アメリカ旅2・ロサンゼルス空港からアーバインの友人宅へ

2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅行記、↓の続きです。

今回は長旅につき、毎回ブログの冒頭に旅程を掲載させていただきます♪
2記事めの今日は、旅の1日目、アメリカ上空~アーバイン泊についてです。

2023年8月25日(金)。

窓の外を見ると、アメリカの広大な大地が近づいてきていました!
山岳地帯の谷間を蛇行する道。


山間の街が見えてきた。


お!ついにビーチが見えてきた!!カリフォルニアの海沿いはかなり制覇しているので、知っている所かな?なんて思いながら凝視してみたけど、どこか分からず…。


だいぶ高度が下がってきて…びっしりと碁盤の目のように建物が並んでいるのが見える。


高層ビル群が見えてきたので、ロサンゼルスのダウンタウンじゃないかな?と思い、今調べたら、やっぱりそうでした。

写真に写っている一番高いビル(中央よりやや左の茶色いビルの左、グレーの細長いビル)は、U.S.バンクタワー(U.S. Bank Tower)で、高さ310.3メートルで、カリフォルニア州で3番目に高いビルなんだそうです。

ロサンゼルスの街がだいぶ近づいてきて…


金曜日の午後着の便だったので、この後のドライブで高速が混むかと思って上空からチェックしてみたけど、まだ渋滞していなかった!


2019年8月以来、4年ぶりにロサンゼルス国際空港(LAX)に到着!

2019年はカリフォルニアで観光後、国内線でコロラド州へ移動し、ロッキーマウンテン国立公園へ行きました。あの時アメリカを発った時は、「また来年ね~!」って思っていたけど、こんなに長い間アメリカに来れなくなるなんて思いもよらなかった…。

空港でこの国旗を見た時は、涙ぐみましたよ…。

住んでいたのは東海岸で、期間もたったの1年9カ月ですが、それでもアメリカは私のアナザースカイですから…。

そして、このあと長~~~~~い行列の末の入国手続き。入国審査の列に並ぶ直前に撮影した上の国旗の写真の撮影時間が15時38分、空港の外に出て下の写真を撮ったのが17時30分でした!

空港からレンタカー屋さんの無料送迎バスに乗ろうとするも、コロナ前とバス乗り場が変わっていて、迷う…。10分ほどうろうろした末、無事にバスに乗ってレンタカー屋さんへgo。


【Nationalレンタカー】に到着。あらかじめウェブ予約してたのでスムーズでした。

我が家がNationalレンタカーを愛用しているのは、アメリカ在住時に主人の勤める会社が契約していてコーポレートレート(割引価格)でレンタルできたからなのですが、その割引が使えなくなった今でも、普通の支払額ですら、ハーツレンタカ(Hertz Rent-a-Car)のクレジットカードのゴールドカード割引よりも、ここの方が安いんです。で、もちろんここも大手なので、数えきれないほどお世話になっています。

今回レンタルしたのはこの「ミッドサイズSUV」というカテゴリーの車。

レンタカー代はコロナ前よりかなり高騰し、
しかも今回は2,400キロ以上を走行する予定だったので、保険もフルカバレッジ、
さらにはパスポート盗難事件で当初の予定より2泊余分に宿泊したので、
レンタカー代は11泊12日で23万6,000円でした。高いよ~!!!
(※追加延長分がもともと予約していた分より割高のレンタル料金でした)

今回の旅のお供に選んだのはトヨタRAV4 XLEで、たぶん日本では発売していない車両
ボディサイズ全長が約2メートル12センチ、横幅が約1メートル84センチ。


車に乗り込んで、いざ4年ぶりのアメリカドライブ出発~!!!
友人宅のあるアーバインを目指します。


ひたすらInterstate 405を走って南下します。


ここで高速を下りて、友人宅へ。


お世話になるのは(今回のみならず、本当に毎度お世話になっている)Cheeさんご夫婦宅です!
Cheeさんとは、2009年、私がYahoo!ブログにNY引っ越しを宣言してからのお付き合いで(当時はCheeさんご夫婦も東に住んでいたので)、ブログが繋いでくれたご縁でした。
初めての海外、初めてのアメリカ生活では本当にご夫妻にお世話になり、その時以来親しくさせていただいて、約15年のお付き合い☆

