伊東旅2・熱海ビーチビューの海鮮ランチ【でん助茶屋】

伊東旅1・熱海のお気に入りカフェへ【コーヒーハウス茶々】」の続きです。

今回は、静岡県熱海市の
・熱海港が一望できる【でん助茶屋】のランチ
・お宮の松と「貫一お宮之像」~熱海サンビーチ~ムーンテラス~熱海親水公園の風景

についてお伝えします。


2021年3月26日(金)。
ランチを食べに向かったのは、ホテルサンミ俱楽部別館にあるこちらのお店。

海のお食事処・でん助茶屋
静岡県熱海市東海岸町14-66(ホテルサンミ俱楽部別館内)
※最新の情報は公式HPでご確認をお願いいたします

コロナ禍真っただ中だったため、空いた時間に行こうとオープン時間少し前(11半前)に行きましたが、既にお客さんが待っていたうえ、予約のお客さんも数組いました。

でも、予約なしでもすんなり入れました。

店内の写真を撮り忘れましたが、広々していてソーシャルディスタンスはしっかり確保でき、窓際の席に案内された私達は、こんな風に↓熱海のビーチを一望することができました!


こちらがその時のランチメニューです。
定食も充実しているし、


海鮮丼や天丼も充実のラインナップ。


どれにしようかすご~く迷ったのですが、ここのお店の一押しメニューは『活きあじフライ定食 』とのこと。

「自慢の活きアジ料理はオーダー後、水槽より揚げてから調理しますので、まさに新鮮そのもの。他ではなかなか味わえない『活きあじフライ』のサクサクふわふわな食感を、ぜひお試しください。」

そう聞いたら、絶対にアジフライが食べたい!
しかしアジのたたきも食べたい…
そいうことで2人とも『あじくらべ定食』にしました。

アジのたたきもアジフライも両方味わえて幸せ~♪
アジフライは本当に身がふわっふわで、衣がサクサクと素晴らしい揚げ加減。すごく美味しくて最高のアジフライでした !
ここはまた機会があればリピートしたいお店です。
人気店なので、予約か早めの来店をおすすめします。

お店を出て、熱海の海岸線をお散歩。
こちらは【貫一お宮之像】。
小説『金色夜叉』の名シーンを銅像にしたものです。

小説の主人公、間貫一のいいなずけだったお宮が、結婚直前に富豪の求婚のダイヤモンドの指輪に目がくらんで富豪に嫁ぐことになり、腹を立てた貫一がこの熱海海岸でお宮を問い詰め、お宮を蹴り飛ばし、復讐のために高利貸しになる…
というストーリー。

高校生の時に読んだけど、詳細はすっかり忘却の彼方…^^;
でも執筆中に作者の尾崎紅葉が亡くなってしまったため未完の作品なんですよね。(紅葉門下の小栗風葉が「終編金色夜叉」として書き継いでいますが)

銅像のすぐ横に、 初代「お宮の松」の切り株が展示されています。

もともとは 「羽衣の松」と呼ばれていた松の木が、横に「貫一お宮之像」ができたことで「お宮の松」として親しまれていたのですが、残念ながら枯れてしまい、現在はその跡地に切り株が展示されています。 今はこの初代「お宮の松」のそばに二代目が植えられています。

お宮の松から目と鼻の先にある、熱海サンビーチ

訪問時は3月だったので人もまばらですが、夏はビーチもこの周辺の道路や飲食店も若者で大賑わい。渋滞もすごくて、夏は行きたくても渋滞に巻き込まれたくなくて、夏休み期間中はあまり行かないようにしています。


さらに少し南に歩くとムーンテラスがあります。海に突き出しているので、先端まで歩いて海を眺めるのがおすすめです。


ムーンテラスからさらに少し南へ歩くと、「熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ」の記事でもお伝えした、港ビューのおすすめスポット、熱海親水公園レインボーデッキ(写真右手)があります。


レインボーデッキから眺める熱海の港の眺めです。
こんな風に晴れた日は特に青空と海、白いボートの眺めが素敵で、気持ちの良い場所ですよ。

次回は伊東へ移動。伊東編をお伝えします!

