知床旅7・知床五湖付近でヒグマに遭遇!

「知床旅6・知床八景【知床五湖】高架木道を歩く」の続きです。
今回は、知床五湖付近で遭遇したクマについてお届けします!

2020年7月27日(月)。
知床五湖の高架木道を歩き終えた私達は、17時50分頃、再び車に乗り込み、ウトロのホテルへと向かいました。

知床五湖を後にし、少し走ったところで、道路脇に先端が白くて細長いしっぽの…

あ~、草むらに入ってしまって見えない…残念!

…と思っていたら、草むらから出てきたのは、

やっぱり!キタキツネでした。
日本でキツネを見るのはうん十年ぶりでした(アメリカでは見ていましたが)。

まるで幼いころの絵本に登場するキツネのイメージそのままの、細い目が吊り上がってキリっとした顔立ちのキツネでした。
目が吊り上がっているけど、かわいいです。


夕暮れ時の知床連山を眺めつつ、

更に車を走らせ…
【知床自然センター】目の前の、国道334号に差し掛かったところで、(下の地図矢印の辺り)

なんと、突然2匹のヒグマ親子(母子?)が道路右脇から現れました!!!

道路のど真ん中を歩くので、車を停めていると…

私達の車線をこちらに向かって歩いて来ました…!!どうやら親子(母と子)のようです。

ヘタに車を動かすとクマを轢いてしまうかもしれないし…
と、主人がハザードを点けて停車していたところ、

こちらを全く気にする様子もなく、

こんな風に2匹並んでアスファルトの端に鼻を付けて、何やら食べている感じでした。
クマはアスファルトの端に集中しながら少しづつ場所をずらしていて、どんどん私達の車に近付いて来ました。

この翌日、知床五湖のガイドさんに聞いたところ、これはクマがアリを食べているのだそうです。
こんな巨体で(とはいえ、このヒグマたちはかなり小柄でしたが)、アリを食べるというのが何とも意外ですが、貴重なタンパク源なのでしょうかね?


この時、主人は運転席、私は助手席にいたので、クマは私側にいたわけなんですが、
日本の小説でクマが主役級の扱いで登場する小説は全て読破しているくらい、クマを異常なまでに愛するうちの主人は、身の危険を感じて怖がっている私より、ヒグマが目の前にいる興奮と嬉しさの方が大きいらしく、夢中で写真を撮っていました。

私が「怖いから、もう車を出してよ!!」と叫んでいるのに、「大丈夫だよ。こっちを気にしていないし。」などと調子の良いことを言い、私がクマから離れたいのを聞き入れてくれず、結局こんな状態にまでなりました。

当然、窓は閉まっていますが、いくらクマがこちらを気にしてないからと言って、いつなんどき急に興奮してガラスを割って襲ってくるかわからないので、私は気が気ではありません。
心臓もバクバクして怖いのと同時に、私の身の危険<自分の興味という主人の態度にも腹が立ち、ついに(普段は温厚な私が←ウソ)主人に大激怒し、「いい加減にしてよ!私を殺す気!?」と怒鳴り、やっとクマの安全を確保しつつ、車を反対側車線に大きく膨らませて発進してもらいました。

この後は私の危険を「あの状況なら平気だよ~」と呑気にのたまう主人と大喧嘩になり、この時のことは、今でも恨みに思っています(==)
そして、今後、このようなことがあったら、かならず安全第一で行動すると約束させました。(っていうか、約束も何も、最初からそうしてよ!と強く言いたい!)

ガイドさんに聞いたところ、運転中にクマが近くによって来たら、クラクションを鳴らして音で驚かせるのが正解だそうですが、この後、見たクマ(ここまで近くではないが、この日以降にもまたクマに遭遇しました)は、クラクションを鳴らされても、「大きな物音に弱い」というクマのイメージとは裏腹に驚いて逃げる様子もありませんでした。
恐らく、知床のクマはクラクションに慣れてしまっているのではないでしょうか…??

ああ、無事でよかった。
「目の前の巨大な動物に危害を加えられるかもしれない…」という恐怖は、人生初の体験でした(主人のせいですけど、苦笑)。
恐怖や危険察知からアドレナリンが出る(プラス、主人への怒りも混ざってますが)のを感じ、自分ではどうすることもできない自然の脅威と対峙する、という体感は初めてでした。

次回の知床旅に続きます。

注記:日ごろの夫婦仲はとても良いです^^

知床旅6・知床八景【知床五湖】高架木道を歩く

「知床旅5・知床八景【プユニ岬】へ」の続きです。
今回は、知床八景の1つ、【知床五湖】の高架木道編について。たくさんの写真とともにご紹介します。(今後、地上遊歩道編も記事アップ予定です!)

