ロッキーマウンテン国立公園18・Nymph Lakeへトレッキング

今回から数回にわたり、アメリカ・コロラド州ロッキーマウンテン国立公園の中でも人気のエリア、ベアレイク周辺エリアについてお伝えしていきます。

今日は、
ベアレイク・トレイルヘッド(Bear Lake Trail-head)からニンフレイク(Nymph Lake)までのトレッキング
についてご紹介します。


2019年9月4日(水)。
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園。

朝6時に起床。そそくさと身支度を整えて、宿泊していたロッジを出発し (↓のマップの【1】) 、主人の運転で私は車中で朝食のバナナとヨーグルトを食べながら、ベアレイク【2】を目指します。(下のマップはGoogleマップに一部加筆しています)
>> 宿泊したロッジについての詳細はこちら


まだ朝の6時台。行く途中にエルクの群れの朝ごはんタイムを見ることができました。

エルクの群れの背後のロッキー山脈は、まだ上って来たばかりの朝日に照らされています。

ロッジから約30キロ走って、7:20にベアレイク・トレイルヘッドのパーキングに到着しました。

ベアレイクは人気エリアのため、パーキングが満車になることもありますのでご注意を。ベアレイク近辺にはベアレイクの駐車場の空き情報を知らせる電光掲示板があるくらいですし、私達もこの2日前の夕暮れ時に訪れようとしたところ、満車で入れませんでした。

しかし、この日の到着は早朝だったため、まだパーキングにはほとんど車が停まっていませんでした。

こちらはパーキングのすぐ横にある、ベアレイクのレンジャーステーションです。

Ranger Station @ Bear Lake

レンジャーステーションの右奥がトレイルヘッドになっています。

Bear Lake Trailhead / ベアレイク トレイルヘッド

Bear Lake Trailhead


このトレイルヘッドからベアレイクへはすぐですが、ベアレイクは後回しにして、エメラルドレイク(↓の地図の緑で囲んだ部分)を目指して歩きます。
(下の地図はGoogleマップに一部加筆しています)

今回の記事ではニンレイク(Nymph Lake)までの道のりをお伝えしていきます。
いざトレッキングスタート!!


トレッキングルートで見かけたシマリス。良く動くのでピントが合った写真が撮れず、シマリスの種類まではわかりませんでした。
両手に木の実(?)を持ってかじっていました。リスも朝ごはんタイムですね^^


トレイルヘッドからニンフレイクまではたったの1キロだったので、あっという間に到着です。

★ Nymph Lake / ニンフレイク

Nymph Lake

↑の写真の通り、到着時はまだ早朝につき、まだ少し暗かったのですが、エメラルドレイクまで歩いた帰りに立ち寄ったところ、陽も高くなっていて、青空の下、深緑の湖面、周辺の木々の緑が美しく光っていました。

Nymph Lake
Nymph Lake

次回はこのニンフレイクから先、エメラルドレイク方面へのトレッキング風景についてお伝えしていきます。

Nymph Lake trail / ニンフレイク トレイル
トレイルヘッドの場所:ベアレイク (Bear Lake)
長さ(往復):1.77キロ >>私達はここで折り返さず、さらにその先へ行きました
トレイルヘッドの標高:2,888メートル
最高高度:2,960メートル
トレイル難易度:1.55(簡単)

ロッキーマウンテン国立公園17・エルクの群れと虹とフォールリバービジターセンター

今回は、
アメリカ・コロラド州ロッキーマウンテン国立公園の
エルクの群れとMoraine Park周辺の景色
・フォールリバー ビジターセンター

についてお伝えしていきます。


2019年 9月3日(火)。
エステスパークのテラスが素適なカフェ【Inkwell & Brew】(カフェについてはこちら)を出た私達は、ロッジ寄ってすぐさま支度を整えると、再び園内へ。

この日はすでに私達にとっては長距離と言えるトレイル【Colorado River Trail】を17.6キロ歩き、疲れていたので、ロッジから比較的近くて、前日にエルクの群れが見れたMoraine Parkへ行ってみることにしました。


…すると、いたいた!!
前日より車道のすぐ近くにエルクの群れがいました。

見える範囲だとメスと子供だけのよう。

この小さな群れは前日見た群れからもそう遠くない場所に居ました。


さらに前日に見た大きな群れ(それについてはこちら)も、ほぼ同じ場所にいました。
下の写真に茶色く点々と写っているのは全てエルクです。

本当に大きな群れですよねぇ~。


この群れを率いる例のオスは、今日もちゃんといましたよ!


