GoTo箱根旅2・箱根登山鉄道で強羅公園へ

2020年11月10日(火)~11日(水)に、母と2人の神奈川県箱根湯本の温泉宿宿泊旅。

今回は
・箱根登山鉄道からの紅葉
・強羅公園

を中心にいてご紹介します。


2020年11月10日(火)。
老舗お蕎麦屋さんのはつ花でお蕎麦を頂いた後は(その時の記事はこちら)、箱根湯本駅から箱根登山電車で強羅へ行ってみることにしました。

赤い列車がその車両です。


最近車でしか箱根に行っていなかったので、登山電車に乗るのも10年以上ぶり、いやもっと久しぶりだと思います。

車両は、私達の場合、行きはこんな風にボックスシートタイプ、帰りは通常のタイプで、車両により異なるようです。


写真からは分かりにくいのですが、出山鉄橋を通過中↓
窓の外が鉄橋の緑色なのがお分かり頂けるでしょうか…??

この出山鉄橋、橋梁を建設するのに地形的に難しかったうえ、橋梁を作る材料も第一次世界大戦下で調達が困難であり、鉄道院払い下げの天竜川橋梁の一部が転用されたそうです。
完成は大正6年。現在は文化庁により登録有形文化財として認定されています。

そんな出山鉄橋から見る車窓からの紅葉です!


この日は午後から曇天になってしまったのと、デジカメを忘れて(充電していてそのまま忘れた…!)携帯による撮影なのが残念なのですが、電車からも箱根の紅葉を堪能できました。


箱根登山電車の特徴と言えば、スイッチバック。
山の急斜面を登るためスイッチバックを3か所で行い、電車の前後をを入れ替えながらジグザグに登っていくので、少し前に通過した出山鉄橋が眼下に見えます。下の写真の緑の鉄橋がそれです。

電車の前後が入れ替わるときに、運転士さんと車掌さんがホームですれ違って入れ替わっているのも面白いです^^

強羅公園に到着。入場料が500円だったので、事前にホテルから送られて来た地域共通クーポン券で入場。

紅葉は見れたのですが、空が灰色なのが残念~~~!!!


この時点で唯一空のほんの一部に残っていた午前中の名残の青空と共に、無理矢理取れた唯一の写真がこれです。この後、あっという間に青空は雲に覆われて消え失せました…


強羅公園は季節により見ごろの花が見られるのですが、11月の見ごろの花はバラだったものの、バラはほとんど終わりかけという感じでした。


強羅駅から公園は、お年寄りにはハードな登り坂、園内も坂と階段が多いのですが、それでも母はがん克服、コロナでどこへも出かけられなかった後の久しぶりの外出に大変喜んでくれていました。

これジャンボススキ(パンパスグラス)かな?


強羅公園では秋らしい景色を堪能しました。

写真には収めませんでしたが、園内には温室もありました。


再び強羅から箱根登山列車で箱根湯本へ戻ります。

こちらは塔ノ沢駅の改札!!細長いマシーンは、なんと交通ICカードマシーンで、入場用と出場用の2台が並び、横には普通の階段があり駅の外に繋がっているという、何とものどかな改札でした。

箱根登山鉄道は、小田原から強羅までが箱根登山電車、強羅から早雲山までがケーブルカーで、ケーブルカー区間はICカードが使えないのですが、それ以外の場所ではICカードが利用可です。

箱根湯本駅に戻り、駅からタクシー乗り場へと向かう途中に、思わず急遽立ち寄ったのがこちら、【箱根まんじゅう菊川】。箱根の駅前の商店街にあります。

店舗でおまんじゅうを作っていて(ちょうど人で隠れていて見えないのですが看板の「箱根まんじゅう」の文字の下のガラス張りのスペースがそれです)、焼きたてを1個から買えるんです♪

夕方で気温が冷えてきたときに温かいおまんじゅうは最高!
温かいうちにすぐ食べたくて、写真は撮らずに口の中へ入れてしまいました^^;
外はカステラ生地、中は白餡で美味しいですよ。

次回は、箱根湯本の温泉ホテル【ホテルはつはな】宿泊記についてお伝えします。


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東京日本橋・SNS映え☆アートアクアリウムとテラスで台湾料理

今回は、東京・日本橋のニュースポット
① 今年(2020年)8月にオープンした【アートアクアリウム美術館】
② 昨年(2019年)9月にオープンしたコレド室町テラス内の台湾料理レストラン【フージンツリー(富錦樹台菜香檳)】

についてご紹介します!

先月、元職場の友人2人が久しぶりに会ってくれることになり、密を避けるために平日に有給を取ってくれました…!
会社員にとって貴重な有給休暇!!!そんな貴重な1日を私のために使ってくれた友に感謝です(;;)

台湾料理のランチを食べ(本記事の後半でご紹介しています)て向かったのは、今年の8月28日にオープンしたばかりのこちら。

★アートアクアリウム美術館 / ART AQUARIUM
東京都中央区日本橋本町1丁目3番9号
―三越前駅(東京メトロ銀座線・半蔵門線)から徒歩2分
 日本橋駅(東京メトロ銀座線・東西線・都営地下鉄浅草線)から徒歩7分

私はオンラインチケットを事前購入(入場券・大人:¥2,300)して行きましたが、私が訪れた日はその場で当日券も購入可能でした。チケットは入館時間指定で購入し、私達は平日15時からの入館でした。入館時間の5分くらい前に到着すると、すでに少々入り口に列ができていました。


入り口で検温とアルコール消毒をし、建物内へ。
オーディオガイドは入場料に別途料金がかかります。俳優の斎藤工さんが解説しているらしいです。あのセクシーボイスで説明してくれるのねぇ…
友達と会話しながら見たかったので、使用しなかったけど…

アートアクアリウムは2フロアに渡り、6つのスペースに分かれています。
最初の展示場所は『水端(Mizuhana)』と呼ばれるエリアで、過去の人気作を選んでに展示しているそう。下の写真中心の掛け軸は…

実は水槽になっていて、中には金魚が泳いでいます。
つまり、掛け軸に浮かび上がっているこの画は、一瞬として同じ画にならない、ということですよね。


ここからは『浮世(Ukiyo)』エリア。
このアクアリウムの基本コンセプトでもある、江戸の花街を象徴するエリアだそう。
私達が訪れたこの日は、オープンして約1か月後でした。テレビでも何度も紹介されていましたが、その割には空いている方かしら??