★関連記事★
熱海旅1・おすすめ海ビュースポット&お蕎麦屋さんランチ

伊東旅1・熱海のお気に入りカフェへ【コーヒーハウス茶々】

今回から2021年3月26日(金)~27日(土)と1泊2日で旅した静岡県伊東旅についてお伝えしていきます。

今回は、伊東に行く途中で立ち寄った、静岡県熱海市のカフェについてお伝えします。

2021年3月26日(金)。
主人と東京の自宅を出発し、静岡県伊東市に向けて出発~!

伊豆半島の海岸線に出ると海が見えてきました。
東京育ちの私は、海を見るとそれだけで胸が躍ります~♪

渋滞を避けて早めの午前中に熱海に到着。

美味しいコーヒーを飲もうと、前回初訪問してすっかり気に入ったこちらのカフェへ再訪することにしました。

★ 熱海自家焙煎珈琲 コーヒーハウス茶々
静岡県熱海市清水町11−11
※最新の情報は店舗公式HPでご確認をお願いいたします

こちらのカフェについては、『熱海旅2・駅前散歩と自家焙煎珈琲の美味しいカフェ』の記事で詳しくお伝えしているので、ご興味のある方はぜひご覧くださいね!

ありがたいことに、こちらのカフェは10:30からオープンしているのです。
熱海の市営の駐車場に車を停めてカフェに向かっていると、カフェのすぐ近くでマスターに出会いました。
この時、オープン時間ぴったりくらいだったと思うのですが、マスターさんに「2人が歩いているのをさっき買い物行く途中で見たよ。起雲閣(このお店の近くにある熱海市指定有形文化)にでも行くのかと思った^^ 少し待てる?」と尋ねられたので、急いでないの大丈夫と伝えると、店内で少し待ちました。

おしゃれな店内です。前回の記事で詳しくご紹介しましたが、自家焙煎珈琲のお店なので、店内に焙煎機が置かれています。


間もなくマスターさんが戻ってきてくれ、 2人とも 貫一ブレンド(深煎りで奥深いコクと苦み)とプリンをオーダーしました。

プリンは昔懐かしい固めタイプ。た~っぷりのカラメルソースが嬉しい。

朝からプリンと美味しいコーヒーという贅沢なひとときを楽しむことができました。

ここはまたリピートしたいお店です。

港区3回目ワクチン接種に行ってきた

今週の火曜日(2022年2月8日)に、3回目のコロナワクチン接種に行ってきました。

1回目、2回目の接種では、港区の対応は早い方ではなかったと記憶しているのですが、3回目は他の自治体に比べてだいぶ早く案内をしてくれたのではないかと思います。

まず1月の最終週に接種クーポンが届き、主人と二人で1月の30日に予約を取りました。

ちなみに、報道されているようにファイザーのワクチンの方がモデルナより人気があり、
港区も私達が予約を行った1月30日の時点で、ファイザーだと2月の4週目で最短、モデルナだと2月の2週目から接種可能でした。

うちは、とにかく早く打てるワクチンを!ということで迷わず2人でモデルナにしました


私は
1回目接種: 2021年7月5日(水)モデルナ @ 東京アメリカンクラブ
2回目接種: 2021年8月2日(月)モデルナ @ 東京アメリカンクラブ
という日程で接種していました。

私は区の接種、主人は職域接種で、ほとんど同じころにワクチンの1、2回目を接種。

幸いうちは2人ともワクチンの副反応が少なくて、腕の痛み、頭痛、倦怠感、37度の微熱程度だったので、今回は2人で同じ日に接種予約をしてしまいました。

ただ、2人で副反応が強く出た場合、家で動ける人がいないと困るので、本当はおすすめできないことですよね…


ということで、今週火曜日 (2022年2月8日) 。
今回の会場は赤坂見附の駅から徒歩5分という便利な場所にある、国際医療福祉大学の東京赤坂キャンパスでした。

主人と待ち合わせして会場へ。
看板も目立たないし、人も別段多くないし、本当に会場?というくらい出入口は閑散としていました。

入口に入るとすぐに体温チェックセンサーがあり、エレベーターで10階へ。
エレベーターには私達のほか2名が同乗しましたが、それ以外はエレベーターの乗客もいませんでした。