そんなCheeさんと2019年の8月以来の再会!嬉しくてハグして再会を喜び合いました♪

Cheeさんのお宅は、おしゃれで広いお家。本当にうらやましい…。2ベッドルームのお宅なので、バス、トイレ共にゲスト用があります。


Cheeさんが旅行前に「ご飯は軽めとしっかりめ、どっちがいい?」と、事前に私達にリクエストを聞いてくれていて、軽め希望の私達に、たくさんおもてなしをしてくれました。


いつもきれいなテーブルセッティングに美しくて美味しいお料理。
いつも見習いたいと思いつつ、何も進化していない私。。。


ワインの前にと、モヒートも作ってくれました♪


茶碗蒸しに


餃子も!

この後、アメリカの長旅が続くので日本のお料理が非常にありがたい。
全部美味しくいただきました!いつも素晴らしいおもてなしをありがとうCheeさん!!!

4人で話が弾んで気づけば深夜になっていました。
そういえばこの日、みんなの写った写真がなかったけど、翌日ちゃんと撮りましたよ。

次回は、ラグナビーチのオーシャンフロントの絶景レストランでブランチ編です!

アメリカ旅1・羽田~ロサンゼルスへ

別府旅行記の途中ではありますが…
今回から2023年のアメリカ旅と別府旅行記を数話ずつ交互にブログアップしていきます!

2023年8月25日~9月5日のアメリカ旅の全旅程は以下の通り!

え~っと、以前からブログをご覧いただいている読者の方はご存じの通り…
本来は10日目に帰国の途につくはずだったのですが…
旅の8日目にラスベガスで、まさかの主人のパスポート盗難事件が起こり(!)、旅は2泊延長となったのでした…

これについては8日目のラスベガスの旅行記事で詳しく様子をお伝えする予定です。
まあ、その時は動揺したし大変だったけど、今思い起こせばあの状態の中、2泊の延長で済んで良かった…!

さて、初回の今日は、羽田~ロサンゼルス(LAX)空港の空の旅についてです。


2023年8月25日(金)。17時台後半に羽田空港に到着。

まずは免税店で私の殿堂入りコスメ、「SHISEIDO ベネフィアンス リンクル スムージング コントア セラム」を購入してビジネスラウンジへ。

昨年、痛恨の主人のカード支払い配分(ANA用VISAとマリオットヴォンヴォイ用AMEX)ミスによりほんの数千円?カード支払いがダイヤ維持に足りなくて、ダイヤ喪失!

したがって今回はANAビジネスラウンジでございます。

まずは少しだけ白ワインをいただいてから、


天ぷらそばとお茶。これからアメリカ旅だもんね。お蕎麦を食べなきゃ。


主人がラウンジでシャワーを浴びるというので、写真を撮ってきてもらいました。

ちなみに私が浴びないのは私がばっちいからじゃなくて(笑)、直前に家でちゃんと頭のてっぺんからつま先までキレイにしてきたから&メイクが落ちるから(消灯後の機内でいったん眉毛以外はすべて落とすけど)です。

21:05発 NH126便で旅立ちます。


搭乗ゲート後のエスカレーターの上に大谷翔平さん♡
大谷さ~ん、今からそっちに行くからね!(って今回のアーバイン滞在中はアナハイムがとっても近いもののホームゲームがなく、観戦を断念…)


お席の様子。


まずは泡で久々のアメリカ旅気分を盛り上げる♪


この機内のフライトマップを見るのがたまらなく好き…♪


お酒のラインナップ。(全部写真に収めたかは不確かです、ごめんなさい…)


ワインが好きだけど詳しくはないので、説明を熟読して何にするか決める…けど、どれも美味しそうで迷う~。


お食事は(アメリカ行くけど)洋食にしました。


ちなみにこの時の和食メニューはこちらです↓


ワインが好きなので本当はメニューの端から端まで全部飲みたいけど、そんなに強くないし無理なので(悲、とはいえ弱くもない)、ますはシャトー・サンミッシェル シャルドネ・ミミを。
このANAオリジナルスティック↓、チーズ×胡麻でおつまみに良いです♪ もう1つはアサリのラタトゥイユ


アペタイザーは「椎茸のタルト真鯛の酢〆を長茄子と野菜のコンディメントにのせて」(メニュー名長っ!、笑)。


メインは「牛フィレ肉のソテー グラサージュのせ マデラソース」


デザートは「シトロンマンゴー」

機内食をそんなにたくさん食べられない私も、久々の長距離路線ビジネスにテンションが上がり、私にしてはかなりいただきました♡

あとは「お好きな時に」メニューがありましたが…

夜の便なので就寝…。

朝のメニュー。


茄子オランダとお味噌汁が魅力的で和食にしたのですが…、茄子オランダの味が濃すぎて申し訳ないけれど食べれず…。


不完全燃焼だったので、「お好きな時に」メニューからオーダーさせていただきました。


そうこうして過ごしているうちに、ついに見えてきたUSAの大地!!!