さらに車で西側に行くと、さっきまでの通り雨が止んで虹が出ていました!
うっすらですが、濃く見えている虹の左側にも薄~~~くもう一つ虹があり、二重の虹です。

ロッキーマウンテン国立公園で見る虹は格別でした。


日が落ちてきたので、帰路につくことに。


主人と食後にアイスが食べたいね、ということになり、ロッジへと向かう道の途中にあったフォールリバー ビジターセンターへ立ち寄ってみました。

Fall River Visitor Center / フォールリバー ビジターセンター
US-34, Estes Park, CO


ビジターセンター併設の”Restaurant”と書かれた建物があったので、そちらから中へ入ってました。


中にはおみやげ物屋さんがあって、動物のぬいぐるみやキーホルダー、オーナメントなどなどのおみやげが充実の品揃えで売っていました。


残念ながらアイスは売っていなかったのですが(;;)、レジ横に焼き菓子の入ったショーケースを発見!!
チョコチップクッキーを2枚買って帰りました♪


この日の夕食も無印のレトルトで^^
私は【ごはんにかける 黒豚と大麦黒酢の酸辣湯】↓、主人は【ユッケジャン】。
あとはインスタントンお味噌汁に、ドリンクはお気に入りのLimeade、デザートはさっき買ったチョコチップクッキー。

クッキーは甘めでしたが、し~っとりしていて、大粒のチョコチップが入っていて、手作り感があって、美味しかったです。


本日のルートは以下の通りです。 走行距離は約156キロでした。


次回は、ロッキーマウンテン国立公園の中でも特に人気が高いエリア、ベアレイク周辺のトレッキングについてお伝えします!

ロッキーマウンテン国立公園15・コロラドリバートレイル【後編】かわいい齧歯類たち

今回は、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園のトレイル、
コロラドリバートレイル【後編】

をお届けします。

2019年 9月3日(火)。
アメリカ、コロラド州 ・ロッキーマウンテン国立公園。

Colorado River Trail / コロラドリバートレイル
場所:Colorado River Trail Head
長さ:Lulu Cityまで約6.0キロ (私達はさらに2.8キロ奥まで進み、折り返しました)
トレイルヘッドの標高: 2,755 メートル
トレイル難易度: Lulu Cityまで8.1(中級)

前回のコロラドリバートレイル【前編】で、↓の岩山で見かけたピカとマーモットについてお伝えしたのですが、この岩山では向かって右側にピカ、左側にマーモットが見られ、住み分けをしているようでした^^


この岩山を右手に見ながら、先に進もうとした時、なんとも貴重な光景を写真に収めることができたのです!!!
実は下の写真に動物が3匹写っているんです。
私のブログ恒例の「動物探しクイズ」にするには難しすぎるのですが、実際のトレッキング時の視界に近い写真になっています。(とはいえ実際は動物が動くので動きで存在に気付くことができますが)


その場所は矢印の先です^^


なんと、大きな岩の上にマーモットが3匹も乗っているんです!!!

マーモットが同じ岩に乗って、じっとしている姿をじっくり眺められるなんてマーモット好きの私達には夢の様な体験です!!
まるでマーモット を主役にした絵本(そんなマニアックな絵本は無いかもしれないけど^^;)の中の様な風景に大興奮しました。


大興奮の岩山を後にし、さらに進みます。小川を通り過ぎ、


ブルーの花を横目に見ながら、


LULU CITY SITEという場所にたどり着きました。
トレイルマップの□で印を付けた場所で、スタート地点から約5.8キロの地点にあります。


↓に【LULU CITY SITE】という看板があり、


そのすぐ横は、このような開けた場所になっていました。


平坦で草も無く、静かに流れる綺麗な小川が流れていて休憩にぴったりの場所だったので、この川原の石に腰掛けて少しの間体を休めました。


それにしてもどうしてこんな山の中の美しい場所に【LULU CITY SITE】 なんていう「シティ」がつくネーミングになっているか不思議ではありませんか?

調べてみたところ、驚いたことに、ここはかつて、金、銀、鉛の採掘場所であり、集落があった場所なのだそうです。

さっきの看板をもう一度アップで見てみると…

LULU CITY SITE
1879-1884
POPULATION 200

…とあるので、1879年から1884年の間に約200人の集落があったんですね。
今となっては信じられないくらいの静寂に包まれ、木々の緑に囲まれた山の中でした。


LULU CITY SITEを後にし、森を進んでいくと、お尻としっぽだけ出して、草の根元に頭をうずめてゴソゴソとしている、かわいい子を発見です。誰でしょう~??

アカリス (Red Squirrel) さんでした。


LULU CITY SITEからさらに3キロ位進んだところで、道に確信が持てなくなったのと、進む先に急な登りがあったことで、本当はぐるりと一周する予定だったトレッキングをあきらめ、↓のマップの赤線の左上の終点あたりの場所で折り返すことにしました。


帰り道では嬉しいことにまたまたピカさん達にも会えました。


この子も冬眠に備えて草をくわえていますよ!

トレッキングでは他のお客さん達と少々の交流もありました。
帰り道の途中で出会ったハイキング客には「LULU CITYまであとどれくらい?」と聞かれたり、戻って来たトレイルヘッドでは「どんなトレイルなの?歩く価値ある?」と尋ねられたので、「歩く価値があるし、マーモットとピカを見たよ!」と紹介しました。

一周する予定が道半ばで折り返しましたが、とても満足なトレッキングでした。
約17.6キロの行程でした。私達にしては歩いた方で、久々の山歩きにすっかり疲れましたよ~~~

今回はムースに会えずに残念ですが、またロッキーマウンテン国立公園か他の場所でムースに会うためにトレッキングにチャレンジしたいです!