降りると予約時間を確認されて、予約10分程度前だったので、すぐに会場内へ案内されました。次の予約時間帯の人は、廊下に並べられた椅子で待機していましたが、それでも待っていた人は4人程度。

中に入ると5名程度の接種者が前に並んでいるだけ。
受付の規模も接種1・2回目よりだいぶ小さくて、4名体制でした。

全体の流れは
【受付】→【問診】→【接種】→【接種証明の事務処理】→【経過観察(15分)】
でした。


私達の予約時間は16:45だったのですが、すんなり受付は完了。

次の問診では、かなりご年配の医師が、「今日の体調は大丈夫?3回目は半量ね。」とだけ声かけしてきました。

一瞬、この医師が打つのかと思って、焦ったわぁ〜^^;

だってあまりにもおじいちゃんだったんですもの…

問診の後、2、3分待って接種へ。

この時になって

『上腕部から肩にかけて全て出せる用意をして下さい』のようなことが記載された貼り紙がありました。

私はノースリーブニットとガーデのアンサンブルを着ていったので脱ぐだけで大丈夫でしたが、横にいたおじさんはピッタリしたゴルフウェアーの長袖・ハイネックを着ていて、どうするんだろう?裸にでもなるのかしら?とビックリしました。

残念ながら(笑)私の方が先に呼ばれて接種ブースに入ってしまったので、そのおじさんがどうなったかは不明です。

ワクチン接種3度目ともなると、ついつい忘れがちですが、上腕部~肩が出しやすい服装で行くことをおすすめします!

接種は、1、2回目が痛くなくて予期していなかったのですが、意外に 1、2回目 よりも痛くてちょっとビックリ。主人も同じ感想でした。とはいえ、全然大したことない痛み度合いです。

ワクチン接種は16:51に終了、その後は接種証明の事務処理と15分の経過観察を終えてあっという間に帰路につきました。

ただ、気になったのはワクチンの受付や完了後の事務管理。
思いっきりマニュアルで、紙に蛍光ペンで来た人のIDに印をつけたり、打った後のクーポンの管理も、複数の紙にゴム印を押したりと、相変わらず昭和的な方法でした。

港区でもこれか…!?と思うと、この国IT化はいつになるのだろうかと憂えます。

ただ、スタッフさんはみな丁寧な対応でしたし、他の自治体より早く打てたことには感謝です!


接種後、2時間くらい経つと、腕が痛み始めましたが、接種後の痛みは 私の場合、1、2回目 より 全然少なかったです。

接種した夜、腕はどうなっているかなぁ~と思ってみてみたけれど、外見は腫れも赤みもなくて、通常通りという感じでした。

夜寝る前に予防的に夫婦でロキソニンを飲んで就寝。

朝起きたら、2人とも元気でした。

良かったね~なんて言いながら、主人は出社。私は家で仕事をしていました。

すると、接種18時間後、軽い悪寒、軽い頭痛がし、嫌な予感がしたのですぐにロキソニンを飲みました。飲んで数分後、携帯にLINEメッセージが来ていると思ってみたら、
何と主人もほぼ同時刻に微熱、倦怠感といった風邪の引きはじめみたいな症状が出て、会社で薬を飲んだそうです。

私はロキソニンを飲んだ後は、軽くだるいかな、程度で全然平気で、普通に家で仕事をし、夕食後に薬が切れると、また軽い頭痛がしたので、再度ロキソニンを飲みました。
夕方主人は少々ぐったり気味で帰宅しましたが、普通に夕食を食べれるくらいの元気さ。

そして今朝。
私はもう全快。
主人はまだ微熱と倦怠感が続いていて、朝はロキソニンを飲んでいました。

夕方になると、主人もすっかり元気になり、これで副反応も終わりのようです。

とまあ、こんな感じでした。
主人は 1、2回目 の副反応が微熱で、翌日半日程度だったので、3回目も軽いと勝手に期待していたようですが、思ったよりちょっと辛かったようです。
私は 1、2回目 より楽でした。

まずは無事に3回完了して良かったです。
早く感染拡大が収束して、平穏な日々が戻ることを願っています。

北京旅の思い出10・冬虫夏草!&ハイアットの飲茶

北京旅の思い出9・什刹海を散策」の続きです。
今回は、私が北京を訪れた時、北京ダック以上に思い出に残ったお料理…【冬虫夏草】のスープグランドハイアットの飲茶についてです。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

北京最後の夜は、北京駐在の主人の友人が高級中華レストランへ連れて行ってくれました。
おしゃれでインテリアもモダンで、当時ブログを休止していなければもっと写真を撮ったのでしょうが、当時はSNS用に写真を撮ることは今ほど市民権も得ていないし、高級店過ぎて写真撮影を遠慮し、撮った店内はこれ一枚のみでした(;;)


お店の雰囲気もさることながら、供されるお料理すべてが美しく、一流のお味でした…!