いよいよ間もなくして4年ぶりのUSA上陸です!

次回に続きます。

映画『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』のロケ地、かわいいカフェ【Serendipity3】

今回は、ニューヨークが舞台のアメリカ映画、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』(2001年)
『素晴らしき日』(1996年)
のロケ地カフェについてご紹介します。

今の時期…クリスマスが近くなると思い出す場所があります。
それはNYに住んでいた2009年、寒~~~いNYのクリスマスイブに主人と訪れたデザートカフェ【Serendipity3】です。

カフェの名前が 【Serendipity3】 、映画の原題が『Serendipity』なのですが、Serendipityとは、アルクオンライン辞書によれば、
「別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能」
語源:イギリスの作家ホレス・ウォルポールが1754の書簡で使った造語。次々に予期せぬ発見をする”The Three Princes of Serendip”というペルシャの童話から作ったもの
だそうです。
ロマンティックな言葉ですよね!

実は映画をそんなに観ない私は、アメリカの旅番組で「クリスマスに行きたい場所」特集で紹介されていたのを観てこのカフェの存在を知りました。

※以下、2009年当時に撮影した写真のため、画質が悪いです^^;

Serendipity3
225 E 60th St, New York, NY


この看板の3人が、 “Serendipity”の語源となったペルシャの童話のプリンス達なのでしょうかね?

クリスマスイブだったからなのか、いつも人気なのかは不明だったのですが、お店の中にも外にもたくさんの人が並んでいました。
店内で店員さんに順番待ちリストに名前を書いてもらい、待ち時間を尋ねると45分と告げられました。すごい人気ぶり…

待ち時間を聞いて一瞬萎えた私でしたが、意外にも主人が「せっかく来たのだから待とうよ!」と、意外にも気概を見せてくれたので(笑)、それなら、ということで待つことにしました。

入店すると人がいっぱい…!写真を撮っている人もちらほらいました。
店内の装飾がカラフルでとってもかわいいです。

お店はふだんも装飾がかわいらしいらしいですが、クリスマスの時期には特別なデコレーションがされてこのような店内になっているようです。

ああ~今行ったら、もっとカメラの性能も良くてかわいい写真が撮れるのになぁ~と思いますが、仕方ない…

私達は残念ながらこの時2階席だったのですが、人がいっぱいで入場制限していたぎゅうぎゅうの1階席にはキラキラしてかわいい大きなツリーがあり、よりいっそう素敵でしたよ。
もしもクリスマス時期にこのカフェに訪れたら、待ち時間が長引くのを覚悟の上、1階席を希望するのも(可能かは不明ですが)より一層満喫できるかと思います。

私達の利用した2階席。

1階席には劣るけど、デコラティブでキュートなデコレーションでいっぱいでした。

このカフェ、
『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』 では、クリスマス前のニューヨーク。買い物客で賑わうデパートで、偶然、同時に黒い手袋に手を伸ばしたジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)が出会う。2人は譲り合っているうちに互いに惹かれ合うものを感じ、”Serendipity3”でお茶をする・・・
というシーンで、
『素晴らしき日』 では、メラニー(ミシェル・ファイファー)が子供たちを連れ、デザートを食べるというシーンで登場するそうです。

私達はここで、「フローズン ホットチョコレート( Frrrozen Hot Chocolate )」をいただきました。
ハリウッドスターをはじめ、たくさんのセレブを魅了しつづけているという、たっぷりのホイップクリームをトッピングした、高さ20cm以上もあるデザートドリンクです。

Frrrozen Hot Chocolateは、一体“フローズン”なのか“ホット”なのか実物が来るまで疑問でしたが、フローズンチョコレートドリンクにたっぷりの生クリームが載ったものでした。