展示は全般に渡り、日本らしさ(本物の日本らしさかは判断しかねますが)&ネオンカラーの演出が多かったです。
こちらは鮮やかな和の花模様の水槽(左)に、ブルーに照らされた水槽です。

テレビでの紹介と言えば、私の訪れた後に『ヒルナンデス』でもこのアートアクアリウムが紹介されていて、ちょうど一部の展示の解説をしていたので、それを参考にして説明していきますね。

これらの水槽たちは、江戸時代の遊郭を目指す女性を表現しているんですって。

ちなみに、人が写り込まないように頑張って撮ってはいますが、本来はこんな感じで↓水槽の周りは熱心な撮影者で囲まれています^^; インスタ女子らしき人達もたくさん見かけました…

水槽はライトアップで色が変化します。


この真ん中の水槽だけで1000匹の金魚を飼育しているそうですよ!
脇にディスプレイされている手毬のようなものは、『テマリリウム』と言うそうで、伊賀組紐を使用して作られているとのことです。

浮世(Ukiyo)』エリアから『神秘(Shinpi)』エリアの境目は「金魚品評」をテーマにした水槽が並んでいます。金魚の美しさを上から鑑賞できる水槽になっていて、下の写真の様なシンプルな水槽が10個くらい並んでいます。

アクアリウムに一緒に行った友人2人は、前の会社の研究者時代の同僚なのでリケジョたちなのですが、このエリアに来て、「こういうシンプルな展示の方が良いよね!」と言っていました。
私はブログ用に携帯で写真を撮りまくっていましたが、その2人は、SNS映え写真などに興味はないタイプで、展示を純粋に魚に対する興味として堪能していました。

友人2人は、入場して早々に、「魚の名前とか学術的な情報がないよね…」と…^^;
気持ち分かります…友よ…私も同感だ…

こちらのスイホウガン(水泡眼)という金魚の一種です。中国の品種で長らく門外不出とされていたそうです。

目の下がぷっくりと膨れている姿が特徴的です。
こういう飾り気のないプレーンな水槽で見る金魚に、友2人は最も興奮していました(笑)。そんな少数派(!?)な友が好きです\(^o^)/


神秘エリアにあった水槽の一つ。
友人が、頭に丸い日の丸の様な模様が付いた鯉だから、これは高いんじゃない!?と言っていました。


老松(Oimathu)』エリア。
ここは『水戯庵(SUIGIAN)』というカフェになっていて、能楽の舞台があり、老松を眺めることができます。

本来はこの舞台でイベントも行われるそうですが、コロナの影響でイベントは休業中のようでしたが、カフェ営業はしていました。


老松エリアのカフェの横からは、神秘エリアの展示『金魚の杜』を俯瞰することができます。

上の写真と同じ場所から撮影していますが、ライトアップにより雰囲気がまったく変わります。


ゴールドできらびやか。


こちらは愉悦(Yuetsu)エリアにある『華魚繚乱(Kagyo ryoran)』というカフェです。
「ここでしか味わえない有名店とのコラボメニュー(HPより)」もあるそうで、ヒルナンデスでは、モンシェールとのコラボロールケーキが紹介されていましたよ。


土産(Miyage)』エリア(←ほかのエリアでは凝ったネーミングなのに、ここでは「そのまんまか~い!」と突っ込みたくなるヾ(´ε` ) )。和テイストのものや、魚をかたどった商品が多く見受けられました。

アートアクアリウム、一度はその幻想的な世界を体感したかったので満足ですが、本来の日本の優美さより盛りすぎている感のある華美な演出とか、展示物の解説がほぼ無い点(オーディオガイドを付ければ良かったのかもしれませんが)から、一度行けばもういいかな…という感想です。正直、外国人のSNS向けの展示、という印象を受けました。
まあ、ネーミングも「アート」アクアリウムなので、学術展示というよりアート重視なのでしょう。
きっと、私やこの時一緒だったの友人2人は、フツーの水族館の方が楽しめるタイプですわ…
川崎にも水族館がニューオープンしたので、今度はそちらにも足を運んでみたいです。


さてさて、この日、アートアクアリウムに行く前に訪れたのは、アクアリウムからも近くて徒歩圏内の、昨年9月にオープンした【コレド室町テラス】の台湾レストランでした。

★フージンツリー(富錦樹台菜香檳)
東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F

台湾に長らく行っていないから台湾料理が食べたかったのと、テラス席があること、そしてお店が「洗練された台湾料理をシャンパン共にスタイリッシュに楽しむ。」と謳っていることから、ここを選びました。

あらかじめ予約していたテラス席へ。

この日は今年最後の30度越えでした!暑さが収まった時に予約したのですが、夏の再来と思わせる気温で、冷えたシャンパン(ベルナール トルネイ)がフルーティーな味わいでおいしい…!!