写真にはないですが、飲めない主人をよそに友人と二人でこれまた高級な紹興酒もいただいてしまいました(^q^)


そして、このディナーでいただいた冬虫夏草とアワビのスープ
ご存じの方も多いと思いますが、冬虫夏草の名は「冬は虫なのに夏には草になっていた」という生態に由来しています。

冬虫夏草菌は オオ コウモリガ属の幼虫に寄生し、感染後に形成された子実体と虫との複合体のことを言うそうです。日本で流通している多くの冬虫夏草は、残念ながら本物ではないそうです。

中国では、チベットなどが原産のオオコウモリガの幼虫に寄生する天然のOphiocordyceps sinensisのみを「冬虫夏草」と呼び、その他の虫に寄生するキノコ類を「虫草(ちゅうそう)」と呼び分けているようです。(参考:Wikipedia)

前置きが長くなりましたがこれがその冬虫夏草とアワビのスープ
アワビが入っているので、旨味が濃厚なスープで、色も黄金で美しかったです。
写真の中央上方に写っているのが冬虫夏草です。

冬虫夏草を食べるなんてまたとない激レア体験だったのですが、ちょっと怖い感じもしてこわごわ味わってみた覚えがあります。ただ、スープ全体のお味が染みているからか、ハッキリ味はこうだ!と言えない記憶です。

混ぜた後に撮った(失礼…!)ジャージャー麺。

このあと、友人の運転手さんの車で、「ラブホテルのような見た目の一見ボロいホテルの屋上に、実はおしゃれで居心地のいいルーフトップバーがある」ということで、そこに行き、もう一人北京に駐在している主人の友人も来てくれ(体調不良で熱があったのに!)、4人で盛り上がったのでした。(とても良いバーだったのに、写真が無くて残念…!)

そして、最後の北京グルメとして主人と言ったのがグランドハイアット北京の飲茶です。

ここでの写真も3枚しか残っていませんが、空間も心地よいし、スタッフさんの対応も良く、飲茶も素晴らしく美味しかったです。

以上で、薄れていた思い出を頼りに、ユルく振り返ってきた北京旅行記は終了です。
普段のブログ記事と異なり、店舗名などの詳細の記載がないことが多かったシリーズにも関わらず、お付き合いくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました!

北京旅の思い出9・什刹海を散策

北京旅の思い出8・世界遺産【万里の長城】へ」の続きです。

今回は、北京の西北端に位置する、北京市民のオアシスともいわれる、什刹海(じゅうさつかいえき、じっさつかいえき/シーチャーハイ)についてご紹介します。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

什刹海は西海、後海、前海の3つの湖から成っていて、湖の周りを散策できるようになっていました。

このあたりは北京の中心街とは違って、人もそこまで多くなく、湖もあるのでゆったり散策できます。

湖沿いを歩いていて見つけたのが、中国らしい外観のスターバックス

こんな特徴的で素敵な建物のスタバなのに、調べてみたところ閉店してしまったそうです…。

私達夫婦も湖畔の中華料理屋さんでランチをいただきました。(またしても主人がガッツリ写っている写真で申し訳ない^^;)

美味しそうな見た目ですが、味を覚えていない…。でも特に美味しかった記憶も、まずかった記憶もないなあ…^^;