サイズは大きいことは確かですが、当時アメリカに住んで、さんざんアメリカンビッグサイズを見てきたこともあり、そう大きくも見えませんでした(笑)。

お味は意外にも甘さが日本人にも受け入れられる程度で美味しく、クリスマスイブのイベントとして、たとえどんなに甘くてもマズくても(失礼!)記念にFrrrozen Hot Chocolateをいただこう、と思っていた私達にとって期待以上でした♪


このカフェ、トムクルーズ、ニコールキッドマン、ライズミネリー、などのセレブに人気のカフェだとか・・・

しかも、 私はまったく知らなかったのですが、 日本にも2017年に表参道に上陸していたものの、2019年閉店したんですね…

NYのこの店舗は今もありますので(2021/11/30時点)、ぜひご興味ある方は訪れて本場の雰囲気を味わってみて下さいね!





料理学校の東大!?【CIA】でディナーの思い出

今回は、アメリカのCIA…と聞くと、 ハリウッド映画などに出てくる、Central Intelligence Agency(中央情報局)を思い浮かべがちなのですが、もう1つの有名かつグルメなアメリカのCIAについてご紹介したいと思います。


さて…
2021年10月2日で、1年9か月のNY生活から帰国して11年目となりました。
この時期に思い出すのが、NY生活最後の思い出作りの1つとして訪れたレストランです。

初めてそのレストランを知ったのは、確か大学時代の先輩とその友達のグループと一緒にニューヨーク・シティで夕食を共にした時でした。
その場にいたみんなが、「NY州にあるけど遠いから行きづらくて、予約も前々から取らないといけないけれど、すごく美味しいと噂のレストランがCIAの中にある。」と言うのです。

全くの初耳だった私は「CIA???」と聞き返しましたが、「あの映画に出てくるCIAじゃないよ、お料理学校の方だよ。」と教えてもらいました。

ちなみに今回ご紹介するCIAは the Culinary Institute of Americaの略で、世界最高レベルのプロフェッショナルな料理教養と技術教育を提供する事を使命とし、アメリカの料理学校の東大ともいわれています。

それからというもの、ずっと行きたくて気になっていたのですが、同じNY州でも自宅からかなり遠くて、帰国が迫ってきた半年前くらいに予約し、ついに念願かなって行くことに。

今、こうしてGoogleMapを見ると、当時の家から約100キロ北上してますね~!
途中名もない田舎道を延々と走って、記憶ではもっと遠いイメージでしたが。

ついに渡米当初から憧れていたthe Culinary Institute Of America(CIA)に到着。
想像以上に立派で、まるで宮殿のような美しく品格のある建物と庭園に驚くばかり。

「こ…これがお料理学校なの~!??アメリカって何もかもスケールが違うなぁー!」と驚嘆しました。
どの角度からとっても建物が巨大すぎて2010年当時の私のカメラ(今の携帯のように広角レンズも無いですし)には、全容を収めることができませんでした。

CIAはハドソン川のほとりにあり、夕陽に川面がきらめいていました。
ハドソン川は身近な存在だったので、ハドソン川の光景を思い出すと、NYを思い出してちょっと寂しくなります。


確か、学校とレストランは同じ建物内にあり、建物内へ。

(掃除用具がありましたが^^;)学校の廊下とは思えないシャンデリアの照明に重厚感と歴史を感じる木の調度品が目に入ってきました。

CIAはもともと1946年(!)に、NY州のお隣、コネティカット州にThe New Haven Restaurant Instituteとして設立され、この場所には1972年に1,000人の生徒と共に移転したらしく、修道院を買収したそうです。


このガラス両開き扉の向こうは、講義室です。中を覗くと階段講義室になっていて、先生はマイクを使って講義し、熱心にメモを取る生徒の姿が見えました。


こちらも廊下からガラス越しに見えたお部屋ですが、調理実習室ですかね?キッチンツールやキッチンペーパーなどが目に入ってきました。


さらに進むと、左手にはカフェ【Apple Pie Bakery Café】があります。こちらは予約なしで気軽に利用できるカフェですが、今(2021年10月6日現在)はテイクアウトのみとなっているようです。※最新の情報は公式HPでご確認下さい。