友達と3人でアラカルトで食べたいものをチョイスしました。
・冷製ゆで鶏の柑橘醤油添え
・台湾ビーフン
・台湾カラスミと葉ニンニクのチャーハン
・揚げ海老のグラスレモン添え

お味は、可もなく不可もなくでした…。正直もっと期待していたのですけどね…。
ただ、今回はアラカルトでしたが、台湾で食べたルーローハンがもう一度食べたくて、今度は一人でセットメニューでお気軽に再訪するのも良いかなと考えています。


日本橋というロケーションから、12時を過ぎると(私達は11:30予約で行きました)、周辺の会社員のランチタイムのお客さんでお店は満席になっていて、多くのお客さんが↑のランチセットをオーダーしていました。

友人が食後のコーヒーを飲みたいと言ったので場所を変えよう、ということになり、同ビルの1階へ移動しました。

コレド室町テラスは1階にビアバーもあり、本館の右手前に小さな建物は、北海道のお土産「白い恋人」で有名な【ISHIYA 日本橋】のカフェがあります↓

私は、カフェクリームモカ(¥550)を買い、友はここでコーヒーを、

残る1人はビアバーでビールを買って、コレド室町テラス前の自由に使えるこちら↓のスペースで、久しぶりの会話を楽しみました。

ランチとアクアリウムの後は、日本橋に数店舗あるアンテナショップめぐりをしました。
友人が取ってくれた貴重な有給休暇のおかげで楽しい1日となりましたし、友人もまた良い一日だったと言ってくれ、嬉しかったです。
友に感謝です!


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日光東照宮&世界遺産・日光山内にある【本宮カフェ】

今回は、
・栃木県にある日光東照宮観光
・世界遺産・日光山内にある【本宮カフェ】

についてご紹介します。
(※2017年7月1日の旅行記です)

2017年当時は 大規模修復作業が終了して間もなかったこともあり、たくさんの参拝客で賑わっていました。

私が東照宮を訪れたのは小学6年生の修学旅行以来! うん十年ぶり^^;


陽明門

1日中見ていても見飽きないことから日暮門(ひぐらしもん)とも呼ばれていますが、日暮門とよく言ったもので、その繊細かつ壮麗な装飾は見事ですね。

江戸初期の装飾技術を集結させた彫刻は素晴らしく、世界に誇れる日本の芸術だと思いました。明治維新まで庶民がこの門を通ることは許されてなかったそうです。


日光東照宮と言えば 【見ざる言わざる聞かざる】 で有名な、三猿

小6の修学旅行の時は知らなかった(あるいは習ったが興味が無いので覚えていなかった!?)のですが、【見ざる言わざる聞かざる】は、実は子猿が大人になるまでの一連のストーリーが彫られた8作品の中の1シーンだったんですね!

大人の猿が描かれた部分では、苦悩にうなだれる猿とその猿の背中に手を添えて励ます猿なども彫られていて、当時、仕事に悩んでいた私は、うなだれている猿に自分の姿を投影してしまい…、心に突き刺さるものがありました^^;

眠り猫

猿も猫も修復を終えたばかりで色合いがくっきりでした。

小学生の頃は、猿だ、猫だと作品の表面的な部分しか理解できていなかったですが、こうして大人になって色んな経験を積んだ後に、あらためて同じ作品を鑑賞すると、当時には見いだせなかった魅力を再発見できて、感慨深かったです。


東照宮を観光した後は、お目当ての世界遺産・日光山内初のカフェ へ向かいます。
東照宮から700メートル、徒歩10分程度の場所にあります。

本宮カフェ / Hongu Cafe
※現在(2020/8/11)営業中かは不明です。お電話かHP等でご確認下さい
栃木県日光市山内2384
Phone: 0288-54-1669
https://www.hongucafe.com/

カフェは日光二荒山神社発祥の別宮・本宮神社入口のすぐ横にあり、神聖な雰囲気に包まれたロケーションです。↓の写真でも神社の鳥居が見えています。

【本宮カフェ】は、世界遺産である日光山内初のカフェで、築300年余という旧神職用住宅を改装してカフェにし、カウンターや床は日光山内の御神木を使用しているそうです。

店内席もたくさんありますが、

私のおすすめは木立が眺められて開放的なテラス席です。


私はよもぎ団子アイスラテをいただきました。

北海道十勝産の小豆が添えられたお団子は、出来立てのようで柔らかく、よもぎが香って とても美味しかったです。
来運が期待できそう!? な本宮カフェで、癒しのひとときでした。

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今年は梅雨明けが東京では例年より10日くらい遅かったですが、その後は毎日暑いですよね!
私は季節の中で夏が一番大好きなので、暑くても嬉しくてしょうがないのですが、今年はマスク着用が暑苦しい…
そんなことで、今まで使い捨てマスクしか使ったことが無かったのですが、 先週ユニクロエアリズムマスクを初めて使ってみました。

評判では「期待したほど涼しくない」との声もありますが、使い捨てマスクよりだいぶ呼吸がしやすくて暑苦しさは軽減しました。

あと、マスクのメイク汚れって簡単に落ちるのかと心配していたのですが、洗剤に数分浸け置きしただけで9割以上の汚れが取れていて、残りは軽くこすり洗いしただけで落ちたので、お手入れも思ったより楽ちんでした♪

早くマスクをしないで出掛けられる日が来てほしいですね…

デンバー→ロサンゼルス・恐怖のフライト!?

