「知床旅18・知床八景【カムイワッカ湯の滝】へ」の続きです。
今回は、知床八景の中でも、私が屈指の絶景ポイントだと思うフレペの滝展望台についてお伝えします。
>> 知床八景については本記事の最後に詳しくご紹介しています。
フレペの滝展望台へは、知床自然センターに駐車し、知床自然センターの裏手から始まるトレイルを歩いて行くことができます。
★ 知床自然センター
北海道斜里郡斜里町遠音別村531
2020年7月28日(火)。
知床自然センターから、いざトレッキングをスタート!
こちらがトレイルヘッドです。
案内板の情報によれば、知床自然センターすぐこのトレイルヘッドから往復2キロ、所要時間約40分だそうです。
案内板に掲示されていた「ヒグマ出没状況」。この日は28日だったので、2日前にこの辺りで目撃されているということになります。
「草丈が高く、ヒグマの姿が見えにくくなっています。」とも書かれている…!!これは気を付けないと!
スタート地点から少しの間は林の中を抜けて行くので、知床五湖のガイドさんに教えていただいたヒグマにこちらの存在を知らせる掛け声(低い声で「ほ~い、ほい、ほい!」と言いながら手をパチパチと叩く)をかけながら歩いて行きました。
やがて見通しの良いところに出て一安心…。
こちらが↓【フレペの滝展望台】です。
展望台からの風景はフレペの滝が流れ落ちる絶壁とオホーツク海、岬と灯台が一望できる絶景です!
滝が分かりにくいので、印を付けてみました↓ 赤枠内が滝です。
滝の水は知床連山に降った雨や雪が浸透した地下水で、それが高さ約100mの断崖の割れ目から染み出し、オホーツク海に直接流れ落ちているそうです。
滝のアップの写真をどうぞ↓
水がホロホロと流れ落ちるさまが涙に似ていることから、「乙女の涙」とも呼ばれているそうです。
さて、ここで動物クイズです。と私のブログ恒例の動物探しクイズを始めたいところなのですが、今回は難易度が高すぎるので、やめますが、下の写真のどこかにごく小さく動物が2匹写っています。
場所は赤枠の中です!
場所を聞いても小さすぎて分からないですよね!?
でも実際に肉眼で見てもこのくらいです。
ズームで撮影すると、赤枠の中にエゾシカが2頭いるのが良く分かります。
じゃれ合っているのかな?
今度は同じ方向を向いています。何か気になるものがいるのかしら?
紫、黄色、白と緑の草木に囲まれている2頭のエゾシカの姿は、絵本の中の世界のようでした。優しい顔立ちとくりくりした目がとっても愛らしいです。
フレペの滝から、山側を見ると、朝は曇っていてほとんど見えなかった知床連山の姿が下の方だけ見えていました。
この日の午前中の知床五湖の地上遊歩道散策の時は、曇り時々雨だったので、その時にこれくらい晴れていてくれたら良かったのに…!!と思ってしまいます。
やがて日が落ちてきて、空が少しだけ赤く染まってきました。
上の写真の右手に写っている灯台まで歩こうとしたのですが、灯台へのトレッキングルートはこの時クローズしていました。
ということで、知床自然センターを目指して帰路につきます。
ヒグマに遭遇することなく、無事に知床自然センターに帰還しました!
知床の以下の8つの景勝地が「知床八景」とされていますが、これで6か所訪問済みとなりました。
✓オシンコシンの滝(訪問済み)
✓オロンコ岩(遠景>>今後に近景の記事もアップ予定)
・夕陽台
✓プユニ岬(訪問済み)
✓フレペの滝(訪問済み)
・知床峠
✓知床五湖(訪問済み/高架木道 ・地上遊歩道[前編])
✓カムイワッカの滝(訪問済み)
次回は知床八景のオロンコ岩周辺についてお伝えします!