こちらがカフェの中の様子。現HPを見ると、内装は↓とは変わったようです。


カフェやレストランの横には中庭があり、学生さんたちが休憩中でした。中庭もおしゃれですよね~。


さあ、いよいよディナーのレストランへ。

the American Bounty Restaurant 
1946 Campus Drive, Hyde Park, NY

クラシックなムード漂う落ち着いたインテリアでとても素敵でした。


こちらが2人で頂いたお料理です。お料理学校の中にあっても、作っているのはプロのシェフですよ!
さすがに11年前のことなので、細かいことは忘れてしまいましたが、どれもとても美味しかったということだけは覚えています。

食事中に若い女の子が「日本人の方ですか?」と話しかけてきたと思ったらここで学んでいる日本人女性でした。

きっと今頃はその子も、中庭で休憩していた学生さんたちも、立派なシェフやパティシエになっているのでしょうね…


ちなみに、CIAのレストランは、ニューヨークのほか、カリフォルニア、テキサスにもあります。(詳しくはこちらのリンクをどうぞ♪)
NYのCIAがとても美味しかったので、実は2017年にカリフォルニア州ナパのCIAレストランにも行きましたよ。
ご興味のある方はこちらの記事をどうぞ。

トレッキング中に脇から熊!マウントレーニアの思い出

7月1日、アメリカ・カリフォルニア州に住む親友のCheeさんご夫婦から、嬉しい産直品が届きました~!!

それは、私の大好きなレイニアチェリー!!!


【レイニアチェリー(Rainier Cherry)】は、1952年にワシントン州立大学でハロルド・フォグルによって開発されたサクランボの栽培品種でレーニア山(マウントレーニア)にちなんで名付けられました

レイニアチェリーはも6月下旬から7月上旬に収穫される、この時期だけのお楽しみのサクランボ。私はアメリカに住んでいるときに存在を知り、その美味しさから大好きになりました。

アメリカのチェリーと言って想像する、ダークチェリーとは違い、日本のサクランボにより近い味と見た目なんですよ!果肉も薄黄色なんです。

送られてきたレイニアチェリーは、ほんのり程よい酸味があって甘く、肉厚の果実でとっても美味しかった~!!!アメリカで食べて以来の思い出の味を楽しませてもらいました。


ところで、レイニアチェリーの名の由来となっているマウントレーニア
アメリカのワシントン州にあるマウントレーニア国立公園内にある山で、シアトルから車で約2時間弱くらいのところに位置しています。

Source: Google Map (Partially revised by the author)

そして、何といってもマウントレーニアでの1番の思い出と言ったら…
トレッキング中、black bear(アメリカクロクマ)の親子がトレイル脇の林から私達の目の前に現れたことです!当然、トレッキング中なので生身の体むき出しのまま歩いていたら目の前に現れたという、強烈な思い出です。

幸い、母熊は餌(赤い実)を食べに行くのに夢中だったのと、宿泊ロッジがもうすぐそこだったということもあり、難を逃れました。

熊親子3匹は右側の草むらから続々と出てきて、私たち夫婦と、その前を歩く女性の間を歩いて山を下り、驚いてその光景を見ていたロッジ人たちの方に向かって歩いていきました。

これについて詳しい記事はこちらをどうぞ。(過去のアメブロの記事にリンクします)
マウントレーニア国立公園☆その3 ~目の前にあの動物が!!!~


熊との遭遇も強烈な思い出ですが、マウントレーニアは景色が美しいのも特筆すべき点。
登山しなくてもビジターセンターから、こんな美しいマウントレーニアが見られます。


トレッキングのスタート地点付近のみ、舗装されているため、車いすの方もこの景色を楽しんでいました。

これまで、アメリカの国立公園で色々なトレッキングコースを試してきましたが、マウントレーニアのスカイライントレイルはトップクラスのお気に入りです。
というのも、景色が素晴らしい、

大好きなマーモットほか、シカ、リス、鳥、クマ(ブラックベア)など動物と出会える、

コースの長さ、起伏が初中級者には程良いからです。

スカイライントレイルについてご興味のある方、詳しくはこちらの記事をどうぞ。(過去のアメブロの記事にリンクします)
マウントレーニア国立公園☆その4 ~動物とスカイライントレイル~

私達が訪れた時期(8月の下旬)は、クマが赤い実を求めて山からロッジ近くまで下山してくる時期らしく(山の上の方ではその実がもう枯れて食べられないため)、
ロッジ目の前の草むらでほとんど毎日クマの姿を見かけ、周囲のアメリカ人宿泊客も大興奮していました。

