伊東旅9・伊東駅周辺の海ビュー散歩コース

伊東旅8・伊東駅近!とってもおすすめのカフェ【スイートハウスわかば】」の続きです。
今回は、静岡県伊東市・伊東駅周辺に宿泊した場合、散歩におすすめのコースをご案内します。
『テルマエ・ロマエ』に登場する「伊藤温泉 東林館」のモデルとなった「伊東温泉 東海館」もご紹介します^^

今回写真と共にご案内するコースは、緑のラインでマーキングしたコースです!

ところで、上のマップを作成するにあたり、地図上のホテルを眺めていたら、なんと過去に泊まったホテルがこの時の旅のホテル(ハーヴェスト伊東)以外に4か所もありました!
しかも「星野リゾート 界 伊東」は2回、子供のころはその前身であるホテル「いづみ荘」にも宿泊したことがあるうえ、「星野リゾート界 アンジン」も2回宿泊しているので、かなりの回数伊東に宿泊しているな~とあらためて実感しました。

>> 星野リゾート界伊東宿泊記・スタンダードルーム宿泊記
>> 星野リゾート界伊東宿泊記 ・春限定・限定1室の釣り雛部屋宿泊記
>> 星野リゾート界アンジン宿泊記

さて、本題に戻って散歩コースの案内です。
まずはホテル(上のマップの【1】)を出発。

ホテルの裏手に行けば松川沿いを歩くこともできますが、この日は伊東の町並みを見ながらいったん川から離れて、ふたたび松川に近づくコースにしました。

松川沿いにある東海館です。

★ 東海館
静岡県伊東市東松原町12-10 ( ページ上部のマップの【2】)
※最新の情報は公式HPでご確認下さい
伊東市指定有形文化財に指定されている1928年(昭和3年)から1997年(平成9年)まで営業していた温泉旅館です。

東海館は、見学200円、入浴500円で中に入ることもできます。(料金は2022/3/4時点)
『テルマエ・ロマエ』に登場する「伊藤温泉 東林館」のモデルとなったのがここだそうですよ^^
以前、主人と私の家族で訪れて中を見学し、喫茶室(今は営業しているか不明)であんみつをいただいたこともあります。
館内の欄間や飾り障子などの装飾が素晴らしく、今は早々お目にかかれない職人の技術を見れるので楽しいですよ。亡き父もとても興味深く見学していた思い出があります。

東海館を眺めながら、松川沿いを海方面へ歩いて行きます。


松川に架かる大川橋から東海館(写真右手奥)を見た風景です。
これまで歩いてきた道は写真左手、川沿いの柳の下です。
風情ある風景だと思いませんか?何度見てもこの風景が大好きです。


川から海に出ると、なぎさ公園があります。

なぎさ公園
静岡県伊東市東松原町178-36 (ページ上部のマップの【3】)
※有料市営駐車場有り、 公園は無料開放

地元彫刻家・重岡建治氏の彫刻が展示されています。
写真はそのごく一部の作品です。

なぎさ公園からの海の眺めはとっても気持ちが良く、この近辺のホテルに滞在される方には朝の散歩にとってもおすすめの場所ですよ。


なぎさ公園からほんの少し北側のビーチの風景です。

この日はお天気も良く、すがすがしい朝の青空と海の風景を楽しめました。


こちらは伊東駅前までつながっている約500メートルの商店街、キネマ通りです。 (ページ上部のマップの【4】)
朝だったので人通りもなく、店舗もまだ空いていないところが多数ですが…
キネマ通りの名の由来は、元々この商店街に映画館があったからのようです。

この商店街の一本お隣の道に、先日紹介したおすすめのカフェ【スイートハウスわかば】があります。

以上、今回は伊東駅周辺をご案内しました。
伊東は、駅前商店街も熱海ほどの規模はありませんが、その素朴な感じと、駅から少し離れると海や川の眺めがのんびりと楽しめ、街歩きが楽しい点がとても好きです。