什刹海の一帯は、昔ながらの街並みがあり、小さなお店がこんな風に軒を連ねています。

観光客向けのお店もたくさんあり、散歩を楽しみながら色々なお店を覗いて歩くのも楽しいですよ。

次回の北京編は最終記事、北京で最も思い出に残ったグルメについてです~

北京旅の思い出8・世界遺産【万里の長城】へ

北京旅の思い出7・北京ダックの名店【利群烤鴨店】へ」の続きです。

これまでの北京旅で訪れてきた世界遺産は…(その時の旅行記事にリンクしています)
故宮博物院
頤和園(いわえん)
天壇(てんだん)
でしたが、今回はそんな北京から行ける世界遺産の中でも、というか中国の中でも最も有名な世界遺産【万里の長城】(八達嶺長城)へ訪れた時の旅行記です。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます


北京のニューオータニに滞在していた私達ですが、ホテルから万里の長城へ行ったのではなく、どこかの人気観光地で(どこか忘れてしまった!)タクシーに乗り、その場所から高速を使って1時間以上かかった記憶があります。

ちなみに北京市から万里の長城(八達嶺長城)へは、GoogleMapで見てみると以下の通り。
距離は約80キロ、所要時間は1時間程度です。

万里の長城はご存じの通り広範囲に存在しますが、八達嶺長城は観光地として最も整備がされていて交通の便が良く、ツアーなどの観光客が多い場所です。

ところで、スマホが無い当時、どうやってタクシー運転手と行き先や値段の交渉をしたかというと、客引きのタクシー運転手さんの持っていた、大きめの単語帳が大いに役に立っていました。

タクシー運転手さんもお客さんをゲットするために色々と自分なりの工夫をしているらしく、私達がタクシーを探している外国人だとわかると、
「行き先は万里の長城ですか?」
とか、
「料金は〇〇元です」
などなど
必要な情報が書かれた大きめの単語帳を運転手さんが次々見せてくれ、適正価格だったので交渉成立!
今ではスマホのGoogle翻訳があるけど、10年前はそんなアナログな手段で交渉をしたのが懐かしい…

さて、万里の長城へ着き、まずはトイレに行った私。
大人気観光地なので、広くてまずまず綺麗なトイレがあったのですが、私は日本式にすべてのトイレ個室の手前で待って、 空いたトイレに入ろうと並んでいたら、
何人もの中国人に続々と割り込まれ、なかなかトイレに入れないっ…! / (-_-)\
一生トイレに入れないか!??と思われましたが(笑)、私も本気を出して空いたトイレに猛突進し、ついに入れたのでした!

前置きが長くなりましたが、ここからは万里の長城の景色をご紹介していきます。
万里の長城の歴代で建造された距離は一説によると50,000km中国国家文物局の発表によると、そのうち現存するのは21,196 km ですから(「AllAbout旅行」の記事より)、目の前のこの場所から見えないくらい遠くの山々まで、とんでもないスケールでこれが続いているのかと思うと、圧倒されました。

壮大なスケールとこれを建設したという悠久の歴史に思いを馳せつつも…
現実はというと、この日も中国の連休だったため、万里の長城は中国人観光客で大混雑…。

もうどこを歩いも人だらけ。


眺めの良い場所で撮影したくても、人に囲まれまくって全然良い写真にならなかったです^^;


私が無知なだけだったのかもしれませんが、万里の長城って結構な急坂と歩きにくい階段(そりゃそうですよね、歴史ある建築物ですし)で、歩いていて「怖い…転んだら大変なことになりそう」と思うことがしばしばありました。

そんなわけで、万里の長城へは絶対にスニーカーで行くことをおすすめします。


万里の長城の建築期間は、紀元前770~221年(春秋時代)、当時の主権者によって境界として作られてから明代までの、約2000年以上というのですから、規模も歴史も莫大ですよね…


そして、万里の長城と言えば私が思い出す「面白くない」思い出がありまして…
それがこの乗り物【スライダー】

上の写真はスライダーに乗る直前のものですが、主人がこれに乗ってみたいと言い、並んだらとんでもない行列で、並んだ以上途中で諦めるのもしゃくなので並んだのですが、乗るまでに結局1時間くらい並んだ記憶があります。

私はそんなに興味がなく、待ち時間も長いので待っている途中でケンカになった記憶があります。

しかも、このスライダー、想像以上に一気に上から下へと下ってしまい、待ち時間が長いわ、一気に下るわ、待ち時間が長かったせいで景色を堪能する時間も激減し、行きのタクシーの運転手さんとの待ち合わせのために急がなければならなくなり、ものすご~~~く主人に腹が立った記憶があります( `Д´)ノ