今回は、 前回の記事の続きで、怖い思いをしたデンバー→ロサンゼルス間のフライトについてお話ししたいと思います。

前回の記事でお伝えしたように、
遅延していたデンバー発ロサンゼルス行き、ユナイテッド航空機
私達はロサンゼルスで乗り換えて、成田へ行く予定となっていました。
ハリケーンによるトラブルで、急に招集されたユナイテッド航空のCAは、若い男性、若い女性、ベテラン女性の3名でした。

1時間20分の搭乗時間遅延の末、ついに搭乗が始まりました。

しかし、機内に入りホッとしたのも束の間…
20代後半~30代前半と思しき白人男性が、軽く握りしめた両手で顔の下半分を覆いながら、3列+3列の飛行機の通路をしきりに前後に行ったり来たりしています。
(↓のイラストの様な感じです。イラストはフリー素材からダウンロードしています。)

その彼は、機内をうろうろしながら、あちこちのオーバヘッド・コンパートメント(頭上の荷物入れ)を開けまくり、さらには他人の座席内に入り込んで座席の下をのぞき込んだりと、とても落ち着かない様子…

その行動は明らかに異常で、それを見た私は (薬物中毒か、何かの病気かで) 「この人絶対にヤバい人だ…!」と思いました。

彼のうろうろは止まらず、こちらにも近づいて来たりしていたので、何か危害を加えられたら怖い…と思いながら、その場の状況を見ていました。

しばらくすると”SECURITY(セキュリティ)“とプリントされたベストを着た、いかついお兄さんが機内に入って来て、何やらその男性と話しはじめ…

その後、セキュリティの男性は、男に自身のスーツケースを持って機外に出るよう指示したようで、男はセキュリティに連行されて、飛行機の外へ出て行きました

”いったい何が起きたのか…?でも、とにかくヤバい人が出て行って良かった…”と思っていると、ホッとしたのも束の間、
例の男が再び機内へ戻って来たんです!!!

私は心中で「戻って来たのか~~~い!」とツッコミをいれていました。
”何でこんな怪しい人が機内に戻って来れるのよ!?? 怖いよ~” と、愕然…。

すると、彼以外はとっくに離陸態勢で全員着席しているのに、男は戻るや否や再び通路や座席をうろつきまくり、片っ端からオーバヘッド・コンパートメントを開けたり閉めたりし始めたんです。
その様子は狂気じみていました。

そうこうしていると、今度は機長が男性のところにやって来て、またその人と何やら話し込み始めました。
それを眺めながら私は、「ああ…お願い…この人がこの飛行機から出て行ってくれますように…」と祈る思いでした。

すると、今度は機長が彼にスーツケースを持って出て行くよう指示、今度は機長に連行されて彼は機外に出て行きました

それを見て、ホッとした私達夫婦。
彼の席の周りの乗客たちも何事なのかと怪しんでいました。

”あの人、本当に一体何だったの!?、でも、怪しい人がついに出て行ってくれてとにかくホッとしたわ…” と安堵。

しかーーーし、またまたその男性が機内に戻って来たんです!!!

それを見た私は 「また戻って来るのか~~~い!」 と、さっきより強めのツッコミを入れずにはいられませんでした。

この時点で、ただでさえ1時間20分搭乗が遅延していた飛行機が、この揉め事のせいで、さらに20分以上の遅延となっていました。
これによって乗り換えが間に合わない可能性がさらに高くなり、焦るやら、怖いやら …。

しかし、彼のうろつきは止まらず、”このままじゃ離陸できないよ…”と思っていると、今度は若い女性CAが彼の元へ行き、彼の話を聞いてあげている様子で「うんうん、分かった…」と言いながら彼をなだめている様子でした。

彼の周りの席の人達も、この状況に不穏なムードに…

”お願い、飛行機から降りてちょうだい~~~”と祈る私。

しかし私の願いはむなしく、CAさんは彼をなだめて何とか着席させ、彼を乗せた飛行機がついに離陸することになってしまいました

無事に離陸は完了したものの、シートベルトサインが消えたとたん、またしても機内をうろつき、手当たり次第にオーバーヘッド・コンパートメントを開けたり閉めたりしていました

それを見ていたもう一人のベテラン女性CAが今度は彼の元へ行き、再び席に着かせ、しばらく彼の話を辛抱強く聞いたり、なだめたりしている様子でした、

その様子を観察しつつ、この人が暴れ出したりして機内で何か事件でも起こって、デンバー空港に戻ったり、別の空港に緊急着陸でもしたら、乗り換えに間に合わないどころじゃ済まないわ…
とハラハラする私達。
飛行機に間に合わないならまだしも、事件に巻き込まれるのでは?という恐怖心の方が膨らんできていました。

そんな中、しばらくするとベテラン女性CAが彼の元を離れ、機内アナウンスを流し始めたのです。
”何事か!?”とアナウンスに耳を傾けると、
「どなたか、グレーのバックパックを見かけませんでしたか?乗客の皆様は各自、座席の下をご確認下さいますよう、お願いいたします。」とのこと。

それを聞いた私は、
”ある訳ないよ~!だってヤバい人の言っていることだし…!!”
…と思っていたら…

・・・・・・・・!!!!!

彼の席の通路を挟んで反対側、彼の斜め前くらいの席の乗客が挙手し、
「ありました!」
と、言うではありませんかっっっ@@!