下の写真もロッジの庭からズームで撮影したものです。

子供はぬいぐるみのようにかわいいです。

マウントレーニアについては、過去のアメブロの記事で、5回にわたってご紹介していますので、宿泊ロッジ、ブラックベア、トレイルやその他の絶景ポイントなどにご興味のある方はこちらをご覧くださいね!
マウントレーニア国立公園☆その1 ~パラダイス・イン~


さようなら!イエローストーン&グランドティトン国立公園

イエローストーン国立公園&グランドティトン国立公園編の続きです。
両公園の最終編は、イエローストーン国立公園のパークサイン(公園入口にある看板)グランドティトン国立公園の絶景スポットオックスボー ベンド】についてご紹介します。


>>前回の記事はこちら
※2010年の旅行記です

2010年7月28日。
ついに5泊の旅の終わりがやってきてしまいました。

最初はボロいことに驚いたキャビンでしたが(苦笑)、名残惜しい気持ちでまだ暗いうちに出発しキャビンを後にてジャクソンホール空港を目指します。

Source: Google Map, 著者が一部改変・加筆しています

イエローストーン国立公園のゲートを出る際、パークサインと共に記念撮影。
2010年撮影なので、ジーンズの形がブーツカットで時代を感じますよね^^

イエローストーン国立公園からグランドティトン国立公園に突入すると、朝焼けの景色が広がって来ました。

途中、ドライバーである主人の休憩がてら、オックスボー ベンド(Oxbow Bend)というビュースポットで休憩しました。

オックスボー ベンド(Oxbow Bend)
Along highway 89/191 between Jackson Lake Junction and Moran Junction

川の曲がりくねった三日月形の部分をオックスボー ベンドと呼ぶようで、朝日ビュースポットとしても人気だそうです。
この日はあいにく曇りで、はっきりと朝日の存在は確認できなかったのですが、モラン山Mt. Moran, 下の写真中央)が水面に写っている姿が美しかったです。


水鳥の泳ぐ姿も見えました。

公園の公式HPによれば、この辺りにはペリカン、オオアオサギ、マスクラット、カワウソ、ムース、クマなど、さまざまな鳥や動物が生息しているそうです。

もう10年以上前の出来事なのに、この時の空気の冷たさや澄んだ感じ、厳かともいえる雰囲気は良く覚えています。

この旅は、アメリカ生活最後の旅、という意味合いもあり、去り際はとても寂しく感じられました。
次に飛行機に乗る時は帰国だな…と思いながらジャクソンホールーNYの飛行機に搭乗しました。

これにて、イエローストーン国立公園&グランドティトン国立公園の旅行記は終了です。
アメリカ開拓時代に、自然の素晴らしさを保存し、後世に伝えようという思いから、国立公園という形を考えた偉大なる人々に感謝し、アメリカ生活最後の旅行記の幕を閉じたいと思います。

グランドティトン国立公園・後編 ~ブラックベアとミュールジカに出会う~

今回も前回に引き続き、イエローストーン国立公園旅の5日目に日帰りで訪れた、グランドティトン国立公園編の続きです。
>>前回の記事は「グランドティトン国立公園・中編 ~どこを見ても絶景!~」です
※2010年の旅行記です

前回の記事で、Signal Mountain Observation Areaを下ったところ辺りでブラックベア親子を見かけた!と書いたのですが、その続きです。


2010年7月27日。
ブラックベア親子を見かけた場所は下の地図の【1】から【2】に下りる間の林の中でした。

Source: Google Map (著者が一部加筆しています)


こちらがその時見かけたブラックベアの親子。

少し離れた場所の車内から見つけたので、路肩に車を停め、しばらく車の中から観察をしました。

クマ親子はこちらを気にすることもなく、食べ物を求めて良く動きまわるため、良い写真を撮るのが困難でした。


母グマの横顔。


これが一番よく撮れた子グマの姿です。

イエローストーン国立公園でグリズリーベア親子を見たのが人生初めての生で見るクマでしたが、その時はクマはごく小さくしか見えず、望遠レンズでかなり遠くにいるクマを撮影しただけだったので、「クマと出会った」というほどの実感はありませんでした。
そのため、初めてのクマとの出会い、というと、このクマ親子との出来事を思い出します。