次回は伊東の道の駅と、たぶん(確証ないけど^^;)あまり知られてい(!??)SNS映えスポットをご紹介します。



伊東旅4・桜の名所、大室山ふもとの【さくらの里】へ

伊東旅3・晴天の大室山へ」の続きです。
今日は静岡県伊東市の観光スポット
・9月から5月まで(!)桜が楽しめる【さくらの里】
・《おまけ》として、過去の記事の振り返り【伊豆シャボテン公園】のカピバラ
についてお伝えします。

前回の記事でご紹介した大室山のふもとに【さくらの里】という桜の名所があります。


さくらの里
〒413-0231 静岡県伊東市富戸1317−4


こちらの園内の案内板を見ると、「さくら花ごよみ」として、見ごろの桜の時期が一覧になっているのですが、

なんと、9月から5月まで何かしらの桜の花が見られるとのことです!
さすがに9月下旬から2月中旬の間は種類もすくないですが、それでもすごいですよね!

私達の訪れたのは3月下旬(2021年3月26日(金))だったので、ソメイヨシノをはじめとした何種類もの桜を楽しむことができました。

敷地が広大なので、コロナ禍でも密になることがなく、桜を眺めながらお弁当を食べている人たちもちらほら見かけました。

ちなみに、桜の里に一番近い駐車場は満車でしたが、大室山リフト乗り場方面寄りの駐車場はかなり空いていて余裕がありましたよ。

桜の花の向こうには大室山が見えています。


逆光で良い写真ではないのですが^^;、ピンクでも濃淡があったり、白い桜が咲いていたりと、見比べながら散策するのが楽しいです。

こちらの白い桜が満開で見ごろでした。


さて、最後に《おまけ》で、大室山、さくらの里からすぐ近くにある【伊豆シャボテン公園】のかわいいカピバラさんたちの写真をお届けしたいと思います。

2016年11月に訪れた時の写真です。
【伊豆シャボテン公園】元祖・カピバラ露天風呂

鼻まで浸かって気持ちがよさそう~。カピバラのお風呂タイムを目の前で見ることができて、すごくかわいくて癒されました。
※最新の情報は伊豆シャボテン公園公式HPでご確認下さい

今はコロナで同じようにあるのかは不明ですが、当時はカピバラふれあいコーナーがあり、カピバラを撫でたりすることもできました。
カピバラは人懐っこくて、「キュキュ」とかわいらしい高い声で鳴きながら自ら近寄ってきます。

撫でるとタワシのような毛の感触。撫でてあげると、気持ちよさそうに目を細めていました。

しかも私の顔の左上に写っているカピバラは、わざわざ私と撫でているカピバラの間をトンネルのようにして通り抜けていきました(*^^*)

ということで、伊東の大室山、さくらの里、シャボテン公園をご紹介しました。
ぜひ観光に訪れてみて下さいね!

伊東旅3・晴天の大室山へ

伊東旅2・熱海ビーチビューの海鮮ランチ【でん助茶屋】」の続きです。

これまでタイトルに「伊東旅」と付いていながらも、伊豆半島の伊東より北側の熱海について書いていましたが、ついに伊東に移動後の旅行記です^^;

今回は、静岡県伊東市にある、人気観光スポットで、 山体が国の天然記念物、富士箱根伊豆国立公園に指定されている【大室山 (おおむろやま)についてお伝えします。


私が物心ついたときから結婚するまで、ほぼ毎年夏になると両親と3人で伊豆に旅行に行っていました。そんなわけで小学生のころからガイドブックで見て知っていた 【大室山】 。当時は海方面ばかり行ってしまい、一度も訪れたことはありませんでした。

