべて、作品内で盗賊に押し入られた大店だそうなので、鬼平ファンにとってはこれを眺めるだけで楽しいのでしょうね!

PA中は鬼平が闊歩したとされる街並みを表現しているとのこと。


こちらの『みやげ処 屋台連(やたいれん)』は、両国広小路の屋台の連なりをモデルにしているそうです。

私達はこちらでおみやげに万能タレを買ったのですが、お味は思ったより薄くてイマイチでした…^^;


フードコートは平蔵が闊歩した下町(本所深川界隈)のイメージだそうですが、けっこう人が入っていたので写真を撮るのは控えました。

さて、そんなフードコート内で私達が食べたものがこちら。

『鬼平犯科帳』で、何度も登場するのが軍鶏鍋屋『五鉄』だそうで、その五鉄が玉ひで監修により再現されているそうです。そして、当時を再現した特製の軍鶏鍋がメニューとしてあります。

さらに同店のメニューでもう一品、注目すべきなのが作品にも登場する「一本饂飩(うどん)」

このメニューを知った時は、まさか主人がこれを選ぶとは思っていなかったのですが…
主人はこの一本饂飩をチョイスしていました@@!

なんと、名前の通り、本当に1本のうどんで、長さ50cm、幅2.5cm、厚さ1cmサイズのうどん大胆にど~ん!と入っていました。あとは、つくねと温玉が添えられています。
実際に江戸時代にも存在したというのが驚きです~!

テレビ作品でも第九シリーズで、火付盗賊改方同心・木村忠吾(尾美としのり)が、「豊島屋」名物・一本饂飩の食べ方を、盗賊・寺内武兵衛(石橋蓮司)に教える…というシーンがあるようです。

こちらの麺はその太さゆえ、3時間程度(!)煮込まないと調理できないそうなのですが、原料は小麦でありながら、形が崩れないように工夫されているそうですよ。

私も一口味見にかじって、ああ、味がちゃんと染みてる~!と思いました。
これを食べた主人の感想は、「コシが強くて、もっちりとは違う心地よい噛みごたえの麺。甘しょっぱい味付けで中まで味が染みているけど、全体的に想像よりあっさりめだった。
お味はまあまあだけど、一度食べたらもうリピートしなくて良いかなという感じ。あと量的に足りない。」とのことでした。

私は作品内で鬼平がうさぎの吸い物(!)や鍋が大好物だっというお店、『万七』の点十にしました。こちらは、東京大塚の老舗江戸前料理店『なべ家』主人、江戸料理研究家の福田氏監修による「江戸めし」の店だそうです。

えびが3尾入っていて、かなりのボリューム。無難に美味しかったです。多すぎて主人に手伝ってもらったくらい…


さらに自分用のおみやげに、こちらの人形焼きも購入したのですが…

個人的な感想ではありますが、率直に、日本橋人形町の『人形焼本舗板倉屋』さんの方が、断然美味しい…と思いました。

ほかにも元祖くず餅で有名な船橋屋さんなど、グルメなお店がはいっていて、このPAならではの演出、グルメ、ともに楽しめるおすすめなスポットです!
外国人の方をお連れしても、きっと喜ばれると思いますよ!!

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わたくしごとですが、本日2020年10月7日で結婚20周年を迎えました~!!
20周年記念の当日である今日に、2人で祝いたいところだったのですが、主人がコロナ以降初の出張でして…今日から大阪に行っています。
そんなことでお祝いは後日ですが、旅好き同士、時には旅先でケンカしつつも、仲良く健康で(?私の健康状態が怪しいが…)この日を迎えられて嬉しいです。

栃木ドライブ・おすすめ立ち寄りグルメスポットのベーカリーに道の駅


今回は、栃木県ドライブでおすすめのグルメスポット2つ
① 栃木の特産品が盛りだくさん!の、巨大道の駅
② 栃木発の極上ベーカリー

について、たくさんの写真と共にご紹介します!