ちなみに、この数年後、マウントレーニア国立公園では、トレッキングルートを歩いていると突如、数メートル前の草むらからクマ親子3匹が登場してビックリ!という事件がありました。
>>それについての記事はこちら(私のアメブロにリンクしています)

また、まだ記事を書いていないのですが、今年の7月に知床を訪れた時は、ドライブ中にクマに遭遇…というのを数回体験し、こう思い返すと、無事で良かったものの結構クマに遭遇している気がします。

さて、クマと出会った後、イエローストーン国立公園のキャビンに戻る帰り道でミュールジカを見かけました。

シカなら怖くない…と思っていたのですが、今年、コロラド州で犬を散歩させていた女性が近所でペットとして飼われていた鹿に襲われて重傷を負った…という事件もあったくらいなので、シカといえども必ず野生動物とは一定の距離を保たないといけませんね。

これらの写真はズーム機能で撮影していますので、動物との距離をきちんと保っています。


この日がグランドティトン・イエローストーン国立公園最後の夜でした。
旅先で最後の夕暮れを眺るのは、いつも寂しい気持ちになります。

次回は、グランドティトン・イエローストーン国立公園最終編です!
早朝の幻想的なグランドティトン国立公園の風景をお届けします。

グランドティトン国立公園・中編 ~どこを見ても絶景!~

今回も前回に引き続き、イエローストーン国立公園旅の5日目に日帰りで訪れた、グランドティトン国立公園編の続きです。
>>前回の記事は「グランドティトン国立公園・前編 ~絶景とピザハウス~」です
※2010年の旅行記です

今回は、シグナルマウンテンのビューポイントからの景色のほか、グランドティトン国立公園内の絶景と動物たちについてご紹介します。

ランチを食べたピザハウス(下の地図のSignal Mountain Lodgeの近く)を出て再び走ると、


雪を被った山々の美しい風景がさらに良く見えて来ました。


下の写真は車の助手席から撮影したものです。目の前に広がるこの景色!まるでドラマティックな夢のようでした。


思わず道路脇に車を停めてもらい撮影した一枚です。


どういうわけか、Jenny Lake周辺の写真がこれしか残っていなかったのですが、このあと写真に写っているボートに乗って、湖を渡り、別の場所で降りた記憶があります。

ボートを降りて間もなく、遠すぎて写真には写せないくらい遠くの山の斜面に、黒いしっぽをぐるんぐるん回している動物がいて、それを見て主人と興奮したのを覚えています。
後になってポケット図鑑を調べたら、ミンクではないか!?という結論に至りましたが定かではありません。

再び、帰りがけにランチを食べたSignal Mountainの方へ戻り、Signal Mountain Observation Areaという高台へ車で上ってみました。

そのパーキングにいたかわいい鳥ちゃんに

リス(Chipmunk)


そしてSignal Mountain Observation Areaから眺めるグランドティトン国立公園です。
恐らく眼下に見えているのはスネーク川(Snake River)ではないかと思います。
ここは気軽に車で上れて、絶景が楽しめるのでおすすめスポットですよ!


そして…!!
このSignal Mountain Observation Areaを下ったところ辺りで見かけたのがブラックベア親子ですっ!!

幸い、車の中からある程度距離のある脇の林の中にいるクマ親子を発見したので、安全な状況でした。

この続きはまた次回に^^

グランドティトン国立公園・前編 ~絶景とピザハウス~

今回は、イエローストーン国立公園旅の5日目に日帰りで訪れた、グランドティトン国立公園についてお伝えします。
>>前回の記事はこちら
※2010年の旅行記です

下の地図のように、グランドティトン国立公園はイエローストーン国立公園とU.S.191で南北で繋がっています。(※冬季は閉鎖されています)

Source: Google Map, 著者により加筆しています

私達は行きに、ジャクソンホール空港から来ていたので、グランドティトン国立公園を通過していたのですが、通過したのが日没後だったため、辺りは一面暗闇で何も見えなかったのでした。
>>その時の記事はこちら


2010年7月27日。
宿泊していたロッジを朝出発して、いざグランドティトン国立公園へ!