そんな子供時代から一度は行ってみたいと思っていたので、この時ついに主人と初訪問することに。

大室山は標高580メートルというミニサイズの山であるうえ、山の稜線が丸くて、とてもかわいい形をしています。
引きで写真を撮れなかったので、↓のような山の一部の写真しかありませんが、ぜひご興味のある方はGoogleでイメージ検索してみて下さい!
その形はまるで小さな子供がお絵描きで書くような山なんですよ。春は特に色が緑で、こんもりまあるい山は本当に絵本で見る山のよう。だけど穏やかな見かけによらず(?)火山なのです。

さて、山が間近になると、頂上まで登れるリフトが見えてきます。


こちらがリフト乗り場の手前にある鳥居とおみやげ物などのショップで、こちらを潜り抜けた向こう側にリフト乗り場があります。

★ 大室山リフト
静岡県伊東市富戸1317-5
※リフト乗り場の斜め向かい側に大きな無料パーキングがあります


リフト料金は大人往復(中学生以上) 700円子供往復 350円です。(※2022/2/18時点)

リフトに乗っていざ頂上へ~♪

意外に長い。


頂上に着くと、中はすり鉢状になっています。
名前は大室山ですが、正式には「スコリア丘 」と言うらしく、伊豆東部火山群の中で最大級なのだそう。

すり鉢の底は、有料のアーチェリー場になっていて、アーチェリーの利用者のみが入れる場所になっています。

そしてすり鉢でいう縁の部分はぐるりと歩けるようになっていて、1周が1キロです。周回することを「お鉢めぐり」というらしいです。


時計回りに1/4弱歩いたところ↓ 写真右奥の水色の建物がリフトの駅です。


東〜南方面の眺め。右下には『伊豆シャボテン公園』、その奥には海が見えています。


ゆるい傾斜程度で、舗装されているので歩きやすいです。


南東方面の眺め。伊豆高原駅周辺の眺めで、海岸線もずっと遠くまで見えます。


3月の晴天の日だったので、お散歩が気持ちがよかったです。
でも真夏だと日よけになる木もなく、日差しが直撃するので暑いでしょうね!


リフトの真反対辺り本当のが頂上らしいです。


頂上から見るリフト乗り場とその向こうに広がる景色。眺めが最高です!


残り半分を歩いて行きます。


一周を終え、山頂からの360度パノラマの景色を歩きながら十分に堪能できました。
3月だったので枯草でしたが、今度は草が青々している時期に訪れてみたいと思いました。(ただし夏は暑いし、日焼けするので避けたい…)

帰りのリフトからの景色も素晴らしかったですよ。

次回は、春には大室山とセットで訪れるのがおすすめの、大室山ふもとにある【さくらの里】についてご紹介します。

伊東旅2・熱海ビーチビューの海鮮ランチ【でん助茶屋】

伊東旅1・熱海のお気に入りカフェへ【コーヒーハウス茶々】」の続きです。

今回は、静岡県熱海市の
・熱海港が一望できる【でん助茶屋】のランチ
・お宮の松と「貫一お宮之像」~熱海サンビーチ~ムーンテラス~熱海親水公園の風景

についてお伝えします。


2021年3月26日(金)。
ランチを食べに向かったのは、ホテルサンミ俱楽部別館にあるこちらのお店。

海のお食事処・でん助茶屋
静岡県熱海市東海岸町14-66(ホテルサンミ俱楽部別館内)
※最新の情報は公式HPでご確認をお願いいたします

コロナ禍真っただ中だったため、空いた時間に行こうとオープン時間少し前(11半前)に行きましたが、既にお客さんが待っていたうえ、予約のお客さんも数組いました。

でも、予約なしでもすんなり入れました。

店内の写真を撮り忘れましたが、広々していてソーシャルディスタンスはしっかり確保でき、窓際の席に案内された私達は、こんな風に↓熱海のビーチを一望することができました!