過去の記事でもご紹介しているように、知床の以下の8つの景勝地が「知床八景」とされていて、今回ご紹介の【知床五湖】も、その1つです。

✓オシンコシンの滝(訪問済み)
・オロンコ岩
・夕陽台
✓プユニ岬
(訪問済み)
・フレペの滝
・知床峠
・知床五湖
・カムイワッカの滝

2020年7月27日(月)。
この日の私達のドライブルート↓
女満別空港を出発し、止別(やむべつ)駅で駅舎内ラーメンを食べて、知床へ移動し、下記のルートを辿って知床自然センター(今後ご紹介予定)に立ち寄った後、知床五湖フィールドハウスまでやって来ました。


★ 知床五湖フィールドハウス
北海道斜里郡斜里町遠音別村

知床五湖には「2つの歩き方」があります。
詳しくは環境省の公式HPをご覧下さい。
ざっと説明すると
●【高架木道】:シーズンを通して無料・安全に散策ができますが、知床五湖のうち、「一湖」までの往復しかできません。私達の訪問時、開園時間は7:30~18:30でしたが、最新の情報は環境省の公式HPをご覧下さい。
●【地上遊歩道】:時期により散策条件が異なりますが、高架木道ほどの限定されたルートではありません。私達は、旅の前にガイドツアーをウェブ予約していました。

【高架木道】も【地上遊歩道】もこの知床五湖フィールドハウスが起点になっています。(後日また詳しく記事にしますが、地上遊歩道のガイドさんとの待ち合わせ場所もここでした。)

さて、この日の私達は【地上遊歩道】へ。

地上遊歩道の入り口近くには、記念撮影用の「知床世界自然遺産 知床国立公園」の看板がありました。周囲も広くスペースが取られていて、団体旅行客にも対応可能な感じ^^

【高架木道】のルートは以下の通りです。
この木道は、ヒグマが出没により地上遊歩道の安全性を確保することが難しいために建てられたとのこと。

上の案内板によると、
連山展望台まで往復0.5キロ、約15分、
オコツク展望台まで往復1.0キロ、約30分、
湖畔展望台まで往復1.6キロ、約40分、

とのことです。

いざ、ここからスタート!

知床国立公園,高架木道スタート地点

この時はすでに17時ちょっと前で、この日が一番天気予報で天気の良い日だったので、いそいそと木道を歩き始めました。

知床国立公園,高架木道

こちらは連山展望台。木道スタート地点から約250メートルしか歩いていないというのに、知床連山を見渡すことができます。(この写真では一部ですが、硫黄山~羅臼岳まで見えます)

知床国立公園,連山展望台

展望台の近くにいたツバメ?ちゃん。風でちょっぴり毛が逆立っているのがかわいい。


あたりは一面にびっしりと笹が生えています。写真の奥はオホーツク海が広がっています。

知床国立公園,高架木道とオホーツク海

木道は地上から約4メートルほどの高さで作られていて、その下には、なんと7000ボルトの電流が流れる電気柵が設置されているため、熊が登ってはこないらしいです。

木道からはこの眺め!原生林の向こう側には知床連山がはっきりと見えています。

知床国立公園,高架木道と知床連山


オコツク展望台からの眺め。これまで歩いて来た高架木道を振り返りつつ、知床連山も見えています。

知床国立公園,オコツク展望台

さらに歩くと、高架木道の折り返し地点、湖畔展望台が見えて来ました。

知床国立公園,湖畔展望台

「一湖」の水面には知床連山が映り、空の青さに連山の深緑、原生林の新鮮な緑色…と、夏ならではの色合いの風景は素晴らしかったです。

知床国立公園,湖畔展望台

私にとって、この旅の一番の目的が、「晴れた知床連山のパノラマビューを堪能したい」だったので、旅の初日に目的を達成できて大満足でした。
晴れているうちに(翌日以降の天気予報が悪かったので…そして実際悪かった…)、青空の連山の眺望を楽しむことができて良かったです。

知床国立公園,湖畔展望台

この湖畔展望台は、【高架木道】の一番奥でもあり、ここで【地上遊歩道】ともつながっているのですが(但し柵があり、勝手に行き来はできません)、「このあたりでももしかしてクマが見れる!?」と期待し、しばし主人とあたりを必死に見回しましたが、クマは見つかりませんでした。

折り返して帰路につくころには、だんだんと日も傾いてきて、空が夕日で朱く染まってきはじめました。

知床国立公園,高架木道

知床連山ばかりに目が行きがちですが、原生林と共に眺めるオホーツク海の風景も、雄大で素晴らしかったです。

知床国立公園,高架木道から見るオホーツク海

さて、この後はウトロのホテルへ向かいますが…
クマに遭遇しました!
次回に続きます。

沖縄旅7・元祖つゆ出汁あぐー豚しゃぶを食べる

「沖縄旅6」の続きです。
※2020年7月15日~18日の旅行記です

今回は、美味しかったのでおすすめしたい沖縄の豚しゃぶ!
① 沖縄ブランド豚を元祖つゆ出汁しゃぶしゃぶでいただくスタイルを生んだ居酒屋さん
② 沖縄で豚を食べるなら知っておきたい!「あぐー豚とアグー豚の違い」

についてお伝えします!