次回もロッキーマウンテン国立公園の景色と、エステスパークの町の、テラス席がかわいい、またまた小川のすぐそばのカフェについてお伝えします。

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昨日は久しぶりに夜はレストランへ行きました。
とは言え、家から歩いて行ける距離の場所【Los Angeles BALCONY Terrace Restaurant & Moon Bar】というところです。
前日にテラス席を予約をしておいたところ、当日の昼に電話がかかって来て、
●マスク持参で来てもらいたい
●レストランに入る前に検温をさせてもらいたい
●レストランに入る前にアルコールで手を消毒してもらいたい
●トイレ等、レストラン内を移動する際はマスクを着用して欲しい
と以上の項目に対して同意してもらえるか、という確認でした。
これだけ徹底してくれるなら返って安心…

スタッフの方曰く、私達が食事をした昨日からディナー営業を再開し、私達が再開後のテラス席のお客第1号だとのこと。
ちなみに店内席には既に先客がいましたが、十分に席を離して配置していました。
同様に、私達のテラス席も後から他に3組来ましたが、お互い十分に距離が取れる配置にしてありました。

お陰で久しぶりにテラス席で、楽しいディナーのひと時を過ごせました^^

ロッキーマウンテン国立公園14・コロラドリバートレイル【前編】ピカもマーモットも♪

今回は、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園のトレイル、
コロラドリバートレイル

についてお届けします。


2019年 9月3日(火)。
アメリカ、コロラド州 。
前回の記事では、↓のマップ【1】から【4】までのルートで見た動物や景色についてお伝えしましたが、今回から2-3回にわたって【4】の場所にトレイルヘッドがある、コロラドリバートレイルについてお伝えしていきます。
(地図↓はGoogleマップに一部加筆しています)


私達はコロラドリバートレイル(Colorado River Trail)のトレイルヘッドに到着し、のパーキングに車を停めました。

Colorado River Trail

このトレイルを選んだ理由は、ムース(ヘラジカ)の目撃情報があったからです。
ただ、期待してこの先をご覧になる方がいるかもしれないので先に結論から言うと、ムースは見れませんした。
でも景色は美しいし、動物にも会えたので、とても良いコースでした!おすすめです!!

↓は公園にあったトレイルマップです。

Colorado River Trail / コロラドリバートレイル
場所:Colorado River Trail Head
長さ:Lulu Cityまで約6.0キロ (私達はさらに2.8キロ奥まで進み、折り返しました)
トレイルヘッドの標高: 2,755 メートル
トレイル難易度: Lulu Cityまで8.1(中級)

私達は↑のマップ(公園設置のマップより引用)の “YOU ARE HERE”のところからトレッキング開始~!!

Colorado River Trail
Colorado River Trail


歩き始めて45分位すると、右手の斜面に岩が重なり合った場所が現れました。
「こういう場所って、いかにもピカやマーモットがいそう…」と、言おうと思ったら…

Colorado River Trail


言葉に出す前にさっそくいましたよ~ヽ(♥o♥ )ノ
いそいそと走っているピカ(ナキウサギ)を!!

Pika @ Colorado River Trail

たくさんの草をくわえて巣穴に運ぶところみたいです。冬眠に備えているんですね^^

Pika @ Colorado River Trail


「ピー」とかわいい鳴き声も聞こえてきました。
見た目はいつもと同じアメリカン・ピカ(American Pika)なのですが、ここで鳴いているピカの声は、ちょっと枯れててハスキーボイス。それがまたかわいかったです。

Pika @ Colorado River Trail


への字口みたいになっている口元も愛らしい…!!

Pika @ Colorado River Trail


丸い耳もチャームポイントです。

Pika @ Colorado River Trail


ピカを見れて満足していると、同じ岩山の奥に、今度はマーモットを見つけました。
さてここで動物クイズです!
下の写真のどこに何の動物がいるでしょうか?
今回は簡単ですかね?

Marmot @ Colorado River Trail

正解は・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

矢印の場所にマーモットがいるでした♪

Marmot @ Colorado River Trail


キバラマーモット(Yellow-bellied Marmot)という種類のマーモットです。
マーモットはこんな風に↓岩が重なり合った場所の岩の上にいることが多いです。

Marmot @ Colorado River Trail


顔が黒くて体はグレーと茶色混じりなんですね。

Marmot @ Colorado River Trail


この写真はおっさんみたい!??

Marmot @ Colorado River Trail


マーモットは、このぽってりした体つきがなんともかわいいんですよ~。

Marmot @ Colorado River Trail

でも、こんなにぽってりした体つきなのに、そこは野生動物。素早い動きなんですよ!

Marmot @ Colorado River Trail


後姿のしっぽまでもかわいい。

Marmot @ Colorado River Trail


こちらはまた別のマーモット。子熊みたい!?

Marmot @ Colorado River Trail

この↑マーモットを撮影した直後に、まだまだ凄いマーモットの写真を撮りました!
それについては次回につづきます♪

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今日、ブルーインパルス、生で見ました!!
マンションのバルコニーから見えたんです!!

隊列を組んで飛ぶ姿は圧巻でした。
とは言え、あっという間の出来事で、猛スピードで一瞬で通り過ぎていってしまいましたが…

でも2度通ってくれたので、2回見れましたよ。

東京は再び感染者数が増加しているので、まだ油断できませんが、こうして飛行機を眺めて、これまで日本は頑張ったなあ…と(自分は自粛するだけだったけど)、感慨深いものがありました。

ロッキーマウンテン国立公園13・朝の動物ウォッチング

今回は
エステスパーク~ ロッキーマウンテン国立公園内~トレイルリッジロードのルート
で見れる朝の動物たちとドライブ中の風景
についてお伝えします。


2019年 9月3日(火)。
アメリカ、コロラド州・ エステスパーク。

朝に弱い私が頑張って5:45に起床し、急いで身支度を整えて車に乗り込みます。
これも朝の動物たちを見るため!