こちらがその時のランチメニューです。
定食も充実しているし、


海鮮丼や天丼も充実のラインナップ。


どれにしようかすご~く迷ったのですが、ここのお店の一押しメニューは『活きあじフライ定食 』とのこと。

「自慢の活きアジ料理はオーダー後、水槽より揚げてから調理しますので、まさに新鮮そのもの。他ではなかなか味わえない『活きあじフライ』のサクサクふわふわな食感を、ぜひお試しください。」

そう聞いたら、絶対にアジフライが食べたい!
しかしアジのたたきも食べたい…
そいうことで2人とも『あじくらべ定食』にしました。

アジのたたきもアジフライも両方味わえて幸せ~♪
アジフライは本当に身がふわっふわで、衣がサクサクと素晴らしい揚げ加減。すごく美味しくて最高のアジフライでした !
ここはまた機会があればリピートしたいお店です。
人気店なので、予約か早めの来店をおすすめします。

お店を出て、熱海の海岸線をお散歩。
こちらは【貫一お宮之像】。
小説『金色夜叉』の名シーンを銅像にしたものです。

小説の主人公、間貫一のいいなずけだったお宮が、結婚直前に富豪の求婚のダイヤモンドの指輪に目がくらんで富豪に嫁ぐことになり、腹を立てた貫一がこの熱海海岸でお宮を問い詰め、お宮を蹴り飛ばし、復讐のために高利貸しになる…
というストーリー。

高校生の時に読んだけど、詳細はすっかり忘却の彼方…^^;
でも執筆中に作者の尾崎紅葉が亡くなってしまったため未完の作品なんですよね。(紅葉門下の小栗風葉が「終編金色夜叉」として書き継いでいますが)

銅像のすぐ横に、 初代「お宮の松」の切り株が展示されています。

もともとは 「羽衣の松」と呼ばれていた松の木が、横に「貫一お宮之像」ができたことで「お宮の松」として親しまれていたのですが、残念ながら枯れてしまい、現在はその跡地に切り株が展示されています。 今はこの初代「お宮の松」のそばに二代目が植えられています。

お宮の松から目と鼻の先にある、熱海サンビーチ

訪問時は3月だったので人もまばらですが、夏はビーチもこの周辺の道路や飲食店も若者で大賑わい。渋滞もすごくて、夏は行きたくても渋滞に巻き込まれたくなくて、夏休み期間中はあまり行かないようにしています。


さらに少し南に歩くとムーンテラスがあります。海に突き出しているので、先端まで歩いて海を眺めるのがおすすめです。


ムーンテラスからさらに少し南へ歩くと、「熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ」の記事でもお伝えした、港ビューのおすすめスポット、熱海親水公園レインボーデッキ(写真右手)があります。


レインボーデッキから眺める熱海の港の眺めです。
こんな風に晴れた日は特に青空と海、白いボートの眺めが素敵で、気持ちの良い場所ですよ。

次回は伊東へ移動。伊東編をお伝えします!

★関連記事★
熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ

北京旅の思い出10・冬虫夏草!&ハイアットの飲茶

北京旅の思い出9・什刹海を散策」の続きです。
今回は、私が北京を訪れた時、北京ダック以上に思い出に残ったお料理…【冬虫夏草】のスープグランドハイアットの飲茶についてです。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

北京最後の夜は、北京駐在の主人の友人が高級中華レストランへ連れて行ってくれました。
おしゃれでインテリアもモダンで、当時ブログを休止していなければもっと写真を撮ったのでしょうが、当時はSNS用に写真を撮ることは今ほど市民権も得ていないし、高級店過ぎて写真撮影を遠慮し、撮った店内はこれ一枚のみでした(;;)


お店の雰囲気もさることながら、供されるお料理すべてが美しく、一流のお味でした…!