だいぶ降りてきてしまったところで撮影した写真がこちら。

ネットではスライダーをおすすめしている方もいらっしゃいますが、私の個人的な意見ですが、足腰が丈夫であれば、じっくりと景色を楽しみながら歩くことを強くおすすめします。

正直、スライダーのせいで万里の長城は十分に堪能しきれず、後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。
でも一度行けば満足で、もう再訪はしなくても良いかな…とも思ってしまう場所ではあります。

ちなみに余談ですが、タクシーで北京市に戻る途中、高速道路で事故があり、横転したトラックからたくさんのニワトリが高速道路を歩き回っているという大惨事に遭遇しました。日本で報道する中国ニュースでいかにも報道していそうな光景を目の当たりにし、そのことも万里の長城の観光と共に強い印象に残っています^^;

北京旅の思い出7・北京ダックの名店【利群烤鴨店】へ

北京旅の思い出6・世界遺産【天壇】へ」の続きです。

以前の記事(「北京旅の思い出1・世界遺産【故宮博物院】と北京で食べる北京ダック」)でも北京で食べた北京ダックについてご紹介していますが、今回は別のお店で、北京ダックの専門店で食べた北京ダックについてご紹介します!

※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

北京の夜。
タクシーでお店近くまで移動。
写真の奥に見えているのは毛主席記念堂


天安門広場


正陽門箭楼↓。西洋門を守るための矢倉として建てられたそうです(またまた主人の映り込んだ写真のみしかない…^^; しかもなぜトレッキング以外ではふだんバックパックなどを背負わない主人が、この北京旅ではこの姿なのかも覚えていない…)


前門大街(ぜんもんだいがい)。 明や清の時代から続く歴史的な商店街だそうで、 「北京の浅草」 とも呼ばれているそう。
上の写真の正陽門から天橋路口までの南北およそ1キロメートルにわたり店舗が連なっています。

この 前門大街は中国の方にとっても観光地らしく、写真を撮っている中国人を多く見かけました。

目指すお店はここから徒歩十数分のところにある、北京ダック専門店です。

しかし、この賑やかな通りとは全く異なる、こんなところに北京ダックの有名店があるの!?本当!???と不安になるような、地元の人しか通らないようなうらぶれた裏道住宅街を通り、お店に到着。

★ 利群烤鴨店
11 N Xiangfeng Hu Tong, Dongcheng, Beijing

上の写真の左側の提灯の下が入り口です。入り口の脇に薪が高く積まれていました。
お店のあるエリアといい、お店のボロい見かけといい、不安しかない(主人は全然平気でしたが)けど入店。

しかし、このお店にしたのも、口コミ評価がすごく高かったからなんです。
あと実際に訪れたこともある主人の友人の「美味しい」という勧めもあってこちらにしました。

店内はそう広くなく、もちろん中もボロっちくて(失礼!)食堂のような雰囲気。
お隣のテーブルには欧米人ファミリーの観光客らしい3人がいましたが、それ以外は中国人客でした。


年季の入った釜で、さきほど入り口で見た薪で直火で北京ダックをローストしています。
むむむ…!これは期待できる~!


焼きあがったダックを削いでいます。


こちらが北京ダック~\(^o^)/

ツヤツヤの表面は見事にこんがりしていました。
で、ここのは身が多めに皮についていましたが、皮がちゃんとパリっとこんがり焼けているので、これはこれですご~く美味しかったです。

もちろんネギ、タレ、巻くための皮もあり、他のメニューもオーダーしましたが写真が残っていません(-_-)

この雰囲気と言い、直火焼き用の釜といい、その美味しさと言い、かなり印象に残ったお店です。ローカルムードを味わいながら、本格的な美味しい北京ダックを味わいたい方は是非訪れてみて下さいね。




北京旅の思い出6・世界遺産【天壇】へ

北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる」の続きです。

今回は、故宮(紫禁城)、頤和園と並んで北京市の世界遺産である【天壇(てんだん)】についてご紹介します。
→ 故宮(紫禁城)についての記事はこちら
→ 頤和園についての記事はこちら

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

天壇は1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 現存する中国最大の祭祀建造物でも をWikipediaで調べますと…