宿泊していたロッジを出発し (↓のマップの【1】) 、主人の運転で私は車中で朝食のバナナを食べながら、まずはコロラドリバートレイル【4】を目指して本日のドライブスタートです!
>> 宿泊したロッジについての詳細はこちら
(↓はGoogleマップに一部加筆しました)


ロッキーマウンテン国立公園のフォールリバー入り口【2】手前で、早くも数匹のシカさん達が横切る姿を目撃しました!


さらにトレイルリッジロード (Trail Ridge Road)に入ると、車が数台停まっている姿が見えたので、私達も側道に車を停めると、エルクがほんの数メートルの距離のところにいました。

私達は少し遠巻きに見ていましたが、それでも動物園で見るくらいの近さでエルクをじっくり見ることができました。
中には相当エルクに近寄っている人もいて、危ないなあ…と。
先日の記事で、コロラド州でエルクに襲われた人がいた、という話題をご紹介したのですが、やはり普段はおとなしい動物とは言え、一定の距離を保つことが大事ですよね。
野生動物たちともソーシャルディスタンスが必要です^^


いつも動物が出そうな可能性のある場所をドライブする時は、シャッターを即座に切れる体勢をとりながら、車窓から視界を広く保ち、キョロキョロと動物を探す私です。
仕事の時はほんの数メートル、PC作業をしている時はそれこそ数十センチのところに目線をフォーカスしていますが、視界の開けたところで虎視眈々と動物の現れる姿をとらえようとしていると、日頃は使っていない、都会の生活では使うことが無い、忘れていた”ヒト”という動物としてのプリミティブな視覚やハンティング力を思い出して、それを研ぎ澄ましている感覚になります。

そんな風にしている時に見つけたのが、ツンドラ地帯(だと思う、ツンドラコミュニティーズトレイルにも近かったので)にたった一匹で佇む動物の姿でした!

主人に安全な脇道に車を停めてもらい、私一人でカメラを持ってズーム撮影してみました。

エルクはふだん群れで見ることが多いのに、この動物は一匹でいるからカリブー(トナカイ)?と思い、撮影後に調べたらカリブーはシカ科で唯一オスもメスも角を持つとのこと。写真の動物は角が無さそうなことから、メスのエルクのようです。

それにしてもこんな広い草原に見るかぎり一匹でいるなんて、はぐれ者のエルク、アウトロー系の子(笑)なんですかね?
メスだけど、草原にただ一匹佇むその姿はカッコイイです。


こちらは先日もご紹介した【ロックカット(Rock Cut)】。岩場を切り拓いて道を造ったという場所です。


ロックカットを過ぎるとアルパインビジターセンターの近くにやって来ます。

アルパインビジターセンターの辺りは高度が3600メートル前後あるので、道の横には残雪が見受けられます。
>>前日に訪れたアルパインビジターセンターについてはこちら


眼前に広がるロッキー山脈を眺めながら、本日最初のトレイル【コロラドリバー トレイル】ヘッドを目指して走っていきます。

次回は、コロラドリバートレイルについてご紹介します!
かわいい動物が登場しますのでどうぞお楽しみに~^^

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ついこの前の日曜日、『世界の果てまでイッテQ!』の番組冒頭を見ていて、思わず「あ~~~!」と叫んでしまいました。

というのも、私達が行ったことがあるバハマの海賊ミュージアム・【Pirates of Nassau】が写っていて、イモトさんが私も撮影した、ミュージアム前の顔はめパネルの前でリポートしていたんです!

イモトさんはミュージアムの中もリポートしていましたが、旅行当時(2009年)と変わらぬ内部の様子にとても懐かしくなりました。

ミュージアムの顔はめパネル、海賊の顔のところに顔を入れることができるのですが、私は海賊をイメージして悪そうな表情を作ったら、仕上がった写真を見た主人に「何このすごい顔~!??」と失笑されました。

旅番組を見ていて、自分の訪れた場所が紹介されるのって嬉しいですよね!

バハマ旅についての旅行記・その1はこちらから
バハマの【Pirates of Nassau】についての旅行記はこちらからどうぞ♪
※私のアメブロの記事にリンクしています

ロッキーマウンテン国立公園12・オスのエルク観察

今回も前回に引き続きエルクの話題です。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の
エルク(前回より近くで!)
夕暮れ時のMoraine Park(モレーンパーク)周辺の景色
についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

前回の記事では、↓のマップの右手周辺で見た大きいエルクの群れをご紹介しましたが、さらにそこから西側に進んだところで、また別の小さなエルクの群れを見つけました。
(↓のマップの【小】のマークの場所です)