写真にはないですが、飲めない主人をよそに友人と二人でこれまた高級な紹興酒もいただいてしまいました(^q^)


そして、このディナーでいただいた冬虫夏草とアワビのスープ
ご存じの方も多いと思いますが、冬虫夏草の名は「冬は虫なのに夏には草になっていた」という生態に由来しています。

冬虫夏草菌は オオ コウモリガ属の幼虫に寄生し、感染後に形成された子実体と虫との複合体のことを言うそうです。日本で流通している多くの冬虫夏草は、残念ながら本物ではないそうです。

中国では、チベットなどが原産のオオコウモリガの幼虫に寄生する天然のOphiocordyceps sinensisのみを「冬虫夏草」と呼び、その他の虫に寄生するキノコ類を「虫草(ちゅうそう)」と呼び分けているようです。(参考:Wikipedia)

前置きが長くなりましたがこれがその冬虫夏草とアワビのスープ
アワビが入っているので、旨味が濃厚なスープで、色も黄金で美しかったです。
写真の中央上方に写っているのが冬虫夏草です。

冬虫夏草を食べるなんてまたとない激レア体験だったのですが、ちょっと怖い感じもしてこわごわ味わってみた覚えがあります。ただ、スープ全体のお味が染みているからか、ハッキリ味はこうだ!と言えない記憶です。

混ぜた後に撮った(失礼…!)ジャージャー麺。

このあと、友人の運転手さんの車で、「ラブホテルのような見た目の一見ボロいホテルの屋上に、実はおしゃれで居心地のいいルーフトップバーがある」ということで、そこに行き、もう一人北京に駐在している主人の友人も来てくれ(体調不良で熱があったのに!)、4人で盛り上がったのでした。(とても良いバーだったのに、写真が無くて残念…!)

そして、最後の北京グルメとして主人と言ったのがグランドハイアット北京の飲茶です。

ここでの写真も3枚しか残っていませんが、空間も心地よいし、スタッフさんの対応も良く、飲茶も素晴らしく美味しかったです。

以上で、薄れていた思い出を頼りに、ユルく振り返ってきた北京旅行記は終了です。
普段のブログ記事と異なり、店舗名などの詳細の記載がないことが多かったシリーズにも関わらず、お付き合いくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました!

北京旅の思い出6・世界遺産【天壇】へ

北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる」の続きです。

今回は、故宮(紫禁城)、頤和園と並んで北京市の世界遺産である【天壇(てんだん)】についてご紹介します。
→ 故宮(紫禁城)についての記事はこちら
→ 頤和園についての記事はこちら

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

天壇は1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 現存する中国最大の祭祀建造物でも をWikipediaで調べますと…

天壇(てんだん)は、明朝から清朝にかけて、皇帝が天に対して祭祀(祭天)を行った宗教的な施設(祭壇)である。敷地面積は約273ha。

とのことです。

主人がガッツリ映り込んだ写真しかなくて申し訳ないのですが^^;、後ろに写っている白い建造物が『圜丘壇(かんきゅうだん)』で、皇帝が天を祭るための儀式(豊作祈願や雨乞いなど)を行う場所だそうです。

圜丘壇(かんきゅうだん) の3段の層は、上から天上界、人間界、地獄界を表現しているそう。


これまた私が写り込んた写真しかなく(-_-)、 『圜丘壇』 の一番上、つまり天上界から見下ろす天壇周辺の風景です。


こちらは『皇穹宇(こうきゅうう)』と呼ばれる建造物で、歴代皇帝の位牌を安置している宮殿です。


こちらが天壇の中で最も有名な建造物の一つ、『祈年殿(きねんでん)』です。1420年に建設されて以降、毎年正月になると歴代皇帝がこの祈年殿に訪れて五穀豊穣を祈った場所です。


この3段になっている基壇は、天上、雲上、地上を表しているそう。


どこを見ても繊細で美しい細工が施されていて、色鮮やかです。


皇乾殿(こうかんでん)』1420年に建設され、祈年殿に祀られた神の供養が行われた場所です。


中国は故宮博物院も頤和園もそうでしたが、どこも有名な観光地がとんでもなく広い…!!