この日の私の3度目のツッコミは”ホントだったんか~い!”ですよ^^;

え!じゃあ妄想とか、頭がおかしい人とか、そういう事ではなく、彼は実在するバッグを探していたのね…とビックリ。
彼のうろつきは、失くしたバッグを必死に探しているゆえの行動だったんです

機内の英語アナウンスでは”Backpack” という表現でしたが、実際、見つけた乗客から彼に手渡されたバッグは、もっと小さくて貴重品程度しか入らないような、斜め掛けして背負うような小さいバッグでした。

彼に荷物が渡されると、これまで私達と同様に不安な様子で事態を見守っていた周囲の乗客達から、レーザーラモンHG顔負けの(←古い…)「フォーーーーー!」という大歓声と共に、拍手が沸き起こっていました…

さらにさらに、彼の元へアナウンスをしたベテラン女性CAが現れると、彼とハグをしていました。

この日の私の最後のツッコミは ” 欧米か!” ですよ(笑)。

これにて恐怖のフライトについては一件落着
バッグの見つかった彼は、もううろつくこともなく、私達もついに安堵したのでした。ああ、生きた心地がしなかった…。
ここまでくるのに40分は経過していたと思います。

きっとセキュリティや機長や周囲の誰もがヤバい人の妄想、と思っていた彼の主張を、ベテラン女性CAが最終的には信じて、機内アナウンスを流し、解決に至ったのでしょう。
思い起こせば、前回の記事で書いたように、急遽寄せ集められたCAさん達だったのですが、素晴らしい対応でした。


…さて、そんな私達を乗せた飛行機はその後、 ロサンゼルス国際空港に着陸したものの、遅延していたため乗客達は焦っていました。

みな飛行機のドアが開くのを首を長くして待っているようで、通路で今か今かとドアが開くのを待ち構えている乗客ばかり。

近くの乗客数名と話したところ、
「もう俺は、乗り継ぎフライトが遅れていない限り、完全に間に合わない…」とか「ダメだ~」とか嘆いていました。

「私達も間に合わないかもしれないんです…」と話していたら、LA乗り継ぎを良く知るアメリカ人男性が、飛行機降りたらこういうルートでダッシュするといいよ、俺はもう間に合わないけど頑張って、と声を掛けてくれました。

飛行機のドアが開くと、そこから私達は猛ダッシュ!ロサンゼルス国際空港内を大きなスーツケースを転がしながら走り抜け、ANAのチェックインカウンターへ息を切らしながら到着。

すると、なんと乗り継ぎのフライトもハリケーンの影響で遅れていたため、余裕で間に合い、ラウンジで飲食もする時間までありました。

これにて、無事に帰路へ。
私達の2019年のカリフォルニア→コロラド旅が終了。

最後の最後に怖い思いをしたけど、結局はただの珍事件で良かった…
しかも、アメリカらしいハッピーエンドを迎え、ブログのネタになりましたしね\(^o^)/


次回は、
2019年カリフォルニア→コロラド旅の旅スケジュールまとめ編
です。

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おととい沖縄旅から帰って来ました。
本記事のブログのヘッダーの写真は、デンバー旅のフライト時のものではなく、おとといの沖縄旅の写真です。
沖縄旅については、おいおい記事にしていきます~^^

デンバーでフライト遅延…その訳は!?

今回は、私達夫婦が経験したアメリカ・コロラド州・デンバー空港でのフライト遅延、(そして次回の記事では、それに続く機内でのちょっと怖い事件)についてお伝えします!


2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州。

プレーリードッグを見た後はデンバー空港へ。

この時、大型ハリケーン「ドリアン」 が、フロリダあたりに上陸していました。「ドリアン」 はフロリダ上陸前に観測史上最強の勢力でバハマに上陸し、甚大な被害をもたらしていて、デンバー滞在中にCNNを観ていたところそのニュースでもちきりでした。

とはいえ、フロリダ州とコロラド州、そんなに影響はないかと思っていました。

が!空港に着くとハリケーンの影響はあらゆるフライトに影響を与えていて、ロサンゼルス行きのフライトも1時間の遅延となっていました。
しかし、話はまだ続きます

で、この時点では1時間の遅延がわかったので、旅の最後の最後までローカルグルメを満喫しようと、デンバー空港のダイナーのようなお店に入りました。

このブログ記事で何度かお伝えしているように、コロラド州は、全米1のビール生産量
ドリンクのメニューを見ると、生ビールの種類が9種類と豊富!
さすがデンバー。空港のダイナーとはいえ素晴らしい品揃え。

私はコロラド州・フォートコリンズの Odell Brewing Company の90 Shilling Ale をチョイスしました。

普段はワイン派の私でも、その美味しさが分かる豊かな香りのアンバーエールでした。これくらい美味しいビールなら日本でも飲みたい気持ちになるんですけどね^^

…とこの時点では、フライト遅延を飲んで過ごすという(主人は飲めないので私だけ)悠長な感じでいましたが、ダイナーを出て搭乗ゲートへ行くと、搭乗時間を過ぎても全く搭乗アナウンスが流れない…

なんだか嫌な予感…

不安な気持ちで待っているとアナウンスが流れてきました。
アナウンスが「何かの理由で遅延する」と言っているのは分かったんですけど、何の理由かの部分が二人とも聞き取れず、主人が搭乗口のスタッフに聞きに行こうとしたら、その近くにいた親切なおじさんが教えてくれたらしい。

それによると、フライト遅延の理由は
飛行機自体はデンバーにもう到着したけれど、搭乗するCAがいない
ということらしい!!!

それを主人から聞いた私は、思わず主人に「え?じゃあデンバーに着いたときに搭乗してたスタッフは?」と言うと、
主人曰く、「アメリカだし、労働時間の問題とかあるんじゃない!?」だって…

この時の私達は、
デンバー→ロサンゼルス乗り換え→東京(成田)
の予定で、ロサンゼルスでの乗り換え時間を約3時間とっていたのですが、もうこの時点で、すでに1時間以上遅延、さらに遅延となるとLAで乗り換えに間に合わない可能性が高くなるという状況でした。

この年のGW旅行では、クアラルンプールで痛恨の乗り継ぎ失敗を経験しているし、「もうそんな目に遭いたくないよ~!」という気持ちでいっぱいに。

で、すぐに飛行機に乗れるCAがいないからフライトが遅延するという、この状況。

主人と2人、「いないCAをデンバー空港に呼び出して搭乗(登場?、笑)させるのに、どれだけかかるのか???」という話から、
「どこからCAは来るのか?」
「そんな簡単に集まるの??」
「1時間とかで集められるの?そう簡単には来れなくない?」
なんて話し始めて20分…

ゴロゴロとキャリーケースを転がしながら、CAの制服姿の3人が搭乗口に向かっているではありませんか!

