知床旅21・ミシュラン・ビブグルマン掲載ラーメン店【波飛沫】

知床旅20・知床八景【オロンコ岩】へ」の続きです。

今回は、北海道・知床で、【ミシュランガイド北海道2017特別版】で「ビブグルマン」(星の評価からは外れるが、リーズナブルで質が良い、コストパフォーマンスが高いお店)に選出されたというラーメン店、【波飛沫(なみしぶき)】についてご紹介します。

★ 波飛沫(なみしぶき)
北海道斜里郡斜里町ウトロ西176-10

オホーツク海に面して建つ店舗。

お店の横にパーキングがあります。

知床では貴重な飲食店です。(しかもこの前日に某海鮮丼のお店がおいしくなくて失敗していました…)

店内はにぎわっていましたが、コロナ禍ということもあってか、すぐに入店できました。カウンター席と小上がり席があり、私たちは小上がり席に案内されました。

この波飛沫さん、訪問時はミシュラン・ビブグルマン掲載店とは知りませんでした…
で、メニューを見ると各種ラーメンがあるのですが、らーめんには塩、しょうゆ、味噌と3種類もスープがあり、どれがおすすめか店員さんに聞いてみると、
可もなく不可もない接客の店員さんからは「ぜんぶおすすめですよ。」というお答えが。それなら、どれが一番人気なのかと尋ねると、「ぜんぶ同じくらい人気ですよ。」とこれまた困ったお答えが…

しかしのちのちこのお店のことについて調べたところ、お店のメニューか貼り紙かなにかに「当店が初めてのかたは塩からお試しください」的なことが書いてるそうでした。
店員さん、そういう大事なことが書かれているくらいなら言ってよ!と言いたいっ。

なので何も知らない私は味噌ラーメンをオーダーしました。

フツーにおいしいけど…びっくりするほどおいしいとか、さすがビブグルマン!という感じではなかったなぁ…。正直、良くも悪くも、もう印象に残っていないです。

ちなみに、グルメサイトによると、ここの「とろチャーシュー麺」のチャーチューはとても美味しいらしいです!
あと、ラーメンのほかに焼き鳥にも力を入れているそうで、こちらも高評価でした。

焼き鳥以外にも鶏のから揚げ、餃子などなどのサイドメニューもあり、居酒屋としても使えるお店だと思います。下のサイドメニューはその一部です。

私達もラーメンを食べる前に「いももち」をオーダーしました。メニューには、「北海道でこれを知らない人はもぐりと言われるほど、道民に愛されているいももち!」と説明がありました。

裏ごしされたじゃがいもがこんがりと揚がっていて、バターの風味とじゃがいもの黄金んコンビネーションのおいしさ、それにもちもちとした食感がたまらなく美味しいです。

「いももち」の発祥は、まだ稲作の生産技術が発達していない時代に餅をつくる際、もち米の代わりに当時豊富に生産されていたじゃがいもを使ったことがはじまりと言われ、
明治の開拓時代には、開拓者たちの貴重なタンパク源として重宝されたそう。
その後、戦時中や戦後の食糧難の時代にも食べられ、現在では北海道の定番おやつになっているとのことです。(参考:農林水産省HP)

ちなみに、こちらの波飛沫さんの店主は、旭川の「らーめん山頭火」ご出身だそうです。
山頭火のラーメンはニューヨークに住んでいた時、日本に思いを馳せながら食べた思い出がありまして…家から1時間くらいかかるお隣、ニュージャージー州にある大型日本人スーパー「ミツワ」の中のフードコートに「山頭火」が入っていて、日本食を買い物に行きがてら、これを食べるのが楽しみだったのでした…懐かしいなあ…

最後は脱線しましたが、次回の知床旅に続きます!