この日私達が夕食に向かったのは、私達の滞在していた万座のホテル【ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート】から近いこちらの居酒屋さんです。
>>同ホテルについての過去の記事はこちら:外観とロビー・客室・プールとお庭

★ アダン 沖縄店
沖縄県国頭郡恩納村字恩納2585
https://adan-okinawa.gorp.jp/

到着したときは明るかったのですが、陽が落ちて灯りが点るとこんな雰囲気になります↓

店内は、個室7部屋、畳部屋2部屋、ウッドブラインドで仕切られた半個室5部屋などもあり、ウェブ情報によれば総席数48席のようです。


私達は当日に電話予約し、半個室席に案内していただきました。

メニューは、↓のような人気ランキングもあるうえ、お店の方も親切で、豚しゃぶメニューのチョイスにアドバイスしてくれました。


お通しはゆし豆腐でした。


まずは島らっきょうの天ぷら・紅塩付きと、
ゴーヤチャンプルーに「島ビア(オリオンビール+シークワーサージュース)」で乾杯♪
(主人はアルコール全くNGだしドライバーなのでお茶です)

どちらも美味しくて満足。

もずくの天ぷら。ちょっと衣がカリッとしていて薄めの方が好きですが、でも美味しい。

そして、このお店が元祖という、つゆ出汁にくぐらせて食べる沖縄ブランド豚しゃぶ。
お店のスタッフさんと相談して、我が家は「アグー豚バラのしゃぶしゃぶセット」をオーダーしました。

このアグー豚ですが、私達は全く知らなかった!アグー豚とあぐー豚の違い!
ご存じない方もいらっしゃるかと思うのですが、沖縄でアグーorあぐー豚を食べるときにきっと参考になると思いますので、以下に違いについて書いておきますね!

~カタカナの「アグー」豚~
「アグー」は、琉球在来種豚で、約600年前に中国から導入され、沖縄で飼い続けられていた小型の「島豚」が由来。普通の豚に比べてかなり小型で、成長が遅く頭数も少ない貴重な豚です。そして、一般豚肉と比べて美味しい特徴があるんです↓

① 霜降りの割合(筋肉内脂肪含量)が一般肉豚(LWD)に比べて5%と多い。
② 脂肪の溶ける温度(脂肪融点)が一般肉豚(LWD)に比べて38.1度と低く,口の中に入れると,脂がとろける。
③ 食味試験では,肉が柔らかく,脂に甘みや旨みがある。

(沖縄県アグーブランド豚推進協議会HPの情報より抜粋&要約)

~ひらがなの「あぐー」豚~
「あぐー」は、家畜改良協会が証明した、琉球在来種豚「アグー」雄方と西洋豚の雌方を交配した肉豚で、種雄豚に関しては、「JAおきなわ銘柄豚推進協議会」において認められたもの。雌方の豚も、JAおきなわ銘柄推進協議会で認められた豚です。

上記「アグ―豚」と「あぐー豚」に関する参考元:
沖縄県アグーブランド豚推進協議会 http://okinawa-agu.com/index.html
JAおきなわ http://www.ja-okinawa.or.jp/agriculture/detail.php?id=1424
JAおきなわ銘柄推進協議会 http://agu-pr.jp/aboutagu/

ちなみに、一部ネット情報では、アグーの種が70%以上ならアグーと名乗って良い…などという情報もありますが、上記の参考元サイト上ではそのような定義の仕方は一切しておらず、「アグー豚」は沖縄県アグーブランド豚推進協議会の体型調査とDNA調査により決定しているとの記載がありました。(http://okinawa-agu.com/registration.html)

…とまあ、定義は置いといて、難しい話は抜きにすると、幻の豚とも呼ばれる「アグー」の割合が高ければ高いほど、美味しいそう(上記①~③)ってイメージですよね!

で前置きが長くなりましたが、ここ【アダン】の豚は、スタッフさんの話によれば、95%アグーとのこと。

こちらが「アグー豚バラのしゃぶしゃぶセット」。

お肉の厚さは1.5ミリで、その厚さのこだわりの理由は、しゃぶしゃぶの特製つゆ出汁に絶妙にからむからだそうです。
また、ここ【アダン】が、沖縄ブランド豚を元祖つゆ出汁しゃぶしゃぶでいただくスタイルを生んだのだとか。

特製つゆ出汁はラフテーの濃厚な煮汁に鰹をブレンドしているそう。

お肉は甘みがあって、柔らかくて美味しかったです!!また、つゆ出汁もお肉の美味しさを堪能しつつ美味しさを添えるお味でとても良かったです。

豚バラのあとはロースも追加し、その後シメの麺を入れて美味しくいただきました。

このお店はとっても気に入り、次回も万座界隈を訪れたら是非行きたいと思っています。
豚も美味しくて、スタッフさんも感じがよく、あらかじめ予約しておけば個室や半個室もあるので、落ち着いて楽しめました。
おすすめですよ!

次回は【ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート】のバーについてご紹介します。