(゚ω゚*) σ !!「あ、あの人達じゃない!??」

なんと、20分位でCAさんが来たんです!

主人はそれに喜びつつも
「なんだか早く集まり過ぎで、ちゃんとしたCAさん達かね?」
と言う…
そしてこの発言を後に感慨を持って振り返ることになろうと、この時だれが知っていただろうか?(それについては次回の記事で)

そんなわけで、私達のネガティブだった予想に反して、1時間20分の搭乗遅延で飛行機に乗り込むことになりました。

ホッとする私達…
しかしそれはつかの間の安堵だったのである!!!

次回「デンバーからロサンゼルス・恐怖のフライト!?」編に続きます。

プレーリードッグ以外の野生動物も♪【Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge】

前回の記事、
デンバー空港から15分で野生プレーリードッグがたくさん【Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge】
の続きです!


2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州・Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge

こちらも駐車場の近くにいた3匹のプレーリードッグさんたち。
真ん中の子が何か食べているのを、左側の子が羨ましそうに眺めてる…?(´ω`)


こちらも駐車場からそう遠くない場所にいたシカ。後ろには住宅街が見えています!
この辺りに住んだら、プレーリードッグやシカとは会いたい放題なのかなあ!?
嫌なことがあっても、ここを散歩して動物たちに会ったら、心癒されそうだわ…。


夕暮れ時の公園内を車で移動していきます。
他の車の来訪者たちも、動物ウォッチングが目当てらしく、みな低速で運転をしていました。

池がありました。水場が合って動物には住みやすいですね。


…なんて思っていたら、池の近くにまだ若そうなシカ3匹がいました。


こちらの3匹はまた別のグループです。母シカと子供2匹のようです。

まだ斑点がある子シカちゃん。


またまた別の子シカ2匹組。シカがたくさんいました!日中は暑いので、ちょうど日が傾きかけたこの時間に、シカ達が夕食タイムの為に歩き回り始めるのでしょうね。


途中、にわか雨が降りしきるどんよりとした雲の下、シカを撮影したら、『野生の王国』(※昭和の動物TV番組です)的な写真になった☆


方角がはっきりとはわかりませんが、恐らくロッキー山脈ではないかと…↓
草原の向こうに墨絵のように山脈が見えました。


プレーリードッグの巣穴の近くに、ウサギさんも発見!
カリフォルニア コットンテイル ラビット(California Cottontail Rabbit)です。
白いしっぽがチャームポイント。


本日初めての角があるシカです。まだ体が小さくて若そう。


巣穴からプレーリードッグが出てきました。

鳴いているところです。確かにワンワンと聞こえる…!


このゲート↓入り口には「注意!ここからバイソンエリアです。バイソンは野生で予測不可能な動物です。車外に出ないで下さい。」と書かれていました。

野生のバイソンを見たい!と思い、張り切って(でも気を付けて)エリア内に入り、途中車を停めて周囲を注意深く観察したのですが、出会えなかったです…

前回の記事でも紹介した写真ですが、こちらがバイソン↓
実物の迫力は筆舌に尽くしがたく、その佇まいは、体が大きいだけではなく、なにやら独特の雰囲気があって魅力的な動物です。

イエローストーン国立公園で見たバイソンにまた会いたかったけれど、今回は叶いませんでした。
その上、この時カメラ2台で撮影したのですが、性能が良いカメラの方が何故かの記録エラーで(!)この場所だけ、撮影した写真がすべて記録されていませんでした
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本当ならもっと可愛くて写りの良いプレーリードッグちゃんを掲載できたはずだったんです…


さて、今回のコロラド州の旅では、デンバー、エステスパークとロッキーマウンテン国立公園にボールダ―へ行きましたが、ロッキーマウンテンも再訪したいし、 コロラド・スプリングスも行ってみたいし…と、今後も訪れる可能性大なので、デンバー空港から近いこの公園も再訪して、次回こそバイソンを見たいものです。


ところで、2010年に訪れた イエローストーン国立公園 。
私にとっては、これまで訪れたアメリカ・カナダの国立公園の中で断然一番素晴らしかった場所です。
それについて当時ブログで記事を書きかけていたのですが、NY→東京の引っ越しと重なって忙しかったのと、帰国後すぐに働き始めてブログを休止したこともあり、ブログ掲載できていなかったので、おいおい本ブログでその魅力をお伝えする予定です。

次回は、デンバー→ロサンゼルスで遅延トラブル、編です。

デンバー空港から15分で野生プレーリードッグがたくさん【Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge】

今回は、アメリカ・コロラド州・デンバー空港からほぼ西へ約20キロ(有料道路で15-20分 )のところだというのに、プレーリードッグなどの野生動物が見れる!
【Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge】についてご紹介します。


2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州。

この日は、 ↓のマップの【1】から【4】までを巡った後は(それについては前回の記事をご覧下さい)、最後の最後に行ったのは…、Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge【5】です!