どこへ行っても想像上にかなり歩き回ります。

歩き疲れて喉も乾いてホテルのラウンジ(どこのホテルか忘れましたが)でいただいた中国茶とタピオカ入りお汁粉。

次回の中国旅記事では、天安門広場と北京ダックの名店についてご紹介します。





北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる

「北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ」の続きです。

今回は、
北京式羊肉のしゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】ランチ

についてお伝えします。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

2011年ゴールデンウィークの北京旅。
この日のランチは、 北京式羊肉のしゃぶしゃぶ 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 を食べたいと、天壇の近くの有名店(だったと思う)へ行きました。

こちらが(といってもブログ休止中につき、肝心の鍋が写っているのはこの一枚だけで、お鍋の中身が写っていません(-_-) )お目当てだった 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】

最初のお肉は通常の盛り付けでしたが、お代わりした次の羊肉は薄切りのお肉がくるっと巻いてあり、見事なまでに綺麗に積みあがっていました。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 ってどんなお料理だったっけ?とネットを調べていたところ、「東京ディープチャイナ」というサイトに解説を見つけ、そうそう、そういえばそうだったわ~!と消えかけていた(いや、消えていた?)記憶がよみがえってきました。

東京ディープチャイナ」 のサイトに掲載されていた、羊肉を普及させようと消費者主導で活動している羊齧協会の菊池氏によりますと、 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】
「ほぼ味のない薄いスープ(正統派はただのお湯)に申し訳程度に棗(ナツメ)や枸杞(クコ)などの中国スパイスが浮き、そのスープに、白菜の漬物である「酸菜」や春雨や羊肉を入れ、濃厚なゴマダレにつけて食べる料理」とのことです。

もしかしてただのお湯(または地味なビジュアル?)だったから鍋の中の写真を撮っていなかったのかも…。

その代わり、ごまタレの写真はしっかり残っています↓

この時はお鍋を食べる前にコーンスープと点心も食べていたのですが…

くるくるの羊肉のお代わりが、店員さんのミスで忘れられていたようで全然来なくて、店員さんを呼んで、メニューを指さし、「これが来ていないよ!」とジェスチャーで示したのですが、新しい注文と間違えられそうになり(間違えられそう、というのは店員さんが伝票に新たに書き加えようとしていたのでそう予測できた)、簡単な英語で主張してみたものの、店員さんはまったく英語が分からず、どうしよう??ととても困ってしまいました。

ちなみに2011年当時はスマホでもなかったので、Google翻訳も使えなかったし…

しばし、店員さんは中国語、こちらは英語で問答したものの、まったく意思疎通ができずに困惑していたら…
お隣のテーブルで食事をしていた若い女性が、英語で話しかけてくれ、何が起きたか聞いてくれました。事情を説明すると、彼女が通訳をしてくれ、そのおかげで無事にくるくる羊肉のおかわりを食べることができました\(^o^)/

優しいサポートに感謝です。
こういう経験は中国に限らず旅先で何度かあって、私も絶対に困っている外国人がいたら助けよう、といつも心がけていて実践しています。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 は 美味しくて、2人でものすごい勢いでペロリと食べてしまいましたよ!

次回は、 故宮(紫禁城)】、【頤和園 (いわえん)】に続いて、北京から行ける世界遺産【天壇】 についてお伝えします。



北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ

北京旅の思い出3・北京動物園のかわいいパンダたち」の続きです。

今回は、北京にある世界遺産、頤和園(いわえん)観光の思い出です。
>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