知床旅3・知床八景【オシンコシンの滝】へ

知床旅2・女満別から止別駅舎内ラーメン店へ」の続きです。

今回は、北海道知床旅の、
① 止別駅からオシンコシンの滝までのルート
② 「日本の滝100選」
の1つ、かつ「知床八景」の1つでもある、オシンコシンの滝
についてご紹介します。

止別駅(やむべつえき)を出た私達は、オシンコシンの滝を目指して走ります。


この辺りは、見える限りずっと真っすぐな道、国道334号
右手には海別岳(うなべつだけ)が見えています。


国道334号知床峠・ウトロ方面へ。


国道334号は途中から海岸線を走るので、どこかに車を停めてじっくり景色を眺めたかったのですが、なかなかそれが可能な場所がなく…、やっと停めて写真を撮れたのが、閉店した様子のカフェの横のこの空き地からの風景でした。
草生い茂る向こう側にはオホーツク海が広がっています。


さらに北へ走ると、国道は海の真横を通るルートになり、よりドライブ中の海の景色を楽しむことができます。


やがて、前方に知床の山々が見えて来ました。


鹿の飛び出し注意の看板に、車道と歩道の境界を示す矢印。北海道らしいです。


止別から43キロほど走って、オシンコシンの滝に到着しました。

オシンコシンの滝
北海道斜里郡斜里町ウトロ高原


オシンコシンの滝は、「知床八景」の1つです。
知床の以下の8つの景勝地が「知床八景」とされています。
・オシンコシンの滝
・オロンコ岩
・夕陽台
・プユニ岬
・フレペの滝
・知床峠
・知床五湖
・カムイワッカの滝


無料のパーキングに車を停め、歩いてすぐの滝の入り口がこちらです。
階段を上がらなくても滝が見えますし、少々なだらかな階段を上がれば滝を目の前に見れるので、ご年配者やお子様連れの方々もアクセスしやすい観光スポットかと思います。

滝の名は、アイヌ語の「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」が転じて「オシンコシン」の滝、になったそうです。(Wikipediaより)

では階段を上って、滝へ近づいてみましょう。


短い階段はあっという間に上りきることができ、すぐ近くに滝を眺めることができます。
オシンコシンの滝は、滝の流れが途中から2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれるそうです。


美しく流れ落ちる滝の風景は、青空の青と新緑の黄緑に水の白さがくっきりと浮かび上がって、すがすがしさ満点でした。

オシンコシンの滝は、知床を訪れる多くの方がの車で通るであろう国道334号沿いに位置し、非常にアクセスしやすい場所にありながら、迫力満点の美しい滝を間近に眺めることができるので、おすすめのスポットですよ!

知床旅2・女満別から止別駅舎内ラーメン店へ

知床旅1・羽田~女満別 エア・ドゥ空旅」の続きです。
今回は、北海道旅・知床半島までのドライブで立ち寄った
① 女満別空港から止別駅までの風景
② 止別駅舎内にあるラーメン店【ラーメンきっさ えきばしゃ】
③ 止別駅

についてご紹介していきます。

2020年7月27日(月)。
お昼過ぎに女満別空港に着いた私達夫婦。


本日の最終目的地は、知床半島のホテルですが、


その前に、お昼も過ぎてお腹が空いていたので、どこかに立ち寄ってお昼を食べようという話になりました。
知床に向かう車内で、私がGoogle Mapで見つけた、止別駅にあるというラーメン屋さんを見つけ、まずはそこを目指すことに。


ここは【メルヘンの丘 女満別】という観光スポットで、大空町女満別の国道39号線沿いにあります。

メルヘンの丘めまんべつ

この時は車窓から通りすがりにこの風景を収めただけで、「帰りにこの丘と、丘からほど近い道の駅【道の駅 メルヘンの丘めまんべつ】に寄ろう」、と言って通り過ぎましたが、結局この旅の終わりにこのルートを通る予定が無くなってしまい、メルヘンの丘の写真はこれだけです。

こういう↓見える限り続く真っすぐな道は北海道らしいですよね。
開放感あふれる非日常の風景に”ああ、旅してるな~”という実感が湧きます。


女満別空港から40キロほど走ってランチの目的地に到着。
JR北海道・釧網本線の駅、止別(やむべつ)駅の駅舎内にあるラーメン店です。

ラーメンきっさ えきばしゃ
北海道斜里郡小清水町止別1

駅舎と共通の引き戸を開けると、入って正面に駅ホームへと続く引き戸があり、

入って左手がラーメン店の入り口です。
まずはラーメン店からご紹介しましょう。


こちらが店内の様子。カウンター席とテーブル席がありますが、小ぢんまりした店内です。着いたのが14時を回っていたので、お客さんは私達のほかに2組ほどいただけでした。


こちらがメニューです。


私達は、ネット情報でも、ここの名物ラーメンだと言われる、「海の幸が贅沢に、みそに浮かんで特製ラーメン」という謳い文句の『味噌味 駅長ラーメン』をオーダーしてみました。