Rocky Mountain Arsenal National Wildlife Refuge /
ロッキーマウンテンアーセナル国立野生生物保護区
6550 Gateway Rd, Commerce City, CO

アメリカでは何度か訪れている自然保護区。
国立公園とか自然保護区のロゴマークを見ただけで心躍る♪

↑の写真を見ると、なんだか大自然のど真ん中のようにも見えますが、実はここ、パークの駐車場からは住宅街も見えるような場所にあるんです。

こんなところに本当に野生のプレーリードッグがいるの?会えるのかな??
と半信半疑で、まずは駐車場からビジターセンターに向かおうとしたら…

ビジターセンターの入り口近くに第1プレーリードッグを発見!!!

こんなところで早速出会えると思っていなかったので大興奮でした。

立っている姿もかわいい!!


何かを両手でつかんで食べているのか、手と手を合わせて祈っている様なポージングも愛らしいです(♥o♥)

プレーリードッグ(プレーリー”prairie”=草原)というだけあって、こういう場所が好きなんですね 。

ビジターセンターに入ったら、バイソンの展示がありました。
実はこの公園、バイソンもいるらしいのです!凄くないですか!??
(ちなみに私達は残念ながら会えなかったです…)

バイソンはイエローストーン国立公園で見たのですが、それ以来見たことがありません。また見たいなあ…


ビジターセンターを出るとすぐに、今度はファミリーらしい4匹を見かけました。
車道の近くをちょこちょこと歩いていて、かわいいけど心配…


この子も舗装された道路のすぐ横にいました。

夕方だったので夕食タイム?何かを両手で持って食べているようです。

空港の近くなのに、着いて早々にこんなにプレーリードッグが見れて、嬉しい驚きでした。
次回も引き続き同公園についてお伝えします。
プレーリードッグ以外の動物も登場しますのでお楽しみに♪

デンバーだけど、おいしい餃子とチャーハンを食べる!

今回は、
アメリカ・コロラド州・チェリークリーク(デンバーの南東)
① グルメサイト『EATER Denver』で”Denver’s 17 Essential Chinese Restaurants”に選ばれた、カジュアルチャイニーズレストラン
② テラス席もあるおしゃれカフェ
についてご紹介します。
(下はGoogleマップに一部加筆しています)

2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州。

この日は、

【下のマップ1】ホテル・グランドハイアットデンバーを出発し

【2】コロラド・コンベンションセンターの巨大クマ

【3】絶景のレッド ロックス パーク アンド アンフィシアター

と巡り、夕方には空港へ向かうので、美味しいものを食べるためのラストスパート!

・・・とは言え、アメリカ旅もこの時点で9日目
パンかご飯か、といったら断然ごはん派の私は、前の晩にフードホールでお好み丼を食べたというのに、お米が食べたい~~!となり、自ら事前にネットでカジュアルながらも美味しいチャイニーズレストランを探しました。
(下の地図はGoogleマップに一部加筆しています)

ということで、お店のあるチェリークリーク(Cherry Creek)エリアへ。

チェリークリークは、並木道や花壇などの緑があふれ、治安の良さそうな美しい街で、

おしゃれなショップやレストランが点在する高級住宅地エリア、といった印象を受けました。

この日のランチのお目当てはこちらの↓カジュアル・チャイニーズレストランです。Fortune Wok to Tableという名前ですが、『富都』という漢字も店名のようです。

Fortune Wok to Table
2817 E 3rd Ave unit e, Denver, CO

こちらのお店は、グルメサイト『EATER Denver』で“Denver’s 17 Essential Chinese Restaurants”に選ばれたレストランなのです。

テラス席も空いていましたが、暑かったので珍しく店内席へ。

そして、 全米1のビール生産量のコロラド州に来たというのに、ついつい大好きなワインばかり飲んでしまい、まだ飲めていなかったビールをオーダー!
イケメンスタッフさんにおすすめを聞いてローカルのビールをオーダーしました。

ふだんはワイン派で、日本の瓶&缶ビールは美味しいと思わないのですが、
ぷは~っ!!ここのは本当に美味しい!!ビール通でなくても、香りの違いがその辺のビールとは違い、スッキリとした味わいでとても美味しかったです。

↓こちらがお店の看板メニューの餃子。私達は豚肉の餃子にしました。
アメリカだと冷凍餃子が出てくることも珍しくないですが、ここのは本格的で、皮が手作りでモチモチ!美味しかったです。

ホールスタッフさんは2人いて、1人は白人のイケメン、1人はアジア人女性でした。
面白かったのは、イケメン目当てに来ていた女性二人組のお客さんが私達の近くの席にいて、イケメン店員に「前に○×で見かけたことがあるんですよ~♡」みたいな感じで話しかけていて、イケメン店員が去った後も何やら 2人ではしゃいでいました。
恋する乙女は世界共通~♡

スタッフさんは2人とも親切で、女性スタッフは私達に「どちらから来たんですか~?」とかフレンドリーに声を掛けてくれ、私達がアジア人だからか(!?)餃子を運んできながら、”I know you make it spicy.” と言ってくれ、隣のお客さんには出していなかったチリソースを持ってきてくれました^^ (上の写真右)

さらに、上海焼きそばチャーハンもオーダーしましたが、味付けがよくあるアメリカ人向けの甘い味ではなく、日本人にもなじみやすい味付けでどちらも美味しかったです!


食後にコーヒーが飲みたくなり、調べてみると、レビュー評価の高いカフェを見つけたので、行ってみることに。

Aviano Coffee
244 Detroit St, Denver, CO

もう、オシャレでしかない(笑)このビジュアル。

Cold Blewをオーダーしました。

私の好みからするとちょっと薄め、あとは私の好みではない酸味がある豆を使っていましたが、香り高く美味しかったです。

次回は…空港に行く前に最後の動物チャンス!!!
野生のプレーリードッグを見に行く、編です。

驚きの絶景!アメリカの歴史登録財【Red Rocks Park and Amphitheatre】

今回は、アメリカ・コロラド州デンバー郊外のモリソンという場所にある
絶景スポットレッド ロックス パーク アンド アンフィシアター / Red Rocks Park and Amphitheatre
についてご紹介します。

自然の造形美をそのまま生かした、ユニークで素晴らしい景色が楽しめる場所なのでとってもおすすめスポット!SNS映えも間違い無しです!