群れのサイズは小さいものの、より近くでエルクを見れました。
私達はエルクの群れから小川を挟んだ場所で、しばらくそっと観察してみることに。

だいぶ日が落ちて来ていた時間帯だったので、写真がどれも暗めの仕上がりです…

群れのサイズは小さいけれど、このオスの角も、かなりの大きさで立派でした。


正面からのカット。天に向かって左右対称に立派に生えた角。風格があります。


こちらは鳴いている姿。少々ハスキーめのトーンで「キー」と大声で鳴く姿は、かなり迫力があり、子供の頃観ていた昔のテレビ番組「野生の王国」(ご存知ですか^^;?)を彷彿とさせる風景でした。


このエルク、角がむず痒いようで(?)、頭を上下させながら木に何度も自分の角をこすりつけていました。こすりつけるといっても力が強いようで、木はバキバキと音を立てて折れていました。


近くでメスが「あら、痒いの~?」みたいな感じで、見ています(笑)


この立派な角、かなりの凶器ですよね。

この旅行から帰って間もなく、テレビのニュースで「コロラド州(ロッキーマウンテン国立公園もコロラド州)でエルクが女性を襲った」というニュースが報じられ、駐車場のような人が普通に歩いているところに、突然エルクがて女性に角を向けながら突進してきて、女性は軽傷で済んだものの、危うく大けがするところだった… エルクは何らかの理由で気が立っていたようだ、とのこと。

ふだんは大人しそうだし、きちんと距離を保っていれば襲うことは基本ないと思うのですが、改めて野生動物には気を付けて接しないといけないな…と思ったのでした。

後姿。頭から首にかけて濃い茶色、そこから下は色が薄いんですねぇ~。


再び車に乗り込んで、そこから西へオフロードを歩いてみたのですが、暗くなり始めて人気もなく、危ないのでCub Lakeへのトレイルヘッド付近で写真を撮って帰路へ着くことにしました。


ロッジに戻り、夕食タイム。
この日の夕飯は持参したレトルトカレーです^^;

日本から持参したのは無印の食品がメイン。
無印のパウンドケーキやバウムクーヘンなどのお菓子は、毎度トレッキングに活用していますが、夕食は【マッサマンカレー】を写真左手の100円ショップで購入した【フタをしたままレンジできる保存容器】に入れて調理し、いただくことにしました。


ドリンクは、行きにスーパーで買った【Simply Limeade】↓。
これはアメリカに住んでいる時から大好きで、ライムからできているLimeade ですが、レモネード版もあり、どちらもよく買っていました。

ロッジのキッチンに食事に便利なカウンターが付いていたので、こちらで夕食。
(宿泊したロッジについてはこちら


いただきま~す!

この前の晩は、エステスパークにあるレストランの中ではレビュー評価が高かったホテルのレストラン【Waterfront Grille】で夕食をいただいたのですが、賞を受賞したというバイソンのスープ以外は美味しくなくて、ちょっと残念だったのです。

なので、この日は慣れ親しんだ味、安心のクオリティーの無印のカレー♪
レンチンご飯にかけて美味しく頂きました!

主人と「田舎町の場合、美味しいレストランが無いことも多いから、ヘタなお店で食べるより、こっちの方がいいねえ~」と盛り上がりました。
私が特にそうなのですが、パンより断然ご飯派でして、海外での食事が続くとご飯物が恋しくなり、旅の途中で中華やタイレストランなどでご飯物を食べないと、食欲が無くなってしまうのです。

今回初めて旅先でレトルトカレーを食べましたが、今後、国立公園へ行くときの定番になりそうです。(宿か公園併設のデリなどにレンジがあればですが)


この日1日で回ったコースは以下の通り。約210キロの走行でした。

次回もまたロッキーマウンテン国立公園の動物が登場します!

ロッキーマウンテン国立公園・その4・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【後編】かわいい野生のナキウサギ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】で見られる、かわいいナキウサギについてお伝えします。
>>同トレイルで見れるマーモットについてはこちらの記事からどうぞ
>>同トレイルにあるマッシュルーム ロックについてはこちらの記事からどうぞ

ナキウサギ、実は日本にも生息しているので、ロッキーマウンテンでなくても見られますよ!ちなみに今回ご紹介するのはアメリカ ナキウサギ、日本に生息しているのはエゾ ナキウサギです。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)


トレイルの折り返し地点となるマッシュルーム ロックから、来た道を戻ります。


すると…、見つけました!!アメリカン ピカ(アメリカ ナキウサギ)です!
口に草をくわえて運んでいる後姿です。

↓の写真はカナダのバンフ国立公園で撮影したピカなのですが(その時の記事はこちら←アメブロの過去記事にリンクしています)、ピカはこんな風に草をくわえるのです。

ピカは噛み切った草を口にくわえて岩の隙間に運び、冬の食料を貯蔵します。

草をくわえてせっせと運んでいる姿はとても愛らしいのですが、実はピカさん、その可愛い姿からは想像できない一面もありまして…
…なんと死んだ鳥の脳も食べるんです!!

私はそれを海外の動物番組を見て知ったのですが、「あの愛くるしいピカが…!!」
と、知った時はショックでした(◎_◎;)
脳は脂質と蛋白を多く含むことから、彼らにとっての貴重な栄養源なのでしょうね…

ピカは岩が重なり合った場所が大好きなので、↓の写真のようなところにいます。また、高度は約2400~4000メートルの場所と、標高の高いところに住む動物です。
さて、ここで私のブログ恒例「動物探しクイズ」です!下の写真にピカがいますが、見つけられますか??