海老、カニ、ホタテの上にいくら…という確かに海の幸満載のラーメンでした。
…が、麺は美味しくないし、これだけ海の幸が入っているのに、なぜかスープの旨味やコク、出汁がずいぶん薄く感じられました…
正直言って、まずくはないけど、美味しいラーメンではなくて残念でした。

お店を出て、せっかくなので止別駅を見て見ることに。
改札が無いので、切符を買わなくてもホームに入れました。

こちらはホーム側からみた止別駅です。写真の左手が駅入り口、右手側がラーメン店になっています。


駅舎の脇にはすぐ線路。
私にとってローカル線の駅を訪れるのが、このときが人生初でした!
テレビでは見たことがありましたが、人も居ないし、線路と周囲を隔てるものも目につかなくて、新鮮な風景でした。


駅舎を背にした反対側の線路は、線路わきに木々や草花が生い茂っていて、当たり前ですが東京都内の駅とは風情が大違いですね!

止別駅は、JR北海道釧網本線の駅で、釧路と北見を結んでいる路線なのですが、偶然写真に写っていた時刻表を拡大して見たら、私達の訪れた昼過ぎの時間帯は、12時台から14時台で上りも下りも電車なしでした!

のどかな風景です。

次回は、止別から知床半島へのドライブと、知床八景のひとつ「オシンコシンの滝」についてご紹介します!

クアラルンプールで和が恋しくなったら・・・のフードコート♪

今回は、
お子様連れ、ご年配の方同伴でも安心♪、
クアラルンプールのブキッビンタンで日本食が恋しくなったら役に立つフードコート、【J’s Gate Dining / ジェーズ ゲート ダイニング】についてご紹介します。



2019年5月3日(金)。

ペトロナスツインタワーがガッツリ大きく見えるバー 【マリニーズ オン 57
スリアKLCCで
ペトロナスツインタワーと無料噴水ショーを楽しんだ後は、ホテルの最寄り駅、ブキッビンタン駅に戻りました。

以前の記事でLot10(ロット10)の地下にある、【ロットテンフートン (Lot10 Hutong)】というフードコート については以前の記事でちらっとご紹介したのですが、

今回は【J’s Gate Dining / ジェーズゲート ダイニング】というLot10の4階にあるフードコートをご紹介します。

J’s Gate Diningは和食が17店舗入っているフードコートで、ウッディーなインテリアで落ち着いたムード。
地下の【フートン】フードコートはマレーシアの名店を集めたフードコートで、ガヤガヤしていてちょっとお店がぎゅうぎゅうな感じに詰まっているのに比べ(>> 以前の記事 )こちらは落ち着いたムードで席の間も余裕がある造りです。
でもお値段はフードコート価格♪
なので、お子様連れやご年配の方連れでも利用しやすいかも。


思えばこの日は長い一日でした~( ̄▽ ̄)
この日の旅スケジュールは、

① 滞在していたホテル(ブキッビンタンのリッツカールトン)から
マレーシアの日本人人気地区モントキアラに行き、さらに移動して
ミッドバレーにある日本人会に行き、
KLCCで腹痛に見舞われ
⑤ 一旦ホテルへ帰り、
⑥ ペトロナスツインタワーが見えるバー 【Marini’s on 57】 から
⑦ ペトロナスツインタワー前の無料噴水ショー

からの、このJ’s Gate Diningだったんです・・・!!

バーでピザやらワカモレやら食べたし、飲んだし、つい数時間前まで、かなりお腹も壊していた私は何も食べたくなかったのですが、主人が「バーのご飯だけじゃお腹空いた・・・」と言うので、ここに寄りました。

私はさっぱりしたくて、辻利(TSUJIRI)のゆずグリーンティー


主人はKAGURAというお店の


豚骨ラーメンにしました。お味は普通だったそう。500円位だったみたい。


ほかにも↓しゃぶしゃぶ すきやき屋さんとか、


日本でも見かけるお寿司屋さんがあったりしましたよ!


お腹も満たされた主人とホテルへ戻ると、(なぜか不明のスイートルームにアップグレードしてもらった時の記事はこちら


お部屋にお水とビスコッティが用意されていました。プチ嬉しい♪



次回は、
マレーシアの名物【肉骨茶(バクテー)】を食べる!編
です☆