頤和園は中国屈指の名園と言われている場所で、その広さは東京ドーム約62個分もあります。

頤和園は敷地の約4分の3が人口湖「昆明湖(こんめいこ)」で、 もとは宮廷で使用する水源の確と共水運のための貯水池の役割だったそうです。

この湖、あまりに広くて写真に収めきれていないです(のちの写真でもう少し大きさをがお分かりになるかと思います)。

私達はこの湖に沿って歩いて、写真奥に写っている 「仏香閣(ぶっこうかく) 」まで歩いて行きました。

私の記憶だと湖沿いに観光客向けのお店が並んでいて、通りがかりの写真館で主人と王朝時代風のコスプレをして写真を撮り、プリントの状態でもらったのですが…

ブログネタにしようと、保管してあるはずの本棚を軽く探したけど見つからなかった(==)

で、その写真の代わりに主人の就職活動ノートが発掘されて(!)、さっき2人でそれを見たところ、主人のあまりにもだらしない記録ぶりに2人で大爆笑しました。

ちなみに学生時代は(私の方が1つ上)、私の方がしっかり者で就職活動ノートも私が記録を付けるようにアドバイスして主人が用意したものなのですが、私のそれとは違い、汚~~~い字で乱暴に書いてあり、最低限、いやそれ以下のことしか記録されていませんでした( ̄▽ ̄)

よくまあ、あんことしてて立派な大人になれたもんだわ^^; 私のおかげねっ←勝手にそういうことにする


あ、脱線してしまいましたが…
頤和園は、清朝第6代皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)が母親の還暦を祝って造営し、 下の写真の「仏香閣(ぶっこうかく) 」も 母の健康と長寿を祈願して建立したそうです。

「母の健康祈願」って…健康祈願のスケールが桁違いですよね?
これだとお母さんも800歳くらいまで生きないと(笑)。

仏香閣には展望回廊があり、そこに行くまではこちらの長い階段を上っていきます。


上るにつれて見晴らしが良くなっていきます。


展望回廊から見下ろす景色。人が小さく見えます。


こちらが、最初にご紹介していた人口湖、「昆明湖(こんめいこ)」 です。 こちらの写真からだといかに広大かお分かりになるかと思います!


こちらは、 頤和園 (いわえん)内にあり、仏香閣(ぶっこうかく)のすぐ北側に位置する 蘇州街(そしゅうがい)。頤和園の中で乾隆帝が最も愛した場所だそうで、中国江南地方の有名観光地で「東洋のベニス」とも呼ばれる、蘇州の街並みを再現している場所です。

蘇州街は東西約300メートルあり、雑貨屋さんなどのショップが立ち並んでいます。

…とまあ、何とか記憶を頼りに頤和園(いわえん)を振り返りましたが、頤和園は広大で、ここ一カ所であらゆる中国らしい景色が楽しめます。景色を楽しむにも歩き回るにも、せっかくならお天気が良い日に訪れるのが良いと思います。

次回へ続きます。

北京旅の思い出2・王府井歩きとカンフーショー鑑賞

北京旅の思い出1・北京で食べる北京ダック」の続きです。
2015年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

今回は、
・故宮博物院(前回の記事の続き)
・王府井周辺の様子
・カンフーショー劇場

についてでです。

前回の記事で、故宮博物院を訪れたことを書いたのですが、記事アップした後に、別のカメラで撮影したなかなか良い景色の写真が出てきたので追加でアップさせてくださいm(_ _)m

★ 故宮博物院


写真の中央にゴマ粒のように映っているのが観光客ですので、いかに故宮博物院が広大かがお分かりになるかと思います。

故宮博物院は中国の国立博物館のうちの1つで、その中でも大きさが最大なのだそうです。

前回の記事でもお伝えしたように、この日は中国も祝日で故宮博物院は大混雑だったのですが、この写真からもその様子が伺えます。

故宮博物院の広場で文字を書くおばさま。長い筆で書いているのに達筆。中国人の方も感心して眺めていました。


ちなみに、私達は故宮博物院に行くのに王府井(ワンフーチン)駅を利用しました。 王府井駅から故宮博物院へは徒歩30分ほどかかりますが、 王府井駅周辺も北京の大人気の観光スポットなので、歩いての移動も飽きずに楽しめました。