…と、ロッジを出た目の前の木の根元に、可愛い動物を発見しました。
カメラをごそごそ取り出している内に、そそくさと木の根本へ移動する動物^^
ユインタジリス (Uinta ground squirrel)です。

本人(本リス!?、笑)は、これでも必死に隠れているつもりみたいですが、見えまくっていますよ~~~!

このあとリスはしばらくフリーズしたあと、意を決したように急いで木の下の巣穴に入っていきました。
とってもかわいいです。

さて、宿泊していたキャニオンビレッジを出発し、グランドティトン国立公園へ向かいます。
こうしてGoogleマップで見ると、グランドティトンの最終目的地より手前、ランチを食べた途中の場所(Signal Mountain Lodgeの近く)ですらイエローストーンから135キロもあります。


グランドティトン国立公園へ突入。
パークサインの前で記念撮影。

公園ではさっそく湖の絶景が出迎えてくれました。


この日のランチはこちらのお店でいただきました。

Leek’s Marina & Pizzeria
89 National Park Rd, Grand Teton National Park, WY.
※Covid-19のため、現在は一時的にクローズしています

店内席もかわいらしいのですが、

私達は大好きなテラス席でピザをいただきました。

このピザが美味しくて…!!
この時の旅で食べたものの中で一番おいしかったです。
ちなみにこの時の旅で思い出す食べ物と言えば、このピザに、バッファローのミートローフ(美味しくはない)と売店で売っていた韓国製のカップラーメンです。

このピッツェリア、目の前がマリーナになっていて景色も素晴しかったです。

さらに走ると、ちょくちょく車を停めて撮影したくなってしまう場所がたくさんありすぎて…!!

晴天に恵まれて、空の青と雪を被った山のコントラストがとても綺麗でした。

次回もさらに絶景と公園の様子をお伝えしていきます。

イエローストーン国立公園11・ルーズベルト カントリーへ

今回は、イエローストーン国立公園内のRoosvelt (ルーズベルト カントリー)の風景をご紹介します。
※2010年の旅行記です

今回の記事でご紹介するコースはこちらです↓


2010年7月25日。
マンモスカントリーを出た私達は、タワー滝のあるRoosvelt (ルーズベルト カントリー)へと車を走らせました。


こちらはUndine Falls(ウンディーン滝)。アメリカ人も発音に悩む滝らしいのですが、辞書(Webster)によると、”UN deen”と発音するらしい…と書いている英語サイトがありました。車道からも近く、アクセスの良い滝です。

車窓からの景色を楽しみながら、タワー滝方面へとドライブする途中で…

道路沿いにキツネ(Red fox) を見つけました!

耳の先端が黒く、黒い靴下を履いているような足がかわいいです。

キツネさんは交通ルール順守で白線の内側を歩いていました。

キツネも動いているし、こちらも主人が運転する車を停めるわけにもいかず、お互い動いている同士の状況で写真を撮るのが大変でした…(なのでピントが合っていない^^;)

太いしっぽの先端が白いのもチャームポイントですね^^


間もなくして、川を見下ろすこの場所で少々立ち止まっていました。

車を停止する場所が無かったので、やむなくキツネさんをこれ以上観察できずに、そのままゆっくりと移動しました。

今年(2020年)7月に知床や羅臼で何度もキツネを見かけましたが、私の経験では意外にアメリカやカナダで、ここまで近距離でじっくりとキツネを見れることは珍しいです。

ちなみに、アメリカのサンフランシスコ近郊のポイントレイズ国定海岸を訪れた際は、昼間に何匹もコヨーテを見かけました!
(>>その時の記事はこちら:私のアメブロ記事へリンクしています)


Tower Fall (タワー滝)
火山岩の間から40メートル下に流れ落ちる滝で、迫力があります。


タワー滝からほど近い、こちらの見晴らしスポット、Calcite Springs Overlookもパーキングから400メートルと気軽に行ける場所にあります。

ここからの眺めは素晴らしかったのですが、帰国時に写真を大量に整理した際に、景色の身の写真を削除してしまっていたらしく、私がフレームインしている写真しか残っていなかったんです(-_-) (そして何故か色黒っぽく写ってるし…)

上の写真左側の小高い丘の斜面は熱水で白くなっている流紋岩で覆われていて、空の青、木々の緑とエメラルドグリーンの川、斜面の白、という色合いが印象的な場所です。

次回のイエローストーン国立公園編でも、かわいい野生動物が登場しますので、お楽しみに~!