2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州・デンバー。

コロラド コンベンション センターで巨大クマと記念写真を撮った後は(その時の記事はこちら)絶対に行きたかった絶景スポットを目指します。

目的の場所はデンバーの南西にあります。(↑の地図はGoogleマップより引用)

青空の下、眼前いっぱいに連なる山々がすでに絶景です。


目的地が見えて来ました。下の写真の赤茶色の大きな岩の部分です。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、かなりの大きさの岩です。

入り口のサインが出てきました。

Red Rocks Park and Amphitheatre /
レッド ロックス パーク アンド アンフィシアター
18300 W Alameda Pkwy, Morrison, CO

サインを通り過ぎても、パーキングまではまだまだ距離があるようです。

↓前を走る車と岩のサイズを比較すると、岩の大きさがおわかりいただけますでしょうか?

まだパーキングも見えて来ません。
岩のトンネルをくぐってさらに進みます。


ついにパーキングに到着です。一番みたい景色は下の写真の見えている岩の反対側です。

↓岩の左下から階段を上って、この岩の右手側に回ると…

驚きの絶景が!!!
ここRed Rocks Park and Amphitheatreは、自然の岩を生かした壮大なシアターになっているのです!!

赤い屋根の下がステージで、ビートルズやジミ・ヘンドリックス、U2など錚々たるミュージシャンたちがここでコンサートを開いたことがあります。

ここレッドロックス・アンフィシアターは、2015年にアメリカの歴史登録財(National Historic Landmarks)に指定されたそうです。

ステージ向かって左側の岩↓、シップロックと呼ばれる岩の存在感があまりにも圧倒的過ぎて、向かって右側の岩を写真に撮っていなかったのですが^^;、ステージ右側にもクリエーションロックという名の岩があり(但しシップロックほどではない大きさですが)、この岩がすばらしい音響効果をもらたしているそうです。

この巨大岩は自然に隆起したものだそうで、1億6千万年前の地層から、この岩が太古の昔に海底にあったことが証明されるような化石が発掘されているんですって!!

写真からは実物の迫力がお伝えしきれなくてもどかしいのですが、鳥肌ものの迫力です。
この場所が自然による偶然によって、音響効果をもたらすような岩が配置されていることに驚き、感嘆せずにはいられませんでした。

ということで大はしゃぎで↑写真撮影もしました\(^o^)/
この階段状の部分はシアターの座席で、それぞれの場所に番号が付いています。

下の方から見上げるとこんな感じ↓一番上の段にいる人がとても小さく見えます。なんと席数は9525あるそうですよ@@!

このシアター近くは高台になっているため、デンバー方面が見渡せました。

自然の造形美と、それを生かしたシアター、見事でした。
スケールの大きさがアメリカですね!
場所はモリソンというデンバー郊外、デンバーを訪れたら是非とも立ち寄っていただきたいおすすめスポットです!

次回は、デンバー市内でラストスパート・グルメ編です!

デンバー・ツーリストトラップ!?と巨大クマ

今回は、アメリカ・コロラド州・デンバー
① ツーリストトラップ!?
② 巨大クマに会えるスポット

についてご紹介します。


2019年9月6日(金)。
アメリカ・コロラド州・デンバー。

16番ストリートモール(16th Street Mall) 沿いの ベーカリーカフェ【Corner Bakery Cafe】 で朝食を食べた後、気になる看板を見つけました。

エスカレーターのところに矢印が付いていたので、行ってみることに。

ビルの上からデンバーの街並みが見渡せるのかな…?、なんて思いつつ、さらにエスカレーターで上ります。


ついに、その場所がすぐそこのようですが…
この写真↓を見て、んっ!???と思った方は、かなり察しが良いかと思いますが、お気づきになられた方はいらっしゃいますでしょうか(^o^)?


デンバーのベストビューが見れる!と思って、行ったその場所は・・・

・・・・・・

・・・・・・・・

なんと

なんとなんと・・・!

DENVER“の文字が良く見える場所でした~っ…( ̄▽ ̄)


ここのショッピングモールは【DENVER Pavilionという名前で、私達はその巨大看板の文字を見せられた、というオチになります|||||/(=ω=。)\|||||

そういうオチかぁ~~~っ!!!
やられたわぁ~~~。
…と思ったけど、即座にブログネタとしておいしいと思い直しました^^


さて、滞在していたホテル、グランド ハイアット デンバー(ホテルについての記事はこちら)をチェックアウトし、向かったのは、ガイドブックで写真を見て、そのインパクトの強さに絶対に行きたいと思っていた場所です。

The Colorado Convention Center / コロラド コンベンション センター
700 14th St, Denver, CO

ご覧下さい!!巨大なクマさんがコンベンションセンターを覗いています!!!

パーキングに車を停め、歩いて近づいていきます。


見て見て!この大きさ~~~。約12メートルのサイズのクマさんです。
右下にいるのは私です。

このクマさん、ビッグ ブルー ベア(Big Blue Bear)と呼ばれているそうで、地元のアーティスト、Lawrence Argent 氏によって造られ2005年に設置されたそうです。

とってもユニークなアート作品ですし、映えるので、デンバー観光の際は是非訪れてみて下さい。

次回は、デンバー郊外の絶景かつユニークな場所、私のイチオシの観光スポット、レッド ロック アンフィシアターについてお伝えします。