正解は・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓の写真のピンクの丸で囲んだ部分です♪


草や岩の色合いと似ていて、小さいので見つけにくいですよね。

ピカは時々鳴くのですが、「ピー」というとても愛らしい鳴き声です。
カナダのジャスパー国立公園では鳴いている瞬間を見たのですが、鳴くときはちょっと背中を反らせるんですよ!その姿がまたかわいいんです。
(ジャスパー国立公園のピカについてはこちらからどうぞ←アメブロの過去記事にリンクします)


下の写真は貴重なショットです!なんとピカを真後ろから撮ったもので、走っいる最中で足がすべて宙に浮いています!!


アップにするとこんな感じです(♥o♥)
足の裏や指まで見えます。
しかも、左の陰には、草をくわえているシルエットが写っているんです~!!


岩山の上に立つピカ。そのつぶらな瞳は何を見ているのでしょうか…。


風に吹かれて毛がちょっと逆立っている姿もかわいい。

このピカ、夏でも涼しい冷涼な気候の地であり、かつ、空気自体もキレイでないと、肺にアスペルギルスというカビが生える病気、肺アスペルギルス症となり、命を落としてしまうのです。従って地球温暖化は彼らの生息に大敵です。(ピカに限らず他の動物も然りでしょうが)

このピカのように大自然で生き抜いている動物を見るたびに、はかない動物を存続させ、生物の多様性を維持するためにも、 ゴミはできるだけ発生させない、捨てるときは分別してリサイクルできるものはする、仕事ではできるだけ紙に印刷しないで済ます…など、私一人に出来ることは限られていても、 小さなことから努力しなくては…!!と、痛感します。

ところで、このツンドラコミュニティーズトレイルですが、
私達は7:40着、マッシュルームロックで折り返して9:40に車に戻りました。
行きにはたくさん見れたマーモットですが、帰り道はトレイル付近からいなくなっていて、トレッキングする人も多く賑やかになっていました。
マーモットやピカは朝早い時間の方が見れる可能性が高いかもしれません。


次回以降もまだまだロッキーマウンテンの別のトレイルについてご紹介していきます。

ロッキーマウンテン国立公園・その3・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【中編】マッシュルームロックへ

前回に引き続き、
アメリカ・コロラド州・ロッキーマウンテン国立公園 の【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】についてお伝えします。

※先日の記事で”ロックカットトレイル”とお伝えしていましたが、ロックカットはトレイルヘッドにある岩部分を指しているだけで、トレイル名は上記”ツンドラ コミュニティーズ トレイル”でした。なのでトレイル名を訂正しました!

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。

View from the Tundra Communities Trail

これがツンドラの景色なんですね…。

「ツンドラ」って小学校の社会科で習った記憶がありますが、ツンドラの定義は、
ツンドラとは、地下に永久凍土が広がる降水量の少ない地域のことである。凍原、寒地荒原と訳す”(Wikipediaより)
とのこと。

さらに、 ”ツンドラとは本来、サーミ語・ウラル地方の言語で「木がない土地」を意味する”(Wikipediaより) のだそうで、確かにここでの景色には木は全くなく、背の低い草に覆われた土地か岩場でした。

View from the Tundra Communities Trail


トレイルを進んでいくと、右手に大きな岩が見えてきました。

Tundra Communities Trail

トレイルはなだらかな登りが続き、岩が見えている場所がトレイルの終点で、トレイル内で最も高度が高い場所です。

さらに歩みを進めると、だんだんと岩が近づいて来ました。

Tundra Communities Trail


岩はマッシュルーム ロック(Mushroom Rocks)という名前だそう。

Mushroom Rocks


確かにトレイル左手の岩がマッシュルームに見えますよね。

Mushroom Rocks

マッシュルームロックの方に向かって、さらになだらかな登りを歩いて行くと、大人なら上れる程度の大きな岩があり、先客のハイカーさんがそこに上って景色を楽しんでいたので、私達も後から交代で真似して上ってみました。

View from the Tundra Communities Trail
View from the Tundra Communities Trail

ここからの眺めは最高で、「ロッキーマウンテンに来たぞ~!!」と叫びたくなります。

View from the Tundra Communities Trail

幾重にも山が連なる雄大な景色…。何キロ先の山まで見えているのだろう?

View from the Tundra Communities Trail

このツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)は、ここで折り返しで、トレイルヘッドから、マッシュルーム ロックまでが約885メートル往復で約1.8キロのトレイルです。

トレイルの始点の高度は3,691メートル最も高い場所がこの終点近辺で3,744メートル だそうで、 富士山の山頂(剣ヶ峰)・3,776メートルに近い高さなんですね!

私達はマッシュルームロックの近くでおやつを食べて休憩し、再び今来た道を戻り…帰りにマーモット以外の可愛い動物を発見しましたので次回にご紹介します!

ロッキーマウンテン国立公園・その2・ツンドラ コミュニティーズ トレイル【前編】かわいい動物に遭遇!

