ロッキーマウンテン国立公園12・オスのエルク観察

今回も前回に引き続きエルクの話題です。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の
エルク(前回より近くで!)
夕暮れ時のMoraine Park(モレーンパーク)周辺の景色
についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

前回の記事では、↓のマップの右手周辺で見た大きいエルクの群れをご紹介しましたが、さらにそこから西側に進んだところで、また別の小さなエルクの群れを見つけました。
(↓のマップの【小】のマークの場所です)

群れのサイズは小さいものの、より近くでエルクを見れました。
私達はエルクの群れから小川を挟んだ場所で、しばらくそっと観察してみることに。

だいぶ日が落ちて来ていた時間帯だったので、写真がどれも暗めの仕上がりです…

群れのサイズは小さいけれど、このオスの角も、かなりの大きさで立派でした。


正面からのカット。天に向かって左右対称に立派に生えた角。風格があります。


こちらは鳴いている姿。少々ハスキーめのトーンで「キー」と大声で鳴く姿は、かなり迫力があり、子供の頃観ていた昔のテレビ番組「野生の王国」(ご存知ですか^^;?)を彷彿とさせる風景でした。


このエルク、角がむず痒いようで(?)、頭を上下させながら木に何度も自分の角をこすりつけていました。こすりつけるといっても力が強いようで、木はバキバキと音を立てて折れていました。


近くでメスが「あら、痒いの~?」みたいな感じで、見ています(笑)


この立派な角、かなりの凶器ですよね。

この旅行から帰って間もなく、テレビのニュースで「コロラド州(ロッキーマウンテン国立公園もコロラド州)でエルクが女性を襲った」というニュースが報じられ、駐車場のような人が普通に歩いているところに、突然エルクがて女性に角を向けながら突進してきて、女性は軽傷で済んだものの、危うく大けがするところだった… エルクは何らかの理由で気が立っていたようだ、とのこと。

ふだんは大人しそうだし、きちんと距離を保っていれば襲うことは基本ないと思うのですが、改めて野生動物には気を付けて接しないといけないな…と思ったのでした。

後姿。頭から首にかけて濃い茶色、そこから下は色が薄いんですねぇ~。


再び車に乗り込んで、そこから西へオフロードを歩いてみたのですが、暗くなり始めて人気もなく、危ないのでCub Lakeへのトレイルヘッド付近で写真を撮って帰路へ着くことにしました。


ロッジに戻り、夕食タイム。
この日の夕飯は持参したレトルトカレーです^^;

日本から持参したのは無印の食品がメイン。
無印のパウンドケーキやバウムクーヘンなどのお菓子は、毎度トレッキングに活用していますが、夕食は【マッサマンカレー】を写真左手の100円ショップで購入した【フタをしたままレンジできる保存容器】に入れて調理し、いただくことにしました。


ドリンクは、行きにスーパーで買った【Simply Limeade】↓。
これはアメリカに住んでいる時から大好きで、ライムからできているLimeade ですが、レモネード版もあり、どちらもよく買っていました。

ロッジのキッチンに食事に便利なカウンターが付いていたので、こちらで夕食。
(宿泊したロッジについてはこちら


いただきま~す!

この前の晩は、エステスパークにあるレストランの中ではレビュー評価が高かったホテルのレストラン【Waterfront Grille】で夕食をいただいたのですが、賞を受賞したというバイソンのスープ以外は美味しくなくて、ちょっと残念だったのです。

なので、この日は慣れ親しんだ味、安心のクオリティーの無印のカレー♪
レンチンご飯にかけて美味しく頂きました!

主人と「田舎町の場合、美味しいレストランが無いことも多いから、ヘタなお店で食べるより、こっちの方がいいねえ~」と盛り上がりました。
私が特にそうなのですが、パンより断然ご飯派でして、海外での食事が続くとご飯物が恋しくなり、旅の途中で中華やタイレストランなどでご飯物を食べないと、食欲が無くなってしまうのです。

今回初めて旅先でレトルトカレーを食べましたが、今後、国立公園へ行くときの定番になりそうです。(宿か公園併設のデリなどにレンジがあればですが)


この日1日で回ったコースは以下の通り。約210キロの走行でした。

次回もまたロッキーマウンテン国立公園の動物が登場します!