天壇(てんだん)は、明朝から清朝にかけて、皇帝が天に対して祭祀(祭天)を行った宗教的な施設(祭壇)である。敷地面積は約273ha。

とのことです。

主人がガッツリ映り込んだ写真しかなくて申し訳ないのですが^^;、後ろに写っている白い建造物が『圜丘壇(かんきゅうだん)』で、皇帝が天を祭るための儀式(豊作祈願や雨乞いなど)を行う場所だそうです。

圜丘壇(かんきゅうだん) の3段の層は、上から天上界、人間界、地獄界を表現しているそう。


これまた私が写り込んた写真しかなく(-_-)、 『圜丘壇』 の一番上、つまり天上界から見下ろす天壇周辺の風景です。


こちらは『皇穹宇(こうきゅうう)』と呼ばれる建造物で、歴代皇帝の位牌を安置している宮殿です。


こちらが天壇の中で最も有名な建造物の一つ、『祈年殿(きねんでん)』です。1420年に建設されて以降、毎年正月になると歴代皇帝がこの祈年殿に訪れて五穀豊穣を祈った場所です。


この3段になっている基壇は、天上、雲上、地上を表しているそう。


どこを見ても繊細で美しい細工が施されていて、色鮮やかです。


皇乾殿(こうかんでん)』1420年に建設され、祈年殿に祀られた神の供養が行われた場所です。


中国は故宮博物院も頤和園もそうでしたが、どこも有名な観光地がとんでもなく広い…!!

どこへ行っても想像上にかなり歩き回ります。

歩き疲れて喉も乾いてホテルのラウンジ(どこのホテルか忘れましたが)でいただいた中国茶とタピオカ入りお汁粉。

次回の中国旅記事では、天安門広場と北京ダックの名店についてご紹介します。





北京旅の思い出5・北京式しゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】を食べる

「北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ」の続きです。

今回は、
北京式羊肉のしゃぶしゃぶ【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】ランチ

についてお伝えします。

>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

2011年ゴールデンウィークの北京旅。
この日のランチは、 北京式羊肉のしゃぶしゃぶ 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 を食べたいと、天壇の近くの有名店(だったと思う)へ行きました。

こちらが(といってもブログ休止中につき、肝心の鍋が写っているのはこの一枚だけで、お鍋の中身が写っていません(-_-) )お目当てだった 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】

最初のお肉は通常の盛り付けでしたが、お代わりした次の羊肉は薄切りのお肉がくるっと巻いてあり、見事なまでに綺麗に積みあがっていました。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 ってどんなお料理だったっけ?とネットを調べていたところ、「東京ディープチャイナ」というサイトに解説を見つけ、そうそう、そういえばそうだったわ~!と消えかけていた(いや、消えていた?)記憶がよみがえってきました。

東京ディープチャイナ」 のサイトに掲載されていた、羊肉を普及させようと消費者主導で活動している羊齧協会の菊池氏によりますと、 【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】
「ほぼ味のない薄いスープ(正統派はただのお湯)に申し訳程度に棗(ナツメ)や枸杞(クコ)などの中国スパイスが浮き、そのスープに、白菜の漬物である「酸菜」や春雨や羊肉を入れ、濃厚なゴマダレにつけて食べる料理」とのことです。

もしかしてただのお湯(または地味なビジュアル?)だったから鍋の中の写真を撮っていなかったのかも…。

その代わり、ごまタレの写真はしっかり残っています↓

この時はお鍋を食べる前にコーンスープと点心も食べていたのですが…

くるくるの羊肉のお代わりが、店員さんのミスで忘れられていたようで全然来なくて、店員さんを呼んで、メニューを指さし、「これが来ていないよ!」とジェスチャーで示したのですが、新しい注文と間違えられそうになり(間違えられそう、というのは店員さんが伝票に新たに書き加えようとしていたのでそう予測できた)、簡単な英語で主張してみたものの、店員さんはまったく英語が分からず、どうしよう??ととても困ってしまいました。

ちなみに2011年当時はスマホでもなかったので、Google翻訳も使えなかったし…

しばし、店員さんは中国語、こちらは英語で問答したものの、まったく意思疎通ができずに困惑していたら…
お隣のテーブルで食事をしていた若い女性が、英語で話しかけてくれ、何が起きたか聞いてくれました。事情を説明すると、彼女が通訳をしてくれ、そのおかげで無事にくるくる羊肉のおかわりを食べることができました\(^o^)/

優しいサポートに感謝です。
こういう経験は中国に限らず旅先で何度かあって、私も絶対に困っている外国人がいたら助けよう、といつも心がけていて実践しています。

【涮羊肉(シュワンヤンロウ)】 は 美味しくて、2人でものすごい勢いでペロリと食べてしまいましたよ!