前回に引き続きロッキーマウンテン国立公園についてお伝えします。

今回は、トレイルリッジロード(Trail Ridge Road) 沿いの
① ロック カット(Rock Cut)という見所
② ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)のトレッキング

についてお伝えします。


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

この日は早朝に宿泊していたロッジを出発し、道すがらでも動物を見かけながら【ロックカット】へ。

ロック カットは、1929から1933年にかけて、岩をドリルと爆破で壊し、道を作ったことによって、ツンドラ地帯へ車両が通行可能となった…という場所です。道を作るにあたり、作業員達はできるだけ地形を壊さず保護するように作業場近くの岩を覆ったりといった注意を払ったそうです。

ロック カットは、トレイルリッジロードを走っていると、こんな風に岩が道のところだけえぐられています。

Trail Ridge Road at Rock Cut
トレイルリッジロード at ロックカット

Rock Cut in Rocky Mountain National Park
Rock Cut in Rocky Mountain National Park

このロック カットから200メートルほど北西のところにパーキングがあり、そこから歩いてすぐの場所に【ツンドラ コミュニティーズ トレイル(Tundra Communities Trail)】 のトレイルヘッドがあります。


7:40にトレイルヘッドに到着したため、私達の他に数組のハイカーしかおらず、早朝の気持ちよい静謐とした空気感の中、人生初のロッキーマウンテン国立公園で1番最初のトレッキング開始~~!

Tundra Communities Trail / ツンドラ コミュニティーズ トレイル
場所:ロック カット (Rock Cut)
長さ(往復):1.77キロ
トレイルヘッドの標高:3,691メートル
最高高度:3,744メートル
トレイル難易度:1.45(簡単)

トレッキングの服装(寒がりの私の場合):
トップスはヒートテック長そでインナー+Tシャツ+長そで薄ニット+ダウン
ボトムスはヒートテックタイツ+トレッキングパンツ+コロンビアの厚手靴下
手袋も着用(それでも手が寒さでしびれる)

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

ロッキーマウンテン国立公園内の初トレッキング!!と、意気揚々と主人と二人で歩き始めたのですが、なんと私はたった数十歩歩いただけで息が上がり、ゼーハーしてきました。

実はこの時点でスポーツジムに2年半位行っていなくて、まったく何のエクササイズもしたいなかった私。

肩で息をしながら、”体力落ち過ぎだわ…。こんなことでは、週1、2回、5キロ以上走っている主人に怒られる!こんな歩いてすぐに疲れたとか主人に言い出せない…、どうしよう…”
と焦り、恐る恐る主人の方を見たら…
なんと主人も肩で息をしてゼーハーしていたんです!!!

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

後で調べると、
私達の宿泊していたエステスパークの高度は2,293メートル
ここ、ツンドラ コミュニティズ トレイル ヘッドの高度は3,691 メートル海水位に比べ、酸素が35%少ないのだそうです。

エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・ ロッキーマウンテン国立公園 。

かわいいマーモットを見た後は(その時の記事はこちら)、さらにツンドラ コミュニティーズ トレイル を歩いて行きます。



エステスパークの2,293メートルでも、なかなかの高度ですが、 3,691メートルの場所をいきなり普通に歩こうとすると苦しいんですね。
これでもエステスパークに前泊していたため、まだ良い方だったのかもしれません。

数十歩を歩いただけで息が上がり、胸(肺のあたり)が痛くなったんですが、ゆっくりゆっくりと歩みを進めるうちに、だんだんと体が慣れてきて、10数分ぐらいで呼吸も小刻みで浅めの呼吸から、だんだんと平常近い感じになって来て、歩けるようになってきました。
これが高山病的な症状なんですね…。初体験で、びっくりしました。てっきり体力が劇落ちしたかと思い、老化を疑って激しく落ち込むところでした。


こちらがロックカットのトレイルのツンドラの景色です。
背の低い草と岩の景色が広がり、自分の歩いている場所とほぼ同じくらいの場所に、9月初めだというのに雪が残っていました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park
Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park

しばらく歩いて後ろを振り返ると、先ほど車で走って来たトレイルリッジロードの奥はさらにたくさんの山々が連なっているのが見えました。

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


さらに歩みを進めると…動物を発見!!
さて、ここで私のブログ恒例の「動物探しクイズ」です!
下の写真のどこに何がいるでしょうか?
どこにいるかは簡単に探せるかと思いますが、何の動物かはちょっと難しいかも!?

Tundra Communities Trail in Rocky Mountain National Park


正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中にマーモット(グランドホッグ)がいる、でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

↑もそもそしていると思ったら、
↓今度は走り出したマーモット。

Marmot in Rocky Mountain National Park


大の動物好きの私達ですが、マーモットはその中でもトップクラスに好きな動物♪
このロック カット トレイルは、初日にエステスパーク・ビジターセンターのレンジャーさんから「マーモットが見れる可能性が高い」と聞いたので真っ先に訪れたのですが、期待通りに会えてとてもうれしかったです。


後姿もまあるいお尻がかわいい。

Marmot in Rocky Mountain National Park


さて、「動物探しクイズ」第2問です。
下の写真のどこにマーモットがいるでしょうか?

Marmot in Rocky Mountain National Park

正解は・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピンクの丸の中でした^^

Marmot in Rocky Mountain National Park

画質が下がりますが ↑の写真をアップにしてみると、2本足で立って下を向いていました。そんな恰好で何しているの~??