今回のコースマップです↓

Source: Google Map, 著者が一部加筆しています


2020年6月21日(日)。
宿泊していたホテル、【ホテルハーヴェスト鬼怒川】を出発し、東京方面を目指す私達でしたが、休憩を兼ねて高速を降り、立ち寄ったのがここ。

道の駅うつのみや ろまんちっく村
栃木県宇都宮市新里町丙254番地
TEL:028-665-8800

この道の駅はとても広大で、なんとその大きさは東京ドームの10個分だそう!
集落エリア、森エリア、里エリアの3つのエリアに分かれていて、なんとプールや温泉、宿泊施設まである、充実の施設の道の駅です。
しかも敷地内でビールも作っていて、クラフトビールが飲めるレストランもあります!
(詳細は、https://www.romanticmura.com/ へ)

そしてなんとなんと、2020年10月7日に、この道の駅に隣接して【フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮(Fairfield by Marriott Tochigi Utsunomiya) 】までオープンしたというから驚きです。

私達が行ったのは、集落エリアという栃木の特産品ショッピングやグルメ(テイクアウトやレストラン)が楽しめるエリアです。店舗も大きく、地元の採れたて野菜やお酒、お惣菜、スイーツなどが売られています。

栃木と言えば…の栃木レモン牛乳や、それををアイスにした「レモン牛乳 カップ&ソフト」なども売っています。

でも実は、夫婦2人とも栃木レモン牛乳って飲んだことが無く、せっかくなのでこの機会に【針谷 おいしいレモン】を買って飲んでみることにしました。
もしかして美味しくないの…?という不安もあり、2人で1個ずつ、小さいサイズの紙パックを買い、お店の外で早速飲んで見たら…
…おいしい~!

ちなみに無果汁なので、本物のレモン果汁は入っておらず、レモン風味の牛乳なのですが、それでも美味しいんですよね…。あと、夫婦で一致した感想は、「絶対に今回初めて飲んだのに、なぜか子供時代を思い出す、懐かしい味」というものでした。

レモン牛乳の他に買ったものは、宇都宮市に店舗があるという、【サンドウィッチカフェ Dream Forest 】のブルーベリーと生クリームのサンドイッチ。
持ち帰って自宅でいただきましたが、生クリームがあっさりめでした。私の好みとしては、もう少し濃厚でミルキーな味わいがある生クリームの方が好きです。


あと、こちらのキノコおこわも購入し、晩御飯の一品にしました。おこわは生産者:〇〇さん、みたいな感じで女性の名前が書かれていたものでしたが、こちらは美味しかったです!

チーズコーナーで買ったチーズ。サラミ味を購入しましたが、明太味とか、種類が豊富にあって、お値段もお手ごろ!ワインのおつまみにしました。
これも今度行ったらまた別のお味を買ってみたいと思う一品でした。

ショップの外には園芸コーナーがあり、鉢植えの花や苗木などが充実の品揃えでずらりと並んでいました。

さらに奥へ進むと、

ローカルグルメがテイクアウトできるお店が並んでいます。
レモン牛乳にちなんだレモンソフトクリームやいもフライ、栃木と言えばの宇都宮餃子もあります!

私達はここでおいしそうなコロッケを持ち帰って、これまたその日の晩御飯にしましたが、食べてしまって写真は無いです(笑)

この【道の駅うつのみや ろまんちっく村】、私達は買い物だけで終わらせてしまいましたが、森のエリアでは散歩が楽しめたり、小さなお子さん用の遊具があったりと、レジャースポットとしても楽しめるようです。


さて、道の駅から次に向かったのは、栃木県宇都宮市北西部に位置する大谷町という町です。

この町は、大谷石(おおやいし)で有名らしく、地下採石場などが見学できる【大谷資料館】もあります。資料館にあるという地下採掘場跡は、石を掘り出して出来た巨大な地下空間で、広さは140m×150mというから驚きです。


今回は時間が無くて資料館の見学はできませんでしたが、私達のお目当ては、こちらのベーカリー。
ジョエル・ロブション、ドミニクサブロンなどで修業を積んだベーカリーシェフが、2018年にこちらのベーカリーをオープンさせたそうです。

THE STANDARD BAKERS(ザ スタンダード ベイカーズ)大谷本店
栃木県宇都宮市大谷町1159
https://the-sbk.jp/tokyo/

おしゃれな店舗で、レストランも併設しています。

ベーカリーショップの様子。

ここで、食パンなどのベーシックなものから、デニッシュ、お惣菜系、など色々買ってみましたがどれも美味しかったです。

中でも私の一番おいしいと思ったのが、【あらびきフランク】というパンです!

車内で食べた時の写真なので、こんな写真ですが…
あらびきフランク】は、小麦粉の素材のおいしさが感じられるベーグル生地の中に、那須産の粗挽きフランクが入っていて、フランクのジューシーな肉感と一緒に味わう美味しいパン生地のコンビネーションがたまらなく美味しいです!!

ちなみにこちらのお店、本店はここ大谷町なのですが、今や日光や東京駅のグランスタにも店舗があるそうです。(詳しくは上記の店舗HPをご覧下さい)

次回は、『鬼平犯科帳』とコラボしたという、羽生パーキングエリア・『鬼平江戸処』についてお伝えします!

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