次回は、 故宮(紫禁城)】、【頤和園 (いわえん)】に続いて、北京から行ける世界遺産【天壇】 についてお伝えします。



北京旅の思い出4・世界遺産【頤和園】へ

北京旅の思い出3・北京動物園のかわいいパンダたち」の続きです。

今回は、北京にある世界遺産、頤和園(いわえん)観光の思い出です。
>> 2011年ゴールデンウィークの北京旅の思い出を綴っています。
※前回の記事でもお伝えしておりますが、ブログ休止中の旅につき、写真も少なく旅の記録も一切残っていないため^^;、限られた写真と私の記憶を頼りにユルく振り返っていきます

頤和園は中国屈指の名園と言われている場所で、その広さは東京ドーム約62個分もあります。

頤和園は敷地の約4分の3が人口湖「昆明湖(こんめいこ)」で、 もとは宮廷で使用する水源の確と共水運のための貯水池の役割だったそうです。

この湖、あまりに広くて写真に収めきれていないです(のちの写真でもう少し大きさをがお分かりになるかと思います)。

私達はこの湖に沿って歩いて、写真奥に写っている 「仏香閣(ぶっこうかく) 」まで歩いて行きました。

私の記憶だと湖沿いに観光客向けのお店が並んでいて、通りがかりの写真館で主人と王朝時代風のコスプレをして写真を撮り、プリントの状態でもらったのですが…

ブログネタにしようと、保管してあるはずの本棚を軽く探したけど見つからなかった(==)

で、その写真の代わりに主人の就職活動ノートが発掘されて(!)、さっき2人でそれを見たところ、主人のあまりにもだらしない記録ぶりに2人で大爆笑しました。

ちなみに学生時代は(私の方が1つ上)、私の方がしっかり者で就職活動ノートも私が記録を付けるようにアドバイスして主人が用意したものなのですが、私のそれとは違い、汚~~~い字で乱暴に書いてあり、最低限、いやそれ以下のことしか記録されていませんでした( ̄▽ ̄)

よくまあ、あんことしてて立派な大人になれたもんだわ^^; 私のおかげねっ←勝手にそういうことにする


あ、脱線してしまいましたが…
頤和園は、清朝第6代皇帝の乾隆帝(けんりゅうてい)が母親の還暦を祝って造営し、 下の写真の「仏香閣(ぶっこうかく) 」も 母の健康と長寿を祈願して建立したそうです。

「母の健康祈願」って…健康祈願のスケールが桁違いですよね?
これだとお母さんも800歳くらいまで生きないと(笑)。

仏香閣には展望回廊があり、そこに行くまではこちらの長い階段を上っていきます。


上るにつれて見晴らしが良くなっていきます。


展望回廊から見下ろす景色。人が小さく見えます。


こちらが、最初にご紹介していた人口湖、「昆明湖(こんめいこ)」 です。 こちらの写真からだといかに広大かお分かりになるかと思います!


こちらは、 頤和園 (いわえん)内にあり、仏香閣(ぶっこうかく)のすぐ北側に位置する 蘇州街(そしゅうがい)。頤和園の中で乾隆帝が最も愛した場所だそうで、中国江南地方の有名観光地で「東洋のベニス」とも呼ばれる、蘇州の街並みを再現している場所です。

蘇州街は東西約300メートルあり、雑貨屋さんなどのショップが立ち並んでいます。

…とまあ、何とか記憶を頼りに頤和園(いわえん)を振り返りましたが、頤和園は広大で、ここ一カ所であらゆる中国らしい景色が楽しめます。景色を楽しむにも歩き回るにも、せっかくならお天気が良い日に訪れるのが良いと思います。

次回へ続きます。