Marmot in Rocky Mountain National Park


最初に見つけたマーモットの写真を撮ってから、さらに歩くと、なんと私達の目の前をまた別のマーモットが「キー」と鳴きながら横切り、写真を撮ろうと急いでカメラを構えようとしていたら、なんとすぐ目の前で立ち止まってくれました。

Marmot in Rocky Mountain National Park


しかも、サービス精神旺盛なマーモットだったのか、私達を恐れる風もなく、2本足で立ってポージングもしてくれました!

Marmot in Rocky Mountain National Park

太い胴体に、だらりんと垂らした両手がかわいくて、この愛嬌のある姿がたまらなく愛らしいです。しかも写真を良く見たら目を閉じていました。
人間の存在はお構いなしに、日光浴!??

Marmot in Rocky Mountain National Park

しかも、このマーモットの近くには、ほかにも6-7匹のマーモット達がいました
一か所(数メートル四方)でここまで多くのマーモットを見たのは、初めてです。
(これまでイエローストーン公園、オリンピック国立公園、マウントレーニア国立公園などなど各地でマーモットを見てきました)
ここのマーモットはこれまで聞いた鳴き声よりハスキーな声で「キー」と鳴き、その低めのトーンが愛らしかったです。


本日の記事の最後の写真は、ロッキー山脈を見渡せる、岩の上に立つマーモットです。

Marmot in Rocky Mountain National Park

こういう光景を見ると、いつまでもマーモットが平和に元気で暮らせるよう、子孫を残していけるよう、自然を大切にしくては…と、強く思います。


この【ツンドラ コミュニティーズ トレイル】ですが、私達は7:40にトレイルヘッドを出発して、行き(マッシュルームロックで折り返した)は多くのマーモットを見たのですが、帰りの8時台後半~9時前半にはトレイル周辺に一匹もいませんでした
マーモットをご覧になりたい場合は、朝のトレッキングがおすすめです!


次回は、ツンドラ コミュニティーズ トレイルの続きです。

ロッキーマウンテン国立公園・その1・いざ公園へ!&朝の動物たち

今回からロッキーマウンテン国立公園編をスタートします!
初回の今回は、ロッジから【ロック・カット】と呼ばれるトレイルヘッドまでのドライブルートからの景色とその途中で見かけたかわいい野生動物たちをご紹介します!


2019年 9月2日(月)。
アメリカ、コロラド州・エステスパークの朝。

朝食は、行きに立ち寄ったスーパーで買ったヨーグルトを食べました。

私はフロリダのキーウェストを思い出しながらの「キーライム味」。ほど良い酸味があり さっぱりして美味しかったです。


ロッジを出ると、私達のロッジのお庭には、例のウサギちゃんがこの朝もいました。


ロッジを出発、ロッキーマウンテン国立公園のFall Riverエントランスを目指し、その後はパーク内の【ロック カット(Rock Cut)】というトレイルヘッドを目指して走ります。(下の地図はGoogleマップに一部加筆したものです)

この時点ではまだロッキーマウンテン国立公園の地図が手に入っていなかったのですが、エステスパークビジターセンターを訪れた時に簡易版の地図をもらい、レンジャーさんから「ロック カットの近くのツンドラコミュニティーズトレイルでマーモットが見れる可能性が高い」と聞いていたので、公園内に入ったら、まずはそこを目指すことにしていました。

雲はあるけど、なかなかの良いお天気!
青空が見えています。


ロッキーマウンテン国立公園・フォールリバー入り口・料金所(Rocky Mountain Fall River Entrance, Toll Station)が見えて来ました!!!

どの国立公園に行っても、パークのゲートではワクワク感が高まります!

このエントランスで入場料を支払います。
車1台、1-Dayパスは25ドル7-Daysパスは35ドルです。(2020/4/27時点)
その他の他にも1人いくら、などの料金設定があります。
(詳しくは[https://www.nps.gov/romo/planyourvisit/fees.htm]からどうぞ)

私達は7-Daysパスを購入。


エントランスやビジターセンターでもらえるのがこの国立公園マップ。

Rocky Mountain National Park Map

アメリカの国立公園は全て、このスタイルのマップで統一されていて、同じ画家さんの作品によるもののようです。マップの表紙には、それぞれの公園の景色が美しくリアルに描かれています。

Rocky Mountain National Park Map

最初のうちは何も考えずに各公園でもらうマップを捨ててしまっていたのですが、近年の物は集めています。

Rocky Mountain National Park Map

また別の機会に改めて、このマップのことを含めた「アメリカの国立公園の楽しみ方」を別途記事にしたいと思います。


パーク内に入って少し走ると、シカを見つけました(♥o♥)
背中に斑点があるのでまだ子供のシカのようです。優しい顔立ちで耳が大きくて、くりくりした目がかわいいです。


こちらはリス。 恐らくキンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)です。
お花に寄り添い、ぷっくり膨らんでいるお腹が愛らしいです~!!


トレイルリッジロード(Trail Ridge Road)】を走りっていくと、
朝の澄んだ空気にくっきりとロッキー山脈の景色が広がっています。
9月2日だというのに、雪が残っています。


今度は車道脇に2匹のシカがいました。車に気を付けるんだよ~!


ロッジから31キロほど走ったところで、本日の最初の目的地【ロック カット(Rock Cut)】に到着です。

いよいよここから、人生初のロッキーマウンテン国立公園でのトレッキングを開始します!

次回に続きます^^