王府井小吃街

この【王府井小吃街】と書かれた門の前では、大勢の中国人観光客の方々も写真を撮っていました。

この王府井小吃街の両脇には屋台がずら~っと並んでいて、食べなくてもユニークな中国の屋台フードを見て歩くのが楽しい場所です。
今ならブログネタにとたくさん写真を撮っていたでしょうが、当時はブログ休止中につき、残っていた写真が2枚だけ(;;)

しかもそのうち1枚が何でこの写真!??という、正直何にも面白くないドーナッツの写真でした( ̄▽ ̄)
もしかして、これを食べたのかも…で、記念に撮ったのかもしれません。


もう一枚は中国らしいこちらの屋台フード。

サソリヒトデです~。素揚げですよね、たぶん…。
この写真ですら直視できない…。

もちろん小籠包などの美味しそうな屋台フードもたくさんあったので、こちらで色々な屋台フードにチャレンジするのも楽しいと思います。


この日の夕方は、カンフーショーを観ようと、こちらの劇場へ行きました。

★ 紅劇場 / Red Theater

主人公の少年僧が母と別れて山寺に修行に入り、試練を乗り越えて一人前になるというストーリー。
ストーリー仕立てだけれど、カンフーのアクションやダンスなどは大迫力だし、驚くほど素晴らしいカンフーの技術を目の当たりにするのは大興奮で、言葉がまったく分からなくても最初から最後まで十分楽しめました。

ここは私個人的にかなりのおすすめの観光スポットです!

次回の北京記事に続きます。

【ゆとりろ熱海】徹底紹介2・客室編…熱海旅4

【ゆとりろ熱海】徹底紹介1・館内施設編…熱海旅3」の続きです。

今回も静岡県熱海市のホテル、【ゆとりろ熱海】についてお伝えします。
2回目の今日は客室についてです。

★ 鉄板ダイニング ゆとりろ熱海
静岡県熱海市伊豆山1173-534
※ホテルの最新情報についてはホテル公式HPでご確認下さいね!


こちらは前回の記事にも掲載したホテルの館内図なのですが、ホテルの客室は2~4階まであり(このほかホテルの外にグランピング施設があります)、


私達は3階のお部屋をアサインされました。

前回の記事でもお伝えしたのですが、
この時の私達は、一休で予約し、
宿泊プランは夕朝食付きの、【直前割×スタンダード】直前のご予約がお得/基本プランをお得に愉しめる<スタンダード/風> 
宿泊料金は、25,300円 × 2人 = 50,600円
GoTo適用で15,180 円 × 2人 = 30,360
でした。

お部屋は和室ツインルーム/32平米【禁煙/オーシャンビュー】 (ツイン) の予約でした。

和室8帖+広縁(部屋風呂無し)のお部屋で、定員は3名だそうです。
プラズマクラスターも備えられていました。
上の写真が客室部分で、この写真でいう手前にトイレと洗面スペースがあります。


アメニティは最低限って感じです。


コロナ禍なのでスプレータイプのエタノールもいただけました。


窓側を背にしての客室の様子。


テレビの横には、


女性には嬉しいナノケアのスチーマーもあります。(持っているので使わなかったですが…というか、家のナノケアスチーマーも押し入れに入りっぱなしという体たらく^^;)


広縁の一角にドリンク用のコーナーと冷蔵庫があります。


こちらが客室の窓からの眺めです。
写真に写っている小屋のような建物がこのホテルのグランピング施設で、視界の奥は海が見えています。


夕暮れ時には、海がオレンジ色に照らされながら日が暮れていく様子を眺めることができました。

次回は、お食事編です。
ホテルの客室は普通ですが、こちらのホテル、ホテル名に「鉄板ダイニング」と付いているのでお食事には力を入れていて、宿泊料金がリーズナブルなわりに食事内容が良かったです。

次回をお楽しみに~!